第4研究室 創作に関するQ&A 276P | トップへ戻る |
黒蟻さんからの質問
 いじめについて
 
 おはこんばんちわ。
 初心者の黒蟻です。
 小説にいじめについて盛り込もうと思っているので書きこんだしだいで御座います。
 皆さんが知るいじめについてご教授賜りたく(七めんどくさくないかこの喋り?)存じ上げます。
 
 どんな質のいじめがひどいものなのか、どのような状況になったらいじめは終わるのか?
 いじめについて書かれた本を知っている方がいらっしゃったら是非お教えください。


●答え●
 
月光さんからの意見
 明日は大切な学校行事なのにぐ〜たらしてます。
 月光です。
 こんばんは。

 う〜ん、女の子的には言葉が結構きついです。

 私もいじめをして、いじめられて、をしてましたが、
 一番辛かったのは学年の女子全員のシカトです。


 挨拶とかしても顔も合わせてくれず。
 存在自体を消されます。
 まぁ主犯の子が分かっていましたし。
 その子に根拠強く声をかけ仲直りしたので、すぐシカトはなくなりましたが

 やはり昔ののび太ジャイアンのいじめより、
 言葉や態度が心を痛めるいじめだと私は感じます。


 私が読んだ中では「ハッピーバースデー」がいいかもしれないですね。
 少しいじめと離れているかもしれませんし。
 学校ではなく、母親との話しが主ですが……
 どんなに人からの愛が大切かを考えていけるので。
 読んでみると勉強になるかもです。
 ライトノベルではないですが、指定図書になっているので図書館に必ずありますょ。
 最近漫画にもなっているみたいですし。

 では頑張ってください。


卯月珪華さんからの意見
 学生時代のトラウマなのか、学校系のテレビドラマなどをあまり見れないうづきです。
 おはようございます。
 ……生々しく感じてしまって見れないんです…見てて気持ち悪いです。

 物理的ないじめよりも、精神的なものがすごくつらいです。
 力の暴力より、言葉の暴力の方がものすごくつらいです。
 直接的よりも、間接的にというのもつらいです。
 特に女子のいじめは陰湿です。
 
 言葉による暴力は語彙がないと出来ないものだと思いますので(いや、したくないけど)、
 本をたくさん読んで、語彙を増やしてくださいね。
 最近よく言われる「ウザイ」だと文章が稚拙に見えることもあるので、なるべく昔からある言葉で。
 ……変な指南だなぁ、これ……。


蔵神紫苑さんからの意見
 横槍失礼、小5から現在(大2)の10年間いじめられている蔵神です。(卑屈っ!)
 とは言っても今のは昔と比べたら全然軽いもんですがね。
 
 小5の頃はだれかれにも触られる、と言うか近づかれるのを嫌がられましたね。

 俺が近づいただけでクラスメイト達は「○○菌がうつる〜!」などと言いながら走って逃げていきました。
 この時は担任の先生が解決してくれました。
 ↑の対象者達を授業中に黒板の前に並べて怒鳴りつけてました(あんときゃホントすごい剣幕でした)。
 この時気づいたことなんですが、↑の行為は俺を除くクラスメイト全員が行っていたのです。
 さすがに全員がやっているとは思ってなかったので驚きましたね。

 中学に上がるといじめは暴力を加えてもっと陰湿なものに変わりました。
 陰湿なのは靴隠し、靴の中にメッセージ(『死ね、クソメガネ!』など)、
 暴力は小突かれる・蹴られるなどでしたね。
 
 これは学校を卒業するまで続きました。
 とは言っても毎日やられてはいなかったので登校拒否にはなりませんでした。
(友人にはなって、ほかのクラスメイト達とは違う教室で授業受けてたやつもいましたが)

 高校では「同じ中学のやつはいないから一安心……」などと思いきや起こりました。
 でも中学よりは軽く、冷やかしやからかいなどでしたね。
 ……いじめと呼べるかはわかりませんが、俺はいい気持ちじゃなかったのでいじめかと。

 現在(大学)も高校と同じ、ひやかし・からかいですね。
 と言うのも、高校の時に俺をからかっていたやつが同じ大学(しかも同じクラス)になったため、
 そいつを中心としたメンバーがやっているんですが。
 なんか暗い愚痴話になってしまいましたね、気を悪くしたらすみません。

