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『存在しない観念』の表現方法。 (No: 1)

スレ主 大野知人 投稿日時:

 大野です。最近では珍しく、まともな質問です。
 
 今俺は、ファンタジー世界を舞台にしつつ、SF的な所のある古代文明が出てくる作品を作っています。
 今回の質問内容は、『現実には存在するけど作中には存在しない観念』を、『登場キャラには理解させぬまま、作中世界に存在しない・意図的に消された』ことを表現したく、悩んでいます。

 抽象的過ぎたので、以下具体例。
 『戦争を起こさないために統一帝国を作って、攻撃魔法の技術や宗教などを消し、仮初の楽園を作った』が『数千年ほどして、溜まり切った軋轢によって戦争が起こり』、『戦乱の世界を生きる主人公がひょんなことから古代文明の兵器を拾う』という展開なのですが、『古代文明の兵器』の性質が作中世界の宗教と密接にかかわりあっていて、しかし『宗教』の存在を主人公が知らない場合、ですね。
 
 どなたか、ご教授願います。

カテゴリー: 文章・描写

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『存在しない観念』の表現方法。の返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

まず思うのは、「宗教」ではなく「神話」と密接に関係してるのでは、ということ。
宗教は簡単に言えば人の死生観に直結するものだと思うので、例えば「宗教に出てくる神様の遺物が実在した」とかは宗教ではなくその宗教で信じられてる神話や聖典の話であって「宗教そのもの」つまり「教え・理念」みたいなものとは関係ないのではないかなと。
もしそうなら、神話から入って「これを信じる人が集まった」と、宗教って言葉を使わず宗教の説明に入れば良いと思う。

というか、スレ主さんの作風は三人称でやや客観的な視点で書かれているので、別段、
「それは宗教と呼ばれる概念であったが、主人公には知る由もなかった。」
で、まったく違和感ない書き方をされていると思う。
つまり主人公の知識や常識を無視して地の文で解説を入れても不自然じゃない書き方かなと思うので、そのまま書けばいいんじゃないかなと。

それでも主人公ないし登場人物の知識レベルに合わせた地の文にしたい、という場合は、歴史小説なんかの、例えば信長あたりの経済についての描写が役に立つのではないでしょうか。
戦国時代に経済の概念は一般的ではないけど楽市楽座をはじめ、現代人から見れば経済の活性化と簡単に表現できる要素を当時の様子のみで描写していると思う。
つまり作中には存在しない概念だけど小説の上で表現されている、という同じ状況じゃないかなと思う。

それをラノベに持ってくると、表現しやすい手段としては「宗教について知ってる人物・詳しい人物を作る」というのが模範的回答でしょう。
何も知らない主人公に彼が教えることで宗教と密接に関わってることを表現していく。
聖典に異常な執着心を持って追い求めてる男とかでもいいし、数千年のあいだ隠れて継承されてきた田舎の村長の家宝とかでもいいし。
こうした人物を二人出せば、主人公は何も知らないまま二人の間で宗教関係の会話ができて、主人公は何も知らない(理解できない)が読者は把握できる、という形にも持っていける。
ただこういうのは、似たような展開を読者として読んでると違和感ないですが、作者として書こうとすると妙に長くなってしまう事がよくあると思う。
読者として感じる以上に、作者は宗教に関する要点をまとめて二個三個説明すれば事足りるくらいに簡略化しないと、「説明キャラを作りゃいい」って考えだけだと説明がえらい長いってことになるので、コツを掴まないと意外と手こずると思います。

ほいで、まあ、こういうのは説明せざるを得ない場面を強制的に作ってしまうのが一番楽だと思います。
例えば王道な感じで書くと、
主人公のロボの動力部が調子悪い。戦闘が始まるとその動力部が突然に光り輝いて、宗教に詳しい人物が「あれはもしや聖典に書かれている○○ではーー」とか言って、敵は光に飲まれて消えて光のショックで気を失ってる主人公をロボから出して横に寝かせ、別の人物が宗教に詳しい人物に今起こった現象について説明を求める。
とか。
たぶん「宗教の存在を主人公が知らない」というか「その世界に宗教の概念がない」という状態だと思うので詳しい人物を設定しにくいかもしれんけど、でも過去には宗教もあったので隠れキリシタンじゃないけど生き延びた一族がいるとか、あるいは宗教関係の古代遺跡からの再発見などで復活ないし研究してるしてる人物とか、何らかの想定はできるんじゃないかなと。
あー、ライバルに説明役を兼任させるのなんか良く見かけるかもね。主人公と同じようなロボに乗ってて、「私の○○が三階級も下の✗✗に負けるなど!」とか、セリフの端々でヒントくれるライバルってよくいるじゃん? 主人公と似たようなロボや武器や使役を持ってる設定がより良いから、状況的に熱いバトルものとかでよく見られるね。

