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白いランニングも、短いパンツも、右手に持った捕獲用のかごや網も全て形から入った結果だという。
虫取り少年、大いに結構。現代日本には足りない人材だ。 まあ、来年受験を控えた十七歳の現役女子高生がする必要は全くない。てかそもそも少年じゃない。 ついでに言えば、虫を捕まえる為にこんな真夜中の森林に来た訳ではない。 「部長……」 年齢的に俺は、この元気丸出し馬鹿丸出しの困ったアホが先輩ということになっている。 しかも、このアホは生物研究部の部長なのだ。 生物研究部の部員である俺は、アホを目上の者として扱わなければならない。 「どうした源氏。怖じ気着いたか」 源氏と言うのは、俺のあだ名。本名、源光司(みなもと こうじ)。略して源氏。 もちろん、俺はこんなふざけたあだ名を好いてはいない。 「光司です、部長。というか、その格好なんですか」 本日二度目の質問を投げかける。 ノースリーブの白いシャツと、限界まで縮めた短パンからは、惜しげもなく白い四肢をさらしている。 満天の星空の下に存在するそれは、一際まばゆく輝いていた。 よれよれの首周りからは、あふれんばかりの谷間がご挨拶。 スタイルが良いと言うことは恐ろしい。こんな格好でも様になって見えるから困る。 長い髪を荒々しく払い、部長は答える。 「これは虫を捕まえるための正装だと言っているだろう。そのくらいは見て分かって欲しいモノだな源氏クン」 「光司です、部長。分かりませんね。今日、俺は生物研究会の毎年恒例、肝試しと聞いていたのですが」 「いやあ、それが我々以外の全部員約五名が、今日の夜は都合が悪いと連絡が来たものでね。二人で肝試しなど面白くも何とも無いではないか」 「それで、虫取りですか。何で中止とか延期という発想になっていただけないモノですかね。大体何で夜に虫取りなんですか。頭沸いてるんじゃないですか。あと何で俺にその連絡を入れないんですか」 「ホタルだよ、源氏クン。私と源氏であの夏の風物詩、ホタルをこの虫かご一杯に収めようではないか。昆虫採集なんて、生物研究部らしい活動だとは思わないか源氏! それと私の頭は至って正常だぞ源氏クン」 「光司です、部長。それと、俺、ご存じの通り、虫って大嫌いなんですよね。はは。お疲れ様でした。先に帰らしていただきます。一人で勝手に昆虫採集して来てください」 「待つんだ源氏。君がツンデレというのは知っているが、たまにデレないと君はただのツンになってしまうぞ。君はそれで良いのか? 萌えがなくて君は本当に生きていけるのか!?」 「光司です、部長。残念ながら俺の強靱な生命力は大丈夫なようです。何ですか、萌えって」 「……源氏がそこまで言うなら仕方がない。仕方がないから、君の大好きな鈴木春香嬢にあの『たかが蝉の死骸に死ぬほどビビっている源氏の図(笑)』を見せ無ければなるまい」 「光司です、部長。何やってるんですか。さっさと行きましょう」 ****** 自慢では無いが、俺は虫が苦手だ。嫌いだ。大嫌いだ。 小さい頃、俺が布団で寝ていた枕元に、あの口に出すのもおぞましいあの黒い悪魔が死んでいるのを見て以来、俺の体は虫を拒絶する抗体を作ってしまっていた。 アリ? 気持ち悪い。 ダンゴムシ? なぜ丸まる。 ムカデ? グロいんだよ。 俺の黒い悪魔へのトラウマはよほど強力だったらしく、それは他の虫たちにも効果を及ぼしていた。 あの無駄に多く小刻みに蠢く足。あの無駄に多く小刻みに蠢く触角。あの無駄に多く小刻みに蠢く複眼。 視界に入るだけでも虫酸が走る。虫だけに。 そんな俺が何で生物研究会なるものに所属しているかと言えば、やはりそれなりの理由がある。 鈴木春香。 一目惚れだった。 始業式の日、同じクラスのその可憐で清楚で綺麗で美麗な姿を見て以来、俺の視線は彼女にしか向かなくなっていた。 そんな彼女が生物研究部を希望したのだ。同じ部活に入ろうとする事のどこがおかしい。 