枕は合っている?

枕は睡眠中の身体を自然な姿勢を保つために使われます。

人は二足歩行するために、発達して重くなった脳を支えなくてはなりません。そのため人の脊柱は、横から見ると連続したS字カーブを描いてます。これは体重を前後に分散し、活動に適合するために進化した形状なのです。このS字カーブが、重い頭や体重を支えるのにもっとも無理のない、楽な姿勢を作ります。

人は寝ている間も、この自然な姿勢を保つ必要があります。この姿勢が崩れてしまうと、不眠や肩こりだけでなく、呼吸を困難にしたり、いびきを引き起こしたりするケースもあるのです。

この自然な姿勢を維するために使われる枕が身体に合わないと大変です。

低すぎる枕は、仰向けになったときに顎が上を向き、頭に血が上ってしまいます。高すぎる枕は首に無理な圧力がかかり、肩こりや頭痛を招いたり気道を圧迫したりします。

快眠できる条件は、自分に合った枕を使うことです。


そのため、枕を購入する際は、実際に使ってみて自分に合っているかよく試してみる必要があります。


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