第4研究室 創作に関するQ&A 355P | トップへ戻る |
naoyaさんからの質問
 ダメ文芸部に入る価値は?
 
 質問ばかりしているのもアレなのですが、
 深刻な疑問が湧きあがったのでお答えしていただければ幸いです。

 もともと、僕は「小説家になる!」と意気込んでいたので文芸部に入るつもりでした。
 (ちなみに僕は今年から高校生です)
 文章力がわずかでも向上させられ、かつ創作に専念できるのだから、
 根本的に拒否する理由がないだろう。
 
 第4研究室の『文芸部の実情について』を読んでも、よっぽどな事≠ェない限り
 不幸を極めるような不可解な事態が発生はしないだろう――
 と思って、自分の学力レベルの高校に入りました。

 そして、見事にそのよっぽどな事≠引き当ててしまいました。
 どうやら我が校の文芸部は引退する三年男子部員約1名により構成されているらしく、
 新入生が入る見込みも無い。
 とどめを刺さんばかりに活動はほとんどしておらず、
 絶望に破滅を足して三乗したかのような明らかなダメ部活です。
 他の生徒からの印象も悪く、ダメ人間のダメ人間によるダメ人間のためのダメ部活といった感じで、
 すべての生徒から満を持して拒否されるであろうという感じです。
 
 もちろん入れば堂々と小説を書く時間が持て、他校の文芸部と交流がしやすくなるという、
 太平洋に浮かぶ名も無き無人島程度の存在感と同じくらいの、微かな魅力的な点もあります。
 己の力で文芸部に革命を起こしてやる! という意気込みもあれば、
 入学早々にして自ら孤立するのもちょっとなぁとも思っています。

 さて、そこで本題ですが、ダメ文芸部に入る価値はあるのでしょうか? 
 またあるとしたらそれは何でしょうか。


●答え●

結城 ゆうきさんからの意見
 その文芸部が部活として成立してるのなら少なからず部費が出ますよね?
 自分の懐を痛めずに本を入れることができる、それだけで入部する価値はあります。

 
 さらに部員がまったくいない状態なら自分が支配者……
 というのは言い過ぎにしても部長として好き勝手できる。これは大きなメリットですよ。
 気の合う友人を連れてきて創作の楽しさを伝え、入部を勧める。
 naoyaさんが唯一の存在でありトップ、ならば嫌な思いをさせることもないでしょう。
 何より気負う必要ありませんしね、部長として。一年生ですし。
 その上で、naoyaさんが挙げた利点をプラスしたらどうでしょう、
 なんとも魅力的な部活動じゃありませんか?

 ついでに申せば文芸部がそもそも無いような学校に比べて、
 最初から部活として成り立ってるのは大きなメリットですよ。
 最初はどんなに頑張っても同好会ですから。部費が出ません。

 
 顧問と部員、部室にそれから年数と実績を得なければなりません。
 それを最初から備えてるなんて羨ましい状態です。いろいろ手続きも必要ですし。
 それをわざわざ悪い方向へ運び無にするなんて贅沢ってものです。
 謝れ、文芸部のない学校の生徒に謝れと言いたくなります。(苦笑


四方祐樹さんからの意見
 naoyaさん、高校ご入学おめでとうございます!
 やっと大学生活と一人暮らしに慣れてきた四方です。

 うーん。自分の高校の時の文芸部も、同じような状況でした。
 全く活動はしておらず、部員は『お情け』で部を保とうと入っていた先輩一人のみ。
 挙げ句の果てには自分たち一年生(二人)が入ったとたん、部活に来なくなりました。
 そんな壊滅的文芸部でしたが、部員二人で協力しまして。
 一人の友達を引き連れたり、今までなかった部誌の発行なども努力しつつ作りましたら、
 なんとか年々部員が増えました。
 
 今はイラスト部との交流もあり、イラスト部の方も部誌に参加したりするくらいです。
(表紙とか、裏表紙とかで)
 なので壊滅的とはいえ、やってみればこんなこともたまにはあるという参考程度に書きました。

 勿論全ての壊滅気味文芸部で、そのようなことが起こるわけがないのでしょうけど。
(むしろハズレの方が多いかもしれません)。
 ですがnaoyaさんに『それでもやろう!』という意気込みがあるのであれば、
 糧にならないことはないと思います。
 やろうとする努力だって、書こうとする力だって、全部力にはなりますし。
 どうでもいい話ですが、入試とかの時に『部活で頑張りました』とかも書けます。