まとめるとこんな感じかな。
・主人公が知らない知識とか関係ない、そのまま書く。
・歴史小説とかを参考に、遠回しになっても一個づつ丁寧に描写していく。
・詳しい人を作って説明させちゃう。
まあ、やっぱ詳しい人作っちゃうのが一番じゃないかな。スレ主さんの作風ならまんま書いてもいいと思うけど。

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信 (No: 3)

スレ主 大野知人 : 1 No: 2の返信

投稿日時:

なるほど、ありがとうございます。
キャラのセリフを説明臭くし過ぎたくない、と言うだけで『事情通・古代マニア』みたいなキャラは既にいるので、彼に説明させるか、あるいは違和感のない形でさらっと地の文に書いてしまうか、もしくはいっそ両方ともをやってみますね。
 大変参考になりました。

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信の返信 (No: 16)

投稿者 サタン : 0 No: 3の返信

投稿日時:

再訪問。
どんな作品でも当てはまるであろう一般論で答えちゃったけど、レスを追って読んでくと、どうもそこはわかってて違う形にしたいという話だったようで。

正直かなり難しいかなと思う。
というのも、自分ならこうしようかな、と思えるもので言うとじっくり描写していく方向なので、これは端的に言えば「いかに直接書かず伝えていくか」って話で、掲示板で説明するのも難しい。
例えば「痛い」という言葉を使わず「主人公が痛みを感じてる様子」をいかに書くか。という感じ。
だから、「意図的に消された」ということを間接的に表現していくことになるので、強いインパクトはないし読者に読み取ってもらう気がついてもらうそのように誘導する書き方になる。

例えば、「ある組織で大切にされていた本がある」「その組織にとってはその本が全てである」ということを表現するエピソードがそれぞれあるとする。
そうするとその正体不明の「本」というのは「聖典・聖書のようなものだろうか」と読者は感じる。
そして「この「本」は物質的なものだから、どこかにあるはず」「本の足跡を辿ったところ、ある時期を境にパッタリと見失ってしまう」そんなエピソードに続くとする。
そうすればこの時点で「なにかが原因で、その時期に消失した」とわかる。
更に「実は本だけでなく、組織自体もその頃から見られなくなり、今では何の組織なのかもわからない」とか、あるいは「別組織の何々もその時期から見失ってしまう」とか、ってエピソードがある。
すると「なにかがあって、何者かが意図的に隠蔽したんだ」とわかる。
このくらいエピソードがあれば「何者かが宗教っぽい組織を意図して消滅させた」ということは理解できる。

かなり雑だからこの例はフワッとしてるけど、しっかり作ってもあくまで直接的な事は書かず描写していく方法だから読者には理解力が求められるしわかりやすさはあまり無いと思う。本来こういうのは一般文芸の手法だから。
でも、
私の例では「本」ないし「聖書と思われるもの」が宗教や神を表現してるもので、この本の足跡やどうなったかの流れがそのまま宗教や神がどうなったかを表している。
だから、要点だけを抜き取ると、「宗教」や「神」を表現する何かを用意して、それが「どうなったか」を書けば、直接的に書かずとも表現することは出来る。
そのため、例えば「ある組織で大切にされていた本がある」とか「ある時期から本の所在を見失う」とか、こういうエピソードを自分の作品に合わせてより良い形にすれば割と自由に出来るので、メインストーリーのクライマックスにある要素に合わせてみるとか、そうした工夫をすることでインパクトの低い手法でありながらパンチの効いた展開にすることも出来る。

この書かずに書くって手段は、例えば人の心理や感情など形のないものを表現するときにも有効活用できるし結構万能な表現方法なんですが、いかんせん、例を見てもらえればわかるとおり表現するためのエピソード量が多くてかさばるし、ある程度の読解力がないと読者に届かないので少年向けの作品には向かない手段だと言わざるを得ない。工夫すれば少年向けでもなんとかなるが。
それに、各エピソードごと「これが伝えたいことなんだな」と明確にわかる文章力がないと、そもそも読者に伝わらないので、それなりの力量も問われてくる。
まあ、イメージで言うと「テーマ・言いたいこと」を分割して複数のテーマを作り、それぞれにエピソードを用意して、それらエピソードをすべて読むと元の「テーマ・言いたいこと」が伝わってくる、という感じ。
先述したけど、各エピソードは自由にできるので、ここで作者の「もっとこう行きたいんだよ」って展開でやってくことができる。戦闘なら戦闘で、恋愛なら恋愛で。

