第4研究室 創作に関するQ&A 259P | トップへ戻る |
上海さんからの質問
 必殺技、切り札について考える
 
 はじめまして、上海と言います。

 自分は現代が舞台のバトルアクションものを書こうとしています。
 そこで頭を悩ませているのが、主人公の能力。
 一応、戦い方は格闘技がメインとなっているのですが、
 何か必殺技、切り札的なものが欲しいなあというか、無いと駄目だと思いまして。
(例を挙げると、上条当麻の幻想殺しや草刈鷲士の九頭竜みたいなものです)

 バトルものでこういう能力を持たない主人公ってあまりいない気がするし。
 みなさんは必殺技、切り札についてどういう風に考えますか?
 後、ライトノベルで知ってる必殺技があれば教えて下さい。
 ずうずうしい質問ですがお願いします。


あんごさんからの意見
 どうも、あんごと言います。

 主人公の必殺技、色々ありますよね。
 実際は千差万別で分類するのは大変ですが、よくあるパターンとしては、

・発動が自由にできない(ピンチでは発動する)

 ですよね。
 禁書もこれの変形型だと思います。
 自主的に攻めることはできないので、発動時は大抵ピンチ。
 やっぱり主人公にはピンチが似合います。
 あともう一つ、

・技を使うたびに主人公がピンチになる。

 ですね。
 まぶらほでいうと、7回魔法を使うと消滅する(だったはず)とか。
 獣とか鬼とかそういう血を覚醒させるたびに理性を失ってくとか。
 やっぱり主人公にはピンチが似合います。

 話が切れます。
 一般論から個人的な好みの話になります。
 
 個人的には、ルールとルールの押し付け合いが好きです。
 
 例えば、主人公の能力が、5メートル以内の敵を即死させられるものだとします。
 で、敵の能力が狙撃だったとします。
 敵はトラップを用意しながら、接近される前に主人公を撃ち殺せば勝利。
 主人公は殺される前に敵の間合いに接近すれば勝利。

 相性次第ではどんな無敵キャラでもぽしゃっと殺される可能性があり、
 割かし緊張感のあるバトルがやりやすいんじゃないかなぁ、と思ってます。

 あと『デスノート』はかなり秀逸な必殺技だと思います。
 あの漫画は、この必殺技を中心に構成されています。
 せっかくなら、世界観にこれほど影響を与える必殺技を考えてみたいですね。


渓谷さんからの意見
 こんにちは。近頃は麻疹ブームです。気をつけましょう。
 渓谷という者です。

 ただただ高威力の必殺技は、バトルを単調にするだけです。私もそれで失敗しています。
 しかしあまりに奇をてらった技だと、用途が限られすぎて、作中で活用できません。
 その点を踏まえて

・殺傷能力はそれなりに高い
・でも使い方にひと工夫が必要
・弱点がいくつかある


 という条件が考えられます。
 私は寡聞にしてちょうどいい例を挙げられませんが、少しでもアドバイスになれば幸いです。


幻惑さんからの意見
 はじめまして、こんにちわ。

 必殺技って確かに主人公で持っていないキャラはあまり知りませんね。
 ちょっと具体的なのは思い着きませんが、個人的な意見をすこし。

 まず、必殺技には何か条件が必要かと思います。
 いつでもバンバンつかえるのだったら面白くないです。


 それにピンチに陥った時に使うとして、
 『え? じゃあ、なんで最初から使わなかったんだ? もしかしてマゾ?(笑)』
 とかいうことになりかねません(まぁ最後の発言は置いといて)。
 もしくは使うとなりかしらのデメリットがあるとか。
 
 例:寿命が減る、人間離れしていく等(等価交換みたいな感じ)

 あと、絶対必要だと思うのは弱点があることでしょうか?
 
 ついつい最強の必殺技を持たせたいと誰もが思ってしまいます。
 けれども敢て弱点を作るべきだと……。
 何事でもそうですが、完璧すぎるとリアリティがなくなります。面白さも半減します。

 また、弱点を作る事によってその弱点を克服した更なる必殺技登場!
 みたいな展開が! できたりもするかもしれません(汗。

 以上、めちゃくちゃ個人的意見でした。よければ参考程度に。


白虎さんからの意見
 リアリティのある世界観なら、シンプルにハイキックなんてどうでしょうか?
 ハイキックは一撃必殺の破壊力を持ちながら、標的に近すぎても使えず、
 遠すぎてもダメと言うマイナス面もあり、かなり主人公に向いている切り札だと思います。
 
