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蔵神紫苑さんからの質問 2007年
 珍しい名前にするとリアリティが下がる?
 
 どうも、蔵神です。タイトルどおりの質問です。

 数日前に友人に小説を読んでもらった(と言っても1章だけ)んですがその感想で
 「なんか、いかにも作り物っていう感じの名前が結構ある」と言われました。
 言われてみて、改めてキャラの名前を見ると珍しい名前が結構多いです。
 とは言っても数人くらいですがどんな名前かと言うと↓

主人公:蔵神紫苑(くらかみしおん)
剣の少女(メインヒロイン):蔵神御神(くらかみみか)
幼馴染:天城優希(てんじょうゆうき)
悪友1:日下直樹(くさかなおき)
悪友2:秋原林耶(あきはらりんや)
巫女少女:春宮桃花(はるみやとうか)

 ざっと挙げるとこれくらいですかね。
 この中で、主人公の苗字の「蔵神」と悪友2の名前「林耶」が特に珍しいように言われました。
 あと剣の少女の名前「御神」をミカと読むのも無理やりな感じがするんですよねえ。
 てか、もろ無理やりか。
 でも主人公と少女の名前を変えると、主人公の武器名に影響があるから変えたくないんですよね。
 しかしリアリティが下がってしまうから直すべきなんでしょうか? 皆さんご教授お願いします。


● 答え ●

zukiさんの意見
 映像シナリオの場合、初見で読めない名前は問題外ですが、小説ならば少々OKです。
 便利なことに読み仮名をつけることができますから。

 ただし、名前のつけ方が無秩序なのは絶対にダメです。
 作品のテーマやモチーフにそって、一定の縛りの中でつけるべきです。


 例えば、マンガの『烈火の炎』は主要キャラがすべて自分の属性で縛られていますし、
 (炎を操る主人公の名前が『烈火』、風を操る少女の名前が『風子』など)
 エヴァンゲリオンのキャラが旧日本軍の船舶の名前で統一されているのも有名です。
 女性キャラはすべて空母、綾波は唯一量産されている、とか。

 シンプルなのに越したことはありませんが、大切なのはキャラのイメージです。

 また、自分の作品の骨格が似ている作品から、
 登場キャラの名前をもじって採るのもひとつの手です。


永久本さんの意見
 こんばんは、パソコン熱で暑くて暑くてアイス食べてぇな〜とか思ってる永久本です。

 早速ですが、初っ端少々失礼なことを述べさせて頂きます。
 蔵神さんの挙げてらっしゃる名前は、

 「珍しい名前」なのではなく、
 「キャラっぽく」、「狙っている」感じで、「不自然な名前」と感じます。


 名前は、「キャラクターっぽい名前」とか、「狙っている名前」と読者が感じてしまうと、
 途端に嘘っぽく見えてしまうものです。
 私的には「珍しい名前」とは、「戸木田敬志朗」とか、
 「鍵谷勝馬」とか(なんか古びた名前だ……)、「普通にいそうだけど珍しい名前」という認識です。
 自分はこういう名前なら、数人居てもあまり不自然だと思いません。

 ですが、キャラクターっぽい名前ばかりだと、結構違和感があります。
 「紫苑」というと、キャラクター感バリバリです。
 「林耶」というのも、ただの悪友には過ぎた名前な感じですね……。
 
 こういう名前の場合は、それぞれきちんとした個性あるキャラクターに使い、
 それも多数に使うのは避けた方が良いと思います。


 ただ、実際現実に「騎士」と書いて「ナイト」という名前をつける親もいるんですけどね……。
 とまあ、以上です。参考になりますかどうか……。
 それでは〜。


H・Mさんの意見
 どうも、こちらは始めて利用させていただきます。H・Mという者です。
 さて、珍しい名前と言う事ですが、自分の考えてる作品にもそういうキャラが結構います。
 例として、一作品分挙げて見ますと

主人公:虎白大牙(こはくたいが)
仲間1:空下鷹菜(そらもとたかな)
仲間2:御神楽狼士(みかぐらろうし)
仲間3:剛利猿児(ごうりえんじ)

 と言った具合です。
 ちなみに、この話は上に挙げたキャラが獣のような物と、
 合体のような事をして戦うと言う物なんですが、ここまで言えばお分かりになると思います。

 つまり、合体する獣の名前が入っているわけです。

 無駄に長くてすいません。
 何が言いたいかというと、

 つまりは意味があるのならどんなに変わった名前でも良いと自分は思います。

 自分が考えたキャラの名前ですから、愛着だってあるでしょうし……
 それに、ある程度のリアリティを求めるにしても、
 それで作品の設定に影響が出てしまうのならば、無理に変える必要はないと思います。
 役に立たないかもしれませんが、自分はそう思っています。


通りすがりさんの意見
 私はどんな名前を付けても基本的には自由、と考えます。
 ただし、ある程度リアリティを持たせる場合には、
 いくつかの留意点があるように思います。

