第4研究室 創作に関するQ&A 405P | トップへ戻る |
Λさんからの質問
 人型戦闘兵器はマンネリ?
 
 こんにちは、Λです。
 最近小説を書き終わり、新しい小説を書こうと思ったのですが、
 ちょっとSFっぽい物を書こうかと思っています。

 そこで思ったのですが、ガン○ムを初めとする人型の兵器って既にマンネリ化しているのでしょうか?

 勿論、物語の内容や設定にも左右されると思いますが、
 基本的にこういったものが出てくる小説を皆さんはどう思うでしょうか?
 やはり既存の物の流用に過ぎないと思われますでしょうか?

 皆さんのご意見を聞かせてください。


●答え●

いちふじさんからの意見
 はじめまして、いちふじと申します。

 「どう思いますか?」と聞かれれば、「思いませんし、あまり気にしません」です。

 私見ですが、マンネリかどうか感じるのは「人型兵器が出てくるから」というよりも
 「人型兵器がでてくるあの作品と同じような内容(設定)だから」なんじゃないかな、と思ってます。


 見当違いな例えかも知れませんけど、料理で
 「麻婆豆腐を初めとする豆腐を使った料理って既にマンネリ化しているのでしょうか?」
 と聞かれたら……そんなことないですよね。

 人型兵器を素材の一つと考えていかに調理するか考えるのがベストなんじゃないかな、と。

 作者の腕の見せ所だと思います。
 創作頑張ってください。


三月 椋さんからの意見
 昔からロマンがあり愛されているものだとは思いますが、
 今からでは中々難しいジャンルだと思います。
 
 ことにライトノベルでロボットモノを成功させるのは、難しいとよく言われています

 
 ロボラノベで大いにヒットした『フルメタル・パニック!』とて、
 ギャグ中心の短編から先に入ったことが成功のきっかけだったように思いますね。
 そこで客層を上手く掴み、緩やかに「戦うボーイミーツガール」を
 読者に受け入れさせることが出来たようですし。
 まぁ、もちろん設定次第では十分成功させることが可能なのは言うまでもありません。

 『サイレント・ラヴァーズ』シリーズや『量産型はダテじゃない!』シリーズなどもありますね。
 電撃の三雲さんが『コールド・ゲヘナ』『ランブルフィッシュ』『アスラクライン』と、
 立て続けにロボットモノを成功させているという例もあります(三つ目は厳密には違うかな?)

 マンネリを恐れるのでしたら、お約束を上手く組み込むのも手でしょうね。

 概ね好評の内に終わったアニメ・天元突破グレンラガンなどは、まさにその典型です。
 世代ごとに向けた種々のお約束を上手く取り込んで幅広い層にウケる作品へと昇華させました。
 ……最後はちょっとスケールでかすぎ&暑苦しすぎでしたけどw

 やはり設定が細かくなりがちなことが、
 ラノベでロボットモノが敬遠されがちな理由なんでしょうね。

 
 漫画やアニメならドンとロボットが格好良く仁王立ちしてくれればそれだけで映えますけど、
 文章ではそうもいかない。
 下手をすれば、ロボの小難しい説明だけで数ページ割くハメに……なんてことになるかも。
 そこは注意が必要でしょうね。作者の腕の見せ所というヤツです。

 まぁそんなこと言ってたら、飽和してるのはむしろ学園異能だと思いますけどね。
 とりあえず、今では料理が難しいジャンルではありますが、
 挑戦しがいは十分にあるのではないかと思います。
 一意見でした。それでは失礼致します。


シグさんからの意見
 はじめまして、クラスでガン〇ムオタクと言われるシグです。

 そうですね、使い方にもよるんじゃないですか?
 ガン〇ムだっていろんな形がありますし。
 少し話が逸れますが、∀ガン〇ムというアニメをご存知でしょうか?
 ∀は元のガン〇ムとはかなり掛け離れていて、ファーストなどを好きな方からすると、
 下手物扱いさえされてしまいます。
 他にも様々なタイトルがありますが、本題から離れてしまうので止めておきます。
 長々要らない説明をしましたが、僕が言いたいのは、

