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元記事:ラノベが異世界ファンタジーばかりなのはなぜなのか?考察スレ

私は以下のように考えています。

・リアルで成功する空想が誰にも持てない
・変化が早すぎて、現実を舞台にした作品は賞味期限が短くなる
・現実世界は複雑過ぎて、読者も作者も理解できない

ファンタジーはリアルと違って、成功できるし、変化がないし、単純だから良いのです。
なにより希望が持てるの売りだと思います。
進撃の巨人や約束のネバーランドのようなダークファンタジーでも、ファンタジーなら主人公が逆転できる希望が持てます。

逆に、闇金ウシジマくんのような現代日本を舞台にした物語は、どうしても重苦しく絶望的になります。
ウシジマくんの登場人物は、進撃の巨人や約束のネバーランドのキャラよりも、安全で快適な世界で暮らしていますが、彼らが逆転して幸せになることは、まず不可能なのが特徴です。

でも、エレンやエマなら、圧倒的な絶望にも押しつぶされないで、逆転できそうな気がします。

ラノベを読む読者は、楽しくすっかとする話、承認欲求を満たせる話を求めているので、逆転の希望が持てる異世界ファンタジーが王道となるのではないかと思います。

また、そもそも日本人は時代劇のようにワンパターンな物語が好きだという特徴があるのではないかと考えています。
例えば、水戸黄門で一度だけ印籠を出さなかった回があったそうですが、その時はTV局にクレームが殺到したそうです。
つまり、型通りの物語を求めている人が多いということです。

このため、なろう系のようにテンプレ化した異世界ファンタジーが求められているのではないかと考えています。

あなたのご意見を投稿いただければと思います。

上記の回答(ラノベが異世界ファンタジーばかりなのはなぜなのか?考察スレの返信)

投稿者 kira : 0 投稿日時:

こんにちは、失礼いたします。
ここ数か月の間、短編の間を借りて、投稿させていただいたものです。
興味深い記事だったので、私見ではありますが、持論を述べたいと思います。

少し本題とはそれてしまいますが
来年、2019年に関して、異世界転生を主題とした物語
いわゆる「なろう小説」が、どうなっているのか、語ります。

まず「なろう小説」は、売上げの数値という意味で
2019年度の夏がピークとなり、以降はやや落ちるものの
他ジャンルの小説、新人賞を経由したものと比べると
やはり安定した売り上げがでるので、今後も変わらず発売します。

ただ「大ヒット」と呼べるほどの小説はでません。
各出版社は、現状でヒット作と呼ばれる作品のライセンスを更新し
それを別ジャンルのゲームやグッズとコラボして、糊口をしのぐ事になります。

また同時に、編集者が『社会的な立場をあげる側面』として。
編集者という立場の人間が出世する、地位を高めていく最善策として、
既存ジャンルにとらわれない作品でヒット作を達成する。
というのが、より重要視されるようになります。

すなわち、意外性のある作品で、注目を集めることは、
今までは『作家のみの経験値』となったわけですが、今後はそのポイントが
編集者という存在にも、適用されることにます。

理由は1つです。これまでは
テンプレート、王道、世の流行やニーズと呼ばれるものが
出版社の内部や、作家のコミュニティという
限定された人間にのみ伝わっていました。

しかし今では、その『舞台裏』が、すでに応募者
一般のファンに至るまで公になっています。
それは、投稿小説サイトのみならず、動画サイトや、イラストサイト等
あらゆる「自由な投稿の場」という場所で、特定の方向性、
ジャンルとしての作品が、誰にでも、明確な『数値』として
見えるようになったからです。

今後、より『数値』の価値が高まっていく環境下で
テンプレでない作品をヒットさせた編集者。
という存在は、極めて価値の高い、有用な人材と見なされるわけです。

そういう意味で、2019年は、異世界転生(なろう)小説を
コンスタントに出していく一方で、編集者自身の知名度、地位の向上性を
担う方策として、独創的な発想を持つ作品の募集が、多く見られるようになります。

ただし、募集側のスタンスとして『独創的ではあるが売れるものが欲しい』
という目線、手法そのものは変わりません。

よって、この『独創的な』という範疇は
『異世界で居酒屋を経営しました+α』という辺りで、留まります。
また同時に、瞬発的、スタートダッシュが要なのも変わらないので
基本的にはキャッチ―で、派手で目立つ、という構図自体も変えるのは困難です。

本当に目新しいものを採用する、異世界転生を脱却する。という意味合いでは
新規のプラットフォームが必須となりますが、2019年内には作られません。

よって、来年2019年も、なろう小説は安泰です。

2020年以降の環境に関しては、来年度の間に、AIがどれだけ進歩し
また、文章分析という分野にどれだけ入り込んでくれるか。
運用予算の兼ね合いと「使えるデータ」を揃える事が
結果として「なろう小説」からの脱却に繋がります。

以上、一個人の、妄想でした。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ラノベが異世界ファンタジーばかりなのはなぜなのか?考察スレ

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