- Q0:自己紹介をお願いいたします。
- Q1: 初めて小説に出会ったのはいつですか?
- Q2: 初めて小説を書かれたのはいつですか? それはどのような作品でしたか?
- Q3: 実力を高めるために最も役立ったトレーニング方法はなんでしょうか? その方法をどのようにして知りましたか?
- Q4: 作品の書き方で(例:クライマックスを先に書くなど)、自分なりの書き方がありますか?
- Q5: キャラクターをどのように考案、作成されていますか?
- Q6: スランプになった、もしくは作家になることを諦めようと思ったことはありますか?
- Q7: アマチュア時代に参考になった本はありますか? どなたか師匠や先生に教えてもらったりしましたか?
- Q8: 「小説家になろう」からのデビューとお聞きしております。投稿にあたり、たくさんの人に見てもらえるよう工夫していることがあれば教えてください。
- Q9: 小説家になろうの日刊ランキングに入るためにはタイトルが重要だと聞きます。タイトルを決めるポイントや秘訣があれば教えていただけないでしょうか?
- Q10: 小説家になる、あるいは続けていくためには、どんな能力が一番必要だと思われますか?
- Q11: その能力を得るためにはどうすれば良いか、もしお考えがあれば教えてください。
- Q12: 一日にどれくらい執筆に時間をかけていますか?
- Q13: どのような方法でプロットを作られていますか?
- Q14: 作品を書く上で何か大事にしている、または心に留めていることはありますか?
- Q15: 「売れるものを書くべきか」、「書きたいものを書くべきか」、答え辛い質問ではありますが 、もし良ければ意見を聞かせていただけませんか?
- Q16: プロになれた理由を、ご自分ではどうお考えですか?
- Q17: プロになって一番嬉しかったことは何ですか?
- Q18: 最後に、小説家を目指して頑張っている方達にアドバイスをいただけませんか?
Q0:自己紹介をお願いいたします。
shiryuです。アミューズメントメディア総合学院の小説・シナリオ学科の2年生です。「小説家になろう」、「カクヨム」でライトノベルを書いています。
デビュー作「死に戻り、全てを救うために最強へと至る」
最新作「剣神と魔帝の息子はダテじゃない2」は集英社ダッシュエックス文庫より4/24日(水)に刊行します。
Q1: 初めて小説に出会ったのはいつですか?
小学生ですかね。小五のときに、「ハリーポッター」シリーズを全部読見ました。
Q2: 初めて小説を書かれたのはいつですか? それはどのような作品でしたか?
中学2年の頃です。有名な漫画の二次創作を書きました。
Q3: 実力を高めるために最も役立ったトレーニング方法はなんでしょうか? その方法をどのようにして知りましたか?
とにかく書くことですね。下手でもいいので書くことが、一番良いです。
どれだけ小説を書く技術を上げても、書かないと意味がないので。
自分で何十万文字も書いていて、少しずつ上手くなってきたなぁと実感しましたね。
ぶっつけ本番で自分は書くので、書いていたら上手くなるって感じです。
Q4: 作品の書き方で(例:クライマックスを先に書くなど)、自分なりの書き方がありますか?
これを言っていいのかわかりませんが、自分が書いている物語を全部詳しく決めないことです。
自分で書いていて、キャラが勝手に動くことがあります。
「お前、そういう風に動くんだ」と自分でも驚くことがあります。
そういうのが楽しいので、全部決めてしまったらつまらないですね。
Q5: キャラクターをどのように考案、作成されていますか?
結構適当にやってしまうのですが、理想はあります。
そのキャラクターの人生を想像することです。
キャラクターは物語の中で生きていて、16歳で登場させたとしても、それまでに歩んできた人生があるのです。
それを想像して決めると、キャラクターに個性が出てきます。
そうすると先程も言ったように、勝手にキャラクターが動いてくれます。
Q6: スランプになった、もしくは作家になることを諦めようと思ったことはありますか?
今のところないですね。
「剣神と魔帝の息子はダテじゃない」が初めて書いたオリジナル作品でもあり長編作品なので、それが書籍化までいっているので、スランプになるほどまだ作品を書いていませんね。
Q7: アマチュア時代に参考になった本はありますか? どなたか師匠や先生に教えてもらったりしましたか?