だから、まあ、プロットを作ってるならこの各エピソードをプロットを見ながら各所に散りばめればいいだけだからメインプロットの大きな変更はないだろうけど、結構いじらなきゃいけないのは確かだと思うし、必要な技量や想定してる読者層との兼ね合いから、難しいと思う。
正直オススメはやっぱ「知ってる人物を作る」か「そのまま書く」かの、王道や基本の選択かなと思う。

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信の返信の返信 (No: 17)

スレ主 大野知人 : 1 No: 16の返信

投稿日時:

ええと、実のところを言うと、今回の質問は話の大筋とはあんまり関係なく、ただ作中に『謎』をちりばめられたら面白いなあ、ってだけの話なのでまさかここまで皆さんが丁寧に悩んでくれると思わず、大変恐縮している次第なのですが。

極論として言えば、『宗教』に触れないまま三冊分くらい原稿書いて、四冊目の原稿で『大昔には宗教ってものがあったらしいよ!』『え、なにそれ!?』みたいな会話をするだけでもいいんですよ。
まあ、それだと『ないものを書かない』というあんまりにあんまりな手段ですが。

なので、誰か冴えた方法知らないかな、くらいのつもりで書き込んだのですが、やはり『あるらしい』と薄ぼんやりかくのが一番近いのかな~。
もしくは、『知らない』って情報をさも非常識な一部キャラのみが知らないかのように書いておいて、でも実は『常識としてみんな知らなかった』って落ちにするために、巧妙に他キャラによる指摘を避けるとか。
どちらにしても、プロットレベルのかくれんぼになるな。ううう。

ご意見、ありがとうございました。

『存在しない観念』の表現方法。の返信 (No: 4)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

エウレカセブンでやっていましたねー。

涅槃(ニルヴァーナ)とか阿弥陀ドライブとか補陀落(ほだらく・ふだらく)とか。
ちょうどゲルク派の死者の書を「記号を追えても理解はできねー」とダーラダーラ読んでいる最中で、キーワード連発していた&死者の書の論とかなりリンクしていたから、
 ムスカ大佐張りに「分かる・・・・理解できるぞ!!!」「そうかそういう事だったのか・・・・ククク」みたいな状態になり、兄に本気のドン引きをされました。

個人的に、宗教関連はきつい。

たしかエウレカセブンでのチベット密教論―———【アゲハ構想】だっけ?アレの大半って、私はだいたい理解できたんでムスカりましたが、分かっていなけりゃ電波回になってしまっていました。

私的に『輪るピングドラム』とか何かの宗教構造を敷き写しながら作ってあるのは分かるけど、理解できない。電波やん。もう電波やん。
――――――――――――――――――――――――――
観念っていうのが難しいんですよね
たぶん『空即是色』とか『梵我一如』とか『ズンドコベロンチョ』とか言葉だけでは本質の理解に至らない物。

ディズニー映画のウォーリーで出てきた『ショクブツ』あるいはウォーリーの『自我』みたいな一言で表せるものとかじゃない?

ハガレンとかは『等価交換』で、「じゃあその「値の基準」を決めているのは誰?」みたいなSF展開っぽかったし、作中でずっと重要な命題であり続けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
この場合、突っ込んで尋ねてしまうと、知らないものが【宗教】という概念?観念でいいの?