幸い、実験やら観察やらを続けている内に単純に俺は生物に興味を持つようになったから、この選択を後悔するようなことはない。 まあ、虫は今でも苦手だけど。その事でからかわれたりすることも多々ある。 そして今日、俺は鈴木嬢に会えるモノだと浮かれていた。 夏休み、しかも真夜中、しかも肝試しで会えるなんて、これ以上素晴らしい事などあり得るのだろうか。 まだ見たことのない私服姿。恐怖に怯えるであろうその表情。 嗚呼、素晴らしき、この伝統。 俺は神の存在を信じた。 「……部長。どこまで行くんですか。俺は一刻も早く帰りたいです」 「奥の方に私だけが知ってる穴場があるんだよ。そら、源氏、今更虫が怖いなんて言うんじゃないぞ」 「光司です、部長。言います。というか、蚊がすごいですね。先輩そんな格好して刺されませんか」 「……ものすごく痒いぞ。あいにくソコまで考えて無かったからな」 神は、いなかった。 全てが俺の予想の斜め上を行っていた。 俺の目的の鈴木嬢は結局、来ず。代わりにいたのは、虫取り少年の格好をしたアホだった。 長い黒髪、高い身長、欠点の付けようが無いくらいの、人形みたいな、整った顔。 大和撫子。 それがこの部長の俺の第一印象だった。 俺がこの人を初めて見たとき、こんな美人が奇妙奇天烈な思考回路をもった変人だとは夢にも思わなかった。 やたらと時代がかった口調で話したり、カエルの解剖の時に突然ヨダレを垂らしたり、ランニングシャツを着て虫取りをし始める人だとは。 好きな人と一緒に肝試しをするはずが、俺は変人と大嫌いな虫取りに出なければならない。 この違い。ここまで来ると笑えてくる。 「……虫除けスプレーです。かけてあげますからじっとしててください」 「おお! 悪いな源氏!」 「光司です、部長」 俺はどこまでも白く輝くむき出しの腕や脚にスプレーを吹きかける。 所々赤い突起が出来ていて、痒そうだ。 そして腕の裏にスプレーをかけようとして、俺は目を疑った。 「部長……。何でブラしてないんですか」 「暑いから。別に良いだろう。何だ。源氏はソコまで私の体に興味があるのか」 タンクトップであらわにされたその脇は、何も無かった。 「光司です、部長。マジ、自重してください」 ****** 「ここが……そうですか」 「ああ、綺麗だろう」 スタート地点から二十分ほど歩き、ようやく着いた場所は、眩い光が点々といくつも散らばる広場だった。 蛍火。柔らかい、炎。 暗い中で、ふわりと光るその空間は、まるで幻想郷のようだった。 「こんな場所……あったんですね」 「本当は、ここを肝試しのゴールにしようと思ったんだ。源氏、どうだ?」 「光司です、部長。……綺麗ですね」 そうか。と部長は優しげに笑って、光の中へと飛び込んでいった。 笑いながら、網を振る。 無邪気な子供の様に、部長は踊る。 長い髪を宙に舞わせながら。白い四肢を泳がせながら。 幻想郷で舞う妖精は、しばらくそのまま踊り続けていた。 やっぱり腐っても美人なんだよな、と俺は思った。 「……大漁だ! 源氏! ほら見てみろ」 踊り終えた部長は俺の方まで走って、虫かごの中を俺に見せた。 ポウッと光っては、消える。それを繰り返す幾多のホタルがそこにいた。 グロい、とは、思わなかった。 「光司です、部長。……虫にも、綺麗なのって、いるんですね」 「そうだろう! ほら、さわってみろ!」 そう言って、部長は虫かごから取り出した、元気に光るホタルを俺に見せた。 「……もしかして、今日部長がここに来たのって……」 言いかけて、やはり止めた。俺の虫嫌いを直すためなんて事では、きっと無いはずだ。 「どうした? まさか源氏はまだ虫は触りたくないとでも言うのか?」 俺はそう思ってしまったのがちょっと悔しかったから、俺は後ろの木にいる、少し大きめのホタルを、手でつかんだ。 そいつは眠っているのか、光る事は無く、大人しく俺の手に捕まった。 暗い中でよく見えなかったが、ホタルって意外と黒くて重いんだな、と思った。 「光司です、部長。俺、どうやら、ホタルなら大丈夫な様です」 俺は誇らしげにそいつを構える。