 主人公は、通常の戦闘では並み以下だが、敵が一定の距離に来たときにだけこの技で勝てる。
 とかにすれば面白いかと。
 
 ハイキックの種類は、下から敵の顎蹴り上げるアッパーカット・ハイキック。
 横から側頭部を狙う通常のハイキック。
 さらに首の頚部へ切り下ろすブラジリアン・ハイキックの三種があります。
 詳しくは、空手雑誌とかで勉強するといいかと。


一撃必殺さんからの意見
 いいですよねえ、必殺技。
 キャラも生きるし、シーンも映えるし。一キャラに一つずつ持たせられたらいいな、と思います。
 皆さんが派手で王道な方面に行っているので、逆に地味で横道な方面へ。

 僕自身は「冴える特技」ってイメージがあります。
 敵、危機、行き詰まり(作品の……も含む(^_^.)をスパッと解決してしまう。
 何とか斬りとか、ビームなどの殺傷能力はもちろん必殺技でしょうけど。
 
 耳も覆いたくなる毒舌や輝くような笑顔。
 礼儀作法、料理、サバイバル能力、スリなんてのも立派な必殺技なんじゃないかと思います。
 
 小説では、アニメみたいに絵でドドーンと見せられないけど、
 描写でばっちり説明できると、キャラの個性ともばっちりあうと思います。

 小説ではロードス島戦記なんてどうでしょう?(一応ライトノベル?)
 必殺技というには、地味かもしれませんが、個人の戦法や性格がにじみ出ていて、好きです。
 一文を拝借しますと。

「カシュー王の強さは、相手の動きを読む確かさにある。
 それから、一撃ごとに相手を追い詰めていく攻撃の確かさだ」
「レオナー王は技の人だ。何があろうとも隙を作らない。
 まず守り、相手の隙を見て攻める。隙のない相手には隙ができるまで戦い続ける」
「黒衣の将軍の剣さばきは誰よりも鋭い。必殺の一撃を相手の急所に叩き込む。
 はずれれば二撃目が来る。彼の三撃目までかわせたら、もはや一流の剣士だ」

 この3人はそれぞれ、国を収める王でもありまして、
 国の文化が剣技と個人の性格にも通じているわけです。
 ファンタジーの世界観の説明と、個性を一片に満足しているわけでして、上手だなと思いました。
 
 漫画になりますが、魁男塾。
 作者は話を作る時に、必殺技(民明書ぼうかんに載っている奴です)を一つ考えると、
 あとはノリで勝手に出来たそうです。

 「敵の必殺技=敵キャラの個性→見せ場+味方キャラの新必殺技」であったそうです。
 実にジャンプ漫画らしい造りだな、と思いました。


 結論ですが、敵だけではなく、読者を圧倒して引き込む技。
 それは立派な必殺技なんじゃないかなー、と思うわけです。


鍵さんからの意見
 ふーむ、必殺技……なんとも心を奮わせる響きですね。
 例を挙げるなら『風の聖痕』の主人公、八神和麻ですかね。
 ご存知かもしれませんが、参考になるかも。
 
 あと、別に必殺技なくてもいいんじゃないでしょうか。
 要は戦闘に限らず物語をどれだけ面白くできるかが最重要なわけですし。
 ……ただ個人的には好きです、必殺技。
 それでは失礼します。


クロウドさんからの意見
 必殺技というと、念仏の鉄を思い出す年齢不詳のクロウドです。

 ラノベの必殺技というば、やはり『リアルバウトハイスクール』第二巻に登場した
 主人公・南雲慶一郎の必殺技、『アイアンメイデン』でしょう。
 学校にあるスチール製のロッカーに相手をぶち込み、そのままぼてくり回した後、
 プールに投げ込むという肉体的精神的ダメージ大、派手さもインパクトも大の問答無用の必殺技。

 さすがにそのままに使う訳にはいきませんが、
 その技の発祥や必要条件、要素を分解して考えれば自分で新たな技を考案できるかも知れません。

 古流使いの経験から言わせて貰えば、地味な技ほど実はダメージが大きかったりします。
 切り札的技はそうした方向も良いかも知れませんね。
(主人公は地味過ぎて使いたくないとか、ちょっと卑怯に思える等)

 私見だけで失礼します。
 創作がんばって下さいね。


因幡の白兎さんからの意見
 どうも、でしゃばりな因幡の白兎です。

 必殺技。実にかっこいいですね、確かに大抵の主人公が持っていますな。
 ただ、別に必殺ではなくても別に良いのではと兎は思います。

 兎が書く主人公は多種多様な技を持っていますが、必殺というほどの威力がある技はかぎられています。
 あと個人的にコツだと思うのは戦況に応じて
 技の特性に得て不得てをいれる(火の技は水に弱いなど)のと、
 敵方もそんな多種多様な技を持つ主人公側に負けないような力を持つキャラにして、
 天秤を均等に保つことでしょうか。
(別にこれは敵方の技を負けずに多くしろとかそういうことではないです。念のため)