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信 (No: 5)

スレ主 大野知人 : 0 No: 4の返信

投稿日時:

うん、言葉の厳密性を考えずに問うた俺が悪かった。

要するに、『信仰する』という考え方が存在せず、『神話・伝承』と呼びうるものが意図的に隠されたら、という話。
言葉としての『神、宗教、信仰』もそうであるし、『実在しない何かに願う・祈る・崇拝する』という形そのものでもあるし、あるいは空想した物語の人物に『過剰に感情移入する・内面で昇華して崇拝する』という実感でもある。

そう言ったものを知らない人が主舞台に居る世界で、つまり『存在しないことが当たり前』の世界で、『どうやら存在しないらしい』というのをどう表現するか、という質問でござる。

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信の返信の返信 (No: 7)

スレ主 大野知人 : 0 No: 6の返信

投稿日時:

 在り方としてはそうなんすけどね、それを『目に見える形』まで昇華しない・させないってバイアスがかかった箱庭として、背景設定を作ったんです。まあ、その箱庭をぶち壊させるのも作品の最終目標の一つなんですが。
 でも、確かにそのシーンは『信仰の形』を取りつつも『信仰するということを言葉として理解していない』という描写には使えそう。感謝です。

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 8)

投稿者 読むせん : 0 No: 7の返信

投稿日時:

うーん・・・信仰は①幸運と②死者を悼む、③感謝にかなり関わっては来ると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちょっと触れいていたアレコレとかも勝手に推察すると、その世界、人間以外の動物がいないの?
みんなクローニング合成肉とか食べているとか?
ロボにコードがあって、幻想生物っぽい名前をつけているらしいし、終末世界だし、

「かつては『豚』とかいうのがいたんだってさー、あと『ゴブリン』とかもいたらしい」

って言ってしまえば、ブタもゴブリンも平等に【今は亡き滅びた生命体】でしかないです。そもそも存在したのかも疑わしいレベルの。
なんかデストピアもので、シェルター内で暮らす子供たちが、イヌ型のロボを見つけた時に

A「ぶにぶにー」
B「それ多分『イヌ』だから、そんな声で鳴かないよ」
A「じゃあどう鳴くの?」
B「資料を見た感じ、たぶん『ヒヒーン』か『メーメー』」
A「可愛くなーい。まぁ、起動できたら正解が分かるわね!!」

みたいな、やり取りがあって「おぉぅ・・・(´Д`;)」ってなった事あるし。
見た事も触れた事もないって、そういうレベルなんでしょうね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとは逆に『信仰の自由を制限する厳密な宗教がある』とかもいいかもね。
日本人あるあるで

白人「クジラやイルカ食べるの野蛮!!かわいそう」
黄人「いや、自分らかって豚も牛も食べるやん」
白人「え・・・・いや、その・・・豚も牛も食料だし・・・?」

とかいうジョークあると思う。あれの理由かな?と思う宗教にキリスト教があるっぽいねん。
「神は人間の食料用に牛や豚を作った」みたいな刷り込みが、

 キリスト教圏は元は狩猟民族の暮らしていた地域で、狩猟民族にとって命がけで獲物を狩って自分が獲物の食料にならずに済んだ時点で
「殺されもせず食われずに済んだ、しかも飢え死にせずに済む。神様のお恵みじゃ」ってなっていた。
その価値観ベースにキリスト教が被さって「家畜=獲物=神様のギフト→神様が食用に用意してくれた存在」みたいに変成したっぽい。

豚ウシ鳥はOKで、犬猫クジラやイルカがNGなのはキリスト教のなんとなくな刷り込みらしい。
ーーーーーー
これが日本みたいな多神教だと完全家畜生物『蚕』とかは「神が与えた者」というより『お蚕様』という家畜そのものにたいする信仰になっている感じな気がする。
詳細は食のタブーとかでwikiってください

※あくまで私が、そういう気がするだけ(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
宗教崩壊とか、宗教権力の弱体化によって悪魔とかアンチキリスト、魔女なんかの『仮想敵』がうまれる
皮肉にも仮想敵のデザイン設定により具体的な幻想生物がイメージされた面は大きいっぽいね。

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 9)

スレ主 大野知人 : 0 No: 8の返信

投稿日時:

わかるような、わからないような。
だんだん頭が混乱してきた。

一回自分でも整理し直してみます。ありがとうございました。

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 12)

投稿者 読むせん : 0 No: 9の返信

投稿日時:

あー・・・・ごめん、私も混乱しているかも(;´∀`)誤字も多いし・・・。なんか自分でも認識してない部分を読んでいる時があるし。
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あー・・・・、ワンピースの歌詞に『埃かぶっていた宝の地図も、確かめたのなら「伝説」じゃない』ってフレーズがあるねん。

で、それを意識したエピソードに『空島編』ってのがあるねん。
⓪まず主人公達が、船旅中に進撃の巨人なみの「巨人の影」を見る(伏線)