ハウツー本は読んだことありません。
だけど「ライトノベル作法研究所」を拝見して、少し学んだところはあります。
アミューズメントメディア総合学院では、プロの小説家の先生にプロットなどをみてアドバイスをもらいました。
自分一人では思いつかないようなことをアドバイスされるので、とても参考になりました。
Q8: 「小説家になろう」からのデビューとお聞きしております。投稿にあたり、たくさんの人に見てもらえるよう工夫していることがあれば教えてください。
毎日書いて、毎日投稿をすることですね。
新作を投稿するときは、何十話を一度溜めておいて、それを毎日1話ずつ投稿していく感じです。
Q9: 小説家になろうの日刊ランキングに入るためにはタイトルが重要だと聞きます。タイトルを決めるポイントや秘訣があれば教えていただけないでしょうか?
読者の方に、タイトルを見ただけでジャンルがわかるようにすることです。
例えば「剣神と魔帝の息子はダテじゃない」は、タイトルを見ただけで、「主人公最強」だということをわかるようにしています。
「小説家になろう」で人気なジャンルを、タイトルだけで読者の方に理解してもらう必要があります。
Q10: 小説家になる、あるいは続けていくためには、どんな能力が一番必要だと思われますか?
「書き続ける」能力ですね。
どれだけ本を書く才能があっても、書かないと意味がありません。
そして小説家を続けるためには、書き続けないといけません。
だから小説家になる、そして小説家という職業を続けるためには、「書き続ける」ことです。
Q11: その能力を得るためにはどうすれば良いか、もしお考えがあれば教えてください。
書く「習慣」をつけることですね。
自分は家では小説を書けないので、いつもカフェに行っています。
カフェに行って、小説を書く「習慣」を身につけています。
自分なりの書く「習慣」を身につければ、とても心強いと思います。
Q12: 一日にどれくらい執筆に時間をかけていますか?
だいたい2時間ぐらいでしょうか。
もっと増やしたいと思っています。
Q13: どのような方法でプロットを作られていますか?
自分はプロットを作っていません。
物語の流れなどを思いついたときにメモして、ぶっつけ本番で書いていっちゃいます。
その方が物語やキャラクターが勝手に動いて、自分が楽しめるので。
Q14: 作品を書く上で何か大事にしている、または心に留めていることはありますか?
自分が楽しみながら書くことです。
物語を書くことが楽しくないと、小説家になったとしても続かないと思います。
だから自分は物語やキャラクターが勝手に動くことを楽しみにしているので、プロット書いた方が良いのかもしれませんが、今のところ書こうとはあまり思いません。
Q15: 「売れるものを書くべきか」、「書きたいものを書くべきか」、答え辛い質問ではありますが 、もし良ければ意見を聞かせていただけませんか?
これは人それぞれだと思います。
個人的な意見としては、「売れるものを書く」ですね。
というより、自分は「書きたいものが、売れるもの」なので、「自分の書きたいもの=売れるもの」なんです。
だから自分はこの質問の二択は、どっちも成り立っているものなんですよね。
「売れるものを書きたい人は、売れるもの」、「書きたいものを書きたい人は、書きたいもの」を書けばいいと思います。
Q16: プロになれた理由を、ご自分ではどうお考えですか?
運ですね(笑)
運も実力の内というかもしれませんが、プロになれた理由としては「7割が運、3割が実力」だと思っています。
「小説家になろう」を知っている人ならわかると思いますが、あれはランキングというものがあって、読者の方がブックマークや評価をしてくださるとランキングに乗ります。
面白ければ絶対にランキングに乗るってわけではなく、運がとても絡んできます。
自分は運良く、ランキングに乗ることができて、あとはピョンピョン拍子でランキング1位になって、書籍化の話をもらって……という感じです。
ランキングに乗るまでが「運」で、1位になったのは「実力」という感じですね。
Q17: プロになって一番嬉しかったことは何ですか?
イラストレーターさんが、自分の作品のキャラクターを描いてくださったときですね。
言葉にできない喜びと感動があります。
あと本屋に自分の作品が置いてあったときも感動しました。
「あ、本当に置いてある!」って(笑)
Q18: 最後に、小説家を目指して頑張っている方達にアドバイスをいただけませんか?
とにかく書くことです。
できれば長編作品を。
長編作品を書いてみて、何が得意か、不得意かなどを理解して、得意なものは伸ばす、不得意なものは改善するのが大事です。
特に文章力は、書かないと絶対に身につくことはないと思います。
頑張って書き続けて、小説家になったあとも書き続けましょう。
と、上から物を言っていますが、自分もデビューしてまだ1年目なので、自分ももっと書いていかないといけません。
精進していきましょう。