第4研究室 創作に関するQ&A 247P | トップへ戻る |
竹島 一騎さんからの質問
 魔法と化学の共存、違いについて

 皆さんおはようございます。
(;´∀`)
 最近皆さんに質問ばかりしている竹島です。

 今回は私ゴトで非常に恐縮ですが。

 皆さんは化学と魔法の折り合いはどこでつけていますか?

 私の小説では化学と魔法学が出てくるんですよね(笑)。
 二つは同じくして科学。
 ですが互いに相容れない関係です。


 化学と魔法を一緒に出すなんて無茶だと思われるかたもいらっしゃると思いますが
 魔法と化学の一体どちらが強い、もしくはまさっているのか試してみたいんですよね。
 言い換えれば現実VS非現実と言った所ですか

(´∀`)
 私の小説ではまだ決着はつけていませんが、手前で課題が山積みなんですよねぇ~。

 その課題というのは、化学を発展させると現実性が明らかに失われていく所です。
(;´∀`)
 まぁ現実にないから当たり前デスケド

 そうなると魔法とごちゃごちゃになって化学と魔法の違いが薄れちゃうんですよ。


 他にも、魔法を単なる不思議にしたくない等
 非現実に現実性を持たせたいという矛盾した悩みを持っています。

p(´⌒`q)
 コレには魔法の構成要素にマナと呼ばれる粒子状生物を置き
 それに精神的、物理的に影響を与えることで物理を原子的に変換、相転移させる。

(;´Д`)ノシ
 って、ワケわからん説明策を打ってます。

 話がゴタゴタになりましたけど、皆さんは化学と魔法はどうゆう風にして違いをつけますか?
 またその独立性もしくはどっちが優れていると思う方は理由は何でしょう?


● 答え ●

まーさんからの意見
 けっこうよく採用される言葉だと思うんですが

 「とびぬけた技術というのは、魔法と区別がつかない」

 火打石しか知らない原始人にしてみれば、
 マッチやライターなんてのは魔法にしか見えない、ということです。
 今の我々が千年後の科学技術を目にしたら、それは魔法にしか見えないでしょう。

 魔法、魔法、と言いますが、それが我々のような実際には使えない人間の目には、
 いかにデタラメで不可思議に見えようと、それが魔「法」である限り、
 そこにはそれを使う人間にとっては1つの筋の通った「法則」があるはずです。

 TVに映像が映る理屈は、発明者なりメーカーに聞けばきっと判ります。
 そして魔法使いが水晶玉に遠くの景色を写すのも、魔法使いに聞けばその理屈を教えてくれるでしょう。
 両者とも、しかるべき法則をもとに、しかるべき結果を出すことができる。

 あなたが勘違いしているのは、「あなたがいる現実世界の物理法則」と、
 「物語の中にある空想世界の物理法則」を、同列で語ろうとしていることです。

 リアリティを求めて、両者をなるべく近づけることはけっこうなことです。
 でも、同一には決してなりません。前提からして違うのですから。


>言い換えれば現実VS非現実と言った所ですか 

 あなたの目にそう映るだけです。
 物語の世界にとってみれば、「現実VS現実」です。


 優劣や両者の折り合いなんてものは、物語の創造者である、あなたが決めることです。
 外に理由を求めるものではありません。
 回答は、その物語の中にしか見出せないものですよ。


あんごさんからの意見
 どうもこんにちは。

 やっぱり、魔法とか魔術は人によって捉え方が違いますね。
 私はどちらかというと、一子相伝の北斗神拳的なもの、としていつも設定しています。
 日本なら神道、アメリカならネイティブの呪術、ヨーロッパなら古典的な黒魔法。
 そのどれもが共通しているのは、広くお弟子さんを募ったり、魔法教室を開いたりしないことですよね。

 ストーリー的には、師が違えば技が違う=意外な技を隠し持っている、
 という風にできるので、便利といえば便利です。
 うわ殺されたー、と思ったら元々ゾンビだったんじゃーいとか。
 わしんとこの使い魔は毒さそりじゃーい(こっそりプス)とか。
 セコいだけで意外じゃありませんねorz