①前に滞在した島の住人から「空の上に島があるから、行ってみな」という助言をもらっている
②到着した島には夢破れてゴロツキ化している人々がいて怖い
③ゴロツキに『空島へいく海路を知らないか』と尋ねるとゴロツキ全員が絶句→大爆笑されてしまう
④そんな伝説だか子供の寝物語だかをしんじて旅しているのアホすぎる!!大人になれやkswwwと涙が出るほど馬鹿にされる
⑤それでも空島に行く手段を探す主人公、茶々を入れられたり邪魔されたりしながら情報収集。
⑥空島はその7割が黄金で出来ていて、金の鐘が高らかに鳴るらしい
⑦空の黄金伝説の情報をくれた老人をイジメていたゴロツキ達を、主人公は復讐とばかりにボコボコにして海に逃亡
⑧主人公たちの乗る船は、海中間欠泉に吹っ飛ばされて船ごと消滅してしまう

⑨数か月後、ゴロツキ達が今日も酒飲んで騒いでいる時、空から轟音が響いてくる
⑩それは荘厳な鐘の音で、そして空の雲をスクリーンにするように、主人公の影が巨人サイズで映っていた。
⑪黄金の鐘が鳴る空島の伝説は嘘じゃなかったし、諦めなかった主人公は辿り着いていた。

夢を諦め、主人公達をコケにして嘲笑って生きてきたゴロツキ達は、【空の上にある黄金郷】にあと一歩のところまで近づいていながら、そこまで信じる事ができず諦めて『子供騙しの伝説(笑)』にしてしまっていた。
 実在の黄金郷を『嘘臭い伝説』にしてしてしまったのは、信じなかった自分自身だったのだ・・・と途方に暮れるシーンがあるの。
ーーーーーーーーーーーーーー
 否定しようにも、空を割るような荘厳な鐘の音と、シルエットでも一発で分かる格好の主人公の影絵っていう【事実】が上空に広がってしまう。百聞は一見に如かず。すっげ―壮大で爽快な展開です。

でも、ゴロツキ達は、それくらいしないと、空の上にある黄金郷を信じる事ができなかっただろうなー、と思うんです。
====================
「シンコウ」もじすうは4文字、これだけでは本質的な理解には程遠い。

これを問答無用で叩き込む【何か】が必要になるわけだ。宗教画を見たくらいじゃ理解できないと思う。
ーーーーーーーーーーーーーー
私が言いたかったアイデアとしては、【人間以外の骨を見せられる】です。
①ライカにも、それが骨だという事は理解できる、
②でもライカの知る世界には人間以外の動物はいない。

③でもここにある骨は、人間ではない構造をした生き物の形をしている。
この世界には、すくなくとも昔は人間以外の生物が実在したんだ「ブタ」とかいう生物が、もしかしたら「ゴブリン」とかいうやつが!!

人間だって滅びもせずに執念深く生き残っているんだもん、もしかしたら・・・ううんきっと、まだ生き残っているよ!!!「ブタ」も「ゴブリン」も!!この世界も捨てたもんじゃない!すっげーじゃん!!!!

信じるよアタシ、こいつらが今でもちゃんと生き残ってるって信じてる!!

そうライカが歓声を上げた瞬間、すくなくとも「ゴブリン」は蘇る。
みたいな?

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 14)

スレ主 大野知人 : 0 No: 12の返信

投稿日時:

 大体あってるんだけど、一応否定しとくと俺の創作したかった世界はそこまでディストピアじゃないっす。

 イメージとしてはね、『古代ローマで奴隷がやってた重労働を、魔道具が代わりにやってる世界』であり、『エジプトや遊牧騎馬民族などの外敵が居なくって、何千年も平和が続いたら』っていう世界なんです。
 で、文化が習熟し、芸術・文学・経済・数学・天文学などがかなり発展してるんだけど、一方で自然もちゃんと残ってる感じ。でも、兵器技術と『神様』だけがなぜかどこにも無い。

 所謂『無機質なディストピア』ではなく、むしろ『聖書に出てくる理想郷』に近い世界だったのに、人類同士の些細な諍いと元来だったら誰も気付かないはずの『理想郷ができるまでの争いの歴史』を見つけてしまった人類が滅びかけたり、再び希望を見つけたりする感じ。まあ、実際は『そうなるかも』と匂わせるだけで、全然関係ない所でライカ達は戦っていくんだけど。
 
