夏の快適な室温

クーラーで室内を冷やしすぎると、電気代がかかるだけでなく思わぬ落とし穴があります。

実は眠気を感じるのは体温が低下した時なのです。

身体のリズムが正常に働いていると、夜の9時頃から体温が低下し、それに代わって睡眠を促進するホルモン『メラトニン』の分泌が高まります。そして、明け方の6時頃になると体温は上昇し、反対にメラトニンの放出が抑えられて目が醒めます。このことから睡眠は、体温が低下する時間に起こりやすいと考えられています。

しかし、冷房が効きすぎていると、体温調整に狂いが生じてしまって眠りにくくなるのです。

入眠に適した冷房の設定温度は26〜28°。寝付いてから2時間くらいはこの室温が保てるように、タイマーをセットしておけばぐっすり眠れます。


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