第4研究室 創作に関するQ&A 269P | トップへ戻る |
紫いもさんからの質問
 圧倒的な強さの見せ方
 
 弱々しくみえるキャラが実は強い力の持ち主、という設定はよく見かけると思います。
 ではその力を発揮した場合、やはり圧倒的な強さをもって敵を倒したほうがいいのでしょうか。
 それとも、少しでも敵に苦戦したほうがいいのでしょうか。
 前者は格好はいいのでしょうが、うまくいきすぎて面白みに欠けるように思えます。
 しかし後者ではどうにも格好が悪い気もします。
 みなさんはどちらが好みでしょうか。お教えください。


沈丁花さんからの意見
 はじめまして紫いもさん、沈丁花(じんちょうげ)と申します

 僕個人としては普段弱々しく見える人物には、
 強くなるなら徹底的に強くなってくれた方がいいと思いますよ。


 中途半端に強いだけだと「やっぱりこいつじゃこの程度か」みたいな感じになってしまいますが、
 圧倒的な強さならそこに普段の見た目との大きなギャップが生じます

 でも、それではストーリーが書きにくいということであれば、
 主人公の力に対して敵には頭を使って戦わせればいいと思います。

 主人公に不利な状況を作り出して戦うとか、
 人質をとるとか、小細工して主人公に一服盛るとかですかね。

 あとはそれに見合った設定を創ってやればなんとかなるのではないかと思います

 いささか無責任な乱文長文失礼しました。


渓谷さんからの意見
 こんばんは。渓谷という者です。

 いかにも弱そうなAが、最強の潜在能力Xを発揮した!
 だが苦戦! 至急応援を乞う!

 ↑これではがっかりしませんか?


えいちださんからの意見
 僕の書く主人公は、皆揃って弱いです。
 と言うか戦いません。女性です。
 どうも、えいちだです。

 映画『300(スリーハンドレッド)』をご存知でしょうか?
 あれは実に面白いですね。
 スパルタ教育を受けた三百人の精鋭達+αが、百万ものペルシア軍と死闘を繰り広げる話です。

----------------------------ネタバレ注意!----------------------------------
個々の能力や戦術は圧倒的にスパルタ兵が勝っており、結果、ペルシア軍は大損害を被ります。
たった三百人+αの相手にです。
ムキムキのマッスル具合が非常にカッコイイです(笑
ですが、やはり数の暴力が物を言うわけで、最後は敗北します。
ちなみにこの部分は史実に沿っていますので、もしかしたらネタバレとは言えないかもしれません。-------------------------------ココマデ-------------------------------------


>弱々しくみえるキャラが実は強い力の持ち主、という設定はよく見かけると思います。

 紫いもさんの言う『弱々しく見える』部分は、この場合人数です。
 また、『実は強い力の持ち主』の部分は、この場合個々のスパルタ兵の能力です。
 参考になるかもしれないので、一度観賞されてはいかがでしょうか。


※首とか手足とか飛びまくるので、グロ系がダメならやめておいた方がいいかもしれません。


クロウドさんからの意見
 圧倒的だな、敵軍は。

 と、敵将にいわせた事があるクロウドと申します。 えー初見でしたよね?
 以後お見知り置きを。

 ただ圧倒的な力を発揮されてはご都合主義のようですし、
 少しでも敵に苦戦しては圧倒的とは言えませんし。塩梅が難しいところですね。

 そういう事で、敵には圧倒的で、敵ではない何かに苦戦させる、というのはいかがでしょうか?

 自分の実力にトラウマがあるとか、血を見るのが苦手とか。
 どこかの維新志士でありながら人斬りを止めた浪人の如く、
 刃を向ければ最強であるはずなのに、不殺の信念の為に斬れない刀を使うとか。

 因みに私の作品では、実力インフレを防ぐ為に、
 駆け引き上手、あるいは見切り上手といった方向で圧倒的実力を表現してます。

 ありふれた意見かも知れませんが、参考になれば幸いです。


戌子さんからの意見
 こんばんは。十二時になったら、明日に控えたテストに向けての勉強を再開しよう!
 と思っている戌子です。思っているだけですが。

 さて、圧倒的な力とのことですが。
 私は言葉通り、一瞬にして敵を消滅させるような力を発揮した方が好きですね。
 しかし、今までただのへたれ主人公、
 もしくはただの弱い脇役だったキャラがいきなり強くなったりすると、それはそれでむかつきますね。
 
 主人格とは別の人格が現れる、とかなら許せると思います。月姫の「殺人貴」とか。
 
 主人公が潜在能力を持っているなら、最初だけは圧倒的に勝って、その後は状況的に使えない。
 では、使える状況にするにはどうしたらいいか? という展開にしてもいいと思います。
 
 後者の例でなら。圧倒的な敵が現れて襲ってきたとき、それと拮抗できるほどの力を発揮する。
 というのが面白いと思います。
 例えるなら。
 鋼のような筋肉を持った獣人が突進してきて、
 「ああ、ここで終わりか!」と思いきや、あるキャラがガシッ、と獣人の両腕を掴んで止める。
 「な、お前!」「くっ、早く行け!」とか。死亡の予感。

 うわー、陳腐だなぁ。キング・オブ・チンプですね。
 日本陳腐ランキング1位入賞作品ですね。
 ということは、これは日本一陳腐な文なのか!? 
 というどうでもいいやり取りをしてみたりみなかったり。

