第4研究室 創作に関するQ&A 488P | トップへ戻る |
グレー・デ・ルイスさんからの質問 2009/06/25
 ありがちな異能力
 
 こんにちは。いつもお世話になっております。

 何となく「異能力バトルモノを書いてみたいなー」と思っているのですが、
 「ありがちな異能力」というのは何があるのでしょうか?
 それこそ、異能力バトルモノならどの作品にも必ず一回は出てくるようなものです。
 「ありがちなネタ」をしっかり把握することから始めないと、
 オリジナリティは出せないというのが持論なので知っておきたいのです。

 自分で考えてみたところ、「時を止める能力」「火を放つ能力」ぐらいしか思いつかず、
 皆様の力をお借りしたいのですが。


●答え●

思案坊やさんからの意見

 私の知識内では……

「気(に類するもの)」
 大抵の超人バトル物で使われる能力なのでは?
 ドラゴンボールとか、ハンター×ハンターとか。
 攻撃力増加・防御力上昇・遠距離攻撃と、その利用法は様々。

「予知能力」
 後方支援の能力者に多いですが、敵の接近を感知したり
 不吉な未来を予知するシーンはベタですよね。

「読心」
 敵が使うと厄介な能力。それを破るのもまた面白いですよね。
 (無心になる、仲間が不意打ち、反応速度を上回る攻撃など)

「飛行能力」

 気や魔法で代用されたりもしますが、空中での三次元戦闘はやはり栄えるからでしょうか?

「コピー」
 他者の能力を模倣する。ラスボスにピッタリの能力。

「変身・幻影」
 味方を騙すためのソースとして良く使われますよね。
 恋人とか親友に変身して……など。

「再生」「無敵防御」
 ラスボスに良く見られる能力。味方側の絶望感を煽ります。
 「○○が利かない!」
 (↑必殺技名)

「加速」
 マッハで動いたら自分の体が持たないんじゃ……?
 と言う突っ込みは無し。ヒーローの必殺技に良くあります。
 ライダーならデフォの作品も……

 参考になれば幸いです。


内藤 悠さんからの意見

 ありがちなものですか。
 「パイロキネシス(火起こし)」「サイコキネシス(物体を移動させる)」
 「千里眼」「マリオネット(人形繰り)」「マリオネット(人格操作)」
 「魔弾の射手(民話が元。正確に弾を当てる)」「天候操作」
 「反射」「光線」「時間停止」「創造」「予言」「サイコメトラー」「武装」

 と、心理学でいう「それっぽいこと言っとけばあっちが勝手に解釈してくれる」的な文になってますが、
 これで。


夜霧さんからの意見

 さて、それならば異能バトル系の漫画・アニメ・小説を読み漁ればいいのではないでしょうか?
 そっちの方が参考になる気がしますね。

 まぁありがちなのは五行とか四大元素関係の能力とか、
 透視・千里眼・念動力・テレパシー・テレポート等々の超能力系とか、そんなところでしょうか?
 ちょっと探せば結構出てくるモノですよ、この手のネタは。
 では、失礼しました。


冬さんからの意見

 オリジナリティを出すために、ありがちになっていけないのは能力そのものではなく

 『使い方』が大事であるという点も頭に入れておいてください。
 
 そういう点で『時を止める』とか『火を放つ』という能力は応用力があり書き易いのかもしれませんね。


いわしさんからの意見

 こんにちは。
 RPGの魔法は、異能力の宝庫です。
 ということで、FFやドラクエなどの魔法で共通しているようなものは、
 異能力としてありがちだと思います。(ファイアとメラ、デスとザラキなど)