 その話の中でどのように使うかによって見方も変わるのではないか、ということです。

 コードギ〇スのナイトメ〇フレームだって人型なのにガン〇ムのパクリに見えないのは、
 見方と書き方だと思うんですよ。
 なので、多少似ていても問題はないと思います。
 下らない話を交えた長文失礼しました。


みつきさんからの意見
 Λさま、こんにちは。

 小説で人型兵器、って言われても、いまいち現実味がないんですよね。

 
 宇宙空間での船外活動用工作用機械とか、地上探索機だとかっていうなら、
 なんだか人型にすごく利用価値がありそうな気もしますけど……
 関節部の多い機械って、戦闘みたいな状況にはあんまり使えないじゃないですか。
 すぐ壊れちゃうし。
 普通そんなもの使わないでしょ、変ですよね。
 
 ……とかいう、色々な「おかしいんじゃない?」ってのをクリアできれば、
 小説でも人型兵器を出していいような気もします。


 アニメで人型ロボットが多いのは、大人の事情とかお金の事情とか、色々なことが絡み合っていて、
 さらに「見た目がかっこいい」もテーマの一つ足りうるからですよね。
 ビジュアル表現なら、それを利用しない手はないというか。
 
 小説ではどう頑張ったってアニメと同じことは出来ませんから、
 アニメからそのまんまイメージを持ってくると、どうも失敗しがちになるんですよね。

 そういったあたりをちゃんと考えたうえで、自分なりの「……だから人型兵器なワケです!」
 ってのがしっかり書かれてあると、私なんかは、「お、読もうかな」って気になったりします。
 とにもかくにも、SFロボット物でもバトル物でもRPG風ファンタジーでも、
 
 誰かが作ったフォーマットを何も考えずに流用して作った作品ほど、
 マンネリ感漂うものはないんですよね。

 
 そういうのって、ネタ切れした締め切り手前の落ち目の書き手がやることだと思いますし。

 それではこれにて。


紺野さんからの意見
 はじめまして、紺野と申します。

 SF読む人はきちんとした設定の下に作られた物でないと納得しないと思います。


 それゆえに、しっかりと世界観と設定を書き出さないといけなくなるんじゃないかと考えています。
 ガンダムはなぜ人型なのかという理由が本編で語られていたように、
 人型である理由があれば、問題なく人型戦闘兵器を登場させられるでしょう。
 ガンダムなりスパロボってどちらかというとスペースオペラだよなぁ。

 私はロボット物は熱ければ読みます。
 キャラクターの魅力重視でロボットの機構はあんまり気にしません。

 
 テーマを提示するくらい王道だとなお良いです。
 逆に、本格SF(種の衰退・滅亡に対抗するような話等)では世界観を重視して、
 でもやっぱりその世界に抗うキャラクターを追いかけます。
 以上趣味でした。


レンレンさんからの意見
 どうも、レンレンです。
 マンネリ化……なのでしょうか、だとしたらロボットマニアとしては残念です。
 その人の感性が大きく左右する物だと思うので、私的にはNOと言いたいです。
 
 確かに人型兵器物は多いです。
 しかし、多いからマンネリでは無く、新しい考え方の世界が増えていると捉えたい症候群です。
 私的には、大歓迎の小説です。
 いずれは自分も書きたいと思っていますが、表現力の不足で未だ書けません。
 
 流用に見えるのだとすれば、お約束の入れすぎ、もしくは入れ方だと思います。
 
 「戦いの場に居た少年が、ひょんな事から人型兵器に乗り、
 戦いながら今の自分と葛藤していく」なんてどっかで見たことありすぎです。
 微妙な例ですが参考になれば幸いです。
 どうでもいいことですが、私の構想している人型兵器が出てくる小説は、
 無限のリヴァイアスとスターシップオペレーターズがモデルになっています。
 正直、お約束で困ってるんです。


咲さんからの意見
 こんばんは、咲(さく)です。
 えーっと、ちょっと変わった視点から回答してみようかなぁ、と思います。

 人型の兵器――特に、ガンダムやらエヴァやら、
 人が乗り込むタイプのロボットが出てくる作品というのは、
 出版社側の立場を想像してみた場合にも、あまり良い素材には思っていないように感じます。
 というのも、おそらく多くのラノベレーベルが、
 一般的な中高生向けの作品を求めているからです(もちろん、一部に例外がありますが)。

