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複砂シビさんからの質問 2007年
 文芸部の実情について
 
 皆様こんばんは。質問させていただくのは久しぶりな複砂です。

 タイトル通り、文芸部について、質問させて頂きます。
 自分は来年から高校生なのですが、学校の文芸部に入ろうかどうか相当迷っちゃってます。
 時期が時期で、まだ早いと思われた方、その通りです、ごめんなさい……。どうか宜しくお願いします。
 
 で、実際、一般の高校の文芸部ってどの程度、どんな雰囲気なのでしょうか?
 文化祭なんかでも文芸部の作品などが展示されるそうで、
 たくさんの方によんでもらえるから一応鍛錬にはなるかな〜などとも思ったのですが、
 人に読んでいただくことはネットなどでも出来ますし、
 寧ろそちらの方が(こちらのサイトなど)良い意見が頂けるであろうと言うか……。
 
 かと言って楽しみを期待して入っても、低レベルな私でもわかるくらい低レベルなものであれば、
 (一般的に)そんなに楽しくないかな〜なんて思ってしまいます。
 小説がうまくなりたいからと言う理由で入るのには向かない気もしてきまして……。
 と言うか、『そーでもない』文芸部に入るくらいなら家で勉強して、
 自分で書いてる方が時間の都合がいいような、などと考えてしまいます。

 一般的な文芸部のレベルって、一体どのくらいなのでしょうか?
 どうかよろしくお願いいたします。

 ※文芸部と言うのもを甘く見たような発言をしてしまいましたが、
 あくまで何も知らないちゅーがくせーの考えです。
 由緒ある文芸部員さんの方などいらっしゃいましたらすみませんっ。


●答え●

四方祐樹さんからの意見
 現役文芸部の三年生な四方です。
 ただ今文化祭の部誌を発行しておりますよ。

 えと、うちの高校の文芸部は自分達の代が初めて部誌の発行へと踏み切りました。
 実際、一年生の時に先輩は一人しかいなく、しかも全然来なくって。
 結局は一年生三人が全てをやるという感じでした。
 また学校での執筆活動はなく(今もですね)家で執筆をし、
 それを印刷してきたものを学校に持っていって、
 「これ、次の部誌に出す予定〜」などといったり、挿絵を描いたりしています。

 また部誌の発行以降は、学校でプロットを立てたりとか雑談とかしていますね。
 あとは期末や中間テストが終わった後や終業式・始業式などにはお疲れ様パーティーを開いて、
 部員一同でお菓子を持ってきたり近くのパン屋でパンを買ってきたりして、
 みんなで楽しく打ち上げをしています。

 さて、だいたいこれが大まかなイベントとして。
 普段の雰囲気はと言いますと、本当にほのぼのとやっています。
 部活は週一回木曜日なのですが、みんな毎日集まって雑談に興じたり。
 一年生から三年生まで、みんな友達感覚ですね。
 今日も自分は、一年生と漫画やゲームの話で盛り上がってきましたし。勿論文化祭の話もしましたが。

 また、小説が上手くなりたいと思って自分も入ったのですが、結構上達しましたよ。

 やっぱり部誌の発行が年四回と増刊が数冊と定期的にあるので、
 締め切りというものがやっぱり生じてくる。
 これは小説家を目指しているので、すごいよかったと思っています。
 また年に四回は書かなければなので、各回数が増えるとやっぱり文章も上達してきます。
 仕上げますから最後まで書ききるということもちゃんとできます。
 また部員からアイディアを聞いたり、または意見を聞けたりするうえ、
 うちの学校では校長教頭、各学年の先生から顧問にも配りますし、
 図書室にも置いてどの生徒にも読めるようにしていますので。
 多くの人の眼には、やっぱり触れることができ、色々な意見ももらえますしね。

 確かに執筆は家で個人の作業に変わりはありませんが、色々な人の作品が読めるし、
 自分の作品に対しての意見が聞けるのにも、もってこいだなと思いました。


 まあ、あくまで自分の意見ですがね。
 どの学校もこうだということはないと思いますが、自分の学校ではこんな感じです。
 少しでもお役が立てれば幸いと思っています。
 では、乱文ですが失礼します。


いふりーさんからの意見
 ほいほい、懐かしき高校生活に思いを馳せる元文芸部のいふりーと申します。
 あの頃は周りに女子高生が一杯居て幸せ……ゲフンゲフン。いえ、何でもありません。

