第4研究室 創作に関するQ&A 155P | トップへ戻る |
キョーコさんからの質問
 容姿描写は長くてはいけない?
 
 こんにちは、キョーコです。
 キャラクター重視の小説を書くに当たって、
 容姿特に美形の描写は詳しく書いたほうがいいのでしょうか?
 私は大抵ルーズリーフの手書きでちまちまと書いてしまうスタイルなのですが、
 「彼は美男子だ」という一言で終わる描写を、5行らい延々と続けてしまいます。
 また、登場する全てのキャラクターは、最低でも背格好と服装、年齢性別は明確にします。
 しかし最近「見目なんて詳しく書かなくても何とかなるのでは」という感想をもらいました。
 容姿描写は長くてはいけないのでしょうか。皆様の意見をお待ちします。


● 答え ●

H・Mさんの意見
 初めまして、こんばんわ。H・Mという者です。
 容姿の描写について、自分のやり方をかいてみます。

 自分の場合は結構説明を入れますね。
 髪形や色、目の色や眉、鼻や唇、服装に身長……
 こんな感じのものからいくつか選択して書きます。
 まあ、髪と目だけはいつも書きますが……

 『以前キャラクターの容姿が全く分からない』という意見をいただいた事があります。

 それ以降、自分は容姿の説明はするようにしていますね。さすがに五行はいきませんが……
 これはあくまでも自分のやり方ですので、
 最終的には作者様の思ったように書けばいいのではないでしょうか?

 とまあ、参考になるかは分かりませんが、自分はこんな感じです。
 それでは、この辺で失礼します。


りゅみえーるさんの意見
 答えは「どっちでもいい」です。

 たとえば漫画だって、凄く緻密な画を描く人もいれば、シンプルな画を描く人もいるわけですが、
 どっちにしても結果的に面白ければOKですし。
 もちろん、一言で書くのと何行も割いて詳しく描写するのとでは、
 当然読み手に与える印象は違ってくるので、
 
 要はあなたがどういう小説を書きたいのかということが大事なんじゃないでしょうか。


みずさんの意見
 はじめまして。みずと申します。
 かつて通った道なので、レスさせていただきます。
 私もかつては、登場人物の描写を長々書いていました。
 髪や目の色、背格好、年齢性別、雰囲気等々数行に渡って。
 しかし、キョーコさんは他の方から感想で頂いたようですが、私の場合、
 書いてる最中にだんだんと余計な気がしてきたのです。
 というか、ある日書いていてイヤになりました。

 そこで、一人称の異世界ファンタジーを書くに当たって、登場人物の描写を
 「視点になっているキャラクターから見て、目に付く部分」
 に限定してみたところ、これがしっくりきました。


 かなり描写は削れましたが、それで「このキャラクターがイメージし難い」
 という意見を頂いたことはありません。(誰もつっこんでくれないだけかも知れませんが)
 最近では、自分が昔書いた描写の羅列を見ると、さっくりと読み飛ばしたくなります。

 さて、本題の「容姿描写は長くてはいけないのでしょうか」ということですが、
 長くていけないことはないと思います。
 ただし、読み手を飽きさせない技量が必要です。
 
 周りの反応や、登場人物の行動描写と絡めて書いたほうが、
 イメージにつながりやすいと思います。

 
 登場シーンに一気に書くよりは、インパクトのある要素だけ出しておいて、
 あとは要所要所で小出しにしたほうが読み手にも受け入れやすいかと思います。
 また、登場人物の重要度によって長さを分けたほうがいいですね。
 いっそ「アルスラーン戦記」のように、
 主人公の描写だけ抑えるだけ抑えるというのも一つの手かと思います。


雨杜 潤さんの意見
 人物描写が恐ろしく長いと言われる人種です(ぉぃ
 やれと言われたら美形描写だけで1キャラにつき原稿用紙三枚は埋める自信ありますよ。
 やらないけど(何 (* ̄^ ̄*)人(´−`キ)ナカーマ(マテ

 わたしは、個性だと思ってますし、作品を読んでいる周りの方も、
 わたしの描写はそう言うものだと割り切ってくれています(と、信じたいorz
 むしろ、美形が一人も居なかったり、
 描写の手を抜くといつもと違うぜお前と言われたり(何か悪いことしましたか、わたし?
 
