雛乃さんからの質問
　かっこいい女性キャラクターとは？
　
　はじめまして、雛乃と申します。
　小説を最近書き始めた初心者です！
　もし過去スレと重複していたらすみません汗
（一応調べてみたのですがこのトピックが見た限り無かったのでたてました。）
　今回は小説を書くにあたって、「かっこいい女キャラを出したい！」と思ったのですが、
　なかなかうまくいかず、皆様にご協力を願いたいと思いここに投稿しました。

　「かっこいい女性キャラクターとは何だろう」というテーマで皆さんのご意見お聞かせ願います。

　既存の漫画や映画、小説のキャラを例にあげて説明するのも良いですし、
　自分の思うかっこいい女性像を説明してくださるのも歓迎です。

　既存の女性キャラを出す場合はそのキャラがどんな子で、
　どこがかっこいいと思ったかをくわしく書いてもらえると嬉しいです。
　また頂いた意見は作品（キャラ）の参考にしたいと思うので、
　参考にされることをあらかじめご了承の上でレスお願いします。

・私のかっこいいと思う女性

　「考えが自立してる」「精神（芯）が強い」「いざという時に戦える勇気を持つ」という女性です。
　既存のキャラで言いますと、

　天上ウテナ（少女革命ウテナ）、リザ・ホークアイ（鋼の錬金術師）、景王陽子、　恭王
（十二国記）など。
　解説もしたいのですが、↑の文章が長すぎたため、このキャラ達の解説は省かせていただきます。


●答え●

いちさんからの意見
　はじめまして、いちです。
　キャラ作りは悩みますよねえ。
　参考になればと思い私なりの方法を書かせていただきます。

　かっこいいキャラを出そう！　と考えれば考えるほど、
　じゃあどういうのがカッコいいんだ、とジレンマに陥っちゃうんですよね。
　自分がカッコいい！と思ってても読み手がカッコいいと思ってくれるかは別の話で……
　そんなの気にしねえぜ！ってならｽﾙｰしてください。

　まあぶっちゃけ、そんな悩まなくていいんですよ、スポーツ万能、勉強万能、喧嘩で負け知らず、
　ファンタジー小説なら、剣術、魔法がうまい、
　どれかひとつが周囲より抜きん出ていれば十分カッコいい、ってなると思います。

　まあ、今のは極端な例です。私が紹介したいのは……
　どういう性格がカッコいいか、ではなく、ストーリーでカッコよくみせるという手法です。

　困難な目標があり、それに挫けずに立ち向かっていく、目的に達成するまでの“描写”でカッコいい！
　と感じると思われますです。
　
　この場合、途中の障害が困難であればあるほどそれをのりこえたラストに人は感動しますよねえ。
　既存のキャラだと、十二国記の陽子さんですね、はい。
　陽子さんって最初ふっつーの女の子だったじゃないですか。
　でも最後はカッコイーって思うわけですから、
　やはりストーリーが彼女をカッコよく見せたのではないかと私なりに思います。

　もうひとつ、方法としては対比キャラを出すことです。

　めちゃくちゃへたれを出すんです。すぐ主人公を頼る。肝心な時にすぐ逃げる。
　友情や約束より目先の欲求を優先する。勉強もスポーツも出来ない。
　まあ、なんでもいいですけど、駄目駄目人間を側に置く、
　そしてそいつを助けることによって女性のカッコよさが引き立つんではないでしょうか。
　
　逆のパターンですが、お笑い芸人に例えますと、フットボールアワーですね。
　岩尾さんめっちゃ不細工でしょ？　
　それで相方の後藤さんは男前キャラになってますけど、まあそんなに男前じゃないじゃないですか。
（ファンでしたらｺﾞﾒﾝﾅｻｲ。そしてﾌｧﾝの方ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ）
　岩尾さんがブサイクすぎて、後藤さんがカッコよく見えているというわけです（ﾎﾝﾄｺﾞﾒﾝﾅｻｲ）。
　女性がそんなカッコよくなくても、相手があまりにも駄目すぎて、カッコよく見えるという手法です。

　以上です。好き勝手書いちゃいました。参考になるんだろうかあ（汗）
　でも初心者でしたらあんまり悩まずに好きなふうに書き始めたほうがスムーズにいけると思いますよ。
　最悪ねえ、書いちゃえばいいんですよ。
　「かっこいい」って小説のなかに。

　他者の台詞の中に「○○様カッコいいよね」「素敵だよね」「あの人にだったら抱かれてもいい」
　なんて書いちゃえば、勝手に『あ、カッコいい人なんだ』って思ってくれますよ、読み手は。

　……ｷｷﾅｶﾞｼﾃｸﾀﾞｻｲ。

　では乱文失礼いたしました。がんばってください。


雛乃さんからの返信
　いろいろなためになりそうなご意見ありがとうございますｗ

　ストーリーで見せる手法・・新鮮でした。
　やはり困難がありそれを乗り越える、という「描写」が
　人をかっこよくみせる・・ううん、説得力あります。

　私はどちらかというと「性格・人間性・精神」にウェイトを置いていますがそれと、
　いちさんの言う「ストーリーで見せる」とは表裏一体・・というか切っても切り離せない手法だと思います。

　私も陽子・・十二国記で分析まがいのことをしてみたのですが、
　いちさんの言う「ストーリーでかっこよく見せる」という部分も確かに、すごく使われていると思います。
　では私のいう「人間性で見せる」はどこで使われていたかと、というのを見ますと、
　
　やはり「困難があり、最初は傷つきながらもだんだんと立ち向かい成長する」という点でしょうか。