 まずは、名前を付けるのはその登場人物の親である、という点です。
 たいていの親は、どういった子に成長して欲しいか、などの期待を込めて
 名前を付けるものです。
 最近では、ノリや漢字の持つ雰囲気だけで決める親もいるようですが、
 可能であれば、簡単な裏設定として名前に意味を持たせるのも良いと思います。
(直樹であれば樹のようしっかり根をはって真っ直ぐ育って欲しい、など)

 次に、名前は常用漢字と人名用漢字の中から付けられる、という点です。
 これは日本人名に限ってのことですが、
 日本では名前に不適切な漢字は付けられないようになっています。
 詳しくは「人名用漢字」で検索していただければと思います。
 ちなみに、人名用漢字は2004年ごろに大幅に追加されており、
 「林檎の檎」、「麒麟の麒」、「琥珀」、「爪牙」、
 「苺」、「凜」、「蹴」、「斬」などは新しく追加された漢字です。
 つまり、2004年以降に生まれた登場人物でない限り、これらの漢字は名前に付けられない、
 と言うことになります。

 この人名用漢字については、あまり気にする必要はないかも知れませんが、
 リアリティ度を高める手段のひとつと考えていただければと思います。
 最後に、これが一番重要だと思うのですが、

 登場人物に、名前負けしないキャラクター性を持たせる、という点です。

 名前のインパクトだけが強くてもどうしようもありません。
 名前と同じかそれ以上のキャラクター性があって初めて名前も生きるのだと思います。
 もちろん名前負けしている状況を
 「おまえ剛って名前のくせに気が小さいよな」というように使うこともあるでしょうから
 一概には言えませんが。

 また、仮に登場人物に平凡な名前(山田太郎など)を付けたからと言って
 それでリアリティがあるとは言えないと思います。

 結局は、名前にリアリティがあるかどうかではなく、
 登場人物にリアリティがあるかどうかがポイントなのではないでしょうか。

 
 物語の中で登場人物たちを活躍させ、その様を描写していくことで、
 登場人物にリアリティが生まれ、必然的に名前にもリアリティが
 生まれてくるのではないかと思います。

 思いつくまま書きましたが、一意見として参考になれば幸いです。
 長文失礼しました。


青々さんの意見
 こんばんは。さっそく私見をば。
 
 主人公とヒロインの名前はそのままに、
 他のキャラは元クラスメイトから貰えるくらいの名前にします。
 その上で、珍しい苗字・名前になっている二人について、
 「珍しい名前だよね」「ああ、小学校のとき、習字で名前を書くたびに親を呪ったもんだ」など、
 名前について珍しいと登場人物たちが認識している様子を書くとよいと思います。
 そうすることで、珍しい苗字・名前の存在があること、
 読み手と登場人物が「珍しい」という同じ意識を共有することができて、
 リアリティが出やすくなると思います。
 ただし、珍しい名前が多すぎると、この方法は使えませんので、
 最初に述べたように二人を除いてよくある名前に変更するとよいと思います。
 巫女さんは苗字をそれらしく、名前をわかりやすくしてもよいかもしれません。

 また、苗字や名前の由来を軽く触れておくなどすると、リアリティがでると思います。

 意味のある苗字、名前であるということはそのままリアリティを増すことになると思います。
 参考になれば、幸いです。


レディマンさんの意見
 色々あって一日の締めくくりにやって来たレディマンです。こんにちは。
 あー、自分はやらないですね。やらない理由はまず「読めない」 そして「PCで一回で出てこない」
 後者が大きいです(無精者でして)
 まぁ、私のことは置いておいて。それは作者の自由ではないでしょうか。

 「どうしてもこの名前が使いたい!」というなら、それで行ったほうがいいと思います。

 もうイメージも出来上がっているでしょうし。
 下手したら、「名前を変えたことでキャラのイメージが変わり、自由に動いてくれなくなる」
 なんてことも……本当にあった怖い話ですね(笑)

 というのが作者としての考えです。では読者の立場としては、あまりに珍しいと
 「いねぇよ、こんな名前の奴(失笑)」とか思ってしまいます(苦笑)
 まぁ、読んでるうちに慣れますけどね。

 人名は結構当て字っぽいものもあるので、
 一番最初(登場時)に振り仮名を振ってくれてるとおバカな読者(私です)は嬉しいです。


 あ、私が珍しい名前をつけない理由がもう一つ。
 「思いつかない」
 根本的に駄目ですね。では、レディマンでした。


かざさんの意見
<御神
 率直な印象を言うと、読みづらいし、女の子の名前に見えないです。

 蔵神ミカ と、漢字+カタカナで表記すれば、問題は解消すると思います。
 『漢字で書くと御神』という設定は、
 何かのエピソードの中でさりげなく読者に伝えたらいいんじゃないでしょうか?