 さて、いじめが終わるときですが俺の場合は上記のとおり
 「先生が加害者を説教したとき」と「卒業したとき」でしたね。


 まあ前者はともかく後者はそうかもしれません。
 だって顔を合わせる機会がなくなるんですからね。
 
 前者は特殊だと思います。

 と言うのもその担任の先生(女性)の怒鳴り方が半端ではありませんでした。
 それこそ隣のクラスまで間違いなく聞こえていたぐらい。
 普段は非常に優しくてほかのクラスメイト達からも人気があった人なので、
 その光景を見たときは正直信じられませんでした。
 恐らくこの先生も学生時代いじめを受けていたせいでそれほど強く怒鳴ったんだと思います。
 要するに「昔の自分と同じでほうっておけなかった」て感じ……同情なのかと思います。
 
 でもまあ現代の学校生活ならこんなものではないでしょうか。参考にどうぞ。
 

ぺしみさんからの意見
 これはもう重松清をすすめるしかないでしょう。
 特にいじめをテーマにした「ナイフ」はすごいです。
 読んでる側が辛くなってきます。腹にきりきりきます。

 いじめには本質的な解決方法が無いことをわかってらっしゃる。
 あとは山田詠美の「風葬の教室」とか。女のいじめ。

 僕個人が上記の作品を読んで「これは嫌だ」と思ったのは、
 苛められている姿を仲の良い友人や思いを寄せる人に見られること、
 そして苛められている事実が親に知られること。
 痛い思いをするより、恥ずかしい思いをする方が惨めな感じがします。

 苛めが終わるときが来るのだとしたら、それは「飽きられたとき」だと思います。
 僕が見てきた限り、苛めというのは終わらせようとして終わらせられるものではありません。


 ただ、何らかの形でその人が見直されたり、立場の強い者を味方につけたり、
 受験期が近付いたりなどしたとき、いきなりいじめがやむこともあるようです。


魏延さんからの意見
 一番ひどいのは、
 殴る蹴るなど肉体的な苦痛+精神的な嫌がらせ……。
 どうも、最近は殴る蹴るより後者の方が主流のようですが……。

 僕の学校は幸いにしていじめというものがありません。
 誰もかれも「いじめとかガキがすることw」と一笑しています。
 まぁ、さすがに好き嫌いや悪口や派閥は存在しますが、それも「いじめ」に入るのかよく分かりません。
 「いじめ」に含めてもいいぐらい酷いこと言ってる場合もありますけどね……。

 二年ほど前、15歳で受賞して作家となった三並夏さんの「平成マシンガンズ」は、
 作品全体としての評価こそ芳しくないものの、家庭状況やいじめなど、かなりリアルでした。
 現代っ子が見た現場、という感じで。
 綿矢りささんも教室という閉鎖空間をよく書かれています。


四方祐樹さんからの意見
 んー、いじめにトラウマがあって(最近は鬱になりかけた)いじめ系のはあんまり見ない四方です。
 えとですね、やっぱ皆さんもおっしゃっているとおり精神的に追い詰められるようないじめが辛いです。

 無視は勿論、避けられる、物を壊される、机に暴言を書かれる、 
 通り過ぎざまに悪口を楽しそうに言われる、チョークの粉を拭いた汚い雑巾で机を拭かれる等々。
 そんでもって、精神的にもう駄目になってきた時に暴力が加わると更に。
 でもですね、飽く迄私事ですけど。

 自分は中学生の頃にいじめにあってきました。上のヤツです。
 でも高校は学区外のを受けたので、彼らからは離れました。平和でした。
 で、そんな平和の中で再度いじめに遭うと、これは相当に辛いです。
 過去とか蘇ってきて、倍以上に辛かったです。これで鬱になりかけていたので。
 ちなみにその時は、とことん追い詰められました。
 精神も身体も全て。友達だと思っていた人からの裏切りも辛い要因です。

 で、そんなあんまりいじめについての本や報道を避けていた自分ですが、
 「あー、こういう奴っている」と共感したのは、
 『魔王サマと勇者の私』(コバルト文庫/著者:真朝ユヅキ)

 この一巻の中に入っている、二話目の話なんかが、
 今のいじめる女子の陰湿さを物語っていると思いました。
 ともかくこんなことが多い。一人によってたかってネチネチと。
 書いているのが現役高校生ですから、リアリティがあるのも確かです。

 では乱文ですが失礼します。


沈丁花さんからの意見
 こんばんは、そしてはじめまして黒蟻さん。
 沈丁花(じんちょうげ)と申します。

 本題ですが、精神的なのが一番きついですね。
(小学校高学年時の経験談)

