第4研究室 創作に関するQ&A 375P | トップへ戻る |
夢見 空さんからの質問
 やる気があるのに文章が書けません。
 
 初めまして、夢見 空と申します。
 自分でも、こちらの記事を見てもどうすればいいのかわからず、
 こちらで相談してみることを決意しました。

 私は小学生の時から小説の読み書きが好きで、
 今ではサイトを作ってみようかな、などと考えております。
 ですが、ここ最近文章が全くといって書けないのです。

 頭の中ではどんな場面でどんな会話でどんな風に表現すればいいか、
 全て出来上がっているのですが、家に帰り、よし!書くぞ! 
 とパソコンの前に座りワードパットを開くと書けないのです。

 学校でもルーズリーフで起承転結を書きその間に何が起こるか、
 それも書いているのです。
 ですが、やはり書けず・・・・・
 最初のうちは冒頭のみ書けないのか、と思っていましたが、
 中間なども書けないみたいなのです。

 前(小学6年)の時に書いたものがあり、読み返すと、
 (笑)や(黒笑)(////)などと書いていましたが、
 どこか、「あ、前のほうが・・・・・」と時折思ってしまいます。

 いろんな小説(アニメ小説含み)を読んだり、
 私的に文章がとても綺麗で、こんな風に書いてみたい!
 というサイト様もみつけました。
 もちろん、こちらのサイト様の意見を参考にしてみました。
 やはり、結果は・・・・・という感じです。

 やはり、ここまでやってもダメってことは、
 小説を書く才能がないのでしょうか?

 みなさんに聞きたいのは、文章が書けない時はどうしているのか、
 そして、私の今の状況を見て、どう思ったか、
 アドバイスなども頂けると嬉しいです。

 どうぞ、よろしくお願いします。


●答え●

松本さんからの意見
 文章が書けない時には無理には書きません。
 小説を書くなんて娯楽ですしね。そんなんで悩んでるんだったら勉強した方が何倍もマシです。
 初めまして。
 今の貴方の状況を見てどう思うか……ですか。

>頭の中ではどんな場面でどんな会話でどんな風に表現すればいいか全て出来上がっているのですが

 ん? 「全て」出来上がってるのに、なぜ書けないのですか?
 起承転結も書いてる=プロットはあるって事ですよね?
 物語に必要な要素は十分満たしてると思います。
 自分はプロットを書くことが苦手なので、起承転結(特に結)を考えている時点で、すごいと思いますけど。
 
>やはり、ここまでやってもダメってことは
>小説を書く才能がないのでしょうか?


 最近「才能がない」って言葉を度々見かけるような気がします。
 本当に貴方が「才能がない」と思ってるのならば、その通り貴方には才能がないのだと思います。


 才能がない。ならば、貴方は努力すればいいのです。
 貴方は本当に努力してますか?
 「書けない」原因を真の意味で考えていますか?

>パソコンの前に座りワードパットを開くと書けないのです
 
 自分も一時期、そんな時期がありました。
 だから、紙に思いついたことを手で書いてました。
 なぜか、手書きだと物語がスラスラ書けたんですよね。
 紙に書いた後、PCに修正を入れながら打ち写してました。

 頭の中にあるイメージを文章化するとことができない。
 と言う意味ならば、おそらくほとんどの人がそうなんじゃないかな?って思います。
 だから、できる限り自分のイメージを他の人に伝わるように物語を考えるんです。
 どうすれば、伝わるのか。どうやれば伝わるのか。
 そもそも伝えたいのか。と。

 才能なんて、おそらく誰にもありませんよ。
 「俺には才能がないんだ」と思って投げ出すならば、貴方はその程度だという事です。
 本当に貴方自身が他人に読んでもらいたいと思うならば、悩んでないで書きなさい。
 短編でも、二次創作でも、日記でも。