<林耶
 場所を表す漢字(森・林・村・原)は、一般的に姓に使われることが多いので、
 名前に入ると違和感があります。
 この名前は、その点でリアリティに欠けると思います。

 「春宮」も、まんま皇太子を指す言葉なので、姓に使うのはちょっと不適切かもしれません。

 基本的には創作物なので、名前はキテレツなくらいで丁度いいと思います。


プチミントさんの意見
 どうも、プチミントです
 お、名前キター!(笑)、ともかくです。

 俺は大丈夫だと思います、読んでるうちに慣れますよ。

 近頃の名前なんて、まさにこんな感じの当て字ばっかりらしいですよ、
 引くようなのもいくつか聞いたことあります。
 それを思えば、少しぐらい珍しいのがなんぼのもんじゃいですよ。外面で勝負ではないんですから。
 以上、こった名前をつけたくなる症候群のプチミントでした。


桜木谷 見征さんの意見
 桜木谷です。

 えーリアリティを求める作品を書かれているのでしたら、正直リアリティは薄いと感じました。
 ただ、逆にエンターテイメント作品として特化させようと言うのでしたらまた話は別かと。


 とりあえず、大仰な感じの名前が多いですね。
 というか使ってらっしゃる漢字が壮大な感じのするモノばかりなんですが。
 名前を変えるのが設定上でまずい、というのでしたら「天城」を「あましろ」と読ませるとか、
 「日下」と単純に「ひのした」と読ませるなど、視覚効果と聴覚効果を分けると良いと思います。

 もしくは、こういった名前が付く理由を明記すれば問題ないと思います。
 (家が由緒ある武士の家柄だとかw)

 後は人物全員をこった名前にしないことでしょうか?
 戦う人間だけこった名前にして、そうでない人間は普通の名前にする、
 とかなると存在感も浮き出る気がします。
 
 そして、悪友に名前のことをツッコませたりすると、
 読者も意外とすんなり入っていけるのではないかなーとか思ったりしました。

 
 ご参考になりましたら……。


Cさんの意見
 こんばんわ、Cです。悪魔ちゃん事件を思い出しますね(笑) って古いか。年齢がばれるか?!

 文豪・森鴎外なんか、自分の子供に「不律(フリッツ)」とか、
 「杏奴(アンヌ)」とかいう名前を付けてたらしいですからね。
 いやペンネームじゃなくて実名で。
 私のリアルの知り合いにも、変わった名前のご兄弟いますね。
 まぁ、「リアルにいるかどうか」と「リアリティがあるかどうか」って完全イコールじゃありませんが(笑) 

 キャラクターを取るかリアリティを取るかは作者さんの胸先三寸です。
 リアリティのある話を書きたかったら涙を呑んで変えた方がよいでしょう。
 でも今まで聞いた話を総合すると、これってばりばりファンタジーですよね?

 ファンタジーにおけるリアリティって、そのほかの分野のリアリティとは違うんじゃないかと思います。

 つまり鈴木一郎や古田秀夫が、
 剣の少女と一緒に戦う話はリアリティあるのかっていう問題ですよ(笑) 
 ヒロインの名前が山田光子や小林和江だったら、萌えキャラにはなりにくそうな気が(笑) 
 いや、新しい萌えパターンが開発されるかも知れませんけども。

 この辺、うまいことやってるなー私が思うのは「ムシウタ」ですかね。
 変な名前のキャラばっかですが、作品には合ってる感じがします。
 参考にしてみたらどうでしょうか。

 悪魔ちゃんになりそこねた子は今いくつなのかなーなどと気にしつつ失礼します。


場決さんの意見
 どうも場決です。そろそろ時間を見つけて一気に書き上げたい作品を、
 仕事の関係上チマチマ書いてて疲れ気味です。
 夜中に時間を見つけてここの掲示板を覗く日々が続いています。

 さて名前ですが、例えば、周囲の世界設定が現代風であるにも関わらず、
 発展している科学が極端だったり、現代風味でも魔法が日常的に使用できる
 「明らかに現実から逸脱した」世界背景であれば、
 思いっきりぶっ飛んだ名前をつけてもよろしいのではないかと。
 人物にインパクトを与える相乗効果も望めますし。
 
 二つ目は人物の名前に意味を持たせる場合。
 性格の特徴を現す、ポジションがどうなのかを現す等、名は体を現す、
 これを丸々当て嵌める場合は少々聞きなれない名前でも、
 作中で納得できる表現があれば使用しても構わないと思います。
 
 三つ目は私がよく使用するのですが、主人公と周囲に関わる人物のみ、
 名前に関連性を持たせるという方法です。


 例えば主人公を「松林」という苗字にした場合、
 それに合わせて関わる人物の苗字に松竹梅の文字をどれかを必ず入れ、
 深くは関わらない脇役には全く違った傾向の名前をつけて明確に差を出すようにしています。
 一目で判断できそうな名前は読者に知ってもらうためには重要手段だと思っていますので。

 考え付くような例を挙げてみましたが、一つ目は完全に博打だと割り切った方がいいです。
 何せ、読み辛い。これは個性的であると同時に印象の是非が真っ二つですから。
 蔵神さんは武器の名前に関連性があるということでこの場合は二つ目でしょう。
 変えにくいのであればこれはもう、他の文字の中から読みやすい文字を選んで、
 考察し直すのが最もよいのではないでしょうか。
 関連性を持たせるならまだ文字は残っていると思います。
 
 主要人物以外の名前が読み難いと言われた場合は再考の必要アリ、といったところでしょうか。
 
 名前選び、こうして改めて考えると意味無くつけるのもどうかと思いますからね。
 ルビがどうしても必要不可欠な名前、
 普及率が低い名前はこぞって覚え辛いから敬遠する人がいるのも確かです。
 アドバイスになったか少し自信がありませんが、参考になれば。頑張ってください。