 んで、一般的な中高生の多くが、人型兵器モノが好きなのか、といえばこれは、そうではない。
 むしろ、その手のロボットが好きなのは少数派でしょう。
 この傾向は、多くの中高生が読む少年誌、ジャンプ、マガジン、サンデーにおいて、
 人型兵器がメインで出てくる作品がほとんどないことから窺えます。
 ガンダムにしてもエヴァにしてもグレンラガンにしてもコードギアスにしても、
 それらの作品群は全て、角川によって手綱が握られています。
 つまり実質的なところ、ロボットモノは角川の独壇場となっています。

 しかしその角川でさえ、ロボットモノの小説作品は上記に挙げた作品のノベライズを除けば、
 数えるほどしかありません。また、新人の作品では皆無です(探せばあるなぁ、多分)。


 ……と、話が逸れすぎました。

 でまぁ、どうしてロボット系はあまりいい感じがしないのか、ということですが、
 一つはもう、他の回答者が述べられているようなことがあるでしょう。
 そしてもう一つは、読者層を限定してしまうこと、でしょうか。
 
 「よぉし、適当に買って読むぞぉ」と読者が思ったときに、ロボットモノは、ハードルが高い。


 違う見方をすれば、その手のロボットモノに慣れ親しんでいる中高生の目は肥えていますから、
 彼らを納得させるような作品を書くのもまた困難な気がします。
 というのが、出版側がロボットモノを忌避する理由(半分、僕の想像ですが)。
 そういう傾向があるからこそ、アニメやエロゲなど、
 別のメディアである程度成功した作品のノベライズが多いのでは、と思います。

 んー、まぁこんな感じです。
 あまり参考にならないかもしれません。
 というか、新人賞を狙うわけではないのならば、まったく意味のない回答になってしまいます。
 仮にそうだとしても素人の私見です(いや、なるべく客観を持たせようはしてるのですが(汗))。
 逆に言えば、既存の作品群の追随を許さぬ、
 ロボットモノならば十分すぎるほどに勝負できるんじゃないかなぁと僕は思います。

 では、駄文・乱文、失礼します。


リングさんからの意見
 マンネリかどうかはともかくとして人型ロボットが人型である理由が無いことには説得力がありませんね。

 
 詳しくは『空想科学読本1・4』『空想非科学大全』『空想科学大戦3』をご覧ください。

 さて、私的に人型である意味を最も感じたのはエヴァンゲリュオンでしょうか?
 あれは自分の思ったとおりに動くらしいので、人型なら自分の体のように違和感なく使えるかと……

 ところで、貴方が言う人型兵器とは搭乗型でしょうか? それとも遠隔操作型でしょうか?
 搭乗型でしたらやめた方が良いと思います。
 機械の中に乗り込んで戦うというのは少し(かなり)無理があるので。
 たとえば17mのロボットに乗って人間と同じ動きをするだけでも、
 大きさが10倍として負荷はその2乗の100倍となります。
 
 全力疾走⇒ストップの負荷を100倍にされたらたぶん死ぬので、
 肉弾戦は必然的にゆっくりとしたアクションにするしかありません。
 すると息つく暇もない戦闘……というよりは、うかつに動いたら負けという読み合いになるでしょう。
 たぶん、格闘ゲームより『大富豪』に強い人の方が勝てると思います。

 そんなわけでどうしても搭乗タイプにしたいのであれば銃器で攻撃するしかないのです。
 しかし、地上では人型兵器はでかい的になりますし、宇宙ではへたすりゃ大回転して、
 ひどければ遠心力で圧死します(空想科学読本4参照)。
 また、人間なら『横っとび緊急回避』が出来ますが、巨大ロボットではできません。
 なぜなら計算してみたところ、17mのロボットの重心が体の真ん中にあるとして、
 横っとびした場合重心が地面につくのは1.3秒かかります。敵は打ち放題www

 ですから、地上ででかい的になりたくなければ、
 横っ跳びなんぞする必要がない地を這う乗り物にするしかない。つまり戦車の方がいい。
 宇宙で大回転したくなければ球体になるのが最もいい。
 つまり、デススターや、『地球防衛軍3』のマザーシップですね。
 
 結論:搭乗型人型ロボットは無理!