　私は普段自分のオリジナル漫画のオリジナルキャラをよく考えるのですが、
　キャラが本当のへタレで本当の意味で弱いキャラなら
　ストーリーがいくら困難な展開でも、キャラが逃げてしまうのですよ。
　だから、「人間性」にウェイトを置いていたってのもあります。

　しかし十二国記の陽子の場合、
　「困難がやってきたら（最初は傷つきながらも）だんだんと立ち向かって強くなっていく」という。
　これは陽子の「人間性」の描き方、そして「困難を与える」というストーリー展開、
　この２つが無くしては　成り立たないという見解に至りました。

　以上が自己分析です。なんか質問者がえらそうにすみません汗
　結論からすると、いちさんの言う「ストーリーでかっこよく」というのは。
　すごく説得力があり新鮮でしたので、これからありがたく使わせていただこうかと思います。
（横道にそれますが、陽子さんは本当にかっこいいですよね）

　対比キャラを出す・・・これも盲点でした。引き立て役、という事でしょうか。
　今度思案してみます！ありがとうございました。

　最後に・・。一つ、思うことが・・。
　私は小説執筆歴がすごく浅いのですが、今までよく自分の漫画を描こうと漫画を研究していました。

　それである少女漫画を読んだのですが、そのヒロインキャラは、
　顏は普通、性格は明るく元気！強い！という設定のものでした。
　しかしそのキャラは腕っ節は強い、という設定ですが、
　その後、親に売られ、別の家の養子になりました。
　そして荒れたヒロインは不良になってまわりに暴力を加えるようになるのです。
　そしてその後からなぜかモテモテ逆ハー満載。
　急に皆ヒロインを好きになり始めるんです。

　ヒロインはことごとく「可愛い」「強いですね」と言われ大事にされます。

　・・ごめんなさい。読んだことのない人にはつまらない語りになってしまいました。
　結局私が言いたかった事は、と言いますと、

　周りに「強い」「素敵」「かっこよい」と言わせる場合は
　それに説得力の持たせる人物描写をしないとだめだなあ、と思うことです。

　ある程度言わせるのは良いんですが、
　その漫画のヒロインは私の読んだ限り、「強い」というのも腕っ節、などの表面的なもので実際は弱く、
　「可愛い」というのも（外見的にも性格的にも）説得力が無く、
　作者が無理して周りに言わせている意図を感じました。

　「‘強い‘とか‘可愛い‘とか言わせるんじゃなく作品で表現しろよ！」
　とついその作者に言いたくなりました。

　いちさんは「書いちゃえばいい」と仰いましたが、
　その漫画の悪印象が強く、なかなかそういう手法に抵抗を覚えてしまいます。


　以上、語りが長くてすみませんでした。
　いちさんのご意見を批判したわけではないので、お気を悪くしたらすみません汗

　ご意見ありがとうございました！！


カワードさんからの意見
　カワードです。
　かっこいい女の子ですか。大好物です。

　早速ですが、私のかっこいいと思う女の子ですが、彼女は外せませんね。
　西の善き魔女のイグレイン・バーネットです。

　騎士道精神まっしぐらの女の子で、主人公のフィリエルにも剣を教えます。
　その剣を教えてる所がまたいいですね。
　
　このまま百合リンな展開になるのかと思ってしまいました。
　それくらい男前の女の子です。

　私はこんな感じです。でわでわ。


raphaelさんからの意見
　はじめまして。

　かっこいい女性ですか。
　私が思ったのは、戯言シリーズの哀川潤さんでしょうか。
　小説内でも表現されていますが、「最強の請負人」らしいです。
　おそらく、雛乃さんかっこいい女性像にも、大体当てはまると思います。


ＦＮさんからの意見
> 「考えが自立してる」「精神（芯）が強い」「いざという時に戦える勇気を持つ」という女性です。

　こういうキーワードで思いつくのは銀河鉄道９９９のメーテルとか、
　クイーンエメラルダスのエメラルダス。

　あとはラピュタのドーラ。


咲弥さんからの意見
　どうもこんにちは、冬休みが待ち遠しい咲弥です。
　かっこいい女キャラ……多分私だけだと思うのですが、狂った女の子とかですかね？
　昨今のヤンデレなどではなく、殺人鬼的な子です。

　なんと言うか、女の子が笑顔で銃とかぶっ放つのってカッコイイんですよ。
　私のなかで該当するキャラがあまりいないので、
　具体的に説明できないのですが、まあそんな感じです。


マクベスさんからの意見
　かっこいい「女性」キャラですか。
　やはりそれは、「男女を問わないかっこいいキャラ」ではなく、
　「女性」である必然が求められると考えるわけでして。（勝手に深読み）

　ジェンダーの良し悪しを言うつもりはないのですが、

　男性っぽいふるまい＝格好いい
　というのは、「かっこいい『女性』キャラ」としては手垢のついたキャラかなぁ、と最近思います。

　腕っ節が強い、性格が勝ち気・好戦的、男性よりむしろ女性に人気のある女性、etc
　こういった、身体的に「女性」であろうと「男性」であろうと、
　結局は目指すところ・求められるところの精神性が同じキャラというのは、
　「かっこいい『女性』キャラ」と限定された場合、ふと、なんか違うかな、と思うようになりました。
　
　勿論、その男性的な中に混じる女性的な部分がギャップとなり、双方を引き立たせる、
　というのは、手垢がついていようといまいと有効な造詣であることは否定しません。
　ただ、テンプレ的にそれに頼るのも危険かな、と。

