色彩効果で快眠

色は人の心理に影響を与える力を持っています。そしてその効果は計り知れないものがあるのです。例えば、ファミリーレストランやファーストフードの店の内装や壁紙には、赤やオレンジ色が多用されています。なぜなら、これらの色には食欲を増進させる効果があるからです。少しでも料理をおいしく食べてもらうという工夫ですね。
この色の効果を医学的にうまく利用するカラーテラピーも注目されています。

上手に色を使えば心をいやす効果も期待できるのです。

レストランと同様に寝室にも適した色があります。ベージュ系、茶色、グレー系を基調にしたカラーコーディネートは、目にやさしく安らぎを与える色彩として定評があります。またピンクには、緊張を和らげ、人をやさしい気持ちにさせる心理効果があります。

逆に赤やオレンジといった活動的な色は、寝室には不向きです。なんとなく気分が高揚してしまって眠れなくなります。また、カラフルでごちゃごちゃした色柄も、色彩心理の観点から言うと、眠りを誘う色ではありません。

ベージュ系、茶色、グレー系、ピンクなどの色で部屋を飾れば、眠りやすい環境になりますよ。


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