 さて、簡単に言ってしまえば部活動のレベルなんてものは高校によって上下します。
 真剣に文芸部の活動で切磋琢磨したいのでしたら、
 様々な学校案内のパンフレット等を見て検討しては如何でしょうか。
 もう進学先の学校を決めてある場合は、
 その部活動が自分の満足するレベルかどうか見極めて入部するかどうか決めましょう。

 さて、それではワシの高校の文芸部の場合をお話します。
 ワシの文芸部の場合、レベルという見方をすれば恐らく低レベルと言えます。
 何しろ部員は同学年の子が4人、一つ下が1人、ワシの計6人。
 先輩すら居ない上に、活動する日は週に1回でしたから(笑
 その活動内容も自作した短歌・俳句、詩、小説を部員全員で読み、感想や批判をするだけです。
 いわゆる典型的なお気楽クラブというやつです。
 実際作品を品評するより、集まって雑談していた記憶の方が強いですから。

 さて、そんな部活動に入って「良かったか?」と問われれば「当然!!」と胸を張って答えます。

 まぁこんな部活なので、あまり文章についての勉強としては弱いかも知れませんが、
 人生経験にはなりました。
 どんな部活に入ろうが物語を書くにあたっては役に立ちます。
 手芸部だったり吹奏楽部だったり、囲碁部だって自身の糧になります。
 要はそれをどう生かすか。これが一番重要なのです。

 ワシが考える、一番してはいけないと思っている事は、
 部活もせず寄り道もせず自宅に帰り、PCに向かってただ小説を書く事です。

 これでは、確かに小説を書く技術は高まると思いますが人生経験が不足してしまいます。
 RPGで例えるなら、スキルの熟練度だけ上げて経験値稼ぎを全くしないようなものです。
 熟練度だけを上げても、ある程度の小説は書けるかと思います。
 が、それではいつか頭打ちになります。
 
 経験値を貯め、自身のレベルを上げなければ、それ以上の高みには辿り着けません。
 高校は一度きりの絶好の経験値稼ぎの場です。しかも一番経験値を吸収出来る時期です。
 まずは思う存分、高校生活を満喫して経験値をガンガン稼ぐ事をオススメします。

 いえ、まぁ……レベルの高い文芸部があれば、経験値と熟練度が同時に稼げると思うので
 やはり学校選びから決めた方が良いのですけど……(汗
 以上、文芸部唯一の男子部員だったワシの戯言でした。ハーレム万歳。
 女の子5人に囲まれての雑談は最高です。いやぁ、ハーレム小説の参考になr…………
 参考になれば良かったのになぁ(血涙
 それでは、この辺で……しくしく。


ケータイ寄尾さんからの意見
 ああ…文芸。懐かしい響き!
 僕の場合は同好会でしたけどね。寄尾です。
 いふりーさんの気持ちは凄く分かりますよ…(泣)
 ウチも女所帯だったので、「ここに男がいることを忘れてないかきみたち」な会話を繰り広げられてました。
 おいしいやら居たたまれないやらでもう…ねぇ。


 さ、本題です。
 さっくり結論だけ言ってしまえば、寄尾は入るべきだと強く主張します。


 だって、公式的に大手を振って執筆のことを考えてられるのですからね。
 同好の士も得られるでしょうし、顧問の先生に指導をもらえるかもしれません。
 製本作業は覚えておいて損はないです。
 締め切りがあるとないとでは大違い、前後(後!?)は滅茶苦茶気合いが入ります。
 寄尾も何度か徹夜しましたし。
 よほどでない限り、複砂様にとってマイナスにはならないでしょう。

 むしろ、文芸部があるのに一人で書いている方がどうなんでしょうか…?
 と人間的に脆弱な寄尾なんかは思いますけれど。


 一応寄尾の場合も語っておきすと、お気楽ではありましたが、皆それなりに熱意を持ってやっていました。
 人数は12,3人くらいで、上下関係は緩め。大抵は、家で書いて締切に持ち寄るという形。
 発行は年二回でした。
(一度三回にすることを提案しましたが、資金面等のリスクで流れたのです。部ではないので部費が出ず)
 