 ただ、そういう意味で言えばライカが見つけたらいいなと思うものとしては……。
 『王様が居るはずがない玉座』(主人公たちがいる世界は、統一帝国が舞台なので本来の往生以外に玉座は無い)とか、『人ならざる英雄が主人公の物語』とか、『カタルシスを通り越した明らかに無茶のある願望機の伝説』あたりですかね。
 そしてそれらを見た主人公が『自分が知らない王』『自分が知ってるのとは違う英雄の在り方』などに触発され、自分の知らなかった世界を探しに行く展開も、良いかも知れませんね。
 ま、そこまで行くとプロット変更どころじゃないんですが。

 なんにせよ、とても参考になりました。ありがとうございました。

『存在しない観念』の表現方法。の返信 (No: 10)

投稿者 手塚満 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

作者の腕前が試される難しいものでもありますし、身近にヒントになる事例があるものでもあるように思います。以下、少し説明してみます。

1.言わずに悟らせるのはテーマなど最重要のことを語るコツ

お考えのことは難しい技術でして、なぜなら作品のテーマとか、最も大事なことを読者に伝えるコツだからです。やり方は知られておらず(一般的なものはたぶん無い)、こうしたほうがいいということだけ知られています。

大事なことは作者が言わずに読者に悟ってもらえ、というわけですが、自分で「分かった!」と思えるほうが感動が深いし、納得もしやすいからでしょう。作者が「こういうことだ」と押し付けても、読者は「そうかなあ?」と疑問に思ったり、反発すらしかねません。

そのことは「作中で描かれるものは、描かれないもののシルエットを浮かび上がらせるためにある」みたいなコツとして言われることもあります。自分などは、そう聞いただけで諦めたくなったりします。

2.演出レベルもあるし現実にもある

とはいえ、単に忘れ去られたものの一部だけ残っているという演出もありますよね。身近にもあるものでしょう。例えば、何かが駄目になることを「オシャカ」「お陀仏」と言ったりします。ちょっと考えれば仏教由来と分かるものではありますが、そう意識せずに使ってる言葉でしょうか。

3.迷信:夜爪を切るなの事例

迷信、ことわざなどにも同様のものがあります。例えば「夜爪を切ると親の死に目に会えない」ということが古くから言われています。諸説ありますが、例えば実用上の理由だとするのが、

・昔は夜が暗かった(灯りは暗いし、高価でもあった)
・今の爪切り発明以前は小刀などで爪を切ったり、削ったりしていた。

ことから、夜に爪を切ると手足の指を切ったり、深爪したりしがちでした。深爪はしばしば雑菌の侵入を招きます。昔はわらじ程度で土の道を歩きますし、人口の大多数は農民です。土や肥料を触ったり踏んだりするわけですから、手足の傷とか深爪は衛生上、危険であるわけです。

つまり死亡リスクを高めてしまう。それなら親より先に死ぬかも、ということで「死に目に会えない」。

別の説では戦国時代の武士の城の「夜詰め」(夜勤の警護)というのもあります。「夜詰め」と「夜爪」のダジャレです。「夜詰め」は夜襲に備える大事な役割なので、たとえ親が病床に会っても城に詰めていなければなりません。それくらい大事であり、嫌な役割でもあるので、夜爪と言い換えて「死に目に会えない」と愚痴った。爪の話かと思ったら戦の話であるわけです。

4.衛生上の経験則の事例:手で触るな

迷信っぽい別の事例も。修行僧多数のある禅寺では、あれは手で触ってはいけない、これも駄目と、触ってはならないものの禁則多数で、触っていいものを覚えるほうが早いほどだとTVで紹介されてました。手は不浄だから仏様に失礼だ、みたいな説明だったと記憶しています。

でも、コロナ禍を経験している今の我々だと、なんとなく分かりますよね。狭い場所に多数の集団生活では感染症の流行が起こりやすい。接触感染は感染症の主要径路の1つです。昔は細菌、ウイルスなんて知らないわけですが、「何かに触る機会が多い者は疫病で死にやすい」と観察から経験則を導いた人がいたんでしょう。だから「触るな」になったけれど、理由は説明できない。そこで禅寺ですから仏様を理由にしておいた。そんなところではないかと思います。

5.箸の持ち方:理由が形骸化している

箸の持ち方も同様です。正しいとか言いたくないので、標準的と言っておきますが、そういう持ち方をせよ、とだけ言われていることが多いですね。理由を語る人はほとんどいません。あの標準的な持ち方ですと、食べ物をつまみやすいのです。例えば、X字型の交差箸ですと、つまもうとした食べ物を押しやるような感じなのでつまみにくい。

