これは「なに」を「どのように」書くかという話だと思います。
「地球が2つある謎」を「人同士の対話」で書いていくとご本人が仰っているので、
「どのように書くか」は「人同士の対話で書いていく」ということになります。
であれば、「対話」がストーリーを進めるにあたって重要な要素になるので、その印象を強くする雰囲気を目指すのが良いでしょう。
現実的かフィクション的かってのはちょっとそれの指すところがわかりかねるので、どっちが良いとは答えられません。
「世界が2つ」「夢のなか」「対話(の表現方法にもよるが)」でパッとイメージしたのは宮部みゆきの『ドリームバスター』ですね。
おそらく想定されてる内容とまったく違うとは思うので、似てるって意味じゃありません。
一応あらすじを書いておくと、空間と時間がまったく違う世界で凶悪な囚人たちが精神体で脱走しそれらが地球の人の夢の中に逃げ込み人に悪夢を見せる。この囚人たちを捕らえるため異世界の人は地球人の夢の中にダイブし地球人と対話して悪夢を生むトラウマなどを解決させて囚人を見つける。そんな異世界の賞金稼ぎの話。
ラノベではなく一般文芸ですが、けっこう読みやすいと思います。夢の中の描写や夢と現実とでどう書いていくかなど参考になるかなと。
物語の内容も書かれているので、前のスレッド
>最後のオチは浮かんでいるんですがそこまでの話が思いつきません
こちらもここで回答すると、
これは構成の一つってだけでこれが正解ってわけではありませんが、
「何を」「どのように書く」って話の中で、私は御作を
「地球が2つある謎」を「人同士の対話」で書いていく
と解釈しました。
ここで「何を」は「地球が2つある謎」ですが、これは物語全体のテーマというか「書きたいこと」に当たります。
全体で「地球が2つある謎」を表現するとなると、じゃあ一話では何を書けばいい? 2話では何を? 3話では? となってるんじゃないかなと思う。
一方で「どのように書く」は「対話で」という事で決まってて、これは別にエピソードによって変えてもいいんだけど、一貫性や雰囲気の問題で、今回の物語では「対話」に固定したほうが良いと思う。
なので、
1話:「1話のテーマを」「人間同士の対話で」書く。
2話:「2話のテーマを」「人間同士の対話で」書く。
3話……
という感じのパッケージになる。
ということは、「1話のテーマ」「2話のテーマ」「3話の……」これらを総括すると「地球が2つある謎の解明」という形になってれば良い。ってことがわかる。
例えば、
「別の地球とは何か」を「主人公は夢の中で対話することで知る」
「主人公側の地球とは何か」を「主人公は自分が相手の夢の中の人物ではないかと対話の中から不安になる」
「夢とは何か」を「対話の中から主人公と別地球の相手はパラレルワールド解釈をする」
と、こんな感じ。
これは単に「地球が2つあるのはパラレルワールドの地球だから」って話なだけで、想定されてるものとはまったく違うでしょう。ただの参考例なので。
このように、「地球が2つある謎」という大テーマを細かくしていって、「別の地球とは」「じゃあコッチ側の地球とは」「そもそも夢って何さ」と小テーマにしてしまう。
で、細かく出来たら、あとは各話ないし各シーンで「何を」「どのように書く」って話をすればよい。
そうすれば、おのずと「そこまでたどり着く内容」が考えられると思う。
単に、「地球が2つある理由を説明するにはどういう順番で説明したらいいかな?」ってだけの話なので。