なんだ、大人しくしてれば中々可愛らしいモノではないか。 「…………」 しかし、部長はなにやら黙って、後ずさりを始めた。 その表情は、心なしか引きつっている。 「……? どうしたんですか?」 「……光司。私が悪かった。一刻も早くそいつを逃がしてくれ。頼む。いくら私でも、そいつだけは無理だ」 散々捕まえといて何だそれとは思ったが、俺の手に持ったあいつが動き始めたところで、俺の思考は止まった。 触覚は元気よく俺の皮膚を探り、黒光りする羽は俺の手で暴れ、せわしなく動く六本の脚は俺の指をしっかりホールドした。 俺は、知らなかったんだ。 ホタルとあいつって意外とよく似てるんだって。 ……黒いあいつが蠢き始めた! 「ああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 「ちょっ、こっちに来るな! 離せ! そいつを離せ!」 「離してますけど! 離れないんです! 痛いですグロいです助けてくださいぃぃぃぃ!」 「だからこっちに来るんじゃなぁぁい!」 「手が! 手がぁぁぁぁ!」 「きゃあぁぁ! 源氏の馬鹿ぁぁぁぁ!」 「光司です、部長ぉぉぉぉ!」 暗い夜空に二つの悲鳴が響き渡る。 俺の手にいる悪魔は、ホタルの光を浴びて黒光りした。 俺は、やっぱり、虫は嫌いだ。 |
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作者コメント
八作目です。 今回は、キャラクターをひねってみました。 これが難しく、原稿用紙10枚ぎりぎりという…。 違和感や気になった所があったら、遠慮無くぜひご指摘等お願いします。 ※1月11日、改稿しました。 |
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ハイさんの意見
どうもー、ハイです。 拝読いたしましたので感想おば。 まず気になった点からです。 >よれよれの首周りからは、あふれんばかりの谷間がご挨拶。 スタイルが良いと言うことは恐ろしい。こんな格好でも様になって見えるから困る。 この一文、思わずにやつきます。気をつけましょうw。 >あの無駄に多く小刻みに蠢く足。あの無駄に多く小刻みに蠢く触角。あの無駄に小刻みに蠢く複眼。 三連続で無駄に多く、とくるのかと思ったら最後だけ無駄に小刻みに。 そこにちょっと違和感というか、期待を裏切られた感があるというか。 そして触覚って無駄に多いか? と思ったり。 >俺は神の存在を信じた。 >神は、いなかった。 信じた、から、いなかった、までがやや長いので一行挟んで否定ぐらいがギャグっぽいかと思いました。ただ、もっといえば思い人は最初っから来てないわけで、ここで神がいるいないのギャグは成り立つのかな、と思ったり。 >そして俺が腕の裏にスプレーをかけようとして、目を疑った。 第2ニヤリポイン.......いえ。 俺が、じゃなくて俺は、ですよね? ちなみに、 そして俺は腕の裏にスプレーをかけようとして、我が目を疑った。 のが、個人的にややオーバーで源氏の興奮ぶりが伝わるかな、と思いました。 冬なのに夏の話。季節感ゼロでしたね。 でも流れもオチもいかにもラノベ風で楽しく読めました。 特にオチの大騒ぎエンドはなんだか逆に目新しさがw。 ただ、蛍の光の色を明記してあげて欲しかったかな、と。 あの幻想的な色を書かずに終わってしまったので私としては残念でなりません。あとはー、蛍とゴキブリは間違えないんじゃないかな、と。 だって、蛍の胸部は赤(ややピンク)ですし。ゴキブリは素早く逃げると思いますし。 ......まあ、そこまでつっこむところでもないと思いますが念のため。 私からは以上です。 タイ小売さんの意見 どうもはじめまして、タイ小売と申します。 なんというオチw 実際、森にはGがたくさんいますからね。 樹の皮をはがすと、その下から数匹のGが……イマデハイイオモイデデス。 内容としては、面白いと思いましたが、いくつか気になる点もありました。 