　「女性」である必然。
　漠然としたものですが、『理想的な母親像』というのが、
　実は『女性』として一番格好いいのでは？　と思います。
　導き手であり、本質は優しく、しかし厳しさを忘れず、最後は体を張って護り、あるいは諌めてくれる。
　これだけなら『女性』に限定する必要はないんですが、そこはちょっと言葉に表しにくい、
　「女性として現れてくる接し方の細かな機微」とでも言うか……
　ちょっと説明しづらいですね。

　まあ、とりあえずこんな感じで。


雛乃さんからの返信
　ご意見有難うございます。

　ジェンダー論はただ今、「少女革命ウテナ」等を見て勉強中の雛乃ですが・・。

　私の思う「かっこいい女性キャラ」、というより今私がイメージしているオリジナルキャラは、
　単に「うでっぷしが強い」「男らしい」というのを目指していないつもりです。

　ここで皆さんに募集にしているトピックでは、
　どんなかっこよさ（それこそ男らしいものでも）を言ってくださっても構いませんが、
　私自身が目指しているものは、いわゆる一般的に
　「男性らしい・男っぽい」といわれるものと正反対のもの、です。

　私は単に「男勝り・うでっぷしが強い」だけではかっこいいとは思いません。
　私の目指すその女性像に「男らしさ」といのは、
　そこに女性に限定しなくても良いような「精神の強さ」にウェイトを置いています。

　「腕っ節が強い」などという「男らしさ」で女性をかっこよくみせる・・・
　というのはマクベスさんの仰る通り、手垢にまみれた表現だとまさにずっと思っていたので、
　男でも女でも関係ないような、男女共通の「精神・人間性」で女性をかっこよく見せられないか・・と
　私はっずっと考えています。

　ジェンダーについては知識がまだまだ足りないのでとんちんかんなこと言ってたらすみません。

　ちなみに私が目指している女性キャラクターは「理想的な母親像」まさにそれです。
　・・・といいたいのですがそのキャラは完璧ではなく、理想的なイメージを持たせながらも、
　人間的（に見えるといいなあ）な弱さを持ち、それを自身で認めそれを受け入れながらも前に進む・・。
　うまく書けるかわかりませんが、そんな人を描いていきたい、と思うのです。


ＭＩＤＯさんからの意見
　な、なんかもう結論出ちゃってる？　と怖々しつつ、こんにちは、MIDOです。

>「かっこいい女性キャラクターとは何だろう」

　意志が強いひと、ですね。
　目標に向かって突き進んだり、正しいことを押し通したり、体制に立ち向かったり。
　色々ありますが、どんな環境でも凛と顔を上げているひとは格好いいですよね。
　小説によくあるのは、やっぱり好きなひとを護ろうと頑張るところでしょうか。
　護る、といっても外面的なものではなく、内面的なものですが。

　以下雑談。
　腕っぷしが強かったり、日本刀振り回すような女の子＝強いという図式が当たり前になっていますが、
　
　女性ならではの強さっていうと精神的なものが大きいかな、と思っております。
　多額の借金抱え込んで「もう駄目だ、自殺してやるー！」などと言い出す亭主に対し、
　妻が「ふっざけんな死ぬくらいなら足掻けよ」と尻を蹴っ飛ばすのはいい例です。

　さらには母性愛という言葉からわかるように、子供や弱い立場の人を護ろうとする思いも、
　女性だからこそ強く持てるものかもしれないです。

　肉体的な痛みに関しても男性より女性のほうがずっと強いですしね。
　出産の痛みって女性だから耐えられるみたいです。あれ男性が体験すると死ぬとかなんとか。
　熟年離婚した場合、旦那の寿命は十年縮まると言いますが、
　あれは世話をしてくれる伴侶がいなくなったために長生きできない例らしいです。
（反対に女性は世話するひとがいなくなって負担が減るから長生きするという……）
　こう考えると総じて女性のほうが強いじゃん、と思うのですが。

　というわけですので、女性は精神面ではたいてい強い。

　そしてその強さが発揮されるのが、配偶者や子供や「護りたい」と思うひとが関わっている場合です。
　そういうときの女性って総じて格好いいし、輝いている。母性本能発揮しまくりですから。

　別に剣を持って一緒に戦わなくても、危ない！　
　という場面でヒーローを護るように両手を広げて立ちはだかるヒロインは理屈抜きで格好いい。
　自分が殺されても子供だけは護ろうとする女性キャラも勇気があって非常にいいです。
　もちろん一緒に共闘するヒロインも格好いいですけどね。
　以上雑談でした。


　それで言うと、『空ノ鐘の響く惑星で』の女性キャラはみんな格好いいです。
　好きなひとのために頑張るところが満載で見ていて実に微笑ましいし、初々しくて可愛らしい。
　『風の王国』のヒロイン翠蘭はまさに格好いい女性です。
　シリーズ中で子供も産んでますから母性愛の面もばっちり。
　国同士のことに翻弄されながらも、意志は曲げないまま、剣を持って戦う凛々しい女性です。
　『ちょー』シリーズもまた然り。
　女が全員男どもの上を行く。ヒットの理由はこの痛快さにもあったのでしょうね。

　個人的にはそんな格好いいヒロインが、
　たまにへこたれて泣きたくなっちゃうときにさりげなーくそばに寄ってくるヒーローがいたら、
　垂涎モノいやなんでもありません。

　コメントは以上です。


10式さんからの意見
　どうもこんばんわ～はじめまして。

　私は個人的に悩みや葛藤や自分の矮小さ、身勝手さを自覚しながらも誰かに優しくしたり、
　何かをなそうとするキャラが男女問わず好きなのです。
　ただ単に精神的な強さだけではない良さがあると思います。