 こんなアドバイス(?)でいいのでしょうか?
 正直、自信がありません(苦笑) それではノシ


いちおさんからの意見
 初めまして、いちおと申します。
 大した文章書きではありませんが、何かの参考になるならば。

 まず、文章が書けない時はどうしているのか。
 
 「めちゃくちゃだろうが、つまらなかろうが、意味不明だろうが、とりあえず書いてみる」か「書かない」。
 端的に言えば、以上ですねw


 頭の中にストーリーがあって、展開や場合によってはキャラのセリフまで浮かんでいるのに、
 それを「小説」と言えそうな文章に表現して読み手の方に面白いと思ってもらえる、
 何かを感じていただけるようなものに出来ない。
 とゆーか、浮かんでいるストーリーをどう文章にして良いかわからない。
 ただの箇条書き、薄っぺらい展開を羅列しただけのものしか出てこない。


 そんなことは、正直しょっちゅうです^^;


 だけど、頭の中で構想だけをひたすら練っていても、それは永遠に小説と呼べるものにはならず、
 誰かの目に触れることはないんですよ。


 そして頭の中だけでひたすら考えていると、細かなことまで気がつかないし、
 表現すべきことを落としていたりもするんですよね。
 なので、とにかくまずは浮かんだところだけを書いてみます。
 つまんなくても、とにかく書いてみるんです。下書き気分で。
 いーんです。この時点で誰に見られるわけじゃないんですから、好き放題書けば。

 そして書いたところを読んで、「もっと広げることが出来るか」「もっと豊かな表現はないか」
 「他に考えられる展開はどんなものがあるか」「おかしなところはないか」などなど、
 読んで考えて書き直して、書くのをやめて考えて、また書き直します。

 次いで、今の夢見様の状況を見てどう思ったか、と言えば、良くある話と思いました。
 ただ、それがずっと続くとなると、ちょっと視野が狭くなっているのかなと言う気もしなくはないですね。
 
 最初からきちんと「小説の形」にしようと思うから、突っかかっているのではという気がします。

 頭の中では、場面や会話が浮かんでいるんですよね?
 だったら、それをとりあえず書き出してみればどうでしょう?

 音楽を作る人だって、イントロからだとか、
 AメロやBメロのまとまったフレーズだとかで必ずしも作るわけじゃありません。
 1フレーズ浮かんだら、1フレーズ。
 それを貯めておいて、繋げて作るだとか、後々そこから広げていくだとかは良くある話です。

 浮かんだシーンだけ、書き出してみる。
 前後の繋がりなんてわけのわからない、いきなり会話だけで成り立っててもいいんですよ。
 後からそこに肉付けをして広げていけば良いんですから。
 とりあえずは他に誰が見るわけでもありません。
 頭の中の会話を、書き出して実際に目で見てみるとまた、違うはずです。


 松本様もおっしゃっておられますが、「才能がない」と言いますけど、「才能」って何でしょう?
 「才能がある人」って、実際どれだけいるもんなんでしょうか?
 「才能」と言うのを「生まれ持った能力」と言うような意味であるならば、
 そんな人はほとんどいないでしょうね。
 ちなみにわたしは、自分が才能があるかどうかなんて考えたこともないし、考える気にもなれません。
 無意味ですから。

 今の日本は恵まれています。
 誰でも教育が受けられて、誰でも文章を書くことも読むことも出来るのですから。
 後は、書いて読むことで、自分自身で広げる努力をするだけなんですよ?
 いろいろ読まれているのならば、語彙は読まない人より持っているはずですよ。大丈夫です。

 書けない時期は誰にでもあります。
 最初から形にしようとしなくて良いと思います。
 何なら、小説ではなくて日記のようなものを書くようにして、
 その中に思いついたネタやシーンや会話などを
 単に書き留めることから始めても良いんじゃないでしょうか。


 長文になってしまいましたね、すみません。
 ではでは、偉そうなことを言いましたが、現在「書けない」わたしも努力に取り掛かろうと思いますw
 お邪魔致しました。


タダバリアさんからの意見
 何でも良いから書いてみて、後から修正します。

 連載持ちの作家さんも雑誌には取り敢えずの原稿を入稿して、
 単行本編集時に加筆修正、というのは良くあることです。

 あまり考えすぎてもしょうがないので、気楽に書けば良いと思いますよ。


 某ウブカタ氏も小説講座本の中で、形式に拘らず気楽に書けば良い、と言っていますし。
(このコメントは逆に考えると、この本を読むこと自体の意味を消失させるという
 バラドックスを孕んでいるのですがw)