雷さんの意見
 こんにちは。思いついたことがあったので、暇つぶしに聞いてください。

 まずは天城。蔵神さんは「てんじょう」と読ませたいようですが、むしろ「あまぎ」にした方が、
 実在の地名にも使われているので、こちらの方が違和感が無くなります。
 日下は耳慣れませんが、日下部(くさかべ)なら普通にある姓ですね。読める人も多いと思います。
 あくまで「くさか」にこだわるなら、「草香」に変えるなどの対処法もあります。
 たしか大阪の地名です(他にもあちこちあったと思います)。
 姓って、地名由来のものが多いんですよ。日下部は人物由来ですけど(おい)。

 秋原も聞かない姓ですが、字も読みも平凡なので、すんなり入ってきます。
 ただ林耶という名前は、まず字面に戸惑いを感じます。
 林耶って「林か?」とも解釈できちゃいますし、耶は邪の誤字が由来だとも言われています。
 僕ならこの字は使いません。
 「りんや」も、日本人らしい読みとは言えませんよね。
 もう一人の悪友の名前が直樹ですから、たとえば梨奈(りな)のように、
 もっと素直なネーミングでもいいと思いますよ(一応、植物にまつわる字を選んでみましたが……)。

 蔵神姓は手をつけずにいきましょう。でも御神が「みか」とは、やはり違和感がありますね。
 せっかく兄の「紫苑」が花の名前なのですから、
 「みか」も「美花」とか植物にまつわる名前にしたほうが、
 兄妹のネーミングとしては自然だと思うのですが……。
 ああ、でも武器名に関わってくるんですよね。それなら変えない方が無難なのかな。

 もちろん、先の方々がおっしゃっているように、
 人物のセリフで姓名のリアリティを補完するなどの手法もあります。
 ですが今回は、「もし名前を変えるとしたら」という部分に力点を置いてお話しました。
 少しでも参考にしていただければ、幸いです。


Mayoさんの意見
 1キャラにつき一週間くらい試行錯誤するマヨ、命名は必死に考える性分です。
 ざっとキャラ名たちの感想でも……


> 主人公:蔵神紫苑(くらかみしおん)

 おやHNと同じですね。作者と同名のキャラが作中に登場したりすると、
 下読みさんに白けられるので注意してください。むしろタブーです。
 まあ賞に送るときに変えるでしょうけどw
 主人公の名前として見れば、充分"アリ"な名前だと思います。
 
 『紫苑』という人名も、リアリティは無いですが、ラノベならOKかと。
 聞き慣れない言葉というわけでもないので、すんなり読めます&覚えられます&印象に残ります。
 狙った感は拭えませんが、これは変えなくても大丈夫でしょう。
 ところで『紫苑』と聞いて女性っぽいイメージが湧くのはマヨだけですかそうですか。


> 剣の少女(メインヒロイン):蔵神御神(くらかみみか)

 主人公の妹、でしたっけ?
 個人的に『神』という字が二連続するのは違和感バリバリです。
 『御神』が苗字に見えなくもないです。
 あとこの兄妹の名は武器名に関係があるようですが……
 なぜ? 誰かに改名されたのでしょうか?
 自分は名前を付けるとき、必ず親の立場に立って考えます。
 子供がその武器を手に取ることを予見してた、ということでもない限り、
 自分はそんな命名はしません。

 極力フィクションにリアリティを持たせたい派のマヨとしては、
 そんな漫画的キャラ命名は大NGなのでした。
 武器名の方が持ち主の名に関連して付けられた、というのなら問題無しですが。
 この辺は作者のコダワリに寄りますが、
 ここは雷さんに同意して『紫苑』と同じく植物に関する名前などを薦めます。


> 幼馴染:天城優希(てんじょうゆうき)

 幼馴染はお約束を通り越してもはや常識。
 ルビが無かったら『あまぎ ゆうき』と読んでました。もしくは『あましろ ゆうき』。
 字面は普通なので、変名する必要は特にないかと思います。
 ところで"希に優しい"ってどういう意味なんでしょうね。ツンデレ?(ぇ


> 悪友1:日下直樹(くさかなおき)
 『日下』という苗字が珍しいので、もう少し聞きなれた姓にしてもいいかもしれません。


> 悪友2:秋原林耶(あきはらりんや)
 このキャラの性別がわかりませんでした。個人的に男だと推測w
 『林耶』ですか……。物語上深く関わらないのであれば、
 悪友たちはごく平凡な名前の方がいいと思います。一般人らしくて。


> 巫女少女:春宮桃花(はるみやとうか)
 巫女さんバンザイおっと暴走してしまった失礼。
 『春宮』がいささか神社っぽくない名前に思えました。
 じゃあ神社っぽい名前ってどんなだよ、と訊かれますとこちらも首を傾げるのですが……。