 基本的には、主人公の描写量を10とすれば、主なメインキャラは6〜9、
 脇役は1〜4くらいの比率の描写は心掛けています。
 また、一気に書いてしまわず、シーンごとに少しずつ描写していくのも手です。


 描写狂のアドバイスなぞ、あまり参考にはならんでしょうが;


MSTさんの意見
 MSTです。
 私的にも気になっていたことなので、返信してみます。

 私はキャラクターの描写をしっかり書く人間です。
 主要キャラなら、一行20字で5〜8行くらい書きます。描写の項目はキョーコ様とほぼ同じです。

 ですが、市販の小説にはキャラクターの容姿の描写を長く書いているものは少ないと思います。

 その理由を私的に見解すると、基本的に市販の小説(ラノベ)には、
 キャラクターのイラストがついているからでしょう。
 それによって、読者は長々とした描写を読むよりも、
 簡単にキャラクターの容姿のイメージをつかめることになります。
 よって、市販の小説には容姿説明の描写が少ないのだと私は考えています。

 しかし、私たちが小説を書いた場合は、イラストなんて付きませんから、
 キャラクターのイメージを読者様に掴んでもらうためにも、容姿の描写は必要だと思っています。
 文量は好みですし、細かく書きすぎても、読み飛ばされてしまったりして、
 意味がなくなる可能性がありますが、最低限のものはいるでしょう。
 説明する人物も、取捨選択して重要な人物を絞り込めば効率的です。
 全員を説明するのは骨が折れるし、あまり意味がないと思います。

 ちなみにですが、一人称で主人公の容姿を説明したい場合、
 私は自分自身の姿を意識するシーン(鏡を見る、他者と容姿の話をする、など)を入れて、
 なるべく自然に説明できるようにしています。

 「キャラクターの容姿の描写は、いる、いらない?」の質問なら、「いる」と答えるMSTの意見でした。


日路さんの意見
 何文字×五行なのかちょっぴり気になった日路です。

 登場する全てのキャラクター……というと、
 脇役や超端役まで容姿描写をしているということですか?
 
 メインキャラ以外は適当に流した方が良い気がします。
 いちいち描写が長いと、話の流れが滞りますので。


 ちなみに、登場時にずらずらと容姿を書き並べるよりも、
 随所でちまちま出した方が効果的だったりします。
 「金髪の孺子」と色々な人に呼ばれていれば、
 読者はそのキャラが金髪であることを絶対に忘れませんし、
 あだ名にされるほど目立つ豪奢な金髪なのだ、と印象付けられます。
 「赤毛ののっぽさん」なども同様に。
 また、単に「この人は美形なんです!」ということを主張するために、
 長々と容姿を書くのは感心しません。
 書き方次第では、短い文でもきちんと印象付けられるからです。

 私の場合はとりあえず髪と目の色は書きます。目
 の色は便利な使い方ができますから。(目の色を示すだけでそのキャラを暗示できる、など)
 服装は、職業を示す服でない場合はわりととばします。
 制服だったら「セーラーかブレザーかそれ以外か」の区別はしっかり書きますが(笑)
 
 年齢・性別は特に描写しません。地の文で「少女」「青年」「壮年の男」などと書くだけです。
 後、容姿描写時における自分なりの禁止ワードを設けています。
 「フランス人形のような」「モデルのような」「アイドル顔負けの」……などは絶対に使わないぞ、
 と決めたり、「美形」という単語を単独で使わないようにしたり、という感じですね。

 容姿描写は読者が倦まない程度の長さに、が信条の日路でした。


幻奏さんの意見
 こんばんわ、幻奏です。

 キャラが売りの小説なら容姿描写もしっかりとしたほうがいいと思います。
 別にそうでなくてもいいんですがね。
 それで自分のやり方になるんですが、容姿描写はただ淡々とはしません。

 途中で動きの描写も入れたりして、ついでに容姿描写もします。

 (分かりづらい説明ですみません。例文をとってありますが、読まなくても結構です;

例)
(中略)
 ひび割れた地面の上に転がる骨が、黒い革靴に踏まれて粉々に砕けた。
 靴の上まで覆い被っているオリバー色のズボンはぶかぶかだった。
 灰色の古着の上には朱色に綺麗にそまった長袖の上着。長
 く二方向に分けられた前髪は、栗毛を彩っている。
 背には背丈と同じ長さの赤と青の三叉槍が二本、交差して担がれていた。
 その交差点の長さまで、細く結ばれた長い髪が微かな風に揺れ、垂れていた。
 照らし続ける太陽を見上げて、包帯が巻かれた右手で目を覆い、呟いた。
(以下略)

