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タイトル:読者が知っておきたい『設定』とはの返信 投稿者: t

こんにちは
以前、冒頭から不殺、盗掘屋、GG、成長(主人公)と、書きたいものが4つあったと記憶しています。質問の回答ですが、作者様がどれを一番書きたいかで情報の出し方・見せ方は大きく変わります。


盗掘屋だとします。一人前ならGGを見た瞬間に査定の金額が分かりそうなものです。
廃墟から運び出す前に状態をチェックする腕のへこんだ装甲の隙間から内部を確認し、駆動パーツが故障しているからこれは売れるか売れないかといったシーンがあってもいい。査定でも〇〇社製の△△人工筋肉で市場に流せば……と書くとやり取りも、〇〇社製の△△人工筋肉という部分があるかないかで、それっぽくみえてきたりします。
読者は具体的にそれが何か分からなくてもいいんです設定集を読んでいるわけではないので、こうした情報の積み重ねが、いかにも盗掘屋らしいと思わせる、知識だったり経験則からくるものだなと勝手に繋がっていくわけです。


改稿ではありませんでしたが冒頭の不殺は順番としては間違っていませんでした。
母?に教わったここだけを抜き出して書くとありきたりすぎて弱い。例えば今にも殺す殺される場面で不殺を選び理由が母の教えとし、それでも不殺を選び続けると不殺に説得力が増します。その後の展開でも、不殺か不殺でないかを選択するシーンにたどり着くとする情報の出し方を続けていくと、読者は不殺が浸透している物語と認識していきます。


GG(ロボ)なら。好き嫌いはわかれますが革命機ヴァルヴレイヴが、この世界におけるロボとはこういうものであるといった情報の出し方や、どの情報が視聴者に刺さって、それをどこへ向けて集中させているかなど秀逸です。


成長させたいなら弱さを見せるところから始めないといけません。

『読者が欲しい情報・ほしくない情報』といっても結局のところ、自分が何を一番に書きたいか物語で何がしたいのかで変わります。不殺、盗掘屋、GG、成長(主人公)なら、どれもこれも同じような情報量で伝えようとすればパンクします。
このあたりのことは、不殺や街での会話を減らしテンポよくなった改稿の感覚をイメージしてもらえば分かりやすいはずです。

つまり、
『この情報は最初から出してほしかった』なら、何を一番に書きたかたったのかそれによって、Aでは許されたものがBではダメだと言われるようなことが起きてきます。
それでも共通して最初からだした方が良かった情報は2つ。

1.GGについての外観(フォルム)
2.これが魔法で動くなら、前提としてそもそもこの世界における魔法とは何かの説明です。

盗掘屋を一番書きたかったとしたら、冒頭で廃墟、GGの状態をチェックしているシーンから始めたとします『作者のウザい設定語り』にならない程度で、自然な流れでGGに必要な情報を引き出せます。街に戻る途中で魔法が切れたとか挟めば魔法についての説明も済みます。それでも『作者のウザい設定語り』と思う読者は一定数います。
SFでさらにロボットとなると序盤に説明が多くなってしまうのは避けられません、もともと読者を選んでしまう類いのものです。

『どういう情報を読者が欲しているのか』、これについては経験です。
たくさん書いて読んでもらって読者から感想を貰う。同じ読者でも評価シートのようなプロになると、作品のツボとなるような、見ている場所が違います。これも知らないよりは知っておいた方が上手くなれます。

そして自分で色んな方の作品を読んで1回目は読者として純粋に楽しみ、読めたところまででいいので、200点満点でもいいですし文庫本として売っていたらいくらまでならだせるか考えます。そこでまぁ100円かなと思ったら、なぜ? の理由がでてくるはずです。
あのキャラクターは好きだけどこのキャラクターが……とか。
主人公の名前が記憶に残らなかったなんでだろうといったように、上手い作品ならどうして主人公の名前が記憶に残るのか理由や書き方を分析し、そうでない作品ならどう書いてあれば記憶に残ったのかを分析します。
そうやっているうちに自分目線で、もし自分が読者だったら、『どういう情報を読者が欲しているのか』が分かってきます。

応援しています。

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