 『紫苑』『樹』『林』『桃花』と、半数以上が植物に関する文字を含んでいるので、
 いっそソレ系で統一しても面白いかもしれません。


 ちなみに、たかが命名であれこれ思索してる自分ですが、
 自作の登場人物名はそれなりにぶっ飛んでます。
 今執筆中の主人公名なんて『小繰 戮(おぐり りく)』です。
 『小繰』は『小栗』が原型でしたが、快活さを出すために少しもじりました。
 『戮』とは『殺す』という意味です。およそ人名とは思えません。
 この名前と喧嘩の強さも相まって、周囲から色々と恐れられてる男です。
 ですが、意味はちゃんとあります。
 そういう性格に育ってほしいという、親の期待が詰まった名なのです。

 とある流浪人が彼の名を聞いた場面で「いったい"何を"殺すのかな?」と苦笑しました。
 さて、何を殺して欲しくてこの名が与えられたのでしょうねぇ。

 名前とは、親が子に与える最初の愛情だと思います。
 カッコイイ・珍しい名でも結構ですが、なぜその名前なのか、
 その意味を説明する描写をチラリとでも入れておけば、不自然さは緩和されるかもしれません。
 狙った感はどうやっても拭えませんが。

 ところで巫女さんは攻略可ですか?(殴


諸所諸々さんの意見
 どうも、若輩ながら一つ。諸所諸々です。

 まず蔵神紫苑さんの挙げられた登場人物の名前についての自分の意見なのですが。
 ……六名の名前全部に違和感を感じませんでした。
 驚きぃ。ぇ皆さんが言うほど変な名前?みたいな。
 まぁ読み方は分かりませんでしたけど。振り仮名を読んで、漢字と一致させたらあらフシギ。
 すぐに馴染みましたね。
 あぁ、でもこれはおそらく自分が節操無しの少々ズレた人間のおかげだと思いますので。
 あまり参考にはならないかと。なら言うなという話なのですがこういう意見もありますよということで。
 この蔵神紫苑さんのキャラ名に関しては自分は全然問題ないよう思います。

 自分もキャラクターを作るのは好きなので、
 馴れ馴れしくも皆々様のように名付けの方法提案などをば。自分の方法ですが。
 少しだけ既存の名前から外したい、等というときは、
 よくある名前の『読み方』に珍しい『漢字』を当ててみる、なんてのはどうでしょう。
 自分のキャラクターで例えれば、千囃という名の子がいます。
 これは『ちはや』と読むのですが、
 名前でちはやと聞けばたいてい思い浮かぶ漢字は『千早』だと思います。
 が、あえてお囃子の『囃』にしました。意味はありますが、ここでは関係ないですね。
 似たような名で真異がいます。これは『まこと』で、普通は『誠』や『真琴』の漢字ですね。

 で何が言いたいかといえば、名前に名付け用じゃない漢字や常用外漢字を使っても、
 読み方が覚えやすければそれなりに分かりやすくすることは出来るんじゃないか、と。
 そんな感じです。度はあるでしょうが。

 キャラクター製作に関して言いたいようなことはまだあるのですが、
 忘れてしまったのでこの辺りにしておきます。

 でも結局は『名前』は『名前』、『名前』は『キャラクター』ではないのですけれどね。

 では、迷い言がなにかしらの役に立てば酷く幸いです。
 まったく人間を作るのは楽しいですね、なんて。


峰しずくさんの意見
 こんにちは〜。
 ご質問の件ですが、やってはいけないということもないし、
 リアリティが下がるとかいうこともないと思いますよ。

 ただ、唯一、読めない、読みにくい、という点を除けば、です。

 ただ、あまり風変わりな氏名についていえば、
 苗字はもともとあるものだから仕方ないにしても、
 「いくらなんでも、親として、こんな名前は付けないだろう」ていうのが名前になっているのは、
 どうかと思いますけどね。

 日本の名前の場合(外国は知らん)、名前に意味を持たせますね。
 長男だから太郎だとか、大きな心を持って欲しいから「広大」だとか、
 輝く男になってほしいから「輝男」だとか。

 こういう観点で検証してみると、しんどいネーミングもまじってるかな、と。
 しかし、神職の家系だとか、占い師や天からの啓示を受けたとか、
 それなりの理由があれば、結構簡単に納得してしまえたりもするものです。
 もちろん、親がとある理由をもとに名づけたというのでもokですよ。
 シオンには、花の名前もありますし、そこからこういうイメージでつけたとか、
 この子には特殊能力があって、それをより発動するために(あるいは抑えるために)は、
 この名が必要だった、とか。

 ただ、どうしてもしんどいかなと思うのが、蔵神御神ですね。
 「神」がふたつも出てくるし、そもそも「神」
 というのが「○○子」なんかに比べると特殊なものですから……。
 でも、その分、理由を与えやすいともいえます。

 作品を創るうえで、あえて読めない字にすることもありますね。
 例えば、クトゥルー神話……はともかくとして、
 僕の場合、「清花」と書いて、「さやか」と読む、登場人物がいます。これは無理矢理ですねえ。

 苗字は「立華」で、「たちばなさやか」
 「神」がふたつ出てくるのはどうしたものかと言いながら、
 ここでは「はな」がふたつ出てくると言う。かろうじて字は違うものの、ああ、人のこと言えません。

 相手役の男性の一人称で「立華清花」の描写が進むので、
 今から思えばハルヒみたいな作品です。宇宙人は出てきませんけれども。
 相手役の男性は「橘和宣」で、苗字の読みが同じというややこしさ。
 こんなの自己満足のさいたるものだなあと思いつつ、やっぱりこの名前で行こうと決めました。

 なんとなくつけた名前ならともかく、「ここはこの名前でいきたいんだ」ということのようですから、
 そこに問題があるなら、作品中で解決する、という道をおすすめしておきます。

 名前には意味がある、それは、こういうことなのだ、と。

 こんなところでいかがでしょうか?