 短歌、俳句、詩のどれかがノルマになっていたので、そちら方面の感性も少しばかりつきましたし、
 同級生に独特の感性を持つ詩書きさんがいて、随分感銘を受けたもんです。
 既に卒業なさってましたが、非常に巧い短編書きさんもいました。バックナンバー漁りも一興ですね。
 製本作業の日は分業体制を敷いて、総出で流れ作業してました。
 
 休憩に入るとお菓子や紅茶が出て(顧問の自腹…)、綴じたてほやほやの誌を片手に作品談義。
 たまに綴じる前のままでも作品談義。プラス雑談。
 完成したものは各クラスや教員に配り、文化祭でも売りましたね。
 ……こんなところかな。

 あと、文芸部に入ると、近隣校の文芸誌も手に入り易くなります。
 そこからネットワークを広げることも可能です。さりげない特典(笑)



 ちなみに、言うまでもないでしょうが、顧問の先生は重要な鍵です。
 この人物によって文芸部の難易度は激変します。
 熱血なら言うことなしですね。寄尾も恵まれました。なにせ製本代で自腹を切ってくれる方でしたし、
 他方面への造詣も深く、フォトショップまで駆使して表紙を(以下思い出話略)

 何にせよ、三年間書ききったことは自信に繋がるはずです。

 ……長くなりましたねぇ。申し訳ない。
 ではっ。


沈丁花さんからの意見
 こんばんは、ご無沙汰しております複砂さま。

 僕は高校時代は弓道部でしたが、
 そういった団体を高校の時に友人や後輩と作ったことはあります。

 主な活動としては高校の図書館の一角に展示コーナーを設けさせていただいて、
 そこに小説や詩などの作品を置いてメンバーが個人個人で不定期に更新していくというものでした。
 ご意見ノートなども置いたりして、それなりに盛況でした。

 その時は、特にメンバー同士での意見交換ということはしませんでしたねぇ
 たまに話題に上る程度で、ほとんどの場合は自主勉強でしたね。
 他のメンバーの作品を読んだりして

 そうでない場合もあるかもしれませんが、
 概ねおのようなここに執筆活動に勤しむところのような気がします。


みつきさんからの意見
 複砂シビさま、こんにちは。

 高校の文化系クラブなんて、サロンと同じと考えた方がいいですね。
 まあ、普通はキリキリやったりはしないもので……。


 私は美術部でしたが、油絵にはあまり興味が持てず、ずっと部活仲間とダベってましたっけ。
 部室が校舎とは別建ての木造食堂の二階にあり、そのレトロな雰囲気が良すぎて、
 別の部に移る気にならなかったんですよね……(^^;。
 
 でも、絵の上手い子は一人でコツコツと描いておりましたし、
 私たちもその邪魔をすることはありませんでしたよ。
 その子が休憩する時は輪に入ってきて、楽しくやる、みたいな感じで。

 というわけで。
 もし、レベルの低い文芸部であったとしても、創作の邪魔をする人はいないでしょうから、
 そこで一人本を読んだり小説を書いたり、それを読んでもらったりしているだけでも随分違うでしょうし、
 顧問の先生に小説を見てもらったりする口実も作りやすいので、
 そういう風に付き合っていけばいいのではないでしょうか?
 それに、文芸部に入るくらいの人なら、創作には積極的ではなくても、
 本を読むのは好き、という人は多そうですから、友達を作るのにはいいかも? とか思いますよ。