 逆に言うと、珍しいもの(例えばドラクエのパルプンテ、アストロン、ザメハなど)を出されると、
 新鮮かもしれません。
 ではでは。


へっぽこ仮面さんからの意見

 難しく考えなくても、

 「自分がその作品世界で異能力者バトルをするなら、どんな能力で戦いたいか」
 
 を考えれば良いんじゃないでしょうか。
 自分が戦っている姿を想像するわけですから、自然とかっこいい戦い方を考えるようになりますし。
 そうしたら、次はその能力を持った奴が敵だったら、
 自分はどう戦うかを考えて対抗キャラの能力を考える。
 既存の異能力バトルを参考にするのなら、自分だったらこのキャラとはこう戦う。
 ルイスさんの例を取れば、時を止める力を持った奴が襲ってきたら、
 火を放つ能力を持った奴に襲われたら自分はこう戦う。と考えるわけです。
 もちろん、出来る限り作中とは別の方法で。
 主人公と戦うなら、自分はこうやって戦う。
 そういうことをいろいろ考えれば、
 自然といろいろな能力や変わった展開を思いつけるのではないでしょうか?


Dr.ウニボンさんからの意見

 『「火」「水」「土」「風」「電気」「光」(そのほか色々)を操る』
 というのはとてもオーソドックスかつ応用範囲が広いですね。

 同じ火を操る能力でも、ライター程度の火しか操れない能力者が、
 その能力を補う為に火薬を用いていたり、むしろ能力を使わずに戦ったり。
 時間操作関係はたいていがボスクラスの敵、という印象がありますね。
 時間を止めて自分だけ攻撃し放題とかチート以外の何者でもありません。
 動植物と話が出来るor操れる、というのも古典の域でしょうか?

 それから、アニメによく見られる能力、というか、ほぼ標準装備の能力があります。
 『絶対にパンチラしない能力』です(笑)。
 膝上何十センチのスカートでハイキック決めても、
 その中身を見ることができない不思議(深夜枠のアニメは除く)!
 私もこの脅威の(?)能力を自分なりに解釈したことありまして。

 『魔法で簡単に服の形を操作できるから、ダボダボの服を着ても武器を隠し持てる利点しかなく、
 動きの邪魔にならない』という異世界からやって来た魔法使いが、日本のアニメを見て
 「若いのに魔法のセンスがある少女だな」と感心する、という小ネタを考えたことあります。


Dさんからの意見
 こんばんわ、Dです。
 ちゃちゃっと、簡単に。
 
 他の方もおっしゃってますが、結局は持っている『異能』よりもその使い方だと思いますよ。

 
 火炎操作系でもいろいろな使い方があるでしょう。
 直接燃やしたり、周りを燃やして酸欠、温度差による空気中の大気操作による竜巻発生、などなど。
 他の能力になればもっとあると思います。
 ようは考えたもの勝ちと言うことで。

 あとは、読んで字の如くで『異能』とは『普通とは違う能力』でありますので、
 その辺考えればおもしろいかもしれません。
 アフリカの人の視力6.0とか僕から考えれば立派に『異能』ですから。


 参考になりそうものを。
 『とある魔術の禁書目録』
 『紅-kurenai-』
 『月姫』
 『空の境界』
 『CODE BREAKER』
 『結界士』
 などなど、いろいろありますので探して見ては。

 ではでは、おじゃましました。


雷さんからの意見
 こんにちは、この手の話題が好物です。雷です。

 「重要なのは能力の使い方」
 これは他の方々も言っていますし、グレー・デ・ルイスさんも十分承知していることと思います。

> 「ありがちなネタ」をしっかり把握することから始めないとオリジナリティは出せない

 この考え方は好きですよ。
 「Aという能力の使い方」でオリジナリティを発揮する以前に、
 オリジナルの「Aという能力」を知らないことには、使い方どころの話じゃないですもん。

 では本題。典拠も添えておきましょうか。
 
「治癒」
 ヒーリングのこと。自分や他人の傷を癒したり、病気を治す能力。
 「X-men」のウルヴァリン、『烈火の炎』の佐古下柳など。
 「X-men」も異能の宝庫ですから、ためしに映画を見てみてください。
 いわしさんがおっしゃっているアストロンやザメハに相当する能力も登場します。

「能力無効化」
 いわゆるアンチサイ。
 『とある魔術の禁書目録』の幻想殺しや、『学園アリス』の無効化のアリスが好例。
 前者はより攻撃的で、後者は専守防衛に重点を置いている印象があります。