嘉月幸さんの意見
 こんにちは。あまりカキコしない嘉月です。

 まず最初に見て、「すごい字面だなぁ」と、思いました。
 まぁ、私もそうなんですけどキャラクターの名前ってどうしても凝ってしまうんですよね。

 紫苑と聞いて先日読んだ、『NO.6』(著:あさのあつこ)での紫苑という主人公を思い出しました。
 この本にはあまり聞かないような名前が他にもで出来ます。
 例えば、火藍(からん)・沙布(さふ)・莉莉(りり)・楊眠(ようみん)などです。
 読み方はあっているのですが、普通は聞かない名前ですね。
 この舞台が現代の日本とは違うところということもあるのですが。
 ですが慣れてしまいますとそう違和感というものはしなくなります。

 私は紫苑という名前を聞いて珍しいとは思いましたけど、特に違和感はしませんでした。
 ただ、蔵神には引っかかりを覚えました。あとは御神をみかと読むのか?という感じはしました。
 神が二つも入っていると、他の方も仰っているように違和感がしてしまいます。
 簡単に言うと、私的にはあまり聞かない名前や、
 いかにも作ったというような名前は使ってもいいと思います。しかし、多用は禁物ではないかと。

 それと私が昔(と言っても一年と少し前)作った名前を書いておきます。
 ・千金楽焔儔(ちぎらえんじゅ)
 ・聖白蓮(ひじりはくれん)
 ・桜葉秀哉(さくらばしゅうや)
 
 ……変な名前ばかりですね。適当に作ったので由来などほとんどありませんでした。
 やはりこういう名前を使うのであったらしっかりと由来は決めたいと、今は思います。
 えぇ、しみじみと。
 その他の脇役では、漢字一文字シリーズで慄(りつ)、
 斎(いつき)、燐(りん)、炯(けい)などがいました。舞台は一応現代の日本です。
 この駄作を友人に読んでもらったところ、「名前が覚えずらい」と言われました。
 聞きなれない名前が多すぎたのだと思います。

 なんだか大したことを書いていない気もしますが、ここらへんで。
 ご教授とかするほどの実力がないもので。


凛さんの意見
 こんにちは。
 私の意見を述べます。

 確かにリアリティがないなと思いました。
 名前にこだわってしまうのは作家として仕方ないことですが、
 変にかっこいい名前をつけようとしすぎてるのではないでしょうか?
 響きのよい漢字を並べてしまうと、どうしても作り物感を感じてしまいます。

 バリバリの異世界ファンタジーなら問題ないと思われますが、
 『日本』との関連性が少しでもある物語だと違和感アリアリだと私は思います。
 以前違和感アリアリな名前のキャラが主人公の小説を見ましたが、物語に入り込もうとしても、
 その名前が出てくると気になってしまい入り込もめないなと思ったことがあります。
 
 なので、そのような名前を使う場合は、
 由来(?)を説明するなどして読者の違和感をとってあげればいいんじゃないかな?と思います。


玖渚さんの意見
 こんばんわ、そして初めまして。
 名前に結構時間を費やしてしまう玖渚です。

 珍しい名前ですが、僕は大好きです。
 これを見ても、僕としてはそれほど珍しいとか難しいという感じはしませんでした。

 『戯言シリーズ』はご存知でしょうか?
 その作者、西尾維新さんが付ける名前はどれもこれも珍しいものばかりです。

 
 例えば……

零崎人識(ぜろざきひとしき)
葵井巫女子(あおいいみここ)
紫木一姫(ゆかりきいちひめ)

 ……まだまだ、上げればキリがないほど珍しい名前があります。
 僕はこれを経験しているからなのかもしれませんが、
 蔵神さんの名前はまだ序の口だなと思います。

 違和感もないですし、リアリティがないわけでもありませんよ。
 現実にだって珍しい名前の人はいるでしょうし。
 ただ、由来は大事だと思いますよ。戯言に由来も何もありませんが、大事だと思います。
 もし感じていたとして、それが、読者の違和感を消してくれると思います。
 ちなみに僕のは

坂神大聖(さかがみたいせい)
圦槌有理(いりつちゆうり)
日宇奈美羽(ひうなみう)

 などなど。それなりに珍しいと思います。
 蔵神さんのも、直さなくてもいいと思いますよ。
 主人公の名前が武器名に影響があるなら、いじらなくてもいいでしょう。

 こんなものですが、参考になれば幸いです。
 それでは、失礼しました。


青猫さんの意見
 蔵神さん、初めまして樋口里亜です。
 私はその名前は絶対にしません。
 なぜなら、少し読み方を変えれば普通の名前になるのに、
 何でわざわざ難しい読みにするのかなあと。

 例えば主人公はまだいいとしても、御神でみかは少し読めませんし、
 くさかは日下部にすれば普通にいそうです。
 桃花というなまえも“ももか”にしてもいいのではないでしょうか?