 ……すみません。ぐだぐだになりましたが、
 最終的に決めるのはやはりnaoyaさん意外にはいませんので、参考程度になれば幸いです。
 ではでは、乱文失礼しました。
 高校生活頑張ってください。


Urzaさんからの意見
 こんにちは。はじめまして。

 おお、おめでとうございます。
 あなたの現状は、長門とまったく同じです。
 文芸部に入る価値はありますとも。
 待っていれば、そのうちクレイジーな女子生徒が、宇宙人未来人超能力者異世界人と交流すべく、
 部室を占拠に来ますから。

 ……まあ普通に考えて、仲間を集めて部を立て直す気があるのでない限り、入るだけ無駄ですね。
 建て直す道を選ぶか、あきらめて卓球部にでも入るかのどちらかを選ぶしかないでしょう。



銀 朗月さんからの意見
 今晩は、naoyaさん。入学おめでとうございます。
 銀朗月(しろがね ろうげつ)と申します。
 高校に入った後輩が、「中学時代に戻りたいです」と薄く笑みながら言っていました。
 ……後輩の目の光は拡散し、濁っていました。
 どうでも良いですね。本題に入ります。

 私見を述べさせていただくと、入る意味はないように思います。
 あなた自身が「ダメ部活」だと思うなら、そこに入部届けを持って行く価値ありません。
 

 部員が一人では、家で執筆するのと何ら変わりがありません。
 「部員同士意見を交換する」という最大の魅力が見事にありませんから。

 ところで、文芸部同士の交流ってあるのでしょうか?
 銀の学校では全くありません。


十五夜さんからの意見
 はじめましてnaoyaさん。
 最近このサイトを知った十五夜です。

 自分も今年から高校生です。
 ちなみに所属は文芸部。

 部員数は自分が一人、後輩が一人(中高一貫なので)に先輩が二人なのですが、
 こっちも似たような状況ですね。

 先輩は幽霊ですし、後輩はやる気はあるのですが、
 英会話部との掛け持ちで実際活動してるのは自分だけ。


 でも、良いんじゃないですか?
 俺は一人で黙々と書いてますよ。


 家で書きたいとも思うし、文芸部の意味無いなぁと思ったりもしますが(おい
 意外と一人で活動してると、見えてくるものってありますよ、実際。
 いつもは友達とわいわいやってるけど文芸部で一人になると、視点が変わります。

 まぁ、意味の分からない文になってしまいましたが、参考にして頂けると嬉しいです。
 同じ高校生、頑張りましょう。


夜霧さんからの意見
 こんばんは、学生時代に戻りたい夜霧です。
 学生は良いですね、遊べる内にドンドン遊ぶべきですよ。
 さて、では本題に。

 >>ダメ文芸部に入る価値はあるのでしょうか?
 
 問題は『貴方の気持ち』です。
 物事の価値などは様々な要因で揺らぎますが、結局のところ自分で見出すのが一番納得できます。

 それこそ単純明快な二択「入りたいのか」「入りたくないのか」これだけです。
 物事の良し悪しと言うより、自分が後悔しないように選択すれば良いのですよ。


 入ってみて「やっぱりダメだ」と思うなら退部すればいいですし、
 「やっぱり入れば良かった」と後悔したなら、途中からでも入部すれば良いのです。

 その他、やり方も色々ですよ。
 私の場合は学校に文芸部が無かったので、美術部(同好会)の所に行って創作話をしたり、
 休日は物書き仲間(他校)とつるんで創作談議をしたりしましたよ。
 まぁ本命の部活の方をサボリまくったので、いつの間にか退部扱いになってましたけどね。
 何と言いますか、あまり「部活」や「学校」という、小さい枠に囚われない方が楽しくやれると思いますよ。

 では、駄文失礼しました。
 高校生活を存分に楽しんで下さいね。


なプアナさんからの意見
 私は文芸部に入りましたが、周りは腐女子ばかりでちょっと最初はうんざりしてましたが、
 一緒に活動するうちに「腐女子ってレッテルで判断しちゃ駄目なんだ」って学びました。
 今では、私は一般人でありつつ腐女子。

 naoyaさんのところの状況はよくわかりませんけど
 「ダメ人間のダメ人間によるダメ人間のためのダメ部活」
 になっている原因の男子部員1人は卒業しちゃうんですよね?
 だったらnaoyaさんが入れば「ダメ人間のダメ人間によるダメ人間のためのダメ部活」
 じゃなくなるわけじゃないですか。
 だったら、部活を立て直すのもnaoyaさん次第ってことになりませんか?