 ……あ、でもでも。
 今だと、そういう文化系クラブは腐女子の巣窟になっている可能性があるので、
 そこら辺はきっちりリサーチするのが吉と思います(^^;。


 それではこれにて、失礼させて頂きますね。


クロウドさんからの意見
 もう眼の怪我が治っているはずなのに、
 片目で物を見る癖が付いてしまった俄か隻眼のクロウドです。
 私は馬術部でした。

 文芸部に入らなかったのは、ずばり二次創作と腐女子の巣窟だったからです。

 それでも、文化祭にオリジナル中心の部紙を発行して好評でしたが。
 レベルは……よくも悪くも一般人の文芸同人誌か投稿雑誌くらいでした。

 とゆーか。顧問がゴルゴ13のコアファンの女教師とゆう時点で、
 なんか文芸部としては間違いだったような気も。

 結論はリサーチして自分と合わない様なら、暇を持て余している他部に入った方が良い事もある、と。

 乱文で失礼しました。


富士山さんからの意見
 文芸部とは同じ趣味の友人を見つける場所であり、文章力を高めたいのなら少々畑違いといえる。
 
 ぼくの高校にも文芸部があり、ヲタクの巣窟というわけでも腐女子の巣窟でもなく、
 極めてまともな分類に入る文芸部だ。

 しかし文化祭の発行物を読ませていただいたのだが、どうもおもしろくもないし、
 なにか文芸部員同士で文章力を高めあっている感じもない。
 
 そもそも文芸部に大会やコンクール(大賞はあるが、プロへの道なのでカウントしない)など、
 存在しないに等しいので、高校生活におけるこれといった目標がないのだ。


 よって、その高校にもよるが、友人やここの投稿場所に送って、
 少々辛口で正直な批評を受けたほうが建設的といえるだろう。


サワラさんからの意見
 こんばんは。サワラと申します。
 一応文芸部出身なのでお話をば。
 
 えー、あくまで我が校の、当時の様子ですからね?
 ぶっちゃけ、ほとんど部活として機能しておりませんでした。
 ってか部室とか活動日とかありませんでしたし。
 いや、あったかもしれませんが、集まっているところを見たことないですねぇ。
 
 部員は7〜8人くらいいたと思いますが、皆ほぼ他にメインの部活に入っていました(私もです)。
 小説や詩の批評なんてしてませんよ、一度も。
 
 年に一度、会誌だか何だかを発行することがあるので、
 その時はみんな小説や詩を(授業中や自分の家で)書いて提出してましたけど。
 まー薄い冊子なのでほとんど詩でしたが。
 まともに小説書いたらそれを載せるのに予算オーバーしちゃいますから……
 印刷所に頼むやつじゃなくてただのコピー本だったことも。

 つまり、部活がどういう雰囲気なのか、レベルはどうかというものは、その高校それぞれによります。
 私の高校は、少なくとも当時は、最低レベルにすら達していなかったんじゃないかな。


 友人が漫研に入ってたので私もちょくちょく漫研の部室にお邪魔していたのですが。
 その漫研は9割が格闘ゲーム派で、話題もそればっか。
 キョウとかイオリとか当時の私にはわけわからん名前と技名が飛び交っていました。

 漫研ってもっとジャンプとか、りぼんとかのメジャーなとこの話題が出ないか? 
 つーかアンタら、マンガ描かないの? って思ってましたね……
 いや、やはりこの人たちも会誌を出すときは部室でも原稿描いていましたが。

 学年が上がった時、新入生が入ってきたのですが、それがその子一人だけで、
 しかもやはり格闘ゲーム派な人たちの話題についていけず、
 部室の隅でぽつんとしていたことがありました。
 しばらくするとその子は漫研からいなくなっちゃいました……
 そんなこともあるんだ、ということで。

 もしガッツがあるなら、そういう感じの部活だったとしても
 「俺がこの部活をまともにしてやる!」ってなことをしてみてもいいと思います。
 おもいっきし参考にならない話ですみません。
 それでは。


小雪さんからの意見
 最近文芸部を引退した小雪と申します。さっそく回答を。

>  実際、一般の高校の文芸部ってどの程度、どんな雰囲気なのでしょうか?

 参考までに私の入っていた文芸部の話を。
 基本的に年3回の雑誌発行に合わせて執筆していました。
 〆切までに原稿を上げて(これを守るのがかなり大変)、みんなで回し読みして添削します。

 この作業は先輩後輩まったく関係なく、読者の目線から遠慮容赦なくズバズバやってました。
 これは結構楽しいし、やったぶんだけ返ってくるのでかなり勉強になります。
 それが終わったら本稿上げて製本。手作業でやってたのでいろんな技術が身につきました(笑)

 それがない時は部室に集まって雑談や宿題、プロット立て、絵描きなどをしていました。
 版権もの(漫画やアニメ)の話もたくさんしましたが、
 二次創作禁止だったのでそういうものは部活動の範囲外でしたね。

 イベントとしては文化祭の展示と高文祭(運動部で言えば総体のようなもの)がメインです。
 展示では日頃の作品を貼り出して、バックナンバーの雑誌も一緒に置いていました。
 高文祭は、県内の文芸部員が一同に会して交流会をします。
 あらかじめ高文祭用に提出した作品を一冊にまとめて、
 それに関して講師の方をまじえて質問会があり、
 最後は作品集の中から優秀な作品が表彰されてました。


> 一般的な文芸部のレベルって、一体どのくらいなのでしょうか?