SHINOさんからの意見
 書きたい物のストーリーをちゃんと整理しないと物語は書けませいいよ。
 話の骨組みがあって、お話はふくらましたり、気の利いた台詞を造ったりできるんです。
 登場人物はどんな人か考えると、いいかも。


 物語は、登場人物がいかにその世界で行動するかが鍵なので、ちゃんと人物設定して、
 妄想した世界でストーリーにそった行動をさせて、
 そのときこの人物ならこういう行動をするな〜って書くと魅力がでるかも。

 要するに、物語はリアルタイムの感覚が必要で、読んだ人が、
 その話の目撃者になるようにしないと、面白くならないです。


 事後報告になってませんか?

 読んだときが読者がその世界をかいま見る瞬間なのですから、
 そのときを書くようにしないと面白くないです。

 現場のリポーターのようにその瞬間を書くといいかも。
 ねっちり、主人公になりきって状況を書くのもいいかも。

 要するに同じような状況で誰の視点で文章を書くかだけのような気がする。

 小説には才能は関係ないよ。
 いかに、読者に伝えるかを考えるかだけだと思う。

 要するに、マンガのコマのようにちゃんとその時点で伝えたい物を整理しないと、臨場感が出ない。
 登場人物が何でそんな考えに至ったかをコマのなかでリアルタイムで表現しないと
 そんな感じかな<酔っぱらい的には


水原さんからの意見
 はじめまして。水原と申します。

 まず、最初に言っておきたい事があります。
 『才能がないと小説が書けない』などという事はありません。

 
 才能がある人はいます。初めて書いて送った物で賞をもらってデビューするような人もいます。
 ですが、大半の人はそれ以上の『努力』をしています。
 小説を書くのに必要なのは、努力だと私は思います。

 それはさておき、本題なのですが。

 理想を高く持ちすぎていませんか?

 読書量が多いだけに、自分の文章とプロの文章を比較していませんか?
 上達するには必要な事かもしれませんが、
 気にしすぎて全く書けないのでは本末転倒ではないでしょうか。

 冒頭や中間も書けないという事ですが、
 自分が一番書きたいシーン(それも中間に含まれるとは思いますが)はないでしょうか?
 あるなら、ひとまずそこから書いてみるといいと思います。

 一番書きたいシーンならかなり書きやすいと思います。
 書いてみて、出来栄えに納得できないかもしれませんが、そこから書き始める事ができたなら、
 他の部分を書いた後に戻ってきて直せばよいのです。大切なのは書き始めることです。


 とりあえずは掌編(原稿用紙5枚、字数にすると2000字程度)をいくつか書いてみてはどうでしょうか?
 スランプの後に、いきなり多くの文章を書くというのはかなり大変なものです。
 ゴールが遠すぎて途中で力尽きるかもしれません。
 掌編だったら話の内容さえ思いつけば、1,2時間程度で書ける事でしょう。
 小説を完成させる事の嬉しさや楽しさの感覚を思い出せば、また書けるようになるかもしれません。

 私も昔に書いたものを見ると、「文章酷すぎ」と自分の事ながら思ってしまいます。
 でも、話の内容は自分の好き勝手に書いたものなので結構好きなんですよね。
 何も考えずに書いていた頃の方が、好き勝手やっていた分、書く事が楽しかったのかもしれませんね。

 スランプがないのは極稀な一部の非凡な人だけです。
 誰にでも起こり得る事なので、頑張って乗り越えましょう。

 それでは、失礼致します。


公ちゃんさんからの意見
 こんにちは。公です。

 他の方も「まず書いてみては?」という意見がありますが、
 私もその派で行きます。
 ただ書くのは下書きではなく、
 その物語を自分でアニメ、映画に見立てて「脚本」のように書いてはどうでしょう?