 えっと、何がいいたいかっていうと、物事に価値を見出せるかどうかは自分次第ってことです。

 ダメ文芸部なんていって、「そんなの意味ない」って決めつけてたら、
 いい部分も見えなくなっちゃいますよ。
 立て直せなくたって、多くのラノベ作家志望者が経験できない
 よっぽどな事≠経験できたってだけで十分な収穫じゃないですか。


飛車丸さんからの意見
 よっぽどな事、なんてとてもじゃないが言えません。むしろ普通。ありふれた出来事。
 マイナスなわけではなく、ゼロなだけ。

 己の力で文芸部に革命を起こしてやる!

 その気概が本当にあるなら、なんとでも出来るもの。
 入らなければ名実ともにゼロになるけど、
 入ったならば後はnaoyaさん次第でプラスにもマイナスにもなるわけです。
 また、ダメ人間の云々なんてのも、思春期特有の「オタ、カッコワルイ」という先入観かと。
 それこそよっぽどの事≠ェなければ、いい評価なんてされません。

 ただ、現時点では入部する価値はありません。
 ですが、一年か二年後までに「入部する価値のある部」にしようと努力すれば、
 それは後から入ってくる人にとって――何よりnaoyaさんにとって価値のあるものになるかと。


高円寺 颯さんからの意見
 どうも、ハヤテです。
 高校入学おめでとうございます。

 いやァ高校とか懐かしいなァ〜、なんて思ってる新大学生です。
 ヨロシクお願いします。

 ウチの中学、高校には文芸部はありませんでしたが、
 中学の方には、まったく同じ状況の家庭部がありました。
 部員は保健室登校の女子が独り、という状況。
 いまは廃部になったのかな?

 さて、ボクも皆さんと同じ意見ですね。
 アナタが『そんな状況であろうと』、やりたいか、やっぱり止めるか。
 その決断だと思いますよ。
 その状況で止めても、決して恥とかではないですしね。
 つか、『それでもやるッ!』というなら、アナタは勇者ですよ。

 この意見だけ聞くと、やめとけ、と谷口風に忠告したみたいになってしまうので、

 入る価値についての話ですが、
 アナタがそれを見いだせるか、だと思います。
 文芸部復興を目指すのも面白いと思いますよ。劉備みたいで。
 
 まあ、『そのモノゴトに対して自分が価値を見いだせるかどうか』という判断は重要なことだと思いますよ。
 
 価値を見出し過ぎると、ボクみたいな節操無しが生まれるわけですけどね。
 気を付けてください。

 さて、中立になれたかな。
 でわでわ〜。


石野 叡洸さんからの意見
 文芸部が絵本書いてる学校に通ってます、アキヒロです。

> 引退する三年男子部員約1名
> 活動はほとんどしておらず


 一人で部室を占領して小説を書ける絶好の場じゃないですか。
 家で書いてちゃ親から「もうちょっと勉強しろ」と小言を言われることがあるかもしれませんが、
 部室でやる分には部活動なんだから成績さえ落ちなきゃ何も言われないでしょう。
 ゆうきさんが仰ってる通り、部費で本も買えます。小遣い足りなくて涙することもありません。
 
 実質一人しかいないんですから面倒なときは好きなように休めますし、
 途中で飽きれば退部すりゃいいことです。
 因みに、その部に入ったからと言って孤立する事はないと思いますよ。 
 中学でも部活違う友人同士とか普通にいたでしょう?

 というわけで、とりあえず入ってみたらどうでしょうか?
 別に入会金がかかるわけじゃないですから、気軽な気持ちで。
 意外と快適な空間で執筆活動を送れるかもしれませんよー。
 後、話それますが、「絶望に破綻を足して三乗」から何か才能めいたものを感じました。w


ぽろろさんからの意見
 ちわっす、ぽろろです。

 自分から見ると、非常に羨ましい環境だと思います。
 うちの学校には高校には文芸部ごとありませんので。
 入ってもメリットは沢山あると思います。
 
 ほぼ個人部屋が一つ手に入る訳ですし、部費が出るなら更にお得かと。
 
 それに文芸部に入りたい方って結構いると思うので、
 存在さえ伝えたら部員は自然に増えると思いますよ? 
 貴方から数えると後三年もあるでしょうし。

 特殊な状況とはいえ、文芸部に入ったから孤立するなんて人はいないと思います。
 格好良く生きてる人なら「自分専門の部屋が出来た」くらいは言うと思いますし、
 入ってから孤立したなら貴方の責任かと。
 とにかく、入って損は無いと思います。