 幸いにも力の暴力を受けたことはないんですが、言葉の暴力はきついです。
 しっかり心に傷が残ります。

 しかも、力の暴力って最終的に必ずどこかで証拠がでるじゃないですか、
 体のの傷や痣、目撃証言、現行犯、場合によったら死体。

 でも言葉のいじめって傷が残るのは心だけ(酷な場合は胃も)ですからわかりにくい、
 そして暴行はれっきとした犯罪ですから見つかれば当然立件もされますし、
 相手には多少の刑事罰が下されます。

 でも、言葉の暴力はそもそも刑事事件になることが難しいです。
 名誉毀損などで立件しようにも周りからの目撃証言が得られない。

 被害者の体にも物的証拠は残っていない、その上、
 被害者には暴行以上に大きな傷が残っているため告訴自体を起こす勇気無い。
 学校の先生も目に見えて被害がないから動いてはくれない。
 結果として言葉の暴力は周りからの助けが得られない。

 さらにその加害者が女子だときついです。
 僕が小学校高学年でいじめられたのは近所の女子と仲が悪くなったことが原因なんです。
 もとからその人の言動が嫌いだったんですがある時に本格的に仲が悪くなりました。

 まず最初にやられたのは身に覚えのない噂、言った覚えのない友人に対する誹謗中傷、etc

 これが男子相手なら喧嘩になって二人揃って先生に怒られて終わりだったかもしれないんですが、
 相手が女子だとそんなわけにいきません。

 手を出したのが後だろうが先だろうが男子が女子に手を挙げれば、
 ほとんど一方的に男子が悪いと言われていました。

 (ノД;)その女子ってのは当時の僕より縦横ともにでかくて力も強くて、
 タイマン張ったら僕が負けそうな感じだったのに……
 ジャイアンみたいな見た目なのに中身はスネオみたいなやつでした

 そんな感じで、言葉とかの精神的ないじめの方がきついですよ。


飛車丸さんからの意見
 古今東西、ありとあらゆる状況で成立した効果的ないじめの典型。

【無視】
 村八分とかが代表。疎外は結構なメンタルダメージです。
【差別】
 上下格差のある社会は、いつだって形を変えて存在します。「のび太の癖に」は名言ですね。
【暴力】
 物理的なダメージより、それによる敗北感に重きを置きます。拷問とは精神を屈服させる為の暴力です。
【恥辱】
 晒し者にする、というのが古来よりあります。これはつまり「存在自体」を貶める行為です。
 
 とかく、肝心なのは「精神」への影響です。
 反復・落差・変化を上手く用いて、より深い精神的苦痛を与えるものが酷いいじめと言えますね。


玖城せしるさんからの意見
 ペンギン村から……あーいえ、なんでもないです。ごほん。

 ちょうど2006年の秋頃(?)学生の自殺がニュースとかでずいぶん話題になりましたが、
 その頃から春先にかけて、ニッポン放送でやってるとある番組が、
 いじめに関する相談を中心に放送してましたね。

 さて、いじめに関する体験談は省略するとして(話すと長いんです。小中高といじめの方法が違ったので)、
 いじめが終わるときについて。
 
 向こうが飽きたら終わります。それだけ。

 いじめている側はいじめてるなんて実感をまったく持ちませんからね。
 現に、謝罪の言葉なんか聞いたこともないです。
 当人達はただ、遊んでいるだけ。だから、遊びに飽きたら終わります。
 いじめられている側の反応を見るのも面白いようなので、なかなか飽きないのが難点のようですが……。

 こんなところですが、最後に一個だけ。
 いじめられっ子といじめっ子の境界線は、すっごい曖昧だと思います。


アキヒロさんからの意見
 通ってた中学は地元で有名な不良学校でした、アキヒロです。

 俺は悪口的ないじめはそー気にしませんでしたし、まずあんまりされませんでしたね。
 通りすがりに「きもっ」とか言われるくらいで、まぁ聞き流してればオールオッケー。

 不良ヤンキーがイッパイいたので、暴力行為はわりとひどかったです。
 メガネ奪われたり、いきなり後頭部殴られたり、言い掛かりで腕折られかけたり云々。

 ですが、義務教育の間は「先生による理不尽な裁判」が一番辛いかもです。
 こっちは生意気な態度をとった(勿論言い掛かりですし同級生に生意気も糞もあるかって話ですが)、
 相手はぶん殴った。

 なのに判決は「生意気でも殴るのは良くない、反省して謝れ。そして握手して仲直りだ」。
 やられた側は「傷害罪で警察にしょっぴいちゃって下さい、
 ついでに仲直りってそれは冗談で言ってるのか?」ってな感じですが……
 未成年だからそーゆーことされませんし、停学退学もないですし。
 ホント理不尽です。