　「皇国の守護者」の新城なんかはその代表ですね。
　と言うわけで「ピクシーゲイル」の楊 雷震(ヤン・ローレイ)を推します。
　自分が愛情を与えている対象(主人公の渡会りかの)に対して誠実であろうとしますが、
　一方でそれが身勝手なのではないかと思ったり葛藤しながらも、
　愛情を注ごうと努力する姿が女性らしくもかっこいいなぁと思います。

　もし良ければ作品を読んでみて下さい。それでは～


猫美々さんからの意見
　こんにちは。猫美々です。
　夜勤明けで少々頭が回っていないですが、面白そうな話題なので食いついて見ます。

　かっこいい女性キャラというと…………私の中だとかなり居ますね。
　殺人狂というと、マーダープリンセスの虐殺姫アリタとかを思い出します。
　彼女も強さという意味では非常に格好いいキャラです。
　漫画ですが、ＯＶＡも出ているので参考にしやすいと思います。
　とりあえず、説明は苦手なので漫画やアニメからキャラを参考にしつつ行きたいと思います。

　格好いい女性というと、漫画ワンピースのドクターくれはや、ナミ、
　彼女の育ての親であるベルメールが私のイメージだったりします。
　誰かを守るために強さを発揮する女性って非常に惹かれます。
　特にベルメールのような、絶対の窮地にあっても守ることを止めず、
　揺るがない意志を貫き通す様は非常に格好いい。
　言葉にできないですが、ドクターくれはの自分勝手ながらも愛情あふれる生き様も格好いいです。

　あともう一つ。
　とある漫画で題名もキャラ名も忘れたんですが、赤ずきんだったかな？　
　罠を張り巡らし、最後の最後まで勝つために足搔き続ける女性も格好いいです。
　そのキャラは作中、不死身の吸血鬼との一戦で負けを認め、自らの首を差し出すんですが、
　吸血鬼が血を吸おうとするその無防備になった瞬間を狙い、心臓にナイフを突き立てる。
　卑怯って言えば卑怯で格好悪いですが、
　
　泥臭くも生き残るために手段を選ばない生き様も私的にはぐっとくる格好良さがあります。
　格好悪いけれども格好いい。矛盾してますが、何というか弱さの中にある強さみたいなイメージです。

　参考に……なりそうもないですね。ちょっち頭が眠っているようです。
　あと、単純に格好良くて好きなキャラを挙げておくと魔砲使い黒姫より黒姫。
　彼女の愛を一途に貫くその様は非常に惹かれます。
　とりあえずこの辺です。キャラが発表されたらまた来るかも。
　その時までにはもうちょっと意見をまとめて参考にできるようがんばって見ます。


サーガさんからの意見
　こんにちは、最近クリスマスプレゼントどうしようか迷っているサーガです。

　かっこいい女の人…ですか。僕は「銀魂」の志村妙と吉原の日輪がかっこいいとおもいましたね。
　まぁ言葉にうまく表すことができませんが
　「どんな時、どんな状況でも魂を美しくあろうとする強い意志を持つ女性」が一番かっこいいと思います。

　逆にカッコ悪い女性は
　「つまらない意地を通そうとする。自分勝手に人を傷つける。
　それらのせいで大切な物を護れずにいる」ですね。

　まぁ僕が言えるのはこれくらいですね。
　それではまた。


雛乃さんからの返信(質問者)
　皆様の意見をまとめると、「かっこいい女性」というのは
　
　「意志が強い」「人間的な弱さを持っているからこその強さ」
　「大切なものを護ろうとする意志がある」などが多いですね。

　ぜひ参考にさせていただきます。
　MIDOさん、１０式さん、猫美々さん、和己さん、サーガさん、有難うございました！！
　MIDOさんへの返信は長文になると思われるので個別返信にさせていただきます。
　まだまだ意見を募集していますので新規の方も
　「もう結論ついたんじゃ・・・」と恐縮なさらずに意見を投稿してくださって全然歓迎です。

　またそろそろこのスレで私のかっこいいイメージを目指したオリジナルキャラを発表しますので、
　そちらもよかったら意見下さると嬉しいです。

Re;１０式さん
　ご意見有難うございます！
　自分の弱さや欠点を持ち、それを自覚し葛藤しながらも前へ進む。
　そんなキャラは素敵ですよね。とても人間臭くて、胸にぐっときます。
　「皇国の守護者」と「ピクシーゲイル」ですか。今度探してみます。
　私の嫌い・・なキャラクターは、欠点を持ち、人の気持ちを考えないで傷つけるキャラなのですが、
　同じ欠点や間違いを起していても、それを自覚し、悩み、反省しようとするキャラはとても好きです。
　有難うございました！

Re:猫美々さん
　夜勤お疲れさまです笑　お疲れの中をわざわざ長文でご意見くださって有難うございます。
　マーダープリンセスですか。初耳です。
（ここの掲示板はいろいろな知らなかった作品を紹介してもらえるので好きです！）
　殺人狂なのですね。ちょっと怖い笑気もしますが・・機会あったら
　見てみます。

　ワンピースのナミ、ドクターくれはやベルメール、ですね。
　ワンピ、初期の巻しか読んでないのですよ・・。
　また続き読もうかなあ。やはり窮地でも揺るがない意志と大切なものを護る、
　これがかっこいい女性の必須条件のようですね。参考にさせていただきます。
　赤ずきんと黒姫も見たことは無いのですが・・。
　泥臭い格好良さ、ですか。やはり男女問わず人間臭い生き方には心打たれるものがあるようです。
　有難うございました！

