2種類の睡眠

眠りの目的とは「脳を休めること」と「身体を休めること」です。この2つの目的に添った2種類の眠りが、実は一晩の間に交互に繰り返されているのですね。

それが「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」です。

この2つが組合わさって1セットとなり90分。その周期が一晩に4〜6回繰り返されて朝になります。

レム睡眠の特徴
●「身体を休める」眠りです。
●閉じた瞼の下で、眼球が高速で動いています。
●筋肉はだらりと緩んでいます。
●脳波の状態は起きている時に似ています。
●記憶の整理や固定という重要な役割があります。
●明け方になるにしたがって、一回の持続時間が多くなります。
●夢を見ます。

ノンレム睡眠の特徴
●「脳を休める」眠りです。
●寝入った直後に深いノンレム睡眠が現れます。いわゆる熟睡状態です。
●浅いノンレム睡眠の時に、歯ぎしり、いびき、寝返りなどが見られます。
●明け方になると、1回の持続時間が短くなります。


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