 あとは、皆さんも言ってのとおりリスクや限定を背負わせるですね。
 リーチ、消費、一点集中型、拡散型、威力が強すぎる、回数限定などなど。


 そういった点で言うと個人的に幻想殺しは必殺技や切り札ではないと思います(武器に近いかな)
 これはけっこう失念しがちなことですが、あくまでも切り札や必殺というつもりで書くのなら、
 それ相応のでたらめな威力や能力にしないと示しが付かないかと思います。

 ただパワーが強いだけならどうにでもなりますし、作者だけが必殺や切り札などと思って書いていても、
 読者が「いや、これはこうすれば普通にだいじようぶだろ」と
 読む間の意識の端っこの方で簡単に対策を練られるほどものだったら興冷めですし、恥ずかしいです。

 というわけで、いっそのこと読者が、
 その必殺技や切り札を打ち破る打開策を思いつけそうに無いほどのものにしてみてはどうでしょう?
 で、実はこいつのこんな方法で敗れるのでしたーと読者の舌を巻かせてみてはどうでしょうか?
 うまくすればきっと、そうだったのか、と思わせることが出来ると思います。
 技と必殺技、あと切り札はあまり一緒くたにしないほうがよろしいのでは?

 長々とでしゃばり発言失礼しました。
 気を悪くさせないこととお役に立てることを祈って。
 ではでは。


AHATOさんからの意見
 必殺技かあ。

 恋愛ものばっか書いてたからなぁ(ぉ
 ゃありますよ、バトルのやつも。

 自分の書いたやつは、ヒロインがとっくの昔に御臨終でして(ぉ
 それを引きずりながら生きる主人公が成長するお話です。
 最終話付近でヒロイン(の精神)と語らい、ヒロインの力を借りて「必殺技」が発現する仕様です。
 趣旨がズレるかも知れませんが、かように「ストーリーと連動する必殺」は魅力あるものではないでしょうか?

 ゃ如何せん恋愛ものメインなんで(蹴

 それまでは弱点らしい弱点も色々と見せて来ましたが、
 何を隠そう最終決戦だったんで蝶無敵に描きました

 使用条件については、ラノベではありませんがBLEACHの
 「虚化による黒い月牙」が良い線ではないでしょうか
・威力の割に消耗が激しい
・強いが短い
・力の暴走もあり得る



閃叉聖さんからの意見
 どうも、主人公には裏設定やら隠し技で一気に強さを跳ね上げさせる、閃叉聖です

 そうですねぇ、設定やらで補っちゃいますね
 例えば今構想を練ってるファンタジーだと、特殊条件下になると身体能力、魔法を繰る能力、
 その他etcが跳ね上がる、王家特有の所有能力にしてます(主人公は一応王族の血を引いてる)

 今執筆中なのだと、身体能力のリミッターを外すことが出来るってのにしてます。
 如何せん初めて書いた長編なので、殆ど情報を集めて無く(汗)
 リミッター外れた人間がどうなるかなんて全く考えてません。
 筋肉切らして骨にヒビいれる(身体的にボロボロになる)、解除したら激痛が走る、
 くらいしかデメリットを考えて無いので。
 ただ治療魔法という概念も存在しますので、
 時間は掛かっても相当酷くない限り後遺症は残さないようにしてます。
 NARUTO、ロック・リーの裏蓮華みたいな感じですねぇ。
 そうはならねえよ、みたいなツッコミがあったら参考意見で聞いて見たいかも。

 さて長い体験談(?)は置いといて、本題。
 切り札的なものですか〜作りたいなら作っても良いし、無くてもいいならいらないんじゃないですかね? 
 そこら辺は個人の自由だと思います。シャナとかも必殺技みたいなのはそんなに無いですし
 ラノベで知ってる必殺技……うーん、スレイヤーズのドラグ・スレイブとか。
 あれは魔法だけど、結構必殺技じみてる気がしますね。