 自分はそんなにキャラをウリにするわけでもないので、身体の全ては描写しません。
 最低限として、読者側にはラフ画がイメージされればいいというぐらいの描写にしています。
 色はプラスなおまけみたいなものですが。
 ですので、それで長くなろうが短くなろうがいいんです。
 えと、最後まで自分のやり方をぶっ通しして、意見になってるかもわからないのですが、
 何かの参考になれば。

 では。


脂さんの意見
 手書き!
 気に障られたらすいません。
 私も元々が手書きなものでついうれしくなっただけです(汗)。

 んで。
 これは結構奥深い問題を孕んでいるご質問だと思いました。
 それは、小説というジャンルでお話するのではなくて、
 ライトノベルというジャンルでお話するのならば、という問題です。
 第4研究室にアップしてもらっていますが、
 以前私は「ライトノベルにおけるイラストの役割」というスレを立てさせていただきました。

 ご質問の内容は、この「イラスト重視傾向」というのに
 関わってくる要素もあるのではないでしょうか。


 ただ、今後はどうかわかりませんが、今のライトノベルの傾向の中では、
 イラストは未だ小説の挿絵という範疇に収まっているので、
 小説一般での話としても差し支えないように思います。

 リアルでも、映画などでも、見た目の印象が強いキャラっていますよね。
 美男子、美少女に限らず、異形の容姿でも。
 映画などではそれは絵的インパクトとして演出できますが、文字だけの小説ではそうはいきません。
 
 なので、その容姿における絵的インパクトが欲しい場面では、
 ある程度の文字数を使って表現することになるのだと思います。


 もちろん、全体の演出からその容姿にインパクトが必要ないと思えるキャラなら、
 その文章量を削ることもありです。
 また、その表現方法も、映像なら例えば、
 その人物の足元から上にカメラをパーンさせたりなどという技法もあるように、
 小説においても様々な技法があると思います。
 ただ、映像と小説の違いは、読者における時間軸、つまり、映像ならその絵を映す時間、
 小説なら文字数という物理的制限の種類が違うということが問題なのだと思います。
 例えば、小説で、7人の小人の一人一人の細かい容姿を延々と書き綴れば、
 (文章力にもよると思いますが)読者は飽きてしまいますよね。
 早い話が、全体のバランス、演出などによって変わるという言い方になるのでしょうか。
 このキャラメインなのにザコキャラより容姿の説明がすくねーとかなら問題ですよね^^;

 また、違う側面からの話すると、キャラの説明を登場した最初にこと細かく説明してくれた方が、
 頭の中で動くという読者もいれば、短い説明で動いてもらって、
 後付けで容姿の詳細が付け足されていくのがいいという読者もいると思います。
 また、読者によって、そのキャラを想像しやすい表現として、
 容姿からの方が想像しやすい人と、動作やセリフからの方が想像しやすい人がいると思います。
 個人的に、作家の立場から、人間を表現するという視点では、後者の方が合理的だとは思います。
 これは好みになるんでしょうかねえ。

 なんかお答えになってませんね・・・
 何かのお役に立てれば。


瑛仁さんの意見
 はじめまして、瑛仁と申します。

 詳しく書き込むのは悪いことではないと思います。
 重要なところで書き手と読み手のイメージに齟齬が生じるよりは、
 くっきりと浮かんだ方がいいですし。
 ただし、長いと物語に入る前に読み飽きたり、
 初登場でキャラが動く前に、いきなり要旨の説明ばかりが長く続くと、
 訳が分からなくなったりする心配があるのではとも思います。

 まとめて書かずに最低限想像出来るだけの特徴を書いて、
 あとは個々がクローズアップされるシーンで細かく触れていくとかどうでしょうかね。
 話のテンポやバランスによりけりでしょうけれど・・・


四方祐樹さんの意見
 最近ご無沙汰していました。四方です。

 自分もどっちでもいいかと思いますよ。
 それに、もしくどいようになってしまうのなら、
 重要なキャラたちだけに的を絞ってやればいいでしょうし。
 脇キャラなら、一言で「平凡な顔立ちだ」とか「小柄だ」とか。
 そういう簡単な感じに仕上げちゃえばいいんじゃないでしょうか?
 とか言う自分も、こだわる時にはとことん書き込みますよw
 はっと気付いた時には、あーあー。こんなに書いちゃって……
 みたいな状況になっていることもしばしばです。

 勿論ほとんど書かない時もよくあります。
 でも、一概に言えるのは。
 自分の場合、髪の長さ、髪と瞳の色、年頃は書きますね。
 あと自分で書いたいくつかの作品と多くの方の作品とを読んで、
 説明の適量を探したりとかもしています。
 ようは飽きず淡白すぎずみたいな。
 あ。話は戻りますが、日本が舞台だと髪と瞳の色は珍しそうな人しか説明はしませんかね。

