大体あってるんだけど、一応否定しとくと俺の創作したかった世界はそこまでディストピアじゃないっす。
イメージとしてはね、『古代ローマで奴隷がやってた重労働を、魔道具が代わりにやってる世界』であり、『エジプトや遊牧騎馬民族などの外敵が居なくって、何千年も平和が続いたら』っていう世界なんです。
で、文化が習熟し、芸術・文学・経済・数学・天文学などがかなり発展してるんだけど、一方で自然もちゃんと残ってる感じ。でも、兵器技術と『神様』だけがなぜかどこにも無い。
所謂『無機質なディストピア』ではなく、むしろ『聖書に出てくる理想郷』に近い世界だったのに、人類同士の些細な諍いと元来だったら誰も気付かないはずの『理想郷ができるまでの争いの歴史』を見つけてしまった人類が滅びかけたり、再び希望を見つけたりする感じ。まあ、実際は『そうなるかも』と匂わせるだけで、全然関係ない所でライカ達は戦っていくんだけど。
ただ、そういう意味で言えばライカが見つけたらいいなと思うものとしては……。
『王様が居るはずがない玉座』(主人公たちがいる世界は、統一帝国が舞台なので本来の往生以外に玉座は無い)とか、『人ならざる英雄が主人公の物語』とか、『カタルシスを通り越した明らかに無茶のある願望機の伝説』あたりですかね。
そしてそれらを見た主人公が『自分が知らない王』『自分が知ってるのとは違う英雄の在り方』などに触発され、自分の知らなかった世界を探しに行く展開も、良いかも知れませんね。
ま、そこまで行くとプロット変更どころじゃないんですが。
なんにせよ、とても参考になりました。ありがとうございました。