「重力ないし質量を操る」

 漫画やゲームではよく見かける能力ですけど、小説は具体例が思い浮かびません。
 サイコキネシスの応用ととらえることもできますね。
 たとえば『東京アンダーグラウンド』や『金色のガッシュ!!』、『BLEACH』にこの手の能力が登場します。
 個人的には、『ダイの大冒険』のベタンがいちばん好みですが。

 「空間転移」や「時間転移」もオーソドックスな異能ですね。

 伊坂幸太郎の『魔王』に登場する異能もおもしろいですよ。
 参考にしていただければ幸いです。


光る灰さんからの意見
 特殊能力という点なら、簡単にではありますが参考になりそうな作品をあげます。

 「九龍妖魔學園紀」と「東京魔人学園伝奇シリーズ」です。
 小説やライトノベルではなく、ゲームなのですが様々な能力を扱う異能者が出てきます。
 能力の一例を挙げますと、触れたものを爆弾に変える(九龍)、動物を操る(魔人学園)

 グレー・デ・ルイスさんの参考になれば幸いです。


卯月さんからの意見
 こんにちは。ipodを新調してややテンション高めな卯月が通ります。
 異能力物といえば『ゲートキーパーズ』とか『ワンピース』、『うえきの法則』とか
 有名どころしか読んでなかったりします。
 一応記憶を漁ってみましたが、ありがちな異能力って、
 五大元素とか氷使い以外にあんまり思いつかないもんですね……。
 単に私の読書量が足りない所為かもしれませんが。
 とりあえず下手な鉄砲数撃ちゃ当たるの精神で、
 必ずとは言えないけれど複数の作品で出てきた(と思う)物を挙げてみます。

・治癒・物質の再構築
・火の玉など光弾系
・メデューサに代表される金縛り・石化などの魔眼・邪眼系
・心を読む・離れた相手と対話するテレパシー系
・過去視・残留思念を読み取るサイコメトリー
・念動力
・身体強化・身体変化(トランフォーム)系
・変身・獣化系(狼男や吸血鬼など)
・モンスターや武器などの召喚
・四次元ポケット的に異空間など別の場所から物を取り出す召還系
・影を操る
・結界を張るなど見えない壁を作る
・不死身・自己再生系
・幻覚を見せる・実体化させる
・エナジードレインなど吸収・奪取系
・音や歌で対象を操る・幻惑する、衝撃破や超音波で攻撃する音使い
・瞬間移動系
・引力・斥力、あるいは磁力など引き寄せる・反発させる系
・数秒から数十秒先を見る近未来予知
・物質透過(透視など視線のみ、あるいは身体全ての壁抜け系)


 あとは、幽体離脱・予知夢くらいしか思いつきませんでした。
 後者はともかく前者は異能力とはいえないかもれませんが。ついでにオーソドックスとも言えない。
 猫の手ほどもお力添え出来たか分かりませんが、
 まごの手程度は頑張れたと思い込みつつ退散いたします。


ぽろろさんからの意見
 ちわっす、ぽろろです。

 ありがちと言えば、「感覚や能力の肥大化」なんてのも異能力だと思います。

 例えば「異常なほど視力がある」とか「異常なほど嗅覚がある」とか「異常なほど腕力がある」とか。
 異常な嗅覚は電撃文庫「Missing」の空目恭一が持っていたり。

 そんな感じで。


まいちんさんからの意見
 こんばんは、まいちんです。
 「異能力」に含まれるかどうか微妙なものばかりですが。

・防御能力
 高所から落下しても平気とか、吹っ飛ばされても傷ひとつないとか。
 そもそも身体が頑丈+能動的に発動する防御系の能力、というのが多いように思います。
 裏を返せば、普通の人間の生身の脆さの中で異能力バトルを描いている作品は
 少ないということになりますよね、これって。