Re;和己さん
　ご意見有難うございます！
　クシャナってどんなキャラだったけ・・。もう記憶の彼方だ。
　確かに宮崎さんのアニメはかっこいい女性キャラがいっぱい出てきますよね。
　私の印象だと、「もののけ姫」のエボシ御前（・・でしたっけ？）が悪役のようでいて、
　女性特有の美しい強さを持っていた印象がありました。ああいう人かっこいいですよねｗ
　「アキラ」ですか。あのスティーブンスピルバーグが絶賛した作品だとか。「おばさん」ですね。
　今度チェックしてみます。

　バルサ・・好きですよ～ｗ珍しく‘おばさん‘（失礼かな・・）が
　活躍する話ですが、槍で戦う姿は本当にかっこいい！
　やはり意志と芯が強い、というのがポイントのようですね。
　有難うございました！

Re:サーガさん
　ご意見有難うございます！
　プレゼントはアレですか。彼女さんの分とかですか。笑
　「銀魂」アニメでちらちら見てますが・・。
　妙さんはかっこいいですね。あの凛とした感じ、憧れます。
　日輪さんはまだよく知らないのですが、機会あったらチェックしてみます。
　「どんな時でも魂を美しくあろうとする強い意志を持つ女性がかっこいい」には禿同です。
　他の方の意見も見ますと
　やはり「意志の強さ」はポイントのようですね。

　「つまらない意地を通す、自分勝手に人を傷つける」のは男女問わずかっこ悪いです。

　有難うございました！


雛乃さんからの返信(質問者)
> な、なんかもう結論出ちゃってる？　と怖々しつつ、こんにちは、MIDOです。

　中身の詰まった丁寧な長文レス、有難うございました。
　「もう結論が出ちゃってる？」などと恐縮なさらずにどんどん意見を言っちゃってくださいｗ
　個人的には丁寧なご意見が嬉しかったです。
　意志の強い女性ですか。
　好きな人を護る女性、というのは同性から見てもすごくかっこよく魅力的ですよね。
　
　やはり女性ならではの精神的な強さ、と言いますと「母性」が少なからず関わってくるようですね。
　
　男性のように外面的な力が無い分、「護る」という意志と愛の強さで戦うのです。
　そんな女性、憧れますね。

　出産の苦しみも女性だからこそ耐えられるのですね。
　やはり女性は肉体的に力が男性より劣る分、内面的なものがたくましくなっていくのかもしれません。

　『空ノ鐘の響く惑星で』『風の王国』『ちょー』シリーズですか。
　母性的なキャラもいる、とのこともあり、興味が湧きました。
　他の皆さまの紹介して下さった作品同様、チェックしてみます。

　有難うございました！


雛乃さんからの返信(質問者)
　皆さまから「かっこいい女性のイメージとは？」というテーマでご意見を募集させて頂きました。
　それらの意見を基に、私の考えたオリジナルの
　「かっこよく見せたい女性キャラ」を皆さんに添削してもらいたいと思い始め、投稿しました。

・私の考えた女性キャラの現イメージ段階
　世界観の練込が不完全で、設定がまだ思案中で穴だらけですが、
　現段階で決まっているイメージを申し上げておきます。
　またネット上の他の場所で発表しようかとも思っているので意図的に伏せている設定もあります。

　年齢20歳　性別：女性　外見：ロングヘア
　口調：「～です、だわ」

　舞台は現段階のイメージでは西洋的な世界で、
　仮想19世紀ヨーロッパか、仮想中世ヨーロッパのどちらか、です。
　彼女はおっとりほわわんとした性格で、ある程度裕福な家柄のお嬢様です。
　彼女は人助けをしたい、という気持ちが強く今で言う福祉、のような仕事に就いています。
　容姿は美しく、知識も豊富で才色兼備、剣技も習っており文武両道で、
　周りからは憧れられ、表面的な要素だけを見れば、
　少々出来すぎた感のある理想的な要素を持ったキャラです。

　しかし彼女は過去に大きな（？）挫折体験を経験しています。
　彼女には幼い頃から自分の憧れる理想像がありました。
　知識も剣技もその憧れに向かった努力から来るものです。
　彼女はその半分空想じみた理想を本気で目指していました。
　それは今で言う子供の「正義の味方（のような強い存在）になりたいなあ。
　あの漫画の戦士みたいになりたいなあ。」という夢見がちで子供じみたものです。
　彼女はなまじいろいろ出来るようになったために、
　そのようなものになれると半分本気で信じかけていました。

　しかし、ある出来事が起こります。
　それはどのような出来事かはくわしく決まってませんが、
　その出来事は人の命の損失が大きく、彼女は大切なものをまったく守れませんでした。
　彼女は守ろうと必死になっていましたが、
　剣技が出来るとは言っても兵士でも戦士でもない若い彼女には力不足だったのです。

　その挫折により彼女は自分の無力さや弱さを痛いぐらいに知りました。
　自分は理想の偶像には成れないということを思い知ったのです。
　彼女は自信を無くし、迷います。しかし迷いながらも人助けをする行為を続けて行きます。

　そんな中、政略結婚か何かで結婚をします。
　決められた結婚相手ですが、彼女は様々な理由によりその相手を心の底から愛します。
　しかし相手側はこれまたある理由で彼女を嫌い、まったく愛していません。

　相手側には1人の妹がいます。妹も兄である結婚相手からは
　彼個人の事情により愛されていなく、彼女の義妹となるわけですが、
　妹は彼女をとても慕い、結婚相手とは冷たい関係のままですが、
　妹と彼女は本当の家族のように深い関係を築いていきます。
　彼女は妹を大事な存在のように感じ、慕われ、その子を護ろうと答える事で、
　挫折した自分に存在意義のようなものを感じ始めます。

　そんな中、一家を襲う大きな出来事が起こります。まだ詳しく決まってませんが、
　結婚相手がその国の政治の思想に対立した、などのような、
　とにかく国を巻き込むような大きな出来事です。