 ただし、これは人型兵器=巨大ロボットと判断した場合の話。
 要塞に攻め込む等身大人型兵器の場合などはまた違うかもしれません。
 でもそれじゃただのパワードスーツかぁ……サムスみたいなものですね。

 ですから、私が巨大ロボットを題材にしたお話を書けと言われたら。
1:人工三半規管や人工小脳などである程度の運動性をサポート。
2:自分の頭とコードをつないで(怖っ!)遠隔操作で自分の思ったとおりに動くロボットのお話でしょうか。

 当然主人公は操作の邪魔になる髪の毛は剃っていてスキンヘッド。
 残念ながらヒロインもスキンヘッドです。
 う〜む……我ながら夢がないかな?


808さんからの意見
 Λさん、こんにちは。
 808と申します。

 人型兵器がマンネリ化しているかどうかですが、
 ロボットものはロボットもので既に一ジャンルとして定着している感がありますから、
 それほど気にされることはないのではないでしょうか。

 ただし、ロボットが出てくるものは、
 『ロボットもの』として括られてしまいがちですから、
 SFとして手に取ってくれる人は少ないかもしれません。
(とはいえ、SFと一言で言っても、ハードSFやらスペースオペラやらサイバーパンクやら
 ”すこしふしぎ”やら、広すぎるくらい広いジャンルですから、
 『ロボットもの』だってSFの一ジャンルだと言っても構わないとは思いますが)

 それでも、物語自体に魅力があれば、『ロボットもの』に興味がない人にも手にとってもらえるでしょう。


エモンガードAさんからの意見
 まず最初に、他の方の意見を批判・侮辱するような意見ですと断っておきます。

 個人的に二次元のロボットは

 格好よければそれでいいんです。


 圧力だの、口付きで表情が付いているだの、エネルギーだの、金だの、リアリティだの、
 乗り込むのは危険だ酔うだ死ぬだの、んなもん全部、つまらないガキのざれ言だと思います。

 巨大な人型ロボットの存在する理由は、【夢】の一言なのです。
 ガンダムは、それにすこしだけ珍味を加えただけで内容はマジンガーZとなんら変わりないです。


 てな訳で、格好よければ話が似ていても良し。
 ……アニメや漫画の場合……。
 ごめんなさい、小説の場合別ですね。
 小説版のイデオンを読みたい……。


峰しずくさんからの意見
 こんにちは。

 う〜ん、マンネリとは思いませんけどねえ。
 むしろ、これだけ出てきたら、「市民権を得た」と言えるんじゃないでしょうか?


Dさんからの意見
 僕は好きですよ、ロボットもの。
 燃えます! 萌えます!! バァァァァニングゥゥゥゥゥ!!!
 ってのは置いておいて、好きといっても内容によりますけどね。

 まんま勧善懲悪ってのは読んでいてもおもしろくありません、先が読めますから。
 1stガン○ムは勧善懲悪ながらもヘタレでマニアの主人公が精神的に成長していくのがおもしろいです。
 エヴァン○リオンは正義こそが全てではないと教えられます。
 サク○大戦は萌え要素満載です(オイ)

 ようは作品にどれだけ意味を持たせれるかだと僕は思います。
 
 確かに世間一般ではマンネリ化してると思いますが、
 それでもいい作品はいい作品なので気にせずに書けばいいと思います。

 こんなところが僕としての意見ですかね。
 大変失礼いたしました。


砂時計さんからの意見
 どうも、砂時計と申すものです。
 なかなか興味深い話題なので回答させていただきます。

 まず「マンネリ化したかどうか」という事ですが、マンネリ化しているしマンネリ化していません。

 ――と、これだけでは完全に意味不明な為に掘り下げると、これは受け手の立場により変わります。
 簡単に言うと、ロボットものにあまり深い造旨と興味が無い人間からすれば、
 マンネリ化しているように見えるし、逆の立場の人間からすればさして気にならないという事です。
 