・反応速度と運動能力
 五感からの情報を脳が解釈し、それを元にやるべきことを決め、動作命令を身体に送り、
 身体がそれに反応する……のに必要な所要時間を無視しています。
 「弾が見えたら体が動く……その前に着弾してるだろ」というタイミングで、
 人間にあるまじき運動能力で避けたりします。
 3階から飛び降りて手も着かずに着地し、そのまま横へ飛びすさる、とか。

・武器を手に持たずに操る
 宙に浮いた刃物を思い通りに操ったりする能力。
 ガンダムのファンネルやブギーポップのワイヤーもこれに含まれると思います。
(後者は手に持っているという設定ですが、物語内での役割としてはこれに含まれるのではないかと)
 自分の意思を持たない傀儡やゴーレムなどを操る能力も含めれば、
 登場頻度の高い能力ではないかと思います。

・治癒能力or非常識なほど優秀な医者
 主人公の側に一人はいることが多いです。
 治癒能力はで治した怪我は、跡が残らないことが多いです。

・空を飛ぶ
 必ず一回は出てくるというほど多用されているかはわかりませんが、
 それなりに頻度が高い気がする能力。
 鳥のように飛ぶものと、跳躍能力が優れているものの両方を含みます。
(要は三次元で戦闘行動をする能力)

 以上、参考になるかなぁ……参考になれば幸いです。頑張ってください。


ぱるるるるさんからの意見
 指で操るピアノ線で敵を輪切りにする。
 ですかねー。
 魔界医師メフィストとかが有名ですけど、オリジナルはもっと昔からあるんかな。


浮世ノ時雨さんからの意見
 こんにちは浮世ノ時雨です。
 以後よしなに。
 
 ありきたり。
 何故そう思うか根本を考えた事はあるでしょうか?
 私はこの世界にありきたりなどと言う事は殆どないと思っています。
 もっとも見た事がある=ありきたり。とも言えるんですけどね(笑)
 
 戯れ事はさておき。
 炎一つとっても千差万別です。手から出すか足から出すかによっても違います。
 炎を別の形に置き換えたり性質を加えたりしても違います。
 また、炎を燃料やら原動力に変えてもまた違います。
 
 ありきたりとは、読者の想像通りを刺すと思って下さい。
 例えば炎が物を燃やす。
 これは科学的に当たり前です。では炎が物質を縮める、または肥大化させる。
 これに原子レベルで、なんやらかんやらの説明を加える全くありきたりでは無くなります。
 
 当たり前から発明は生まれません。しかし基礎無くして発展もまたありません。
 あなたにとって何がありきたりなのか、はっきりとボーダーラインを引くのをオススメします。
 そしてありきたりを越えた時。あなたにとって素晴らしいアイデアとの出会いがあるでしょう。
 だから頑張りんさい( ̄▽ ̄)


光生さんからの意見
 こんにちは、光生です。

 異能力かどうかは微妙な所ですが、完全記憶能力や絶対音感とかもありがちですよね。
 バトルものには出番なさそうですけど。
 後はなんだろ、でてないのは……邪気眼?
 それは冗談として、魔眼、邪眼の類は今更使えないぐらいありがちですよね。
 神話の世界からあるぐらいですし。
 視線は何かの力を持っているというのは実際に信仰され、
 邪眼除けのお守りなんてものもあるらしいです。
 

 最後に、ありがちかどうかはかなり微妙なものですが(というか確実に無いですが)、
 高校生の頃、部活内で謎の能力が作り出されました。
 その名は「ブラインド能力」。
 窓にかかったブラインドカーテンを自由自在に動かすことのできるという意味不明な能力で、
 考えた本人曰く、窓際においては無敵とのこと。
 当時、高校の部室では、窓際に座った誰かは確実にブラインドに襲われ、
 なおかつ視線の先には職員室が。
 そのためこの学校の教師の一人は、ブラインドを操れると騒いだ奴がいたことが、
 この能力誕生のきっかけです。