　そんな中、一番頼りになるべき結婚相手が妹と彼女を捨てて、逃げてしまうのです。

　そして国の人々がどのような形でかは決まってませんが、彼女達に襲いかかってきます。
　彼女は愛する妹を守るべく、毅然と前を向き、人々と戦う（内面的にも）覚悟し、
　守ってくれる男性もいない中、たった1人で立ち向かっていくのです。


　以上。
　決まっているイメージはここまで、です。
　「国ってどんな国だよ！」とか世界観や設定がまだまだ甘く、あやふやなのはお許し下さい。

　こんなキャラはどうでしょうか。
　設定の弱さ、心理の動きの説得力の無さ、など自分でも痛いぐらい
　思い当たりますが、今回コメントは
　「かっこよく見えるか」「強さが伝わるかどうか」に重点を置いて感想をお願いします。

　また「ここがちょっとなあ・・」という意見を下さった方は
　「こうすればもっと良くなる」「こうすればもっとかっこよく見える」
　などというアドバイスもよければお願いします。
（アドバイス、ご意見は参考にされることをご了承の上で投稿お願いします。）

　キャラについての雑談などもあればぜひ書いて下さい！
　それでは。


ＭＩＤＯさんからの意見
　個人向け返信ありがとうございました。調子に乗って再来のMIDOです。こんにちは。

> 年齢20歳
　あら、設定年齢、意外に上なんですね。ラノベだと十代が多いですから新鮮といえば新鮮です。

>外見：ロングヘア
　鉄則のナンバーですね、ロングヘア。

> 口調：「～です、だわ」
　お姫様ですかね、この口調は。

> 彼女はおっとりほわわんとした性格で、ある程度裕福な家柄のお嬢様です。
　彼女は人助けをしたい、という気持ちが強く今で言う福祉、のような仕事に就いています。
　手に職持ってるんですか。あんまりお嬢様らしくないような気が……
　お嬢様ってたぶん働かないかとorz　ボランティアだったらわかるのですが。
　施しからチャリティーのようなものまで、寄付を募ったり集会を開いたり孤児院を建てたりとか。
　まぁお嬢様といってもピンキリなのでここら辺は書き方次第かと。

> 容姿は美しく、知識も豊富で才色兼備、剣技も習っており文武両道で、
　おっとり系なのに剣技がすごいってある意味恐ろしい……。

> その挫折により彼女は自分の無力さや弱さを痛いぐらいに知りました。
　自分は理想の偶像には成れないということを思い知ったのです。
> 彼女は自信を無くし、迷います。しかし迷いながらも人助けをする行為を続けて行きます。
　続けるんだ。頑張るなぁ……。
　打ちひしがれてひととの関わりを断とうとする、と思わない当たりは確かに強い女性かもしれませんね。

> そんな中、政略結婚か何かで結婚をします。
　いきなり飛んだっ！

> 決められた結婚相手ですが、彼女は様々な理由によりその相手を心の底から愛します。
　マジでかっ！　話早いな……。

>しかし相手側はこれまたある理由で彼女を嫌い、まったく愛していません。
　ショック！　きっと彼女の放つ人助け大好きふわふわオーラにコンプレックス刺激されて、
　ふて腐れてるんだろう!?　なんてヘタレたヒーローだ！

> 彼女は妹を大事な存在のように感じ、慕われ、
　その子を護ろうと答える事で、挫折した自分に存在意義のようなものを感じ始めます。
　母性本能はこのあたりに生きているんですね。美しき姉妹愛ですね。

>結婚相手がその国の政治の思想に対立した、
　などのような、とにかく国を巻き込むような大きな出来事です。
　もしそれで書くことに決まったら、ヒーロー色々と迷惑なだけの存在になってしまいますね……orz

> そんな中、一番頼りになるべき結婚相手が妹と彼女を捨てて、逃げてしまうのです。
　しかも逃げるんかいっ!!

> 彼女は愛する妹を守るべく、毅然と前を向き、人々と戦う（内面的にも）覚悟し、
　守ってくれる男性もいない中、たった1人で立ち向かっていくのです。
　すげぇ展開……。
　ヒーロー、おまえはヒーローが持つ役目を捨てていったいどこへ行こうというのだね……。
　というかこの物語にヒーローって必要か？　
　ヒロインがヒーローの役割を兼ねちゃってるっていいのかそれ……。
　
　うーん、女性読者としては、
　やっぱり華麗にヒロインを助けるヒーローがいてくれないとなんか後味悪い……。

　まぁ男性向けに書かれるならあんまり関係ないんですけど。

　うーん、ぶっちゃけ書き方次第でどうにでもなるので、
　格好いいかどうか、と言われても完成品を見ないとなんとも言えないのが現状です。
　あとヒロインよりもヒーローのヘタレっぷりのほうがなんか見ていて悲しくなってしまった……

　格好いいヒロインは、格好いいヒーローが並んでこそ生まれるものだと勝手に思い込んでいるもので、
　ヒーローがいないとなんかすごく悲しいのですorz　
　この作品でなくても、今後もし女性向きに書こうという場合はそこら辺をご一考ください。

　個人的にはヒロインの成長物語として楽しみたいところです。
　過去のトラウマを、新たに得た護りたいもののために、
　どう乗り越えていくかが見所になるのではないかと。
　さわりだけでも書き上げて、こちらの添削掲示板のほうに持ち込んでいただくのをお薦めします。