 これは学校によって、また都道府県によっても差が出ると思います。
 うちは……うーん、良くも悪くも普通ですかね。
 一応添削会はやっていましたが、好きなものを好きなように書いている感じが強かったので。
 でも全国に行った子もいたので(小説ではないですが)、
 個々の努力や切磋琢磨は重要なことだとすごく思います。

 しかしそれよりも大事なのは、複砂さんが、
 3年間充実した活動が出来る場所であるか否かではないでしょうか。
 まだ入学前ということですので、実際に活動現場を見学して検討するのが1番良いと思いますよ。


 ただ、他の方も仰っているように、1人での執筆活動は、
 経験値には変えられないというのは私も同意見ですね。
 人との交流ももちろんそうですし、文芸というのは小説(散文)だけではなく、
 詩、短歌、俳句などいろいろなジャンルがあり、それぞれに創作の難しさや味があります。
 一通りやってみて、それが小説に生きることもあるのではないでしょうか。


如何家サイとさんからの意見
 今日は、以前『サイと牛』と名乗っていた如何家サイとです。
 僕も中学生ですが、文芸部に所属しています。
 正確には、コンピ研内文芸部。何故複雑になっているのかは話せば長くなるので話さないでおきましょう。
 この文芸部が随分と変わっていると知ったのは高校の部活見学でした。

 本題に移りましょうか。
 高校では学年末の文集と文化祭での展示、発表があるそうです。これは各高校で違うと思います。
 それと、偏差値の高いところの方が文芸部があって、レベルが高いように感じられました。
 高いと言っても公立で県内1、2位と学区内1位とそうでもない高校3校を比較した結果ですが……

 中学では『基本的文章作法の実力向上を目的とした、中高生に相応しい内容の小説の執筆』
 を約束されました。今はそれを破っています。でも、良いのです。
 守破離と校長先生が教えてくれたのですから!

活動内容
・漢字検定と英語検定と文章検定の取得
・有名文学作品の読書(大体みんなラノベを読んでる)
・基本的文章作法を会得
・自らの手で作成した作品の部内発表、及び隔月コンピ研文芸部発行部誌に発表
・部内での共同作品を夏季長期休日中に作成。
(この時はいつもコンピ研内アニ部に作品を提供しなければならない)
・文化祭に増刊部誌の作成、コモンホール(生徒用玄関のこと)での配布

 うわぁ、部誌の最終頁『集まれ! 小説好き ー文芸部部員募集中ー』を丸写しですね。
 僕も中総体を初日で敗退した身、友人たちを連れてコンピ研へ。
 いきなり先輩が来て後輩たちも可哀想なのです。
 
 執筆は殆ど家でやります。夏休みの共同制作は友人(女子!)の家にて。
 毎年、半袖の女子を拝める(白い服の場合は目のやり場に困ると言うか、凝視)のです。
 このように楽しくできますが、文章の上達はこのサイト様や他のサイトなどを参考にしたり、
 古本屋でハウツー本を読んだりすれば良いでしょう。
 でも、ネタ集めや自分の作品に自信を付ける事もできます。
 よって、結果は、

 文芸部と執筆は別!

 と、考えています。

 これは僕の経験上での話です。
 参考になれば嬉しき限りです。
 如何家サイとでした。


ロキさんからの意見
 現役文芸部員のロキです。複砂さんと同じ中学三年生ですよ。

 私のところの学校の場合、中高一貫校なので高三の先輩方もいらっしゃいます。

 で、本題ですがレベルはまちまちだと思います。
 先ほど述べたように幅広い学年があるので、
 物凄く達者な文章を書かれる先輩や、まだまだこれからの後輩もいます。
 私自身、そんな環境に刺激され何とか達者な先輩たちに追いつけないかと目下努力中です。

 余談ですが、レベルどうのこうのより、部活動で得られる経験の方が大切だと思います。
(もちろん、レベルも重要ですが)

 先輩方には音楽知識に長けた人、軍事や時事ネタ長けた人が沢山いらっしゃって、
 小説家の敵である知識不足には恐怖したことがございません。
 他にも文化祭の計画を練り、部誌を発行しました。(百八十部全て完売できたのは忘れられません)