 読みやすくなる名前なら、無理やり珍しくする必要もないです。
 ストーリーに関係するなら仕方ないと思いますが、もし読みが別でも良いというのなら、
 もう少し工夫したりすれば良いことかと。

 ちなみに私が作った作品は、処女作がめちゃくちゃすごいです。

・泉ありす
・倉波蓮(くらはれん)
・志賀野朱(あき)
・志賀野濡音(じゅね)
・庚(こう)水無月

 絶対読めねーと今では思います。
 今で珍しい名前は……各主人公をあげてみますと

・嘉瀬陽香(かぜはるか)
・速水有純(はやみあすみ)
・瑞貴美鈴(みずきみすず)
・東谷由希(とうやゆき)
・鷺坂上総(さぎさかかずさ)
・四条沙恵(しじょうさえ)

 これくらいです。
 ちなみに嘉瀬陽香と速水有純はW主人公です。
 美鈴には従兄で瑞貴珠樹というのがいます。
 結構珍しい名前ですが、読めないことはないですし、実際に知り合いからとったのも多いです。

 珍しいといえば前はガンダムブームで「キラ」という名前がはやったり、
 「悪魔」くんと「天使」ちゃんという名前で裁判が起こったり、
 あと国際化のために「舞衣毛留(まいける)」などの名前をつける人もいるとか。
 時代は変わりましたね……。


りゅみえーるさんの意見
 結論から言うと、名前なんて何でもいいと思います。
 まあ、作品の内容に影響があるなら、このままでいいんじゃないでしょうか。
 「なんか、いかにも作り物っていう感じの名前が結構ある」とのお友達の感想ですが、
 私に言わせれば結構どころか、全員作り物感があります。笑。
 はっきり言って、登場人物の名前が現実離れしているという理由だけで。
 リアリティのなくなるような作品は、もともと大した作品じゃないです。


旭さんの意見
 こんにちは、旭と申します。
 単刀直入に結論から言うと、
 リアリティを求めるのであれば変えるべきではないかと私は思います。
 確かに少し作り物っぽい名前だなと思ったのと、
 全員が珍しい名前だと主人公たちが埋没してしまうように思ったからです。
 物語に影響する主人公たちまで変えなくてもいいと思います。
 当たり前ですが、物語の中心にいる人物なので、
 少しくらい珍しい名前の方がいいと私は感じるからです。

 ただ、サブメインの人物には主人公たちが埋没してしまわないように、
 あまり捻った漢字や読み方は使わないほうがいいのではないかと思います。


 一応、私が違和感を感じた姓名をあげると。
 蔵神、御神、林耶、秋原、桃花。

 『蔵神』と『御神』は、上記の通り、変えなくてもいいのではないかと思います。
 しかし、蔵神さんの挙げた例のように、特に「林耶」には不自然な感じがしました。
 私が今まで見てきた中で、林という文字が名前になかったせいが大きいとは思います。
 凛と鈴はいましたが。
 ただそれとは逆に、『日下』『天城』は漢字・読み方共に、
 皆さんがおっしゃるほどには違和感はありませんでした。
 前者は知人に同じ性の方がいたためで、
 後者は出版されている本の中にも登場していた名前だからです。
 『紫苑』という名前もいました。『優希』という名前の方もいました。
 確か後者は、優しく希望の持てる女の子になって欲しいと言う意味でつけたらしい……
 と言っていたような気がします。

 『秋原』も私は聞いたことのない姓です。秋本はいましたが。
 最後に『桃花』。ルビがなければモモカと読んでいたと思います。

 東京や大阪など広い範囲から人が集まる場所でない限り、
 地域によってよくいる姓、その地域だけの姓というのはあると思います。
 ですから、姓には地域やその人物のバックグラウンド
 (家系や今いる場所とは別のところから引っ越してきたなど)を考えてみて、
 名前にはどうしてこういう名前にしようと親が思ったのかを考えた方が、
 リアリティが出るのではないかと思いました。

 思いつくままに書いてみましたが、参考になれば幸いです。


みりんさんの意見
 初めましてこんばんわ。みりんと申します。

 早速本題に。
 個人的に珍しい名前は好きです。
 「読みにくい」というのは少々厄介ですが、読み方を書いていれば別に問題ないと思います。
 ただ、違和感のある姓名は考え直した方がいいかと。

 『蔵神御神』
 読みにくい上に姓名両方に「神」がついているので、違和感があります。
 でも、武器名に影響が出るならかえるのは難しいですねぇ。 

 『天城』
 「あまぎ」なのか「あましろ」なのか「てんじょう」なのか……
 沢山読み方があるので、混乱してしまいます。
 「てんじょう」なら、「天条」などにすれば宜しいかと。

