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レインツリーの国
きっかけは「忘れられない本」そこから始まったメールの交換。 あなたを想う。心が揺れる。でも、会うことはできません。ごめんなさい。 かたくなに会うのを拒む彼女には、ある理由があった―。 青春恋愛小説に、新スタンダード。
しかし僕は、久しぶりに小説で感動させられました。 だから、他の人にも読んで欲しいという思いで、ここに紹介します。 あらすじを交えながら話しているので、多少ネタバレになるかと思いますが、 ご容赦願います。 主人公は、一見普通のお勤め人なのです。 昔読んだライトノベルのラストについて、感想を話している人を探すうち、 偶然見つけたサイト「レインツリーの国」で、「ひとみ」さんと出会います。 そこから「ひとみ」さんとのメール交換が始まるわけですが、 そのテンポがまた心地よく、読んでいてまるで自分がメールを打っているみたいだな、と。 そして、ひとみさんと主人公は実際に出会うことになるわけですが、 衝撃的だったのは、ひとみさんが耳に障害をわずらっているということ。 そのことを負い目に感じ、少し内向的な彼女が主人公との交流で心を開いていく……。 僕は、どこか悪い部分も特になくぬくぬくと育ってきたために、ハンデをもつ人たちがどんなことを考え、 生きているのかということをあまり考えたことのなかったように思います。 この本のおかげで、そんなことに気付くことができました。 二人は軽く衝突しながらも、少しづついい感じになっていきます。 まとめ!(?)として、 有川さんの文章は、ラストがとても綺麗であるということ。 なぜだかそう思ってしまう、前準備がなされていること。 やっぱり、有川さんの作風は大好きだなぁ。 なんか紹介というより、下手な読書感想文の見本みたいになってしまったのはご勘弁願います。
ただ個人的には、主人公の叔母さんも推したいですね。 彼女が、僕の叔母さんにそっくりだったので、 「実は叔母ちゃんがモデルなのか!」と本気で思ってしまったのも事実です。
ただ、僕は好きなんですよ。こういう終わらせ方。 まさに、有川クォリティ言うべき、終わらせ方が。
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れでぃ×ばと!
外見はばっちり不良、極悪ヅラの高校生・日野秋晴が編入したのは、 学力よりもお家柄がモノを言う元超お嬢様高校、白麗稜学院。 庶民だし女子でもない秋晴が白麗稜に編入したのは、学院に新設された従者育成科に入るため。 ……従者育成科というのはつまり、メイドさんや執事さんを育てるための専科なわけで……。 優等生の皮を被った極悪幼馴染みとの再会や、 超ドジっ娘メイドさんやらと組んずほぐれつの交流を経て、秋晴は立派な執事になれるのかッ。
文章力もさることながら、読者を向こうの世界に引き込んでくれる、 濃〜いキャラ達。こういうラブコメッ!って感じのドタバタ劇は、個人的に 大好きです! 久しぶりに、「神ラノベ来た〜!」という感じですかね。 詳しく突っ込んでもいいんですけど、それは買ってからのお楽しみ、と いうことで・・・ ドラマCDにもなるらしいです! アニメ化とかしないかなぁ・・・
棗、かな? 素直なキャラが好きなので・・・ みみなの喋り方も好きです。
今こうして書いていても、ヒロイン全員の名前は思い出せません。 そういう作品が苦手な方には、あまりお薦めできません。
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