標準的な箸の持ち方であれば、食べたい部分を食べたいだけつまみ上げることが容易であるわけです。美味しく食べられますよね。そういう食べ方であれば、皿の上のおかずも動きにくく、食べた後も乱れない。サンマの塩焼きを食べた後、皿があまり汚れず、サンマの骨も最初の位置からあまりずれていないなら、美味しく食べた結果ということになります。根幹は「美味しく食べる」なんですが、結果だけを暗記しているケースが多そうです。

ねぶり箸、そら箸等々の不適切とされる箸の使用法も衛生上の理由が見て取れるものがあります。ですが理由は、はしたないとか、汚いとかで済ますことが多いようです。

こんな風に現実にいろいろあります。気を付けて身の回りを観察したり、思い出したりすれば、お考えの作品のヒントになるものがあるんじゃないかと思います。

6.お考えの失われた古代宗教で考えてみると

具体例についても少し。古代には兵器があったが封印されて忘れられていたわけですね。しかし主人公が偶然見つけだしてしまう。使えてしまうということにもなるんでしょう(でないと、話が進まない)。

仮に普通の長剣は作品世界の現代にあるとします。古代の兵器は斬るものだけど、なぜか円形だとします。円(や球)って、例えば古代ギリシアでは完全なものの象徴だったりします。作品世界の失われた古代宗教でも円は完全なものだから、ということなら不便だけど円形の剣でいいでしょう。古代の宗教に魔力があるなら、円形だから威力がある、ともできます(使いやすいように作り直すと威力が失われる)。

あるいは、見た目は普通の長剣で威力があるんだけど手応えが強すぎるとか。極端には誰かを斬ったら、自分にも斬られた痛みを感じるほどとか(岩を斬り裂いた場合は痛みは感じない、としておいても可かも)。裏設定としては「強すぎる古代の兵器の封印に呪いがかかっており、使用者に相手の痛みが与えられる」とかしておく。

しかし、古代兵器を通じて「戦いによって滅亡寸前に至った世界」を浮かび上がらせようとするなら、上述の通り、テーマを言わずに悟らせることとなり、「こうすればできる」といった方法はないと思います。

主人公が知らない(作者が隠す)ことが、演出なのか、テーマなどの根幹なのか、よく見極めてから、方法をお考えになってはどうかと思います。

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信 (No: 11)

スレ主 大野知人 : 0 No: 10の返信

投稿日時:

細かく区分し、具体例を含めた意見、ありがとうございます。
個々の区分についてとても分かりやすくまとめられていて、ありがたかったです。

俺の想定と異なっているものもありましたが、であるからこそ参考にさせていただきます。

『存在しない観念』の表現方法。の返信 (No: 13)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

サタンさんとのやりとりで、「地の文で普通に説明してしまう」「分け知りのキャラに語らせる」のセンにまとまりかけているご様子。それでよいなら何の問題もないわけですが。

悩んでいらっしゃるのは、つまりアレでしょうか? (どれだよ)
何かがあることを描写するのは簡単だけど、何かが無いことを描写するのは難しいということですか?

例えばある世界にリンゴがあるということを描くには、リンゴを登場させればすみます。しかし、その世界にリンゴが無いことを描くには、リンゴを登場させなければよいというわけにはいきません。リンゴはどこかに有るのだけれど、たまたま主人公の近くには無いだけかもしれないからです。

で、三人称なのだから地の文で「この世界にはリンゴは無い」と書いてしまってもかまわないし、今は無くても千年前にはリンゴが有ったのなら、希少な書物にはリンゴのことが書かれており、そういう書物を読んだことのある人間に語らせる手もある、と。

というわけですが、それではややつまらないので、もう一捻りしてみましょうか。

千年前にはリンゴは有った。主人公は敵に追われるかなんかで、深い密林に閉ざされた人跡未踏の地に分け入る。そこに、瓦礫となった古い建造物がある。そして赤い木の実を食べている人物の壁画が。
「なんだ、あれは? あんな食い物、見たこと無いぞ」
と言わせれば、この世界にリンゴ(とイチゴ)はないらしいということが伝わりますよね。