 ぁ、ちなみに俺へのいじめは、「頭にあたったら死んでたかもしれないんだぞ!?」
 って怒られたくらいの大きさな石を投げて腕折りかけた奴を怪我させたことで、
 「あいつに何かしたら殺されるぞwww」みたいな噂が立ってパタリと止みました。
 ……ちなみにソイツは野球部だったらしく、まぁ、ドンマイ。

 ついでに、今は高専生なんですが……
 クラスで1人、軽く無視に近いことされて、悪口言われまくってる奴がいます。
 ……こういうといじめにしか聞こえませんが、原因は本人にあったりします。

 声が無駄にでかい、デリカシーがない、話がつまらない、
 人を馬鹿にする、嘘をつく、見栄をはる、いきなり話に割り込んでくる。
 ……ぶっちゃけ「コイツと仲良くしろって方が余程いじめだっつの」ってな奴なので。

 作中に登場するいじめられっ子が上記の奴みたいに本人が原因でいじめられてる場合は、
 いじめられ中の同情もいじめ解決時の感動も生まれないかと思いますのでご注意を。


oukaseiさんからの意見
 すでに確定? の無視、差別、暴力ですが……

 私個人は小3のとき女教師からこれらを受けていました。
 相手は大人なのでクラスのガキどもほぼ全員取り込んでしまうという汚さです。
 追い詰められました。

 私自身かなり抜けていたのでそれが「いじめ」だと気付かなくって同級生が良心痛んだり、
 親がおかしいと気づきそこから異常を知らされたという始末。

 いじめというとガキ同士のイメージがありますがそうとも限らないのです。
 当然いい大人が恥知らずにやることもありうるわけです。
 参考になるかなあ。


渓谷さんからの意見
 私の知っている人には、カンニングの噂(事実無根だったようです)を、
 立てられたといういじめがありました。
 その噂は学校中に広まり、知らない奴から罵倒されるということもあったようです。

 また、「あいつ臭い(物理的に?)」と言われた人もいます。というか私です。
 それはクラス中に広まり、一度も話したことがない生徒からも言われる始末。
(さすがに全く知らない奴からは何もされませんでしたが)

 どうも、色々な意味で目立つ人間ほどいじめを受けやすいようです。


風月堂さんからの意見
 毛色が少々違いますが、社会学的な(?)知見として、教育(心理)学では様々な議論やデータがあります。
(図書館でその「教育心理」あたりの棚を見れば、あると思います)。
 具体的に覚えてはいないのですが、

 統計上では、決まった特定の人がいじめ通される場合は少数でも、
 被害加害両方の経験がある、というのが7〜8割ほどだそうです。


 また、いじめが一番多いのは中学生で高校に入るとずっと減るとか、
 金銭を脅し取られるケースが一番自殺に結びつきやすいとかといった統計も。
 また、いじめの国際比較では、国によって暴力が中心だったり、
 ヨーロッパでも日本のように精神的陰湿なのが多かったりと一様ではありません。

 このほか、イジメの手法、被害者加害者(になりやすい人)の特性・人格や、
 教室内の社会・人間関係の考察などもたくさんありますが、残念ながらこちらはあまり記憶が……
 この分野では、教室内の立場を、被害者、加害者、多数の傍観者の三類型に分類されることが多く、
 決まって大多数の傍観者も加害の一種、とされています。
 こうした知見は、あまり報道では聞かれない気がします。

 データばかりでは難なので、実話の本も。

「生きてていいの?/寺脇研・藤野知美/近代文芸社」

「いじめの現場―子どもたちの叫び声/朝日学生新聞社/朝日ソノラマ」
 
 前者は、ずっと被害に遭ってきた藤野氏の回顧や意見、
 二人の対談、後者は小中学生向け新聞の投書や意見を中心にしています。


 私の場合は、小中学校と塾と、ほとんど特定の個人からだったので、あまり話すことはありません。
 私の場合、話下手・リアクションのまずさや、おどおどしてたとかとかで、
 「おもしろかった」のかもしれません。場所/人が違っても、いろいろと、からかわれたもので。

 塾に通ってたときは、成績最上位級の人が盛り上げ役となって、
 成績低めの人と一緒になって、私をからかったり、、ということもありましたということもありました。
 加害者=成績が悪い、とは限らないということです。

 むしろ私の周りにひどい例がありまして……
 本人の粗暴な言動が周囲の反感を買っていじめられてたとか、
 別の人は高校の時代いろいろと屈辱的な行為を強いられたとか。