閃叉聖さんからの意見
 こんにちは。作家志望のぐうたら学生、獅子兵です。

 確かにファンタジーならまだしも現実世界が舞台の小説だと必殺技は難しいですね。
 まあ、一番の解決法は書店に行って忍術や柔術の本を買うことですねw

 真面目に答えるならそのキャラクターに手裏剣やバズーカ、ソードブレイカーといった
 比較的お金のかかる『使い捨ての武器を持たせる』のはどうでしょうか?
 手裏剣は普通は短剣として使いますが、「いざというとき」にはご存知道理投擲します。
 ソードブレイカーは敵の細身の武器を壊す剣で、すぐに折れたり削れてしまうので簡単には使えません。
 これらの武器は個人で管理するには本当にお金がかかるので良い子はマネしないでくださいw

 特に銃はお金のかかる武器で、それ故に必殺技にしやすいようです。
 例えば、「キノの旅」の一巻で主人公のキノは
 『火薬を通常よりも増量した状態で撃つ』という行為を必殺技として実行しています。
 又、「トライガン」の一巻で主人公のヴァッシュは
 『一回でピザトースト四枚は食べれる』と射撃―火薬と弾丸の消費―をしなかった理由を述べています。

 なんだかゴタゴタした駄文になってしまいましたが、参考になれば幸いです。


カイトさんからの意見
 主人公がバカみたいに強いカイトです。

 必殺技ですか。バトル物を書く上ではどうしても入れたくなりますよね。

 私個人の意見として、こういう切り札的技はいくつか種類があります。
 基本となるのが、小技発展型。


 多分コレが一番多いパターンでしょう。

 例としてあげるなら、安西信行作、「烈火の炎」の主人公・花菱烈火が該当するかと。
 読んだ人ならば解ると思いますが、彼には切り札的技がありませんでした。
 中盤以降の彼の能力は、体内に宿る八匹の炎の龍です。
 コレを「火竜」と呼ぶわけですが、この八匹にそれぞれ決まった技の形があり、
 それを単体で使用、或いは組み合わせたりしていくことで彼は戦い抜いていきます。
 彼の戦闘スタイルは一貫してこの“組み合わせ”です。
 切り札的な技が無い分、使い手次第で技に多くのバリエーションが生まれます。
 烈火が他にやったことといえば、火竜集めや能力の底上げ程度。
 こちらのタイプの方が、ライトノベルには馴染みやすいかと。
 
 もう一つ例を挙げるなら、ドラクエやFF・テイルズシリーズ(秘奥義除く)などに出てくる技です。
 解ると思いますが、初めは小技しか覚えていません。
 そこからレベルをアップさせる――即ち修行することでドンドン強力な技を覚えていきます。
 ここから分かれたのが、次に述べる項です。
 
 一つ目は、自己主張型。

 一番解りやすいのは、やはり仮面ライダー伝統の「ライダーキック」でしょう。
 平成以降は剣を使ったり銃を使ったり一概ではなくなってますが、
 「真・仮面ライダー」を除けば確実にキックを必殺技とするライダー(最低一人)が登場します。
 仮面ライダーはひとまず置いといて、要するに誰でも解るパターン。
 他にも色々ありますが、大概共通しているのが“技名を叫ぶ”ということです。
 ノベルではあまり見ないタイプだと思います。
 
 二つ目、必殺技無所持型。
 このタイプ、地味に多かったりします。


 例を挙げるなら、またまた「烈火の炎」から、石島土門が当てはまります。
 彼には技がありません。小技と呼べるものすらです。
 彼の先頭スタイルは、最初から最後まで殴る・蹴る等の格闘、或いは武器で叩くor投擲のみ。
 攻撃に使える技・術は一切無し(せいぜい怪しい道具での身体強化のみ)。
 いっそ清々しいまでのパワーファイターです。
 多彩な技や技術が目立つこの作品ではかなり珍しいです。
 
 とまぁ、だいたいこんなもんでしょうか。
 微妙に違ってきたりもしますが、基本的にはだいたいこんな感じでしょう。
 
 あとあえて言うなら、合体攻撃というのもありでしょう。

 
 必殺技は何も一人で行うものではありません。
 見渡してみると結構多いです。そりゃぁもう数えたら切が無いほど。
 二つ目の烈火が使った“組み合わせ”も、ある意味でコレに該当するでしょう。
 
 これらを踏まえ、ようやく必殺技の案が決まったとしましょう。次は詳細設定です。
 主にやることは、条件や弱点の設定です。

 
 RPGとかで言う、苦手属性などです。どんな技にだって、必ず穴があります。
 基礎で挙げた烈火の業にも、「印を切らねばならない」という条件があります。
 逆に印を切れないと、彼はほぼ丸腰も同然となり、実際これを突かれてピンチになったことも。
 こういった技の穴を突くのが、いわゆるカウンターというヤツです。
 その主な条件や弱点について例を挙げると、