 ちょっとグダグダになってきたのでまとめます。
 ・レベルはあなたが入部して、上げて行きましょう。
 (もちろん、周りの環境から刺激を受けることも忘れずに!)
 ・そこで得られる経験は青春そのものです。
 (間違いなく楽しめるはずです)
 ・後輩、先輩と仲良く過ごせるようになります。
 (私も、知り合いの幅が増えました)

 稚拙な文章すいませんでした。でも複砂さんが最善の道を歩めるよう、切に願っています。
 それでは頑張ってください。


M-Wizardさんからの意見
 初めまして、書き込むのは初めてのM-Wizardと申します。

 私は学校に文芸部というものがなかったので、自分で文芸愛好会なるものを作ってしまいました。
 活動内容としては、PC室を借りて適当にワードやらメモ帳で作ってます。
 自分が部長をしているのもあって割りと適当なので、ネットするのも可だし、
 週一でしか活動していないし、あまり参考にならないかもしれませんが。

 一応何個かコンテストに応募してみましたが、玉砕しまくってます。

 けど、同じ趣味の人が気軽に集まれる場所というものを作ったつもりなので、
 人数も少ないし大したことはやっていないけれども、居心地はいいですよ。


和風さんからの意見
 文芸部、というモノは我が高校には無かったですね。
 そもそも小説を書き始めたのが高校卒業からですので……。

 ただ小説はよく読んでいたので、図書委員に入ってました。
 さらにその担当の先生が文学大好き人間で「文学散歩」といった催しモノもちょくちょく開いてました。
 有名な作家さんの実家にお邪魔したり、会館で開かれている催しモノに参加したり……
 あれはあれで楽しかったです。

 何が言いたいかと言うと、楽しめるかどうかは本人次第。とりあえず入ってみてはどうでしょうか?


カカシさんからの意見
 ども。文芸部ですか。
 僕の高校の文芸部は他の方も言われているような、
 あまりよくない人の集まりできちんと活動してない感じでした。文章のうまい方は数名いましたが。
 
 だから、僕は文芸部には入ってません。
 しかし、文化発表会のときに文芸部以外のモノカキの友達と『打倒文芸部』という感じで、
 文芸部とは別に小説冊子を作り、配りました。もちろん文芸部のものよりも好評でしたよ。
 
 別に文芸部に入らなかったとしても周りに文が書くのがうまかったり、
 すごく特殊な知識をもってる人というのはいますよ。友達として。
 だから文芸部に入らなくても十分刺激にはなるはず。
 僕たちみたいに行動すれば自分の作品を皆に見てもらう方法はいくらでも、ありますよ。
 だったら違う部活に入って、新しいなにかに出会ったりした方が楽しいはずです。


連さんからの意見
 他の方の意見は読んでいないのでご容赦を。

 文芸部は、レベルが低いと馴れ合いと傷のなめあいにしかならないそうです。
 集団で売れない同人誌書いてるようなもんだったと、元文芸部の友人が言っていました。


 しかし、気の会うメンツを見つけ、深い仲になっておく事で、
 推敲のお願いや互いの切磋琢磨・競争などをする事で腕を上げることは、
 たとえどんな文芸部であれ可能かと思います。
 また、外れを引いたら(言い方悪いですが)、自分で文芸部の質を向上させるというのも手かと思います。
 そうする事で、後輩たちが満足しうる活動が出来る部活になるかと。

 しかし半面。
 部活という枠で必要ではない固定概念を持ってしまうと、
 自分の長所を失うことにもなりかねないと思います。
 柔軟な思考と広い視野で、あらゆるを黙認しながらも肯定をしない。
 それが、理想的に物事を学ぶことであると考えます。

 個人的に言うならば、
 中学から高校の感受性豊かな思春期を、文芸部という枠に収めることをあまり良しとは思いません。
 自分は工業高校でしたので、文芸部など影もありませんでしたが、無駄に溜め込んでいたバイト代で、
 様々なところに取材旅行に言っておくべきだったかなと後悔しています。
 互いに切磋琢磨し、有効な意見を交し合う同士を作りたいというのでしたら、
 専門学校が適していると思います。

 高額な授業料を払ってまで己の腕を上げたいと考える人の集うところですから、
 そので出来た友人からは、必ず学ぶべきところがあるでしょう

 なんか、無駄に長い上に分かったようなことを書いていますが、自分はそんなものだと考えています。
 ってことで。


文月さんからの意見
 こんにちは。
 武道系の部と文芸部を兼部していたら、生徒会長に一喝されてしまった文月です。
 今は文芸部だけですけど(笑)

>一般的な文芸部のレベルって、一体どのくらいなのでしょうか?
 