 まあ、そんな感じで。


みつきさんからの意見

 naoyaさまま、こんにちは。

 迷うくらいなら、他の部活動を選んだ方がいいですよ。

 ほんとうにやりたいことなら、普通はごちゃごちゃ迷いませんから、
 多分、本心ではその文芸部に入りたくないと思っているんでしょう。
 もしかしたらそれは、あなたの無意識領域からの警告なのかもしれません……なんて(笑)。
 他に興味の湧くような部活動がないか、探してみては?

 高校時代は美術部で楽しくやっていましたが、再びその頃に戻れたら、
 今度は写真部に入りたいなあとか思っている私の意見でした。
 遥か昔に授業でやった、モノクロ写真の焼付けの面白さがいまだに忘れられません。
 ベタ焼き大好きです。
 それではこれにて。


桜花さんからの意見

 入学おめでとうございます。

 参考になるか分からないのですが、一応私の意見を述べさせていただきます。
 全員部活制なら価値はあると思います。
 他の部活して時間とるよりは、小説を書いてるほうがいいかと…
 そうでないなら入らないほうがいいです。迷っているのは入りたくないって事だと思いますし。
 まあこれは個人的な意見ですから気にしなくてもいいですけど…
 決めるのは自分自身ですし、よく考えてみて下さい。

 では。


サイとさんからの意見

 サイとです。
 僕もアニメ部という小説を書こうとする先輩やマンガ、イラストを描こうとする先輩のいるところに
 仮入部中です。
 (部員の大多数が幽霊部員)
 そう、活動していないんです。
 しかも文芸部との交流はナシ。だってアニm(ry

「入部ってみなきゃわかんねぇよ!」
 馴れ馴れしい中等部の部員より抜粋。
 naoyaさんの文芸部とは違って人数だけが吹奏楽部を除く全ての文化部で一番多いアニメ部ですが。
 とっても騒がしくて執筆できる環境ではありません。
 隣が軽音楽部で耳がつんざくような騒音がするのです。
 軽音楽部は真面目に毎日部活をしているのでおちおち昼寝もできません。
 たまに知ってる曲流れると盛り上がりますが。

 ちなみに文芸部のない高校に入学してしまった人(僕)
 やあまりに通学距離が遠くて部活ができない人(僕)のことを考えてみてください!
 あなたは恵まれた環境にいるのです。その恵まれた環境を悲観してはなりません。
 それは恵まれない人々(僕含む)への冒涜です。
 考え直してみてください。
 
 僕はあなたを応援します。
 「がんばって、naoyaさん!」
 僕も高校生になったばかり。タメで話しました。すいません。
 それでは、失礼します。


文月さんからの意見

 こんにちは、
 二年連続、教卓の上でオタク宣言して笑いをとった文月です。

 聞き返す形になりますが、文芸部の活動って何なんでしょうね?
 運動部は大会のために仲間と青春の汗を流していますよね。
 ところが我々のような物書きは一人でひたすら書き続け心の汗を流すことです。
 ですから、一人になるのを恐れてはいけません。
 私だって……おなたと同じ状況ですよ。
 今の孤独な文芸部員にできるのは、できるだけ知名度をあげることぐらいです。

 部員を増やしたいなら、体育館のステージに立てるように高校の文芸コンクールなどで賞をとりましょう。
 地方の小さな小説な賞とはいえど、とれれば学校内での知名度はあがりますよ。
 新人賞のような大きな賞は一先ず置いておいて、

 高校レベルの文芸コンクールで賞を目指してみてはどうしょうか?


 それに小さかろうと小説の賞を持っていれば、自信につながりますよ。
 ちなみに、この手のコンクールは文芸部顧問が告知を忘れているか、流しているとか、
 よくあるので顧問に毎月追及してみれるといいですよ(笑)。

 いろんな人が部室とか部費とか言っていますが……
 文芸部にも裕福と貧乏があるんですよ……
 私のところは部室すら貰えず、年間の部費が5000円ですよ。
 ユング心理学の専門書を学校で買ってほしい……
(昨年に三つ小説の賞とったんだから部費くらい増やしてくれよー生徒会)

 では失礼します。

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