御作の設定の場合、無いのは果実ではなく宗教なので、例えば薄衣をまとった女性の石像が崩れかけていて、一方の手に剣、もう一方の手に天秤をかかげた姿に造形されていて、美しい面差しに不思議な威を感じさせる。
とか何とか書けば、読者は女神像を思い浮かべてくれるのではないかと。しかし、主人公にはそれが何なのかわからず、ただ呆然と立ち尽くす。
こんな情景をまず描いておいて、後はストーリーを追いながら情報の断片を小出しにしていきます。古代史マニアの分け知り娘とかに多少トンチンカンなことを言わせてみるとか、敵は何か知っている様子だったり、誰やらの地下室に秘密の手記が隠されていたりしてもいいです。

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信 (No: 15)

スレ主 大野知人 : 0 No: 13の返信

投稿日時:

 まあ、ええ。
 厨二っぽい表現をすれば、『神の不在証明』ってやつです。白いカラスでもいいけど。

 結局のところ、『かつて存在した○○の痕跡を見つける』というのを中~終盤に持って来つつ、序盤の段階から『だが、~は○○などと言うことは知らなかった』と、まるで主人公が浅学なだけで常識的には知られている風に伏線を張っておく。っていうのが順当にも思えます。
 ただ、他にいいアイデアが無いかな、と思って書いたスレなのでぜひぜひ色々な意見が聞きたかったところです。

 順当な書き方って、分かりやすいのは良いんですが、読者に衝撃を与えづらいんですよね。
 あまくささん、ご意見ありがとうございました。

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信の返信 (No: 18)

投稿者 あまくさ : 0 No: 15の返信

投稿日時:

昔読んだ黒鉄ヒロシさんの漫画。

遙か未来の考古学者の会話です。「ホネカク」とかなんとか名付けられた謎の考古遺物が論争になっているんですね。(名称はちょっと違ったかもしれない)
で、いろいろな説が語られるんだけど、主人公は「何か違うんだ……」とつぶやきます。
そこへ主人公の恩師にあたる老教授がやってきて、「~君、よろこんでくれ。私のホネカク占い具説が学会の主流になりそうだぞ」
主人公、思わず、
「違う!」
と叫んでしまい、老教授に「何が違うんだね?」と憤慨されてしまいます。
そして、最後の1コマ。たった1コマです。
主人公の自室の机に、麻雀の牌が1個置かれています。それを前にして、チートイツとかメンタンピンとかいう謎の言葉をかすかに脳裏によぎらせつつ、「わからない! これは、いったい何なんだ?」と苦しむ主人公。そんなオチでした。

この感じを小説でできないかと思って、やってみたことがあるんですよ。
で、いろいろ方法はあることはあるんですが、絵で一瞬に伝えることができる漫画にはインパクでかなわないんですね。文章だとどうしてもワンクッション入ってしまう。
ただ、やってできないことはないと確認できました。

とまれ小説であっても、途中まで暗中模索だったのが急にパッと視界が開け、情景が読者の脳裏に浮かぶというシーンがどこかにほしいです。
そういう感覚を与えてくれる小説は実際にあるし、それを実現するのは文章力ではなくプロットによる演出力だと思っています。

『存在しない観念』の表現方法。の返信の返信の返信の返信 (No: 19)

スレ主 大野知人 : 0 No: 18の返信

投稿日時:

やっぱプロット規模での修正になるか……。今の作品でやるには厳しいですが、ぜひぜひ参考にします。
あまくささん、ご意見ありがとうございました。

俺も自分の原稿の再構成・推敲がまだ残っているので、今後はやや返信が鈍くなるかもしれません。
皆さん、ご意見ありがとうございました。

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タイトル:『存在しない観念』の表現方法。 投稿者: 大野知人

 大野です。最近では珍しく、まともな質問です。
 
 今俺は、ファンタジー世界を舞台にしつつ、SF的な所のある古代文明が出てくる作品を作っています。
 今回の質問内容は、『現実には存在するけど作中には存在しない観念』を、『登場キャラには理解させぬまま、作中世界に存在しない・意図的に消された』ことを表現したく、悩んでいます。

 抽象的過ぎたので、以下具体例。
 『戦争を起こさないために統一帝国を作って、攻撃魔法の技術や宗教などを消し、仮初の楽園を作った』が『数千年ほどして、溜まり切った軋轢によって戦争が起こり』、『戦乱の世界を生きる主人公がひょんなことから古代文明の兵器を拾う』という展開なのですが、『古代文明の兵器』の性質が作中世界の宗教と密接にかかわりあっていて、しかし『宗教』の存在を主人公が知らない場合、ですね。
 
 どなたか、ご教授願います。

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