第4研究室 創作に関するQ&A 341P | トップへ戻る |
フェン・トゥさんからの質問
 小説発表におけるホームページとブログの違い
 
 ニィメンハオ。フェン・トゥです。

 最近、web上で作品を発表したいと思い立ち、無料ホームページのサイトを巡っています。
 そこで気になったのが、ホームページとブログの違いです。

 今まで漠然とホームページとブログの違いをわかっているつもりでしたが、
 ブログで小説を書いている方もおられますし、特に目立った違いはないのでしょうか?
 小説をwebで発表するには、どちらが好ましいでしょうか? アドバイスをお願いします。


●答え●

キンテロさんからの意見
 グーテンアーベント。キンテロです。

 自分でサイトを構築できる自信があるのなら、ホームページを立ち上げると良いでしょう。
 好みで色々設定できますし、小説の読みやすいページに出来ます。

(縦書きもできます……IE系限定ですが)

 自信がないのならブログでもまあ問題はないでしょう。
 個人的に、小説を発表するには向いていないと思いますが。
 ブログは日記に特化しているサービスが多いです。
 
 他にも、小説を発表したいだけなら、
 Web出版系のサイト(http://texpo.jp/など)を利用する手もあります。


九木さんからの意見
 ホームページを作成するにはサイトスペースと、HTMLファイルをつくる知識、
 作成したHTMLをサイトスペースに送るためのソフトが必要です。
 
 HTMLファイルは、テキストエディタで自作するのもよし、ホームページビルダーで作るのもよいでしょう。
 ただ、自作する場合には、タグやスタイルシートの知識が必要なので、
 何か参考書などを揃えておく必要があります。
 
 サイトスペースはプロバイダなどが無料で貸してくれるところもあります。
 プロバイダが提供するサーバーにファイルを転送するには、
 通常 FTP(File Transfer Protocol)クライアント と呼ばれるツールを用います。

 ブログでは、すでにHTMLテキストの雛形などができており、
 雛形に作品を書き込んで、サーバーに送信すればWWW上に公開されます。

 ブログと小説サイトとを比較すると、多くの場合、
 ブログで公開されている小説作品は、読者に敬遠される傾向があります。

 
 ブログで小説を公開する場合、最新話が最上部に表示され、
 プロローグが過去の記事などにしまい込まれることが多く、非常に閲覧しにくいものになりがちです。
 さらに、閲覧のしやすさにあまり配慮しない作者の場合、自分の日常生活の感想記事なども、
 小説作品の記事と混在させるため、よけいに通読しにくくなっているケースが多く見られます。
 ひきだしのなかにごちゃごちゃに物を詰め込んだような状態といえるでしょうか。
 
 ブログ自体、ページ内にいろいろなリンクや関連項目が列記され、
 目的とする情報が素直に引き出しにくくなっていることが多く、
 小説を発表したり保存したりしておく用途には向いていません。
 これはブログがもともと日記などの用途に使用されており、同時期の社会状況・ニュースの反映、
 他者の意見などとクロスオーバーさせるのに適しているかたちで設計されているからです。
 
 このため、小説など、長期間(数年から数カ月というスパン)にわたる大量のテキスト
 (原稿用紙数十〜数百枚)を発表することにはむいていません。
 ただし原稿用紙数枚程度のショートショートや詩などの発表などの場合には、
 コメントや感想などのやりとりのしやすさが期待できます。


 小説サイトで発表する場合は、タグの知識のほか、
 ファイルのリンク構造やページデザイン・レイアウト・フォント・文字幅や大きさなどまで、
 自分で設計しなければなりません。
 ブログの場合はそうしたわずらわしさはある程度免除されます。
 
 ただし、多くの場合、閲覧のしやすさや全体的な完成度という点では、
 小説サイトのほうが高い評価をされています。



レイさんからの意見
 気軽さで言えば、ブログでしょうか。 
 しっかり整えて運営すれば、見やすくていいと思います。
 それにコメントが気軽にできる事、でしょうか。
 
 「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」も、あれだけ怪物ブログなのに、
 しっかりコメント欄もそのままにされていて、普通のブログと同じで、親しみやすいです。
 自分の場合ですが、HPだと「自分だけの空間」って感じがよりしましたね。


石野 叡洸さんからの意見
 こんばんは、友人が2人も留年したアキヒロです。友達が一気に減ってかなりショック……
 えっと。第4研究室に、「ブログ小説について」という記事があります。未読でしたらご覧下さい。
 