 「小説」と少し(というかかなり)違いますが、
 5W1Hをしっかりと書き留め、
 誰が誰に何をしたのか、
 その場面での風景、
 登場人物の入退場、
 時系列順に細かい所まで書いてみましょう。

例)
 Aの家の玄関。夕方。雨。
 B、Aの家に入ってくる。
 B「お邪魔します!」←緊張した表情
 A「いらっしゃい!」←笑顔

 言い換えると
 「長編サイズのプロット」
 を作ってるもんです。(ちょっと違うかも……)
 完成したらこれを読み返し、
 「小説」の形に見えるように修正すれば、
 立派な清書になりますね。
 いやあ、PCなら書き換えも楽でいいですね。
 もしも、書き直すのが難しいなら、
 それ自体プロットにして、別のデータで書いてもいいですし、
 かなり推敲に労力を使いますが、
 初心者の私の考えでは、これがいいかと……。

 あと、もしかして書けないのは資料不足かもしれません。


 私も今、制作の都合上神話の本とか読んでます。
 上記の「擬似脚本」を書いてる最中、
 書けないと思う箇所が見つかったら、
 「?→このキャラの服装」とか
 「?→このアクションはどう表現するか」とか
 調べるべき項目を注釈しておくと、なおいいかと……。

 要は、最初から完全な文章にするのは容易ではありません。
 他の方と被りますが「まず書いてみては?」というのは、
 書く(現実で表現する)事により、自分の悩んでることが
 頭の中(自分の空想の中で表現する)にあったときより、
 明確に解決しやすい可能性があるからです。
 最初から完全な文章が書けるなら、推敲は存在しません。
 まずは「行っちゃてみよう! やっちゃてみよう!」です。

 参考になれば幸いです。ではでは……。


みつきさんからの意見
 夢見 空さま、はじめまして。

 書き込みを読んだ限りでは、たぶん、肩肘張りすぎなんだろうなあ、という感じでしょうか。
 私もやっぱり、書きたいことを気楽に書いていけばいいと思いますよ。


 自分以外の誰かに、実力以上に褒められたいとか、認められたいとか、
 上手いと思われたいとか思っちゃうと、また尚更肩に力が入っちゃうので……
 なんだったら、小学校六年生のときに書いたその「あ、前のほうが……」な小説を、
 最初にサイトにどーんとのっけちゃえばいいんじゃないでしょうか。
 そうしたらきっと、度胸もつくと思いますよ。

 それから、本をもっともっと、たくさん読むといいと思います。
 
 今までも、それはたくさんの本を読んできたのでしょうが、
 百や二百を読んだくらいでは、自分で小説を書くには全然足りないんですよね。
 なので、書けない時には小説やエッセイや実用書や様々な入門書などを、
 今まで以上にたくさん読むといいですよ。

>やはり、ここまでやってもダメってことは
>小説を書く才能がないのでしょうか?

 
 うーん……正直なところ、夢見さんはまだ何にもやってない、と思うのは私だけでしょうか……。

 とにかく、『小説を書く才能』って、物語を作るのが根っから好きで、
 寝ても覚めても頭の中に物語があって、どうしても文章でその物語を表現したいと思う、
 本当に小説を書きたくて書きたくてしょうがない人、
 そんな人にだけ与えられているものだと思うんですよね。
 
 で、よくよく考えてみたところ、もしも自分がそういう人間でなかったとしたら……
 その時はもう、「これは違うんだ」と小説を書くのをキッパリ諦めてしまったほうが、
 新しい夢も見つけやすし、その後の人生を有意義に過ごせる可能性が広がるよね……
 と、私はそんなことを思ったりします。

 それではこれにて。


夜霧さんからの意見
 初めまして、夜霧です。
 少しだけ意見でも。

>文章が書けない時はどうしているのか

 『細かい部分が納得出来なくても、とにかく書いてみる』
 『しばらく断筆し、読書や映画・音楽鑑賞、昼寝、入浴などで気分転換』
 『意欲が湧くまで延々と物語を妄想』
 大体こんな感じですね。
 因みに現在私は充電期間真っ盛りです。

>私の今の状況を見て、どう思ったか
>頭の中ではどんな場面でどんな会話でどんな風に表現すればいいか全て出来上がっているのですが、
 家に帰り、よし!書くぞ!とパソコンの前に座りワードパットを開くと書けないのです。