　コメントは以上です。それでは頑張ってくださいね。


フランさんからの意見
　はじめまして、フランです。
　設定読ませてもらい、折角なので感想を落としていきますね。

　まず、設定からは強くない女性が強く変わっていく物語に思えました。
　十二国記の景王のように、間違ったり傷ついたりしながらも、
　妹の為に真っ直ぐに立っている姿を見せる事ができれば、大変かっこよく見えるかもしれません。
　大切なのは、楽勝で物事をこなす事ではなく、
　必要な時はためらわず頭を地にこすりつけでも助けを請い、一念を貫く姿じゃないかと思います。

　では、鍛錬所に投稿される日を楽しみにしています。　


猫美々さんからの意見
　二回目お邪魔します。猫美々です。
　中世で福祉っていうとシスター……？　なんて連想してしまいました。

　ざっとみた感想は『挫折体験を経験』って意味が重複してるなぁ……
　じゃなくて、芯の強そうな女性ですね。
　おっとりしてるけど、ある一線から先は譲らない、譲りたくないみたいな。
　内面、芯の強さは挫折しても人助けを続けているという部分で伝えられそうですね。
　ちょくちょく内面の強さを垣間見せれば、後々の魅せたいシーンにも説得力を持たせやすいと思います。

　あとは、挫折で痛感した弱さをバネにそれを乗り越える努力をさせれば、
　芯の強さと合わせて外面の格好良さも見せやすくなる……かも。
　悔しさをバネに努力――は少年漫画的で王道ですけど、
　折れたまま何もしないと、後々強さを身に付けさせようとしても基礎がない分苦労しそうです。
　この辺は後にどう彼女を活躍させるかによると思いますが
　、迷いつつも前に進もうとする意思を見せるにはいいかと。

　うーん。色々書きましたが、
　正直ヒロイン像が見えないのでこの時点では格好良いかはなんとも言えません。
　結局のところ、格好いいシーンって短距離走に似て、
　ワンシーンのために手間暇かけないと白けちゃいますし。

　大人しいヒロインを格好良く魅せたいならば、義妹の前では理想の自分であろうと努力する……とか。
　振舞い方ひとつ、意識ひとつで見え方って結構変わると思います。
　妹さんが支えになってるなら尚更彼女の前では見栄を張りたい、といったところでしょうか。
　そうやって読者をヒロインに共感・感情移入させると、より格好良く魅せやすくなると思います。

　思ったのはこんなところです。
　こういう主人公って割と好き勝手に動いて見せ場で輝いてくれたりするので、
　難しく考えなくとも雛乃さんのイメージするヒロインを書けばいいと思ったり。
　では。夜勤なので寝てきます。


ぽろろさんからの意見
　ちわっす、ぽろろです。

　えっと、カッコ良さや強さなどは、一切感じませんでした。

　自分としては、カッコ良いキャラというのは
　「痛快さ、爽快感を感じるような人生を歩んでいるキャラ」だと思っています。

　雛乃さんが書かれたキャラの説明を見る限りでは、
　極論ですが「没落貴族の悲惨な人生」くらいにしか感じませんでした。
　このキャラ自体を否定している訳ではありませんが、
　カッコ良さ等で考えるなら、そのようなものは一切感じられません。

　まあ物語自体が出来上がっていないようなので仕方がないのかもしれませんが。

　そんな感じで。


睡蘭さんからの意見
　はじめまして、雛乃様。睡蘭と申します。
　どうぞよろしくお願いします。

　イメージが出来上がっているとのことで、私が感じたことを述べさせて頂きたいと思います。

　まず、ざっと見て……なんともイメージが掴みきれませんでした。
　基本スタンスが「かっこいい」ということですが、その雰囲気も受け取れず、
　かといってどういうイメージかとも言われるとはっきりいえないような。
　非常に曖昧です。
　まだお名前はないようですが、

　彼女といったらコレ！　というような、はっきりとしたものが必要かもしれません。

　おっとりほんわかなお嬢様で、福祉の職業につき、才色兼備で文武両道……
　すばらしくデフォルトスペックの高いキャラですね。
　仮想ということですが、とりあえず現実設定として判断します。
　
　まず中世ヨーロッパでは、レディが働くことは恥です。
　となると中流階級のお嬢様が考えられ、
　そうなると生家の商売などがあると思われますが、それには携わらず福祉関係。
　そもそも福祉関係……当時「福祉」という言葉すらなかったと思います。
　いっそのこと女医、看護婦のほうがはっきりするかもしれません。

　女性が働くことをはしたないとされる時代、上記の職業は下に見られる上に、
　非常に門が狭くかなりの努力と決意が必要な職業でした。
　
　あとは軍人になるというのもアリかな……
　正義の味方を目指すということなら、潔癖路線も考えられます。
　家族に離縁されても自分の意思を貫く、というのもカッコイイ女性だと思いますが如何でしょう。

　それにしてもここまでスペックが高いと、読者の共感は得にくいと思います。
　何か可愛らしい欠点でもあったほうがいいかもしれません。

> そんな中、政略結婚か何かで結婚をします。

　政略結婚ですか……。
　なんでも努力でこなしてきたパーフェクトレディが易々と従うとは思えないんですが。
　しかも夫は全く愛してくれないのに、主人公は惹かれているんですよね？
　そ、想像がつかないです……。
　
　私なら、挫折した時に手を差し伸べてくれた人に惹かれて結婚し、
（ただし優しいだけが取り柄のような人。その優しさにも強さがあるということを知る）
　義妹には嫌われたけど何だかんだで和解し、
　夫は優しさ故に国の陰謀とかに巻き込まれて謀殺されちゃったりして、
　「義妹を頼む」とか残して死んじゃって主人公が立ち上がる……みたいな。
　ありきたり過ぎですかねぇ。