 「小説を発表する」という点だけに注目すれば圧倒的にホームページを支持します。
 理由は上の記事にある通り。


 ただし「小説を執筆する」という点にも目をやれば、絶対にホームページとは言えませんね。
 ブログと違ってある程度準備に労力がかかりますし、何も知らない所から作るのは結構大変です。
 ホームページビルダーなんてのもありますが、
 初心者が手を出しても(機能が充実してる分)ブログ以上に重くて、
 見にくいサイトが出来ることも珍しくないです。
 もしそうなるなら、簡単に始められて簡単に更新出来るブログの方がマシかも知れません。

 とは言え、「ググる」と「コピペ」さえ出来れば簡単に作れるのも事実。
 実際、自分もほぼその2作業だけでサイトを作ってます。

 まぁ、一度やってみれば向いてるか向いてないか分かるかなぁ、と思いますー。


マギウス あひるさんからの意見
 初めまして、あひるです。
 以後、お見知り置きを。

 早速ですが、どっちもどっちだと思います。
 お好きな方で。

<ブログ>
○気軽に書ける。
○気軽にコメントとして感想が貰える。
○小説以外のこともついでに書ける。
○殆どがテンプレで綺麗な表示ができる。
×小説と日常が混じる。
×目的の文章が見つかりにくい。
×実は読みにくい。
×重い。
×自由にレイアウトしにくい。

<ウェブサイト>
○自由にレイアウトしやすい。
○やり方によっては軽い。
○読みやすい。
○目的の文章に辿り着きやすい。
○小説と日常が混じらないので、世界に浸れる。
×ブログより重くなることもある。
×タグをミスると大変なことに。
×編集が面倒。
×コメントを貰いにくい。
×レイアウトに凝りすぎて逆に読みにくくなることが多々ある。

 こんな感じですかね?
 尚、ホームページという言い方は正しくありません。
 本来の「ホームページ」とは、インターネットエクスプローラーなどでウェブページを開いた時、
 最初に表示されるページのことです。
 
 よく「サイト=ホームページ」だと誤解する方がいらっしゃいますが、間違いですよ。
 ウェブサイト、ウェブページ、サイト、と呼ぶのが一般的。
 また、ウェブサイトを作成する時にマナーを覚える必要が出てきます。
 
 初心者用のネチケサイトに、「管理人編」というカテゴリを設けている所がちらほら存在するので、
 作成の際には目を通してみるとよいでしょう。
 よくあることとして、

・文章に背景画像を使用する。
・斜体や文字の大小、太文字、下線、打ち消しなど、文字装飾を使用する。
・目が痛くなるような配色にする。


 が挙げられます。
 しかし、これらを行うと、読みにくい。非っ常〜に読みにくい。
 何より、管理人が「見て見て〜」オーラ出してるのが痛い。

 ウェブサイトは、自由にレイアウトできますけれど、自由過ぎることが逆に短所。
 ブログは、気軽に投稿できますが、それ故に読書好きに読まれることが少なくなる。
 ですので、力量や編集能力、ターゲットなどをよく考えて決めると、いいかと思います。
 あくまで私見ですけれど、参考になれば幸です。


茶太郎さんからの意見
 よりサイト内容を充実させるなら、小説を掲載するのはホームページで、
 更新情報や雑談などはブログで、という使い分けをするのが便利かと思います。



蒼波菜月さんからの意見
 もしHPで発表する場合、サイト構成を考えずとも、
 テンプレートを借りれば簡単かと思います。


わむさんからの意見
 初めましてわむと申します
 WEBとブログどちらも持っていますので
 皆様と被りますがアドバイスします。

●WEB
長所・
 自由にレイアウトしやすい、読みやすい文章を書ける。
 背景の変更がやりやすい。
短所・
 感想が書き辛い、タグを一からやらなければならいので時間がかかる。

●ブログ
長所・
 日記や雑談などは書きやすい。背景のテンプレートがやりやすく初心者には設定しやすい
 感想が書きやすい。

短所・
 一々記事をクリックしなければならないので、長編小説などには不向き。
 自由にレイアウトしにくい

 以上です。


ぴえろさんからの意見
 WEBサイトの短所として、『感想が貰い難い』という項目がございますが、
 『Web拍手』や『簡易メールフォーム』などを導入すれば、幾分か改善されると思います。

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