 学校ごとに違うと思いますね。
 私の、ところの文芸部はまったくといっていいほどに活動がありませんね。
 まぁ……年間の部費が5000円だとか、部室がもらえないとか色々ありまして……。
 それと先輩たちが全員、特別進学コースの生徒なので執筆に時間を取っている暇がないとも言えます。
 いやー、入部したのは良いけど初めて集まったのが夏休み前だったことを今でもよく覚えています(苦笑)。

 ですが、顧問に批評してもらえる。
 別方面で知識豊富な先輩たちの技術を(無理矢理にでも)教えてもらえるという点は良いですね。


 それに活動がなくても、自分で盛り上げていけばいいだけです。
 私の場合は初めて執筆した小説を県内のコンクールに出品しまして、佳作取ってやりましたね。
 すると、不思議なことに先輩たちが執筆してくれるようになりました。
 後輩が先輩をさしおいて表彰台で表彰をされたことが悔しかったのか、
 文芸を意識してくれるようになったのかは定かではないですが。

 これからは文芸部のホームページでも(非公認だとしても!)作り、
 集まる機会がなくても意見交換をできる場を作るつもりです。

 他には、自分自身に書かないといけないという意識をつける上でいいものだと思いますよ。
 では、失礼しました。


ミッペルテルトさんからの意見
 現役文芸部員のリア厨ミッペルテルトです。
 僕は中高一貫の進学校に通っています(成績はレットゾーンギリギリですが)。
 なので、わりとまともな文芸部に入ったのだと思います。

 僕の場合は「ホンモノのオタク」の先輩と「オタ知識も持った一般人」の先輩がいました。
 なので、クラスメイトとは出来ない深い話ができて、結構楽しいです。
 また、一番上の先輩で高二だったりするので、中学の頃から、
 そういう先輩のアドバイスなどを聞けてとてもためになったとおもいます。

 高校からだったとしても、ある程度部誌の発行をやってるところなら、
 先輩達は小説を書いた経験のある人達だとおもうので。
 それなら、執筆のアドバイスももらえてプラスになると思いますよ?
 まぁなんにせよ、「部活」という空気を経験するのは、執筆のマイナスにはならないと思います。
 以上、長々と失礼しました。


昂流さんからの意見 2013/05/01
 うちの文芸部は、活動内容としては小雪さんにとても近い感じです。
 ただ、一応県内でトップレベルと言われ、全国のコンクールでも多数入賞(私ではなく、先輩や他の部員が、ですが)している部なので……まあ、かなり恵まれているとは思います。

 まず、ひとつ言わせていただきたいのが、部室でちまちま創作してる部活じゃありません、ということです。
 俳句甲子園、短歌甲子園というものをご存知ですか?ニュースにもなっています。調べていただければ分かると思いますが、形式としてはテニスの団体戦のようなものです。
 他に、県内の文芸部員が集まってプロの講演を聞いたり、作品を見ていただいたりするイベントもあります。全国の文化部の集まりもあります。

 それから、賞金つきの全国コンクールも溢れていますよ。コンクールの情報に関しては、顧問の先生が伝えてくれるかどうかに懸かっているのではないかと思います。それ自体はたくさんありますが、募集要項は顧問宛に届きますから。

 あとは確かに、部活全体のレベル、モチベーション、雰囲気などは大きくかかわってくるでしょう。しかしそのあたりは、部活動見学や……あと、可能なら部誌を読んでみてください。学校によってかなり違いがあります。部誌を読んで面白いと思えたら、入る価値はあると思います。

 あと、どこもかしこも腐女子の巣窟なわけではありません。腐女子だって純文学が好きだったり、きちんとした文学観があったりする人はいます。あと、最初に「苦手だ」って公言しておけば、たぶんそういう話題は避けてくれると思いますよ。

 うーん……他のところがはっきり分からないので、私の経験からはこんなことしか言えません。

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