 勿論これは私的意見なので、これを押し付けることはできませんし。
 ようは最終的にどうするのかを決めるのはキョーコさんですので。
 自分には頑張ってとしか言えません。ありきたりですが。
 まあ、一つの参考程度にしてもらえればと思います。参考になるかは微妙ですが……。

 ではでは、この辺で。


んぼさんの意見
 やらずに済むならやらずに済ませたい、んぼです。

 いけないことはありません。
 が、私は好きではありません。
 素で飛ばして読みますからね(・ω・)

 思うに、どれだけ細かく描写しようとも、
 読者がそれを覚えてくれなければ無意味であるということ、
 そしてその上でなおイメージに齟齬が生じることを考えれば、
 いっそ開き直って可能な限り描写を削ぐ方が、文章としてのリズムが確保出来ると思うんですよね。

 どうしてもイメージ通りに伝えたい! というのなら、ラノベなんですし、
 絵でも描いて隣に載せといた方が話が早いです。
 最初からその手段を放棄するなら(まあ邪道ですしね)、
 そこらをある程度は割り切る必要があるように思います。

 その上で、どうしても外したくない、そして覚えやすい特徴を一点、
 繰り返し描写する方がよほど効果的だと思うのですが……。

 美形の描写に関しても、男女問わず、
 普通は何も書かなければ勝手に整った顔立ちを想像してくれるはずです。
 キャラ重視であるのなら、外見的な描写に凝るよりも、
 台詞回しなどで想像させる方が小説向きの表現方法だと思います。
 ストーリーラインとその装飾を考えた時にも、
 キャラ性の提示という観点からもそちらの方が有利であると思いますよ(・ω・)


zukiさんの意見
 どうもzukiです。

 長くてはいけないか、と聞かれると、もちろん長くてはいけません。
 さる情報によると、3行以上クドクド続く説明は読み飛ばす人も多いそうですから。


 要は必要な情報、キャラなら普通の人がまっさきに注視する身体的特徴を書けばいいのです。
 極端な話、胸の大きな女性キャラは「おっぱいでっかい」という旨の一文でキャラが立ち、
 男性読者の脳には一発で「巨乳キャラ」とインプットされます。
 それ以上の描写はいりません。最低限髪の色と目の色があれば十分でしょう。

 人間ってのは男女共に所詮エッチぃ生き物ですから、
 そういうところの描写で、素早くキャラを覚えさせるというのも1つの手です。
 必要最低限の情報で人はかってな妄想を抱いてくれますから。
 あとはストーリー中に、その他の設定を読者に与えていけばいいわけです。


峰しずくさんの意見
 こんにちは。
 ぶっちゃけ、容姿描写は、最低限のことが描かれていれば、作品としては成り立つとは思います。
 でも、長くてはいけないということはありませんし、
 僕は「書きたいことは断じて書くべきだ」という意見の持ち主です。
 自分が生んだ小説ですから、自分がそこに織り込みたいことはやっぱり書き込むべきなんだ、と。

 ただ、同じ5行延々と、でも、うんざりするものもあれば、引き込まれるものもあります。
 1人の人間の服装だけを淡々と説明してたら、
 「それがなに〜? ストーリーに関係あんの〜?」という気分になりますが、
 なぜ彼女がそのファッションにこだわるのか、という部分をエピソードも含めて書いたら、
 それこそ20行にも30行にもなるかもしれませんが、
 彼女のひととなりをそこで知ることができますから、
 それはそれで魅力的な描写になってゆくと思うんです。

 仮に勇者が功績をあげ、王様からおほめの言葉と、
 ご褒美の品々を頂戴するシーンがあったとしましょう。
 そこで、王様の描写が5行、その横に従っている側近の描写が5行、
 脇に控える重臣2名の描写がそれぞれ5行、
 勇者を王様のもとへ案内したりお世話をしたりする人が5行、
 祝福の言葉を述べる司祭についての描写が5行、と言う具合に、
 み〜んな平等に、しかも同じ場面の中でやってしまったら、うんざりします。

 しかし、王様については、王城に行く前の日に王様はどんな人か知識を得るために、
 以前謁見したことのある人から話を聞き、そこで王様に関する説明をしてしまう、
 世話係の女の子については、あらかじめ通されていた控え室で、
 お茶などを出してもらうシーンがあって、そこで説明してしまうとか、工夫をすればいいと思います。