 「ロボットものに明るくない人間からすれば、ロボットものは全部ガンダムに見える」
 という冗談なんかがあるように、ロボットものというジャンルそのものは、
 マンネリ化しているようなものなんだと思います。
 人型で、大きくて、戦って……というのはある意味ロボットものの基本ですから、
 そういう部分では大きな違いを出しにくく、結果似たようなものになってしまう、と。
 しかしそれ以外の点で違いを出す事は可能ですから、完全にマンネリ化はしていない。
 こういう事だと思います。


 次にロボットもの自体についてですが、SF色やミリタリー色が強めなロボットものの場合、
 やはりリアリティというものが求められてきます。
 動力や装甲、武装――というかまず「人型である理由と利点」を考える必要が出てきます。


 エモンガードAさんが仰るような「格好良ければそれでいいんだ!!」
 というスタンスはロボットもののロマンとして重要なものではあり、
 ヒロイックなスーパーロボットを書くには必要不可欠な要素ではあります。
 
 しかしSF色やミリタリー色の強いリアルロボットを書くとなるとやはり勝手が違ってきます。
 戦場において大きな人型ロボットというのは、まず視認性が高いという欠点があります。
 それに戦闘に耐えうる装甲やそれを支えて動かす動力を積めば重量で動作は緩慢になりがちですし、
 ましてや精密な長距離攻撃が可能な兵器の存在を考えると、
 本来であればただの「動く的」でしかありません。

 さらに製造コストも他の兵器よりだいぶ掛かる筈ですし、
 整備・維持にかかるコストや労力もかなり必要である事も予想できる為、
 兵器としてはあまりにもコストパフォーマンスに劣り非効率的です。
 
 しかしそこはフィクションですので、人型である理由とその他の兵器に無い
 (あるいは比較して優れている)利点を多少強引でも与えて説得力を持たせれば、
 十分通用するかと思います。


 ただその作業は決して簡単ではないので、一番頭を捻り悩む所ではありますが……
 まぁでも先程も言ったようにあくまでフィクションですので、あまり練り込み過ぎない方がいいです。
 そこまで厳しく見る人もそうそう居ませんしね。

 結論を言いますと、「ある意味マンネリ化はしているけど、どうしようもないというレベルでもないし、
 好きな人はちゃんと違いを楽しむはず」という事です。


 何だか途中脱線気味ですが、以上です。ではでは。


黒尻尾の駄猫さんからの意見
 通りすがりの野良猫です。
 オイラなりの答えを残します。

 まず、答えを書いてしまえば「マンネリ風に書けば、マンネリになる」です。


 剣と魔法、恋愛、学園、冒険活劇、etc、etc……。
 既存の小説の根本のネタ自体は、太古より延々繰り返されてきたものであり、
 書き方にしても総てにパターンが存在します。

 つまり、マンネリに書けばマンネリです。なんでもそうです。

 勇者だから人型ロボット。戦争だから人型ロボット。マッドサイエンティストだから人型ロボット……。

 これまた何でもいいのです。
 要は、それらを使って何を描くのかです。

 どうか、ロボットが活躍する「面白いお話」を描いてください。

                        ではでは。


マイルドカフェオレ(仮)さんからの意見
 マンネリっていうより、

 細部がキッチリ書けてない、というほうが正しいかと。


 つまり、書き手がDQNな可能性があります。
 学研の「異 xxxx戦記」みたいなの書いてる奴のお友達じゃね? ってのは言いすぎですが。

 抽象的な文章を書いていると、読み手はマズ話についてきてくれません。
 たとえば

 「彼は眼前に立ち並ぶ敵を切り刻みながら進み、大将の前に立った」

 みたいな文章で100ページだか200ページだかを稼げば、
 もう読者はイチイチ文章読んでくれやしません。
 どうやって敵を切り刻んだのか、剣をひたすらぶん回したか、
 槍でも持ってクルクル回転しながら敵陣につっこんだか、
 まあそういう鬱陶しくで面倒くさいようなこと細かい所まで書かないと、読者は話に入れないようです。

