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ROOM NO.1301
健一は思う。恋って何だろう。好きって、どういうことなんだろう？ それは、たぶん遠くて近い答え。掴めそうでなかなか、掴むことができない。 僕たちは、だからこそ進んでいく…。 普通の高校生・健一は、ある日、クラスメイトの千夜子に呼び出される。 彼女からの突然の告白。 さしてモテるとも思っていなかった彼の目の前に、 普通の高校生らしい恋愛への道が拡がる―かに思えた。 が、綾という謎の女性を道で拾ったことにより、 不可思議なマンションでの健一の生活がはじまる！？ 甘く、可笑しく、切ない健一の愛の探求の物語。
なんといってもキャラクターが素晴らしい。 恋愛がテーマとして扱われているのですが、 どうも主人公はそこらへんがうといらしく、読んでいてすごくイライラさせてくれます。 ですが、それも気にしないようにしてくれるほどに女の子たちのキャラクター性が強いです。 女の子の数が多いっていうのも魅力のひとつだと思います。 ミステリー文庫の中にありますが、推理めいたことはいっさいありません。 扱っている舞台が不思議なのがミステリーなのでしょう。 きっと読めば魅力的な彼女たちに魅了されて先が読みたくなるはずです。 不器用で、切なくて、恋がしたくて、少しＨなこの作品は今私の中で一番です。 早く続きを読みたい!  お気に入りのキャラはいますか？ どんなところが好きですか？断然、桑畑綾ですね。 何を考えているのかわからない不思議な雰囲気で、ふわふわしているのが、なんとも言えません。 それに加え、胸の方も大変ふわふわしていらっしゃるという、 男の人にはたまらないキャラです。 何よりも好きなのは、主人公に積極的にすり寄って来てくれるところですね。 なんともいじらしい。 この作品の欠点、残念なところはどこですか？恋愛をテーマに挙げていますが、 その結果が冒頭で少しわかってしまっているところでしょうか。 読んでいてとても残念に思いました。 作者が裏をかいてくれることを期待しています。
この作品を薦めると、 「うわっ、こんなのが好きな人がいるんだ」 「こんな物を薦めやがって、金返せ、馬鹿野郎！」 と罵詈雑言を浴びせられるかもしれません。 それぐらい地雷な可能性が高い作品です。 にも関わらずこの作品を薦めるのは、他の恋愛小説にはない独特の雰囲気があるからです。 作品のテーマ 健一(主人公)の愛の探求物語 内容紹介 普通の高校生、絹川健一は「僕に恋愛は向いていない」と根拠もなく思い込んでいた。 ある日、健一はクラスメイトの大海千夜子から告白される。 「どこにでもある普通の恋愛」が、目の前に広がったかに見えた健一だったが、 その後、謎の女性、桑畑綾を拾った事から彼の人生はおかしな方向に進んでいく。 人を好きになるというのが、どういうことなのか解らないでいる健一は、 時に千夜子に対して不誠実な行動を重ねつつ、時に他人の恋愛を応援しつつ、 恋愛とは何なのか少しずつ学んでいく。 ここから先はネタバレですが、 まあつまり、主人公が彼女とプラトニックな関係を続けながら、 他の女の子(実の姉等)と次々とエッチをしていくという話です（汗）。 お気に入りのキャラはいますか？ どんなところが好きですか？大海千夜子がお気に入りです！！ 私は心の弱い人間なもんで、こういう真っ直ぐで強い娘が大好きなんです。 本編でも応援しています。 この作品の欠点、残念なところはどこですか？作者の文章力がお世辞にも、決して高いとは言えません。 最初の数行目で嫌気がさしてしまう人も多いと思います。 また、人によって、好き嫌いがはっきりと分かれる作品でもあります。 特に女性には嫌われるタイプの作品だと思います。
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