 こんな風に、日常で起きたことから考えるというのもありかもしれません。



雷徒さんからの意見
 おいィ……パッと見た感じまだ電気系能力出てない気がしたので一応。

 発電、電流操作は応用幅が発火、火炎操作とかより広いような気がするのですが。
 違ったらゴメンナサイ。

 あとは、音を使って幻覚見せたり体の内側にダメージを与えたり。
 何か人とは違うモノが見える眼、幽霊のような存在だったりモノの死だったり、要するに魔眼。
 殴ったり殴られたときの力を減らしたり増幅したりベクトルを変えたり。
 体そのものが死ななかったり傷がすぐ治ったり変化したり。
 他にもいろいろありますけど。
 まあ結局みなさんの言ったことの二番煎じになるだろうからこのへんにしておきます。

 個人的にチートっぽくで好きなのは、
 
 ザ・ワールド(時間止め)
 空想具現化、投影(現象、物体の創造)
 直死の魔眼(問答無用の死、破壊)
 幻想殺し(無効化能力)
 命の巫女(死者蘇生)

 主人公よりボスかヒロイン向けな気がする能力たちです。
 まあ、私が好きだからなんだという話ですが。
 っつーか私が好きなのは電(ry


ksinさんからの意見
 はじめましてksinと申します。

 ありがちかは置いておいて、
 たぶん書かれてなくて、思いついたの書いておきます。

・言霊(説明略)
・描いたものが実体化(説明略)
・天才的な頭脳(サポート系、むしろさらわれるヒロインとか多いパターン?)
・血液使い(自分の血液を自在に操る)
・触れたモノを変化させる(「モノ」は「物」から「者」の制限は各自判断)
・領域の支配者(一定の領域を自在に操れる)
・温度を操る(実質炎を放つの延長)
・異常な強運、悪運、不運、運を操る能力

(例:強運で戦うラッキーマンとか、設定によるが運を吸い取る貧乏神など)

 あとは「魔法」「マンガ物理学」あたりも、
 場合によっては異能力のうちに入るかも。
(致死的なダメージを受けても即座に復活するギャグキャラなどなど)

 探すの大変だと思いますが「異能系のTRPG」のクラスやスキルは、
 そのままイメージや文章につながるのもあるので調べてみるのもありかもしれません。
(上記に挙げたもののうち半数は「ダブルクロス」というTRPGから抜粋しています)


カイトさんからの意見
 バリバリの異能物しか書けないカイトです。
 皆さんの意見を見て、その想像力の豊かさに圧倒されました。
 さて、「ありがちな異能力」と言うわけですが、自分的な解釈の元で分類を行ってみようと思います。

・波動系
 俗に言う「気」とか「オーラ」と言う奴です。考え方では「念動力」系もここに含むかと。
 これには人それぞれの解釈が存在するため、発想次第でいかようにも姿を変える、
 非常に使いやすいタイプです。恐らく大概の能力はここに属するでしょう。
 ですので、この中で更に区分けの必要があります。
 
・遠距離攻撃系
 離れた目標を攻撃するパターン。皆さんご存知「かめはめ波」や「スペシウム光線」など。
 私内においては「サイキック」もここに分類します。
 小技から決め技まで色々使える便利なタイプその一。
 条件や制限(呪文が必要・○○しなければ発動不可)も付けやすく、
 初心者からプロまで安定して使えるかと。
 
・身体能力強化系
 口で説明されるより思い浮かべてもらった方がいいかもしれません。
 詳しく述べれば、運動能力・感覚能力が主な強化対象で、
 「打撃強化」「防御強化」「加速能力」「神の視点」とか。
 それぞれ「ライダーキック」(仮面ライダー)、「鉄丸」(烈火の炎:安西信行作)
 「神の視点(プロヴィデンス・ビュー)」(EX!:織田兄弟作)などが該当するでしょう。
 肉体への変化を及ぼすと言う点なら、「治癒系」や「変身系」もここに属するかと。
 
・召喚系
 別の何かを自らの元へ呼び寄せるタイプ。
 その範囲は人やら武器やら、はたまた神だの悪魔だのにまで及びます。
 FFの「召喚獣」が最たるものかと。
 自分的には、神話とかに登場する神とか武器とかを使い易いんで、結構重宝してます。
 