 書きたいことは断じて書ききってしまうべきだけれども、
 それをくまなく読ませるにはそれなりの工夫が必要だ、ということだと思います。


嘉月さんの意見
 書き込むのは何日ぶりでしょうか。嘉月です。
 皆様の意見が既にたくさん出ていらっしゃるのに、今更ですかね。

 私は見た目をあまり書きません。あまり長く描写を続けていても、
 読んでいるほうは疲れてしまいます。
 そういうのを発見した時は、さーっと読み飛ばす事が多いです。
 ライトノベルにはイラストが付いていますので、説明を読むよりもイラストを見たほうが早いです。
 ですので、地の文での描写は最低限に抑ええることにしています。
 イメージが伝わればよい、ということでキャラクターの特徴的な部分――
 流れるような黒髪、冷たい光を宿した眼、などを動作の合間合間に挟んで書いています。
 一気に何行も書く、ということは避けます。

 余談なんですが、私はキャラクターの容姿はあんまり気にしません。
 簡単に言うと、容姿よりも性格で勝負的な感じです。
 容姿はあくまでもキャラを引き立たせる要因にしかすぎませんし。
 視覚的要因はライトノベルでは大切なんですが、私はそれよりも話の中身で書いています。

 答えになっていないようなレスですね。私はいつも話が脱線してしまう傾向があるようです。


縞島さんの意見
 こんにちは。手書きで草稿したのに字が下手で読めなくなってしまった縞島と申します。
 私も人物描写を考えるのは好きですね。

 私はとりあえず、年齢、身長や大ざっぱな体格、
 目の色や髪型などはその人物が登場したときに書き添えます。
 実際に人を見たときに、真っ先に目に付くのはその辺りかと思うので。
 服装やアクセサリーが印象的だったら、それも書きます。
 脇役の描写については、その人物が後々になってまた登場するのか、
 それともその場限りなのかで描写の比重を決めます。

 描写が長くていけないことはないと思います。
 人物の「見た目」がイメージしやすければ、読んでいる人もそのキャラを覚えやすくなるでしょうし。
 描写については作者の考え次第でしょうから、
 描写の有無が作品の質に関わるとことはないと思います。

 ただ、あまり細かく形容していると、読んでいる側が疲れてしまうかも……
 私も結構読み飛ばしてしまうたちなので……
 長くても読ませる工夫は必要だと思います。

 他の方も触れてますが、描写を小出しにするという手もありますね。
 例えば、「会話の最中にその人物が横をちょっと向いた、 
 そうしたらそいつの鼻が高いことが初めて分かった」とか、
 「彼女が俯いた、細い睫毛が目元を隠した」みたいな書き方でしょうか。
 あるいは、女性キャラが違う服に着替えたときに、
 男キャラが「意外に胸大きいな」みたいな感想を漏らすというのもいいと思います。

 最初は分からなかったけれど、ふとした発見でそのキャラが魅力的に見えたり、
 あるいはイメージダウンしたりする描写もあると思います。
 簡単ですが、こんなところで。失礼しました。


halkyさんの意見
 ども、halkyです。

 容姿の描写で大事なのは、どっちかというと継続力だと思います。
 例えば四百枚くらいの長編小説の場合、冒頭でどんなに緻密に描写をしたところで、
 後半に行くにしたがってキャラのビジュアルイメージはどうしてもボケてくるように思います。
 小説は漫画と違って、名前と台詞以外は読者にダイレクトに伝わりにくいんじゃないかな、と。

 zukiさんも仰ってますが、一度にあんまり過剰に描写するよりは、
 そのキャラ特徴的な部分、強調したい部分をまず書いて、後々ストーリーの中で
 (不自然にならない程度に)こまめに描いていけばいいんじゃないでしょーか?
 イメージを一定に保つというか。
 一度に五行はクドくても、いくつかの場面に分割すれば問題ないと思いますよ。


優奈さんの意見
 初めまして、こんにちわ。
 私は全く入れないです。
 入れたとしても、一行・二行くらいですね……
 それというのも、ほぼイメージがないからです;
 必要な描写だけ入れれば宜しいのではないでしょうか。
 あまりにも細かくそして長々しく毎度毎度キャラが出てくるたびに説明されると、
 さすがに飽きる……というか、読んでてつらくなりそうですね……
 でも、容姿描写は結構好みがあるのではないでしょうか。
 プロの方でも、必要なところだけ入れる方もいれば、
 結構長々しく難しい語彙を使って説明される方もいるので。
 それでは、お役に立てればと思います。

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