 いろいろ見知って思うのは、被害の状況や原因は一様ではないことです。
 入れ替わりの激しいケース、いじめ通されるケース、
 粗暴な言動などの被害者側の社会性が明らかに低いケース、が主だったところでしょう。
 ただ、ネットでのイジメの議論を見ると、被害者擁護側も加害者擁護側(*)も、
 こうした被害の差異をほとんど認識していないような気がします。

*加害者擁護は実際にあります。当然ですが、被害者が一方的に悪いと述べます。
 被害者の主観だとか、被害者の成長の過程などと称したり。
 加害意識の低さや正当化には驚くばかりです。

 長文、失礼しました。


kanaさんからの意見
 はじめまして、そしてこんばんわ、黒蟻様。
 高校時代、友達を助けなかったことを未だに後悔しているkanaです。

 私は高校の頃、皆とはちょっと毛色の違う人と友達でした。
 その人は、幽霊とかそういったモノが見えていたようです。
 だからなのか、休み時間に話をしている途中でふと思い出したように教室の外を見たりしていました。
 そのせいか、同じクラスの人間から気味の悪い奴と思われていたんだと思います。
(クラスメイトの表情からなんとなくですが)

 ある日、何もしていないのにその友達はクラスの男子数人から
「本当に見えてるのか?」
「気持ち悪ぃ」
「見えてるなら、どんな風なんだよ」
 など言われ、どんな答えを返そうと彼は小突かれていました。
 クラスが二クラスしかないからか、隣のクラスの人間からもバカにされていました。

 結局、極端ないじめが行われることはありませんでしたが、時々思い出したように繰り返されていました。

 私自身が受けていた訳ではありませんが、
 その光景をただただ傍観しているだけの自分がとても嫌な気持ちになったのを思い出します。
 何故、「友達」と思っているのに助けようとしなかったのか。
 自分がいじめの対象にならないため?
 何故、「親友」だと言ってくれた人間に何もしないのか。
 ややこしくしたくないから?
 そんなことを考えていました。

 上記はちょっとそれている気がするので、ここから先に書きます。

 飛車丸様が書かれている通り、いじめは
 【無視】【差別】【暴力】【恥辱】
 に分けることができると思います。


 いるのにいないように振舞われる、体格や性格を否定される、
 殴られたり蹴られたりする、人のモノを盗んだ挙句、周りの人間にさらす。
 これだけ簡単に書いても、二つ以上あれば十分にいじめになるかと。
 精神的に強くない人間にはたった一つでも厳しいです。

 いじめが終わるときについては、もう一つ。
 「最悪の結末を迎えた時」があります。


 ただ、これはその対象となった人が死んでも、次のターゲットが見つかれば、同じことが繰り返されます。
 警察に通報されても福岡の首吊り自殺のように、いじめていた側には罪の意識は希薄です。
 なおかつ、周囲の人間がそれを隠すようにしたり(学校側の隠蔽)、
 いじめていた側やそれに近いことをしていた人間の親達が
「自分の子供がそんなことをするわけない」
「あいつは勝手に死んだんだ。ウチの子供のせいにするな」
 なんてコトを言っていると、彼らはより罪の意識を持たなくなり、
 自分達のしたことさえ正当化されてしまいます。
 そして、いじめていた側は何事もなかったかのように生き続けます。

 ……少年法って、とってもいい法律ですよね。

 乱文、長文失礼します。
 参考になれば幸いです。
萌え・美少女・美形・BLについて
その他・創作上の悩み
世界観・リアリティ・設定についての悩み
タイトル・ネーミングについての悩み
やる気・動機・スランプについての悩み
作家デビュー・作家生活・新人賞・出版業界
上達のためのトレーニング・練習法について
読者の心理・傾向について
使うと危険なネタ?
恋愛・ラブコメについての悩み
ライトノベルについて
文章・描写についての悩み
人称・視点についての悩み
推敲・見直しについての悩み
コラム(創作に役立つ資料)
批評・感想についての悩み
ネットでの作品発表の悩み
ストーリーについての悩み
冒頭・書き出しの悩み
プロットについての悩み
キャラクターについての悩み
主人公についての悩み
セリフについての悩み
オリジナリティ・著作権・感性
テーマについての悩み
二次創作についての悩み

 携帯版サイト・QRコード
  
第4研究室は小説を書く上での質問・悩みをみんなで考え、研究する場です。
質問をされたい方は、創作相談用掲示板よりお願いします。
質問に対する意見も募集します!
投稿されたい方はこちらの意見投稿用メールフォームよりどうぞ。
HOME|  第1| 第2| 第3| 第5| 鍛錬室| 高得点| CG| 一押| 資料| 掲示板|  管理人| 免責| リンク| メール|