・領域系
 自分を中心に特殊な空間を展開するタイプ。
 「●●内で身体能力が上がる」「●●に長くいると××なことになる」とか。
 例として「メタフィールド」(ウルトラマンネクサス)、「スフィア・オブ・マイン」(EX!)当てはまるでしょう。
 あと、「魔法障壁」とかもこれに分類できるのではないかと。
 
・時間系
 時間を思うがままにするタイプ。だいたい「時を止める・早くする・遅くする」の三つですね。
 強力ですが、それゆえに応用が利きにくく、制限も沢山あったりします。
 ジョジョのディオといえば多くを語るまでもないでしょう。
 
 さて、長くなってしまいましたね。
 上で述べた「気」以外となれば恐らくこれでしょう。

・機械系
 要するに、自分の肉体を改造してしまうのです。これも「異能」といえば「異能」です。
 あるいは「元から機械である」とか。
 この手の人たちは、身体のどこかが必然的に普通の人とは違うことになるので、
 何らかのコンプレックスがあったり、差別を受けていたりと前者に比べ暗い雰囲気をかもしやすいです。
 オカルトやミステリテクノロジーを織り交ぜれば、前者で並べた系列も一通りこなせるんで、
 便利といえば便利です。

 ああ、柄にもなく長々と連ねてしまいました。
 私は基本これに準ずる形で設定を練っています。参考になれば幸いです。
 不備があるならとても恥ずかしいです。


エンリコ・プッチさんからの意見 2014/01/07
 異能の種類ですが、大雑把に分類すると、

・身体強化型
・物体操作型
・オーラ型
・呪術、術式型
・具現化、召喚型
・領域支配型
・生物思考操作型
・その他

 
 になり、これらは更に細分化することができます。
 例えば、身体強化型は、
・本来人や生物が持っている五感や筋力、頭脳の処理能力をあげたりするものや、巨大化、他の生物に変異、体が鉄になるなどがあります。
 という具合です。

 これらはそのほとんどがありがちと言え、書き出すとかなりの量になりますので、後の項目については自己保管して頂くとして本題はその他、の部類です。
 近年では珍しくなくなりましたが、その他では、制限や条件なのど異能発動の決まりごとや、全く違う発想の亜種を取り扱います。

 異能発動の制限や条件についてはハンターハンターでの念能力の登場により広く世に伝わるようになりましたね。
 例えば、相手を閉ざされた部屋に閉じ込める能力があったとする、その発動条件は「相手が自らの意思で部屋に入り、自らの手で扉を閉めなければならない」など、少々難易度の高いものほど、その発動までのプロセスが楽しめたりするのが、この制限と条件の魅力ですね。

 そして、今までの型にはまらない自由な発想の能力、亜種。
 これは作者の発想次第で無限に広がり、良質なものはそのまま作品内の異能の要になったりします、スタンド能力や○○を△△に変える能力などもその一つと言えます。
 私はこの亜種にこそ、これからの新しい異能バトルの風を期待しています。

 ここで恥ずかしながら私の考えた亜種型を幾つか記したいと思います。

 能力者各々にリンクした物体を操り能力を引き出す力をもたせる、例えば、リンクしたのがカバンの能力者なら、カバン自体を強化して戦ったり、カバンの本来持つ、中にしまうという能力を最大限引き出しトラックや大岩を中にしまったりという具合。

 身体の一部を悪魔に捧げ、その代わりに悪魔の一部を手にする能力。
 例えば、足を捧げた能力者は悪魔の足を持ち、強靭な脚力、蹴ったものを強化し相手にぶつけるなどの能力を得る、手を捧げた能力者はパンチ力の強化や、手にした物全てに悪魔の力による強化を施すことができるなど。

 拙い文章で長々と書きましたが、参考になれば何よりです。
 
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その他・創作上の悩み
世界観・リアリティ・設定についての悩み
タイトル・ネーミングについての悩み
やる気・動機・スランプについての悩み
作家デビュー・作家生活・新人賞・出版業界
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人称・視点についての悩み
推敲・見直しについての悩み
コラム(創作に役立つ資料)
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