 そこまで妄想できるのなら、それは『書けない』のではなく『書かない』だけですよ。

 まず頭の中で整理し、脳内で完成させましょう。
 冒頭はどんな文章で始めるのか、どんなキャラがどんな台詞を喋るのか、
 どんなやり取りから、どんな事体に発展し、どんな経緯で、どんな結末を迎え、どんな文章で終わるのか。
 最初から最後までどんな文章にするのか。
 それが出来れば、あとは脳内文章をコピペするだけの単純で簡単な作業ですよ。

 それが無理なら、感性に身を任せるのみですね。

>やはり、ここまでやってもダメってことは小説を書く才能がないのでしょうか?
 
 『才能』って言葉は、負け犬の遠吠え用語ですよ。

 そもそも誰がどんな才能を持っているのか分からないのですから、そう気にする事では無いと思いますよ。
 例えば私にセパタクローの才能があったとしても、私はセパタクローをしたことも無いし、
 興味も無いのでその才能は開花しません。
 故に才能なんてそんなモノです。
 才能の有る無しなんてどーでもいーのですよ。

 そもそも、『自分には小説の才能があるから小説書こう』
 と思って書いてる人はあんまりいないと思いますよ。
 まぁそんな人もいるにはいるんですが……自信過剰ほど鬱陶しいモノはありませんからね。

 問題は『書きたいのかどうか』です。
 因みに最初から完璧を求めるとダメですよ、絶対に行き詰りますから。
 ある程度の妥協は必要ですね。


 では、駄文乱文失礼しました。
 執筆頑張って下さいね。


鳥ノ木さんからの意見
> みなさんに聞きたいのは、文章が書けない時はどうしているのか
> そして、私の今の状況を見て、どう思ったか
> アドバイスなども頂けると嬉しいです


 書きません。
 イメージを膨らませるために、イラストサイトを回ったり、小説やデッサンの雑誌を買ったり、
 資料の事典シリーズとか読んだりして色々妄想に耽ってます。
 チョコチョコ思いついた台詞とか書き留めたりしてますけど。

 全くと言っていいほど書けないと書かれていますが、書かなければいいのですよ。
 そのうち書きたくなると思いますので。
 一行二行は書けるけど続かない、と言うのなら、話は変わってきます。
 この場合はただ単にやる気の問題ですね。才能がないならそこ止まりですし、天才なら進めます。
 最終的にこう言う趣味って、思い込みが大事だと思いますよ。
 なれる! 俺って天才だ! と常に思ってないと、すぐに折れて挫折してしまいそうになりますし。


琳瞳さんからの意見
 はじめまして。琳瞳(りんどう)と申します。

 書けないときは、なんだか苦しいなぁと個人的には感じることが多いですが……。
 私がやっている方法を幾つか紹介しますね。

 一つ目は、文字を書くのを止めて、絵を描いたりします。


 キャラクターのイメージや世界観を絵にしてみるんです。
 そうすると、そこから物語が生まれてくることがあります。
 言葉にしようとすると難しいですが、絵ならばいかがですか?

 二つ目は、文字を書くのを止めて、読書にふけります。


 新しい表現に出会えば、使ってみたくなりますし、
 悩んでいる部分にベストな表現が見つかることもあります。

 三つ目に、締め切りを決めて書く、ということです。

 誰かに、いつまでに見せる! と思うと、意地でも書かなくてはという気分になり、案外かけます。
 そういうときのほうが、火事場の馬鹿力じゃないですが、
 普段なら思いもよらないアイデアが浮かぶこともあります。

 四つ目は、お題サイトに行ってお題を拾ってきて短い文を色々書いてみる。

 
 ニ、三行でもいいので書いてみると、使えたりします。

 ワードなりメモ帳なりを開いて書けないということは私も良くあります。
 真っ白い画面を目の前にすると、なんだか書けなくなりますよね。
 だからこそ、とりあえず、何かしら文字で埋めると意欲が沸くような気がします。