一つは、少し読点がくどいと感じる部分がありました。 例としては、 >俺はそう思ったのがちょっと悔しかったから、俺は後ろの木にいる、少し大きめのホタルを、手でつかんだ。 この部分です。 この部分の他にも、一息で行けそうな部分も読点で区切っている箇所があるため、少しテンポの悪さを感じました。 もう一つが、主人公の無感情さです。 部長のキャラクターは確かに強烈で、印象によく残ります。 そのせいか、主人公の無感情さは気になりました。 この作品は主人公の一人称視点であるのに、主人公の感情がいまいち見えにくい。 森の中で、見えない虫に怯える主人公、ここに想い人がいないことを嘆きつつも、情けない姿を見せずにすんだことに安堵する主人公など、もう少し主人公に感情のぶれ幅があっても良かったように思います。 最後は、情景の色彩不足です。 一口に夜と言っても、いろいろあります。 日が沈んだばかりで西の空が明るい宵の口、夜空に月が輝く晩、そして、光のない新月の晩などです。 こういった夜の色と蛍の光の色とのコントラストが描かれれば、読者の脳裏には幻想的な世界が映し出されることでしょう。 温井コタツさんの意見 ま た ミ ス リ ー ド か ? ども、温井ですよ。 早速感想ー。 オチが、オチがああああああぁぁぁあああ!とどこぞの大佐風に叫んでしまいたくなりました。やっぱり嫌ですよね、G様は。っていうかこれも一種のミスリードなんだろーか。 虫嫌いの理由もすんなりと受け入れられて、良かったです。季節感はありませんでしたが、総じて良作だったかと。 短いですが、これで失礼します。それではノシ やーさんの意見 ども、やーさんでございます。 で、早速本文に逝くぜ! (誤植にあらず、突っ込みもスルー推奨だぜ! 誰に言ってんだ俺) 取りあえず感想。 オチいいいいいいいいいいいいいいいっ! まずはオチいいいいいいいいいいイっ! いやまて落ち着くんだ自分! かの殲滅対象指定AランクのGは森に居るのか!? まずはそこからか……って論点ずれてね? まあ、如何でもいいが楽しませて貰いました。 自分的にはオチが不意打ち過ぎてうけましたよ。 TOMさんの意見 初めまして、TOMと申します。 拙いながら感想を残させていただきます。 Gがこんなにも恐ろしいのは、室内に出るからだと思っていた時期もありました。木の皮の下にいたGは室内Gよりキショかった……。 閑話休題。 この枚数で部長のキャラは立っていますし、文章のラノベらしい感じで話に合っていたと思います。 話自体にもラノベぽさが出ていて、オチなんかは大騒ぎも微笑ましくて良かったです。 取り上げて思った事を幾つか。 部長のキャラが立っている所為か、主人公のキャラが些か凡庸に感じられました。ラノベらしい主人公ではあったと思うのですが……鈴木春香が絡んでくれば、もっと立ったのでしょうが、まぁ掌編でこれ以上は欲張り過ぎでしすし、丁度良かったと思います。 他の方も仰られてるのですが、景色を幻想卿とまで言っているので、もう少し描写があっても良かったように思えます。 >「きゃあぁぁ! 源氏の馬鹿ぁぁぁぁ!」 ここで胸の高鳴りを感じたのは、自分だけなのだろうか……。奇人変人な部長の、らしからぬ年相応の悲鳴。口元が自然と緩んでしまいました。 最後に一つ。 Gがホタルに準じてしまうだなんて……。 拙い感想ですが、この辺で失礼します。 ひなさんの意見 感想というわけじゃないのですが、ちょっと気になったので。 蛍は光らなければ、確かにゴキブリのようです。 でも、光るとゴキブリには見えませんよ?そして、暗闇の中ではそこまで蛍の輪郭はみえません。 それに、蛍は手に乗っても痛くありません。しかも、すぐに手から飛び立ちました。 細かいかとも思いますが、経験者として。 作品自体はとても楽しかったです。 kinoさんの返信(作者レス) っを〜超えって〜 kinoです。たくさんの感想本当に嬉しいです。 貴重な時間を私の作品に使って頂き、感謝の念でいっぱいです。 