 逆に、理科的分野の科学は広く知識を共有しますよね。
 魔術であるように、個人の書いた魔法陣から強力なものを召還、といった手軽さはありませんが、
 おそらく研究者の人数差がすごいことになっているので、数の暴力でボコボコです。
 あとよくいうのが、
「進みすぎた科学は、魔法と見分けがつかない」
 ということですので、時代が進めば進むほど、科学が有利になっていくと思います。

個人的には、
・西暦0年頃:魔術の圧倒的勝利
・西暦500年頃:魔術の圧倒的勝利
・西暦1000年頃:まだ魔術の勝利
・西暦1500年頃:むしろ魔術絶頂期。でも大砲とかもある時代なので五分五分。
・その後時代が進むにつれ、科学が強大化。
 飛行機の飛んだ頃には魔術はどうしょうもなくなっていると思います。
 魔術で大気圏突破はできそうにありませんしね。

 両者の明確な差は…あれですよ。
 物理法則に従うかどうかじゃないでしょうか。
 コウモリの羽なんて微妙なもので、ムキムキマッチョの牛頭が空を飛べるとか。
 地面にチョークで絵を書いたらなんか出てくるとか。
 処女の血なんてただのA型血液で力が出るとか。
 細腕のきゃわいい女の子がものっそい大剣を使うとか。
(私の小説に出てくる腕力少女は、人工筋肉とか種族が違うとかで体重メチャ重です)
 あと何故か、身を守る鎧がセクシーなへそだしとか。刺しますよ。指でつんつんと。


 割と好きな話題なので、長々と書きすぎました…。
 最後に。
 あえて優れていると思う方をあげると、科学です。
 理由はファンタジーよりSFのほうが好きだからです!


ahoさんからの意見
 同じ物だと思っていました。私。

 「進みすぎた科学は魔法になる」SFでの有名な格言です。
 そしてまた、そもそも「魔法」は現代科学とは別方向からのアプローチをしていた、
 古代の科学だと認識しています。


 精神面からのアプローチが魔法。物理面からのアプローチが科学。
 そして、魔法から科学へ変化していったのは、錬金術師たちの飽くなき探究心。
 そんな風に認識していました。
 
 ですから、どっちが強いかなんて考えた事無いですね。
 ちなみに、魔法が出てくるSFですと、
 魔法が科学として確立しているパラレルワールドを描いた
 「精霊がいっぱい!」ハヤカワ文庫FT ハリィ・ダトゥールダヴ著か、

 魔法の機械で平行宇宙を飛び回る「マジカルランドシリーズ」ロバート・アスプリン著ハヤカワ文庫

 そして、魔法使いが宇宙船とやりあってしまう
 「魔法の船」原案アン・マキャフリィ ジョディ・リン・ナイ著 創元文庫 などなど。

 心配せずに資料当たって調べればいいんですよ
 きっと面白い話になります。


但馬晴さんからの意見
 「ドラえもん」の秘密道具は科学の産物ですが、
 魔法に置き換えても違和感のないものが多いです。明確に区別しにくいものだと思います。
 錬金術も当時では最先端科学でしたし、近代科学の祖といわれるニュートンもハマっていたそうで。

 ただ言えることは、魔法は一般大衆のものではなく、エリートのものだったということでしょうか。


飛車丸さんからの意見
 端的に言うと「解明されているか否か」ですね。

 法則が解き明かされたものは、基本的に全て化学です。
 対して解き明かされていない、またはその必要すら無いものがオカルト、つまり魔法の類ですね。

 てことは、です。
 今でこそ魔法と呼ばれるものも、その法則が解き明かされた瞬間、化学の一分野になってしまうんです。

 そう、例えば「ホムンクルス」。
 なんちゃらの精液と、薬草と、生命の石とうんたらかんたら……。そんな材料で作られる人工生命。
 実はこれ、クローン技術や遺伝子操作という「化学」として、既に現代にある技術なんですよね。

 魔法は不可能だからこそ魔法。
 解明され、学問として一般に広まっちゃったら、それは既に魔法としては形骸化しちゃってるんですよね。
 個人の才能によってどうたらこうたらなんて言っても、
 世の中のありとあらゆる学問だって同じですから、別におかしなこっちゃありませんし。
 何かの媒介を要するとかも、殆どの化学からしてそうですから、これも実は定義として薄い。


