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タイトル:良い「尊厳破壊」とはの返信 投稿者: サタン

転落劇に限らず、急激な変化を見せる場合は対比があると良い。
その対比先として最も勝手が良いのが、この場合「転落前の彼」です。
書かれてる情報だけで例をあげると、武人気質とあるので、この対比として武人がしないようなことをさせる。
でも、それだけだとやっぱパンチが弱くて、この印象を強くするためには前もっての伏線などが効果的。
例えば転落前の彼は盗人に対して武人らしい態度で「盗む前に、貴様を苦しめる者となぜ戦わぬのか!」みたいに一喝するなりして、落ちぶれた後の彼は食うもままならず人様のものに手を出してしまう。その相手は、かつて武人の彼に一喝されて真っ当になった元盗人であった。
という感じ。
これだとちょっと薄いか。転落前の武人によって成敗された盗人の娘だった、みたいな感じかな。
そんで、落ちぶれた武人に対して遠慮なくいろいろ言ってくる感じか。
ようは、前もって「こういうことはしないぜ、だって誇りある武人だもんな!」ということを提示しておいて、落ちぶれた後に「それ」をさせる。
そして、そのことを遠慮なく指摘してくる人物を入れる。
どんだけ落ちぶれても、それを責める人がいなけりゃ自己嫌悪だけしか書けないので、「責めるに足る良いキャラ」を考えると結構やりやすい。
逆に、それでも慕ってくる部下や恋人などを置き、彼・彼女がすごく苦労してるって姿を書くのも、その苦労が落ちぶれた元武人のせいって事になるので、落ちぶれ感を表現することができる。

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