やる気を持続させるには、集中力をアップさせる環境作りも大切と言えます。
執筆しやすい環境を用意して、創作に専念できるようにしましょう。
集中力をアップさせる環境作りのコツとしては次のようなモノがあります。
1・テレビ、ゲーム、漫画といった娯楽用品を視界から無くす。
最重要ポイントです。できれば、これらの無い部屋で小説を執筆した方が良いです。図書館やファミレスを利用するのもオススメです。
とにかく小説を書くしかない、それくらいしかやることがないくらいの環境に自分を置きましょう。
ゲーム機などが側にあると、どうしても気になって集中できないということが多々あります。
ちょこっと気分転換のつもりでゲームをやり出したら、結局止まらなくなって小説が書けなくなってしまったなんて経験、あなたにもありませんか?
娯楽の誘惑に負けないためにもテレビやゲーム、漫画などは遠ざけた方が賢明です。
インターネット回線に繋がったパソコンやケータイというのも、かなり強烈な誘惑の対象です。
調べ物をするという名目でネットを巡回しはじめたが最後、時間を際限なく浪費してしまいます。
いっそうのことインターネット回線を切ってしまう、というのも良い手です。
2・好きな音楽を流す
気分が乗らないときに、テンションをアップさせるのに効果的です。
ちょうど書いているシーンに合ったBGMをニコニコ動画やYouTubeを使って聞きながら執筆すると良いです。
工事の音や、電車の音、子供が近所で走り回る声などの雑音が聞こえてくる環境の場合、これらをかき消してくれます。
また、全くの無音の環境というのも、人間にストレスを与えることが知られています。
適度な音があった方が、心が安らぐのです。
3・明るすぎる照明はダメ
パソコン作業をする場合、部屋の照明が強いと、目に大きな負担をかけてしまうことが知られています。
厚生労働省が平成14年に発表した「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」には、『室内は、できるだけ明暗の対照が著しくなく、かつ、まぶしさを生じさせないようにすること』という項目があります。
これを受けて、パソコンを長時間使用する職場では、あえて電灯を多少暗くして視力低下を予防しているところもあるそうです。
目が疲れると、画面を見ているのが辛くなり、集中して作業を行えなくなります。
パソコンやケータイで小説を書く際は、部屋を若干、暗くすると良いですね。
また、パソコンやケータイを長時間使う人のためのパソコン用のメガネというのもあります。
これを使うと、目を悪くする画面からの青い光を遮断してくれるので、眼精疲労を予防することができます。私も愛用しています。
4・観葉植物を置く。
イライラした状態では、とても執筆に専念することなどできませんよね。
落ち着いた気分で小説を書けるようにするためには、部屋に観葉植物を置いてみるのも有効です。
というのも、実は植物からは「フィトンチッド」と言われる物質が放出されているからです。
このフィトンチッドには、副交感神経を刺激して精神を安定させ、開放感を与える効果があるのです。
これによってストレスの重圧が解消され、心身がさわやかになるのですね。
東京農業大学の植栽学研究室の実験でも、植物の人体に与える良い影響が証明されています。
植物のある環境とそうでない環境では、踏み台昇降運動をした後、脈拍数に差が生じたのです。
植物のある環境の方が、心拍数の回復が早く持久力が高まったのです。
やはり、人間も動物ですから、緑の側にいた方が体調が良くなるようにできているのですね。。
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