 とはいえ。
 小説として使う定義なら、作者が「魔法」として出せば「魔法」です。
 読者の持つ固定観念としての魔法に合致し、作者がそれっぽい説明をつけてしまえば、
 前述の概念なんてはなくそより役立たず。
 要はイメージですよ。


火眼黒駿猊さんからの意見
 まず、細かい所ですが、「化学(chemistry)」ではなく、「科学(science)」です。
 日本語だと同じですが、英語にすればその違いがはっきりするかと思います。
 なお、両者をごっちゃにしないように、化学はよく「バケガク」あるいは「バケ」といったりします。

 科学には大雑把に「自然科学」、「社会科学」、「人文科学」の三つがあり、
 一般に科学といったら「自然科学」を指すのが普通です。
 化学はその「自然科学」の一分野で、
 その名の通りある物質からある物質を合成する(物質を化けさせる)のが主な目的です。

 と、前置きはここまでにして、そもそも科学とは何かと言いますと、
 捉え方は主に二つあり、「客観的な知識や法則の体系」としての科学と、
 「研究手法や思考・態度」としての科学があります。


 前者の例は相対性理論などの理論体系、身の回りの科学技術などがあります。
 一方後者は、ある対象を、出来る限り客観的に観測し、再現性や普遍性のあるデータを収集し、
 数値的・論理的に考え、多くの人の意見を聞き、同意を得る、といった行為を指します
 (「科学する」といった言い回しはこの用法)。

 例えどんなオカルトチックなものを研究対象にしても、
 その研究手法が正統な科学的方法に基づいていれば、それは科学です。
 よって、竹島さんの設定にある「マナ」が客観的に観測され、
 その質的・量的データを収集でき、その性質になんらかの法則性があって、
 それを体系だって論じる事ができれば、それは立派な科学になるという事です。
 
 つまり、「マナ」が存在する世界においては、「マナ」を用いた一連の技術は、
 「魔法」とは呼ばないという事です。


 簡単に言うと、なにか法則性があって、
 それを客観的なデータに基づいて論じてしまえばそれは科学と言えるのです。


 実は、そういう意味で魔法というものは存在しません。
 魔法が魔法として成立する以上、なにかしらの法則性があるはずで、
 法則性がある以上、人はそれを理解し応用し発展させる事ができ、
 そうした営みがまさに科学といわれる営みなのです。

 我々が普段、漫画やラノベなどで接する魔法というものは、
 あくまで我々の世界から見て「魔法」なのであって、
 その世界においては別に魔法という扱いは受けていないでしょう。

 というわけでして、無理に科学と魔法という対立を考えるのではなく、
 魔法を科学的に研究しようにも、魔法を使える人が少ない、
 魔法を使える人が研究に協力してくれない、
 そうした理由により魔法は世間的にはメジャーな技術ではない、
 そういった設定にする方がいいかと思われます。


翠気さんからの意見
 どうも翠気です。

 そうですねぇ……
 竹島 一騎さまの考えてるのとは大分違う設定だと思いますが私としてはこんなの。

 化学は、一定の威力を保てる兵器であり誰でも使える道具。
 他に、日常品の生産など。
 魔法は、使用者の力量によって威力が変化し、誰でも使えるというワケではない能力。
 化学は、魔法が使えない人々がなんとかして使いたいという願望のもと、完成させた。
 でも、化学だけでは燃費が悪く、魔法にはかなわなかった。
 そこで考えられたのが化学と魔法の融合。
 それによって、人々の生活は大きく向上した。
 魔法使いは優遇され、政治的権威を持つようになる。
 魔法使いによって凡人への圧制がしかれた。
 そこで立ち上がったのが……

 という違いをつけますね。
 化学を媒体にして魔法を日常に役立てるとか、共生させることによって逆に独立性を生み出す。
 それによる政治的な面や差別などの現実性も出す。