ハイさん >三連続で無駄に多く、とくるのかと思ったら最後だけ無駄に小刻みに。 すいません…ミスです。 これホントに悔しい…。 他にも全体的にミスが多かった様で、細かい指摘をして頂き、本当にありがとうございました。 爺さまは寝ている、という設定です。 源氏さんは爺さまの裏の面?しか見ていなかったので、暗がりの中、判断しにくかったのだと思います。 ホタルの幻想的な描写については、実は原稿用紙一枚分くらい書き込んでしまってたんですよ…。 枚数たらねえ!しゃあねえ削るか! みたいな感じでまるまる削ってしまったんです…。 キャラを書き込むと予想以上に枚数かさむんですよね。 なので描写が薄いというのは…すいません。私の技術不足です…。 感想ありがとうございました。 ……バニーガール、評価して頂き、ありがとうございます。 一応私は全作品、高得点入りを狙ってたりします。 しかしアピールについては、時間が無く、あまり他の方に感想が書けないのです。 私はどんな作品にも的確な指摘が出来るハイさんを、ホントに尊敬しています。 温井コタツさん ミスリード…では無いですね。 私も爺さまは大嫌いです。 季節感なくたって良いじゃない! 冬にアイスを食べたって良いじゃない! やーさんさん 初めまして。 貴方爺さまを舐めてますね。 奴らは、どこにだっています。 オチは、はい、下品ですね汗。 すいません。 楽しんで頂いたようで幸いです。 kinoさんの返信(作者レス) タイ小売さん 初めまして。 源氏さんの無感情さは、最後の慌てぶりを強調したかったんです。 強調出来てないですよね。すいません…。 読点のくどさも、無感情な源氏さんで感情を表現したら、こんな感じになるんじゃないかな、って考えたつもりです。 まだまだ不器用な自分ですので、そこら辺の技術が壊滅的ですね。 精進します。 情景の色彩は、ハイさんへのレス通り、枚数足りませんでした。 もっと文をコンパクトにしなければなりませんね。 TOMさん 初めまして。 ラノベらしさは、かなり意識しています。 このノリがくどくならない様にしていきたいです。 はい、やっぱり幻想郷(笑)ですよね。 ホントに今読み返すと、いきなり何言ってんだこいつって感じです。 >ここで胸の高鳴りを感じたのは、自分だけなのだろうか……。 分かって頂き嬉しいです! 実はこれが書きたくてこの作品書いたようなモンですから。 気付いていただき、ありがとうございます。 ていうか、G、流行ってるんでしょうか…。 感想ありがとうございました。 ひなさん 初めまして。 いや、最後源氏さんが掴んでいるのは、G、なんですよね…。 源氏さんは、ホタルを掴むことは出来なかったんです。 ホタルと間違えて、G、って感じで…。 そこら辺分かりにくかった様で、指摘して頂きありがとうございます。 楽しんで頂けた様で幸いです。 城戸姶良さんの意見 初めまして今晩は、城戸姶良と申します。 拝読させて頂きましたので感想を。 冬なのに、気分は一気に夏まで逆戻り(進んだ?)しました。 部長のお陰ですね。 上の文、何が言いたいのか分かりませんが、 とにかく面白い作品でした。 他の方も仰っていますが、 >「きゃあぁぁ! 源氏の馬鹿ぁぁぁぁ!」 ここで一気に女性っぽさが出た部長。 良かったですねぇ。 注意点は他の方と似ているので割愛します。 最後に、 Gの居ない土地で良かったー! 小野月 楓さんの意見 面白かったです。にやにやです。頭文字Gが出てきた瞬間はかなり悪寒が走りましたが(私も虫苦手なんです)それ以外は終始ニヤニヤしていました。何より部長がよすぎます。 光司くんの淡々とした調子も、オチの慌てっぷりが合わさってかなりよかったです。 ああ、でも部長がいいよ、部長。黒●めだかさんを投影して読んでました。 羨ましすぎますよ、あのスタイル。 乱文でごめんなさい。それではこれで。 ――ああ、部長い(ry レギオさんの意見 いやー。おもしろいですね。笑わせていただきました。 部長いいですね。主人公との絡み、これもまたおもしろい。 ……でもっとも自分が気に入ったのはオチですね。ゴキですか。 自分の手の中で暴れるゴキを思わず想像してしまって背筋が寒くなりましたよw 奴隷さんの意見 早速感想ですが最初の方では会話のテンポに追い付けなくて、ちょっとなと思ってたんですが、ダンゴ虫への批評の行から作品のテンポが良くなった様に感じましてオチまで楽しく読ませて頂きました。 あの黒い悪魔が腕に止まっていると考えると肝だめしより怖いですね(笑) 文文さんの意見 ふぅむ、なるほど。キャラクターもオチも結構いい。 しかし、読んでいていくつか引っかかった部分があります。 「源氏」「光司です」のやりとりがしつこいです。そりゃあこのフレーズはキャラクターを形作る上で重要かもしれませんが、ちょっとこれにはうんざりしました。 あと、全体的に説明文が多くてちょっと退屈でした。全体的にある程度削ってもいいのではないかと。とにかく、もう少しスピード感が欲しかったです。 それと、 >大和撫子。 >それがこの部長の俺の第一印象だった。 ここの部分ですが、先輩は虫取りにノーブラにノースリーブのシャツと短パンでくるような人なんですよね。やたらと時代がかった口調で話したり、カエルの解剖の時に突然ヨダレを垂らしたりする人なんですよね。 ……そんな人がその時だけ大和撫子然としていたのでしょうか。 僕はこの先輩だったら、初めて後輩と会うときも絶対に今と同じような雰囲気でいると思うのですが。 というわけで全体的に面白かったのですが、もう少し丁寧に推敲をして欲しかったかなと思います。……たくさんした後なのでしたらすみません。 さっちんさんの意見 たぶん、私には合わなかったのかな……皆さんも言われているように、ちょっとやり取りがしつこかったかなと。 毎回、少し捻ったような、名前で間違えると面白かったかな。 昔の名作ゲームに二階堂と言うキャラが出てきて、主人公とのやり取りを思い出した。 「よう、東海道」「二階堂だ」「冗談だ、胃潰瘍」 みたいな感じの……数パターンあれば面白いのかも。 あと、私も家の前を蛍が飛ぶような田舎に住んでいますが(実際、こういうところに住んでいる所為かも知れません)最後のオチはちょっとリアリティーがないかなっと。 佐藤 博さんの意見 まず文章。相変わらずレベルが高いです。尊敬します。 ストーリーもオチが良かったし、女の子のキャラはライトノベルとして素晴らしいものでした。 いくつか気になったところがありましたが、それは偉大なる先人たちに言われましたのではしょります。 点数は……なんかつけづらいんですけど30点とさせていただきます。 ギャグが良かったし、女の子のキャラはものすごく秀逸だったので。 では、次回作も頑張ってください。 kinoさんの返信(作者レス) レギオさん。 オチ…、気に入ってくれて嬉しいです。 下品で、馬鹿らしいオチですよね。 書いた奴の底が知れます。 やりとりも、寒くなってないかとか冷や冷やモンでしたが、面白く仕上がったようで良かったです。 部長の女の子らしさが伝わったようで嬉しいです。 奴隷さん。 テンポについては、はい、全く考えてませんでした汗。 確かにこいつら何長々喋ってんだ、て感じですよね。 全部まとめる事ってホントに難しいです。 文文さん 源氏さん、しつこいですよね笑。 部長も楽しんでからかってたと思います。 源氏さんのうんざり加減が伝わったようで嬉しいです。 説明文も、やっぱりテンポなどは全く考えてなかったので…。 プロの方の、あのテンポの良さを見習いたいです。 源氏さんは、部長を初めて『見た』時に、大和撫子のような美人と思ってしまったのだと思います。 多分自己紹介の時にそのイメージは崩されたのでしょうね。 推敲はしているのですが、まだ経験が足りないもので、後から後から問題点が出てきてしまいます。 なので、このように細かい所まで指摘をしていただくのはとてもありがたいです。 |
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