 私は作中で、あるキャラに「何かを極めたもの同士が戦うとき、結果は二つしかない。
 それは、一撃で終わるか、一生終わらないかだ」という、なんとも言えない言葉を言わせる予定です。
 字にすると、とっても恥ずかしいですね。止めた方がよさそうです。予定変更。

 テストが目前に迫ってきたので、いつもと違うテンションでした。ウザかったらすいません。
 ああ、書いているうちに十二時を過ぎてしまった!
 ということで、失礼します。
 いつもより数段レベルが高い駄文、失礼しました。


もぶさんからの意見
 この質問は自分もよく考えるので。参考になるかは分かりませんが

 圧倒的に勝つ。これは好みによるのかも知れないのですが、結果的に主人公は勝つんですよね。
 勝つという前提条件が揃っている以上無闇に引き伸ばし戦うのは面白くないです。
 まあ、よほど、戦いにネタが詰まってるのなら話は違うでしょうが、
 この場合は主人公の強さ、状況、果てや武器まで綿密に書いたほうが、
 こいつ凄いと思わせられると自分は悟りました。


黒尻尾の駄猫さんからの意見
 通りすがりの野良猫です。
 オイラなりの答えを残します。

 まず力を発揮したなら、圧倒的でないと何の説得力も出ないと思います。
 要は、お話しの中でどのタイミングで力を発揮するのかです。

 キャラクター性にもよるのでしょうが、その主人公が自分以外を石ころ程度にしか感じず、
 動くモノを脊髄反射で殲滅するような奴とかなら、お話しとしては破綻しそうな気もしますが、
 そうでないなら別だと思います。

 要は上手く制限すればいいともうのです。

 例えば、主人公自身は自分の力を恐れている、嫌っている等々、ネガティブに捉えているのなら、
 早々簡単には使おうとしないでしょう。
(自分の力のせいで差別された、大切なモノを失った等のトラウマモノは定番ですね)。

 また、足手まといの存在も重要でしょうね。
 主人公が力を発揮すると巻き込んでしまう、
 或いは迂闊でお人好しで簡単に人質なるような存在も定番ですw

 どんなキャラクターも、それらが活躍出来る良いお話しがないと生きてきませんし、
 どんなお話しもその内容に見合ったキャラクターが居ないと面白くありません。

 どんな設定だろうが、どれ程強大な力だろうが、
 その真価を発揮させる見せ場を上手に作ってあげないと面白くないと思いと思います。


 格好良い見せ場のあるお話しを描いてください。


余談:
 個人戦力で「ちょっとした惑星規模の戦力」程度はどうにか出来てしまう宇宙最強のエスパー超人ロック。
 その超能力故に歳すら取らない彼は正面切って闘えば無敵だけど、
 ちょっとした事で何度も死にそうになってる。いつまで、あのシリーズは続くのだろうか?

                          ではでは


朱い鍵さんからの意見
 どうも、バージョンアップして鍵から朱い鍵になりました(実質なんの変化もない)。
 おそらくは、初めまして、こんにちわ。
 圧倒的な強さ……カッコイイですね。
 参考になるかどうかはともかく、意見は書き残させていただきます。 
 
 主人公に強力な能力を付けるとして、それに振り回されるようにすればいかがでしょうか?

 例えば、規格外の身体能力を発揮するとして、
 いきなり動いたりすると感覚がそれについていかずしばらく一方的にやられまくる。
 しかしこれまた規格外の打たれ強さで敵の猛攻を耐え抜く。
 最終的には身体を制御しきり、徐々に相手を圧倒し始める。
 …………何かもう、我ながらダメダメですね。
 もしこれが一助になれば幸いです。それでは駄文失礼いたしました。


ねじぬけさんからの意見
 はじめまして。初カキコです。

 基本的に加減すれば圧倒してもいいと思います。

 その弱々しいキャラとは主人公でしょうか?
 であればあまりに強くしすぎると最大の難関であるラスボス的存在も必然的に強くしないといけなくて、
 最後にはその世界の超人さえ、そいつらにかかれば赤子同然となる、
 超々々人対決を勃発させねばならないかもしれません。そうなるとさすがに白けます。

 主人公ではない場合、自分の考えでは強くなっても

 主人公≧そのキャラ

 がいいかな?と思います。主人公の戦闘は華です。
 その華より目立つと主人公の影が薄くなるかもしれません。

 自分の意見はここまでです。では。


ケンタッキーさんからの意見
 まぁ圧倒的な強さの見せ方というのは結構いろいろあるんですが、
 僕が個人的に大好きで(またうまくいくと人気を出せる)圧倒的な強さを持ったキャラ作りで、
 「ギャップ」というのがあります。

 要するに、言っていることと実際行っていることの違いがあまりにも大きすぎたり、
 のんきにしながら恐ろしい大胆発言をしたり、というようなしたたかさを出させれば、
 とても強烈な人間ができます。


 竜馬伝の山内容堂公も、役がうまいと思いました。
 あの人は、酒を飲んだりそばをすすったりしながら、
 恐ろしい内容のことを言い武市をことごとくつぶします。
 ファンタジー小説においてなら、これを「能力」等に置き換えればうまくいくと思います。

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