 って、練りが甘いと一瞬でグダグダになりそうな設定ですね(汗


暇人Zさんからの意見
 簡単に分けると、だれでも扱えるもの、個人能力に依存しないものが化学で、
 魔法は、個人の能力(例としては、早く走れる、力が強いなど)に依存するもの、と私なら考えます。


 明確な差にしたければ、魔法使いの才能は遺伝し、優れた血統でなければ使えないなど、
 生まれつきの才能に依存したものにしてしまえば、
 優れた人達と劣っている人達で何かの関係が生まれるかも。

 とりあえず、化学は自然の法則を利用する技術。
 魔法は、人間の能力を使った技術。
 こういったところでしょうか。


 私の考えでいえば、凡人と天才で分けると、凡人に近い人ほど化学が優れています。
 逆に、天才であれば、そんなものなくても、それ以上のことをできる可能性があるので、
 魔法の方が優れているでしょう。

 集団で戦うとかなら、よほど抜き出た才能がない限りは、化学が優れているでしょうね。

 少し話は変わりますが、科学、というか技術に関してです。
 科学のような技術は、どちらかといえば、無能な者のためにあると考えています。


 例え話ですが、10kmを2時間程度で移動できる人と、
 10kmに4時間かかってしまう人がいるとします。
 これはあくまで、自分の足での結果です。
 ですが、自動車を使えば、差はあまりできないはずです。

 そう考えると、科学というものは、人間が何かに勝つために作ったものか、
 もしくは、底上げするために生み出したもの、と考えています。

 長々と書いてしまいましたが、
 こういう考え方もあると知っていてください。


雷さんからの意見
> 皆さんは化学と魔法の折り合いはどこでつけていますか?
> 皆さんは化学と魔法はどうゆう風にして違いをつけますか?


 化学が錬金術から発展したように、
 医学が呪術や祈祷から分化したように、
 天文学や気象学が予言の手段とされたように、
 魔法もまた宗教から始まり、そして科学へ移行しえたと考えています。

 僕が描く物語世界においては、魔法と化学のあいだに優劣はなく、むしろ対等です。
 たとえば精神を集中させ呪文を唱えることで手元に炎を生み出す攻撃魔法があるとしましょう。
 では、どのような状況なら炎の魔法は威力を増すのでしょうか。

 気温は高いほうがいい、湿度は低いほうがいい、酸素の供給源を確保しておかなければならない、
 近くに可燃物があればそれを利用する、火薬と併用すれば殺傷能力が高まる……
 様々な可能性が考えられます。そしてこれは、じつは化学・物理学の領域です。

 病気や怪我を治す回復魔法はどうでしょうか。
 正確な病名は何なのか、病原は何なのか、患部の様子はどうなっているのか、
 傷の深さはどれぐらいか、異物が入った形跡は無いか、消毒は十分か、
 回復魔法をほどこすことで副作用が起こり、体の他の部分にまで障りができてしまわないか……

 これらは医学・薬学・生物学さらには解剖学まで関わる分野です。


 では魔法ないし魔法学というものは、化学や物理学・生物学などとまったく同じでしょうか。 
 明らかに違います。

 それは魔法が、たとえば竹島さんが想定されたマナであったり魔力といったものの存在を
 前提としているからです。


 化学や医学はあくまで物質や人体を相手にしており、
 魔力の存在可能性を除外していると考えられます。
 魔力の存在を前提にした化学があるとすれば、それはもはや純粋な化学ではなくなることでしょう。
 たとえ「化学」という名称で呼ばれていても、実態は「魔法」です。

 魔力や神、第五物質、エーテルといった存在を否定された瞬間に、錬金術は化学に変貌しました。
 化学は原子・分子などの存在を前提にしています。
 これがくつがえされたとき化学は化学でなくなるはずです。
 逆に魔力も原子も共存する世界があれば、そこは魔法と化学が共存しえる世界です。


 魔法は科学として、確固たる一分野を築いています。
 学問としての魔法とは、魔力が世界にどのような影響をもたらすか探求する学問です。
 そして同時に、他分野での研究成果を積極的に取り入れて、自らを高める作用も強く持っています。