 ・技の使用前or後に隙が出来る。
 ・技を使うと何かしろの代償が来る。
 ・ある手順を踏まないと使用できない。
 ・様々な相性などで、一部の相手に技が意味を成さない。


 この四つが基礎となるでしょう。
 一貫して言えるのが、「条件≒弱点」の法則です。
 これらは福地翼作、「うえきの法則」を参考にするといいでしょう。
 納得できるものから、意味不明なものまで様々な限定条件が見られます。
 
 以外にも技に限定が無い作品も存在したりします。
 
 有名なもので、富野由悠季作、「無敵超人ザンボット3」の主役ロボ、ザンボット3が該当するでしょう。
 このロボの必殺技「ザンボット・ムーンアタック」ですが、
 「エネルギーチャージが出来さえすれば撃てる」という設定。
 つまりいつでも必殺技が使えるわけです。
 まぁ、リアル性を追求した結果なんですけど。
 
 長々と書き連ねましたが、私から言えるのはこのくらいです。物書き達の参考になれば幸いです。


ケンタッキーさんからの意見
 「さばくきゅー」
 ブシャア

 すいません。
 ナルトで使ってる有名なこのカッコいい技ですが、
 実を言うとぼくはこの技をもっているのが我愛羅だけであることにいい感じを持っています。
 ここまでに強い技を全員がですね、たとえば持っていたら。
「えんきゅー」
「すいきゅー」
「さば...お前ら」
 となります。
 
 強すぎる必殺技を主人公が持つのはあまりよくありません。
 一瞬で勝負が決まりアクションもつまらない。アクションがない小説はだめです。
 そこでたとえば悔しい事にもう言われましたがロック・リーのやつとかみたいに。。。
 「これを使うと死ぬタイプ」があってもいいです。

 必殺技は:
ロック・リータイプ
 非常に強い。でも使うととても自分もダメージを受ける。(場合によっては命。)

 またカッコいい主人公の場合ならダメージの変わりに
 「悪魔に心が蝕まれる」「邪悪な心になって一時的に暴走する」などのとりつきタイプもあり。
 なぜカッコいい場合かと言うと、
 もし突然バカボンがスペシウムを出した後に九尾に変身しても変ですよね。
 
 ダーク系代償はカッコいいクールなキャラにのみしよう。
 後この時に体の中で、自分と闇が戦っているようすを書いてもいいです。ドラマチック。


 違う場合には激痛、気を失う、力が抜ける、寿命が縮まる、場合によっては死などを代償にする。

我愛羅タイプ
 非常に強い事に変わりはないが、ダメージを受けず、いつでも発動を躊躇なく出来る。
 これはとりつきと同じくカッコいい主人公にのみできるが、普通更に「敵」という条件付。
 また違うのは格段な力の差をつけるときに使用すること。
 たとえば我愛羅はこれで下忍を粉砕して驚かせた。
 カッコいい感じを際立たせる代わりに、色々と工夫を凝らす。
 これはよく「暗黒の大魔王タイプ」の敵が好んでするやつです。ほら...
 「フハハ」と叫んでビームを出すやつですよ。それの超強化版。

ポケモンタイプ
 強いが、特定の「エレメント」に弱い。よくファンタジーに出てくるもの。
 たとえばポ ケモンでホントはこんな技はないが...
 ピカチュウ:「スーパーアルティマレアジャイガンティックエレクトリックサンダーバー ストスプリーム!」
 敵:「おれはじめんだから効かないよ。じゃあ石攻撃」
 ピカチュウ:「ぐはああああ」
 まあ極端な例ですがこのように弱点のある技もアリです。

ウルトラマン
 観客「:スペシウム最初に出せやー!」
 ウル:「でも僕だって役者だしこういうものはピンチに追い込まれてから討つものだよお」
 ウル:「第一相手は所詮小さな子供、そんなことまで深く考えないよ」
 観客:「...まあ...」

 これでは通用しませんが、これの理由つき版を作り出すといい。
 たとえば主人公の技が「ミラーバースト」という、
 敵からそれまで受けた攻撃をすべて威力を倍にして返すが一回しか使えないものだとします。
 そうしたら当然敵からデコピンしかやられてないのにやりませんよね。
 もっとでかいのが来てから「オラア」と返します。

 つまり取って置きにする理由つきの必殺技です。

 ただ物語ではこのお決まりにするとストーリー性が無くなりだめ。
 よってこの場合、主人公の技は他にも必要な場合もある。
 たとえば八つ裂き光輪など。(知らないか)

 主にこの4種類です。
 長くてカブリも多くてすいません...

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