睡眠時無呼吸症にはうつぶせ寝

「睡眠時無呼吸症候群」の方に「うつぶせ寝」が効果的であることがわかりました。

豊橋メイツクリニック睡眠医療センター・小池茂文氏らは、東京で開かれた日本睡眠学会で、CPAPやほかの治療法に比べれば効果は少ないものの、

睡眠時の無呼吸低呼吸が35%減少する効果が得られたと発表しました。

無呼吸低呼吸の指数(AHI)は、あお向け寝時の平均34.1からうつぶせ寝時には21.9と35.7%低下し、有意な改善が認められることが分かったのです。中等度〜重症のOSAS患者23例に限っても、35.0%と有意な減少が認められました。

ただし、乳幼児や自分で寝返りをうったり体位変換ができない人は、うつぶせ寝をしてはいけません。


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