 あと言うならば、男性か女性かをはっきりさせておいたほうがいいと思います。
 私的に、「紫苑」というのは女性名な気がするのですが……
 でも、男性なのに女性っぽい名前で、それがコンプレックス。などという設定の場合は別ですが。

 そして、一番大切なのは名前の由来だと私は思っています。 
 私は常にこれを念頭に置いています。

 これは、私の考えた名前です。感じ方は人それぞれですが……

 鷲見賢一(すみけんいち)
 烏丸連夜(からすまれんや)
 凪沢万里(なぎさわばんり)
 瀬名柳太郎(せなりゅうたろう)
 四方城康祐(よもぎこうすけ)  などなど


なっくさんの意見
 はじめまして。
 少々気になる内容でしたので投稿させていただきます。

 私は、珍しい名前やキャラクターっぽい名前を付けることは、
 どちらかといえば賛成です。
 書いているモノの内容にもよると思いますが、少し現実離れしているようなものならば、
 キャラっぽい名前はありなのではないかと思います。
 名前だけでリアリティが下がるなんていうことはないんじゃないでしょうか。
 問題はキャラが名前負けしていないか、にあると思います。
 キャラを印象付けるのに、名前は結構重要だと思っています。
 
 名前を見て、そういえばこんなキャラだよな、と思い浮かぶようなインパクトがあれば、
 キャラっぽい名前でも全然構わないのでは?


 ただ、読みづらい名前はなるべく避けたほうがいいと思います。
 剣の少女の名前もアリだと思いますが、少々読みづらいですよね。
 字面を変えてみるだけでも結構印象が変わるのではないでしょうか。
 「御神」だと苗字っぽいように感じますし、女の子の名前とはあまり思えません。
 読みだけ見れば女の子らしい名前なのに、少しもったいない気もします。
 かざさんが仰られているようにカタカナにしてもいいと思いますし、
 雷さんが仰られているように漢字を変えてみるのも良いと思います。
 ただ、武器名に影響するなど、ストーリーの中で説明できるような理由があるようなので、
 その場合は変えずにこのまま使うのも良いのではないでしょうか。

 悪友2の秋原くんは重要人物なのでしょうか?
 どうしてもこの名前でなくてはいけないという理由がない場合、
 下の名前は変えられたほうが良いと思います。
 あまり馴染みがない読み方ですし、少々読みづらいですよね。
 「耶」の漢字を変えてみてはどうでしょう?
 「哉」「也」など人の名前によく使われる漢字なら読みやすくなると思います。

 巫女さんの苗字も神社っぽくはないですよね。
 というか「春宮」は「とうぐう」と読んで皇太子を指す単語です。
 天皇家に関係があるなどの設定がない限り、避けたほうがよい単語だと思いますが・・・。

 他は特に違和感を感じませんでした。
 正直私は読めない名前は自分読みしてしまいます。
 漢字名の場合、読み方より字面に意味があると思っていますのでついやってしまうのですが、
 そういうのがお嫌いな場合はルビを振ったほうが良いと思います。


 ところで、余談ですが。
 皆様が色々と突っ込んでいる悪友1の日下くんですが、
 この苗字そんなに珍しいですかね?
 東北のほうにはたくさんいますよ。
 正直に申し上げますと、私の苗字が日下なんです。
 親戚にたくさんいるからか、日下部のほうが聞かないと思うのは私だけでしょうか^^;
 戦国時代以前からある(と聞いている)苗字なので、
 あまり聞かないからって切り捨てないで欲しいという主張でした(苦笑)
 それでは、拙い文章で失礼致しました。


和算蛇人さんの意見  2012/06/14
 僕が今練ってる作品(ファンタジーです一応)ですが。
 
主人公:
 緒度為 迅間(おとた じんま)
ヒロイン:
 化至理 紫(かしり ゆかり)
後輩:
 卯原 春陽(うはら はるみ)
生徒会長:
 神住木 光磨(かみすぎ こうま)
神の化身:
 虹空 竜美(にじぞら たつみ)
 
 となってます。
 主人公やヒロインの名前、不自然な名前ですよね。
 でも、コレにはちゃんとした(筈の)理由が有ります。
 
 例えば、ヒロインの苗字『化至理』ですが。
・呪(かしり)【神仏に祈って人をのろうこと。呪詛(じゅそ)。のろいごと】
 が元になってます。
 ちょっとだけ設定出しますと。
 
化――万物を造成すること。徳を以て教えみちびくこと。BY広辞苑第五版
至理――至極もっともな道理BY広辞苑第五版
 万物を造成し、至極もっともな道理・徳を以って教え導く。
 つまりは、最終的には神になるという望みが込められている。
 
 それでいて、
 「『化』けものに『至』る『理(ことわり)』」
 ……末路は神になれず人ですらいられない、不確かな存在へと続く道である。
 人は決して、神になどなれやしない。
 
 という具合に、二重三重の意味を持たせてます。
 主人公も、後輩も、生徒会長も、同様です。
 神の化身だけは、
・虹魔法を司る→虹→虹空
・蛇神というか竜神というか→竜→竜美
 ってな具合にシンプルですが。
 
 参考になれば幸いです。

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