 ま、ロボットモノはたまーにあるみたいですが、本当に細部が適当すぎる印象はありますよ。


光生さんからの意見
 ガン○ムをはじめとする人型兵器が大嫌いな光生です。

 マンネリ化以前に人型兵器を登場させる意味はなんでしょう。
 アニメや漫画の人型兵器たちは確かに魅力的です。
 しかし、人型兵器は現実的に考えれば、漫画やアニメの様に強力な兵器という訳ではありません。
 むしろコストパフォーマンスを考えれば下の下でしょう。
 自衛隊では密かにガン○ムの研究をしているという都市伝説らしきものを聞いたことはありますが、
 政府はそこまで馬鹿ではないと信じています。
 それはともかく。
 
 これが漫画やアニメならば、絵で魅せる事が出来ますが小説は文字だけです。
 貴方は文字だけでアニメや漫画の人型兵器たちを表現出来ますか。

 
 よく考えてください。
 出来る自信があるならば、やってみてください。
 出来る自信がないならば、諦めてしまうか、
 人型兵器以外の兵器たちでひとつ作品を書き上げて、
 機械を書くことに慣れてからもう一度挑戦してみてはどうでしょう。

 以上あまり参考にならないかもしれない意見でした。


ミッペルテルトさんからの意見
 マンネリ・・・というか、ガンダムやエヴァなどの一部が有名すぎるだけでしょうね。
 僕が思うに、書いているとどうしてもそれらが脳裏をよぎるんだと思います。


 そして「被ってない? これガンダムのパクリにみられるんじゃない?」
 と不安になるから、みんな書かないんだと思います。

 あなたの描くロボットにしかない魅力があればいいんじゃないんでしょうか?
 僕はあまりロボット物に明るくないんですが、
 エヴァ、ガンダム、アーム・スレイブ、ナイトメア・フレーム、バルキリーと、
 僕が知ってる幾つかを挙げてもとても多種多様で、
 それぞれ大きさや動力源、利点、弱点、武装や動きかたまで全く違います。
 それから、そのロボットにしかない特徴です。

 たとえば、ナイトメアならランドスピナーというホイールで地を這うように走りまわります。
 アーム・スレイブなら、これは作品の特色にもなるんですが、
 現実味の有る設定と武装、その中にあるラムダ・ドライバという異質なシステムです。
 バルキリーには三段変形があります。
 このような新鮮でカッコイイ特徴を付ければ、あとは文章力です。

 その特徴を機体をどれだけカッコよく描写するか、どれだけ迫力のある戦闘シーンを書けるか、
 どれだけ魅力的な操縦者やその仲間を書けるかだと思います。
 「小説ではマンガのようにいかないから」という意見をよく見ますが、
 ライトノベルならば素敵な挿絵が付くのである程度はカバーできるはずです。
 長々と失礼しました。では、頑張ってください。

萌え・美少女・美形・BLについて
その他・創作上の悩み
世界観・リアリティ・設定についての悩み
タイトル・ネーミングについての悩み
やる気・動機・スランプについての悩み
作家デビュー・作家生活・新人賞・出版業界
上達のためのトレーニング・練習法について
読者の心理・傾向について
使うと危険なネタ?
恋愛・ラブコメについての悩み
ライトノベルについて
文章・描写についての悩み
人称・視点についての悩み
推敲・見直しについての悩み
コラム(創作に役立つ資料)
批評・感想についての悩み
ネットでの作品発表の悩み
ストーリーについての悩み
冒頭・書き出しの悩み
プロットについての悩み
キャラクターについての悩み
主人公についての悩み
セリフについての悩み
オリジナリティ・著作権・感性
テーマについての悩み
二次創作についての悩み

 携帯版サイト・QRコード
  
第4研究室は小説を書く上での質問・悩みをみんなで考え、研究する場です。
質問をされたい方は、創作相談用掲示板よりお願いします。
質問に対する意見も募集します!
投稿されたい方はこちらの意見投稿用メールフォームよりどうぞ。
HOME|  第1| 第2| 第3| 第5| 鍛錬室| 高得点| CG| 一押| 資料| 掲示板|  管理人| 免責| リンク| メール|