　総括ですが、色々欲張りすぎてしまって、キャラが不透明に思えます。
　色々詰め込みすぎているのでしょうか。
　もっと的を絞ったほうがいいのかもしれません。

　最後に私の思うカッコイイ女性像を。

　男性へは使われず、女性だけに使われるかっこいい表現が「凛とした」だと思いつきました。
　この4文字だけで、私は強い目を持つ女性を思い浮かべます。
　自分の理念に反することは潔しとしない、清廉なイメージがあるように思います。
　雛乃様が思われているイメージとだいぶかけ離れてしまうのですがｗ

　キャラクターであげるなら、漫画ですが鋼の錬金術師のアームストロング姉、
　輝夜姫の晶、プライドの詩緒、XXXHOLiCの侑子……
　などいろんなタイプのカッコいい女性が好きです。

　あんまり参考にならない意見で申し訳ないです。
　ではでは。


mi-coさんからの意見
　mi-coです。

　かっこいい女性を描くのって、難しいですよね。
　男性視点と女性視点では、その基準が異なると思いますから。
　雛乃さんの提示されたかっこいい女性像は、多分ですが、女性からみた理想像のように思います。
　男性側からすれば、おそらくですが、かっこいい女性というよりも、
　もっと単純な、大人な女性に見えるだけのキャラクター、というような印象を受けました。
　すいません＞＜

　おっとりほわわんとした性格って、どんな性格なんでしょう。
　この言葉からイメージされる人物は――深く物事を考えない、適当に物事の判断を下す、
　てか先天的な天然系――、そんな印象を受けます。ごめんなさい、偏見ですね。
　個人的には、才色兼備という言葉のイメージが湧きません。

> しかし彼女は過去に大きな（？）挫折体験を経験しています。

　憧れの理想像があった時期と、それからその理想像を本気でめざし、
　いろいろ出来るようになった時期は、全く違いますよね。
　その間にあった彼女の人生経験、
　最初に抱いていた理想像の間の開きを描いた方がいいかもしれません。

> その出来事は人の命の損失が大きく、彼女は大切なものを まったく守れませんでした。

　ここの出来事が、個人的には彼女の転換期になる一番のポイントのように思います。
　それを守れなかったのは、単純に自分の力不足だと感じたのかどうか。
　つまり、自分が思い描いていた理想像ならば、それを守れたのかもしれないと後悔するのか否か。
　はたまた、自分が描いていた理想像が、そもそも間違っていたのかもしれないと否定するのかどうか。

> その挫折により彼女は自分の無力さや弱さを痛いぐらいに知りました。
　自分は理想の偶像には成れないということを思い知ったのです。
　理想の偶像になっていたのなら、もしかすると守れたのかもしれない――そういう考えもあるでしょう。

> 彼女は自信を無くし、迷います。しかし迷いながらも人助けをする行為を続けて行きます。

　そんな時にでも人助けをするということは、何か理由があるんでしょうね。

　単純に彼女の性格によるものが大きいとは思いますが、自信を無くし、人生に迷っているということは、
　周りを構っているような余裕がない状態なのだと推測します。
　なので、余程の理由がない限り、その行動に読者は納得しないと思います。

> そんな中、政略結婚か何かで結婚をします。
> 決められた結婚相手ですが、彼女は様々な理由によりその相手を
> 心の底から愛します。しかし相手側はこれまたある理由で彼女を嫌い、まったく愛していません。

　申し訳ないのですが、この部分が共感できませんでした。
　様々な理由により、心の底から愛する――というのが、理解できませんでした。
　様々な理由により、心の底から愛する努力をした――であったらな、私は共感できました。
　なので、これ以降に私個人の意見を挟むことはできません。ごめんなさい＞＜

　以上です。
　では、失礼しますね。


かおりさんからの意見
　初めまして、個人サイトでひっそり創作活動をしているかおりと申します。
　他の回答者様と意見が重なってしまう部分があるかもしれませんが、参考になれば幸いです。
　雛乃さんの書いてらっしゃった設定ですが、

　挫折と葛藤と目的を見つけ出す女性キャラクターは非常に魅力的だと思います。

　ただ、やはり結婚の部分で、少々引っかかるものを感じました。
　雛乃さんの考える格好いい女性が心から愛したような男性が、妻や妹を見捨て逃げてしまうような男性なのかと落胆してしまったのです。
(気分を害されてしまったらすみません；)

　また、あまりしっかりとしたイメージが掴めなかったのですがそのヒロインは、
　暗い過去を持った完璧な女性が窮地に立たされてたった一人で立ち向かう！
　という人物だと認識しました。

　ですが、本当に女性らしい格好良さは、誰かと立ち向かう、誰かを支える、支えられる、という要素が少なからず必要になると思います。

　つまり、パートナーの存在が必要不可欠ではないかなと私は思うんです。

　ヒロイン一人で全てを解決できるのは、「腕っ節が強いだけ」と同じくらい不自然なんだと思ってしまうんですよね。

　例えば、ありきたりではありますが、 夫は逃げてしまうのではなく、二人を守ろうとして亡くなってしまって、それを引き継いだヒロインが立ち上がるとか。
　信頼できる部下がいて、過去やトラウマに足を取られるヒロインに手を差し伸べてくれるとか 。
　そういう、もう一人の強い誰かが、格好いいヒロインを描く上でのアクセントになるのではないかと思います。

　っとまあ、素人ですのでもしかしたら全く見当違いの間違った意見かもしれませんね。
　あくまでも私の主観ですので、意味分からないと思ったらさっと読み飛ばして下さって構いませんよ。

　無駄に長くて文章滅茶苦茶な上、参考になりそうなことが言えず申し訳ないです＾＾；
　雛乃さんの作品の完成、楽しみにしていますね。