夕食に納豆を

実は心筋梗塞や脳梗塞が発症する時間帯は、早朝の3〜4時くらいがもっとも多いのです。

寝ている間に脳や心臓の血管が血の塊である血栓によって詰まってしまうのですね。
こういった血栓症は、高齢の方に多く見られ、死亡率のトップスリーにランクインしています。食習慣の欧米化により若い人にも発症する危険のある病気です。

そこで、ぜひ行っていただきたいのが納豆を夕食に食べるという習慣です。

納豆には血栓を溶かして血流を良くする、ナットウキナーゼ(納豆菌)」という酵素が入っているのです。
ただし、食べてすぐに効果が出るわけではありません。50グラムの納豆を食べると、だいたい2時間後くらいから、血栓溶解効果が現れます。そして、その効果は、8〜12時間ほど持続するのです。

つまり、納豆の血栓溶解効果を最大限に活用するためには、朝食ではなく夕食か寝る前に食べるのが、ベストなのです。


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