寝過ぎは脳に悪い

実は、8時間以上睡眠を取ると、逆に頭の働きが悪くなることがわかっています。

このことを、アメリカの心理学者ジョン・タウブは、次のような実験で証明しています。
ふだん8時間ほど眠っている男子学生を集め、彼らに好きなだけ眠ってもらいました。
すると、これ幸いとばかりに9時間半眠る人もいれば、よっぽど疲れていたのか、12時間以上も眠る人がいました。
起床後、彼らに注意力や作業能力を試すテストを行いました。

すると、8時間睡眠の時の方が成績が良かったのです。

あなたも、長く寝過ぎた結果、頭がぼーっとしてしまった経験がありませんか? 寝過ぎると頭の働きが落ちるのです。
この原因についてタウブは、寝過ぎると逆に脳が疲れてしまうからだと推察しています。


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