 これが、僕なりの魔法の位置づけです。
 少しでも参考にしていただければ幸いです。


暇人Z さんからの意見
 魔法がどういうものかは分かりませんが、
 例えば、火をつけるという動作をするときに、
 道具、ライターとかで火をつけるか、
 魔法、人間の能力みたいなものでつけるかだと、
 結果は同じですが、手段が違いますね。

 なので、どういう状況ならこちらが使いやすい、
 とかそういう設定をつければ区別はつけやすそうです。

 例えば、大気にマナというものがあるのであれば、自然の中だと使いやすかったり、
 神社とか、そういう場所にはそういう力が多そうですね。

 逆に、機械とか人工物だらけの場所だと、そういうものが少なそうなイメージがあります。
 あくまで、私のイメージですが。

 物語の設定によりますが、そういう差をつけているものはあります。
 例えば、魔法を使うための施設でなければ、
 魔法はほとんど発動しない、すごく消耗する、もしくは施設外では効果が減ってしまうなど。

 逆に、そのマナを締め出してしまう場所とかを作ると面白いかもしれませんね。

 最後の行の質問ですが、近代化すればするほど、
 科学が扱いやすそうですね。
 ただし、魔法都市とか、そういう発展なら魔法が便利でしょう。


MAYOさんからの意見
 どうも(ちょっとおかしな人間)マヨです。

>皆さんは化学と魔法はどうゆう風にして違いをつけますか?

 むしろ自分は科学と魔学ですけどね(汗
 以下は自作の設定です。荒唐無稽なので斜め読みでお願いします。

-----------------------------------------------------------
・事象顕現方程式
 なんらかの事象を発現させるための"手法"。
 世界を操る『メソッドプログラム』

・第三構成概念
 原子、熱力学、運動力学といった要素。
 普通の人間が普段から見て、感じている物質・エネルギー。

・第二構成概念
 魔力、氣、マナ、エーテルといった要素。
 通常では観測できない物質・エネルギー。神、精霊、幽霊などの構成物質。

・科学
 第三構成概念を利用し、事象顕現方程式を"擬似再現"する技術。
 実験で、常に同一の現象が再現されることが重視される学問。
例)『炎』を発現させたければ、熱・可燃物といった第三構成概念を以って成す。

・魔学
 第二構成概念を利用し、事象顕現方程式を"擬似再現"する技術。
 個人の資質に発現成功率が左右されるため、常に同一の現象が再現されるとは限らない。
 科学とは相反する学問。
 魔術と魔法に大別される。

)『炎』発現させたければ、事象顕現方程式の劣化品とも言える『術式』を、
 第二構成概念を対価(燃料)として"世界"に提示・発動させる。

・錬金学
 科学と魔学が中途半端に混ざり合った異端学問。
 世界の文明が、科学へ進むべきか、魔学へ進むべきかを試行錯誤していた時代。
 科学と魔学が混合視されていた『錬金術』から由来する。
-----------------------------------------------------------

 結局は科学も魔学も『なんらかの事象』を起こす技術なんですけどね。
 その方法(というより材料)が根本的に違ってたりします。
 あと、科学(主に物理学)は"結果が一定"だけど、魔学は決してそうとは限らない、ってところでしょうか。


叢雲さんからの意見
 どうもこんにちは。自分も化学と魔法を融合させようとしている一人です。
 自分は魔法を「行程の違う化学」、魔力を「エネルギー」として書いています。
 例えば「炎」を魔法で作り出すとします。その時に必要なものは何でしょうか?
 物が燃えるつまり「燃焼」とは「物質が熱と光を発生して、酸素と激しく結合する酸化反応」です。
 そして、可燃物、酸素供給源、点火源の「燃焼の三要素」が一つでも欠ければ燃焼は起こりません。
 
 ですから自分の場合は、魔力により熱エネルギーを自在に操る、
 もしくは物質を酸化することで「炎」を作り出しています。
 ただこの場合だと「可燃物」を用意する必要がありますが……
 そして、「炎」として燃えている部分はガソリンであれロウソクであれ、
 気体ですからそれを操れば「炎を自在に操る」ことになります。
 このように、自分は現象の根本で足りないものを魔力で補う事で「魔法」としています。

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