 それでは。


ニュンスクさんからの意見
 脳内プロット構築中のニュンスクです。
 初めまして。

 小学生の頃から小説に携わっているだけでも、
 二十代の中盤から携わった自分としては羨ましい限りです。

 書けなくなる事なんて、慢性的にある事なので仕方ないですよ。
 いくら好きでも飽きる時は飽きますね。


> 頭の中ではどんな場面でどんな会話でどんな風に表現すればいいか
> 全て出来上がっているのですが、家に帰り、よし!書くぞ! 
> とパソコンの前に座りワードパットを開くと書けないのです


 自分も良くあります。仕事中に物語の場面や会話などを思いついた時には
 「帰ったら書くぞ!」と意気込みます。
 しかし、現実的な疲労感に襲われて実際に帰ったら何もしない事が多い。
 でも、翌日になれば話は別です。
 パソコンも前に座る前から気合いが入っています。
 絶対に書くという意気込みがあるので書かない事はないのです。

 ひょっとして夢見空さんは刺激が足りないのかと思います。
 何かに触発すると、物書きは絶対に形として表現したがるはずです。


 なので、夢見空は書くまでに至っていないと思われますよ。

> 前(小学6年)の時に書いたものがあり、読み返すと
> (笑)や(黒笑)(////)などと書いていましたが
> どこが、「あ、前のほうが・・・・・」と時折思ってしまいます


 残念ながら、自分は前の作品など眼中にないのです。
 なぜなら“前”よりも“今”の方が数段レベルが上だと思っているので。
 前の作品を見ても、痛々しくてしょうがないです。
 それに自分は過去よりも現在の方を重視しています。
 過去を振り返っている時点で今の自分はダメだという事を証明してしまいますからね。

> いろんな小説(アニメ小説含み)を読んだり
> 私的に文章がとても綺麗で、こんな風に書いてみたい!
> と言うサイト様もみつけました
> もちろん、こちらのサイト様の意見を参考にしてみました
> やはり、結果は・・・・・という感じです


 単純に刺激が足りないかと思います。
 様々なモノに取り組んでいるようですが、
 そこまでしても書く気持ちにならないのは惰性でやってしまっていると思います。
 それでは根本的に書く気分を盛り上げるには至らない。

 で、自分が思うに夢見空さんには明確な『目標』がないように窺えます。

 自分の場合、プロを目指しているので公募作品を書くのは当たり前。
 無論、自分の『目標』はプロになる事です。
 その為に自分自身を奮い立たせます。まあ、時間的に余裕がない事もありますが。

> やはり、ここまでやってもダメってことは
> 小説を書く才能がないのでしょうか?


 自分から見れば、少し厳しい言い方になりますが、甘いです。
 夢見空さんは努力しているでしょうが、世間は広いです。上には上がいます。
 自分は小説を書く才能があるとは思っていないです。
 ただ、努力を惜しまない才能がちょっとだけあると思っていますね。
 そんな簡単に小説への情熱を見限るには夢見空さんの努力が少しばかり足りないと思います。
 世の中は広いです。まだ刺激を与える媒体があるはずです。
 ただ、そこまで辿り着いていないと思いますよ。

> みなさんに聞きたいのは、文章が書けない時はどうしているのか
> そして、私の今の状況を見て、どう思ったか
> アドバイスなども頂けると嬉しいです


 文章が書けない時は月並みですが読書、映画、音楽、ネットサーフィン、友達と遊ぶなど、
 思いつく限りの事をします。
 そこで何かしらの刺激を得られるはずです。
 それと一番重要だと思っているのは、身近にライバルを置く事ですね。
 かなりベタですが、競争こそがやる気をかき立てますね。これは実体験からのアドバイスです。

 それでは長文乱文、失礼しました。


ベルンカステルさんからの意見
 文章が書けないならば、一番いいのが小説を楽しむ事だと私は思います。
 
 有名な文学家である芥川さんなどの作品もなかなかですよ。
 好きなジャンル以外も勇気を出して読んでみるとか…

 私から見ると、ただのマンネリかなんかの時期だからそのうち治るとも思えるのですが、
 早く治りたいと思っているならば「書くこと」です。
 
 とある偉い先生が、「私に聞く時間があったら書きなさい。」と言っています。


 とどのつまり、人が言うよりも自分でやれと言う意味です。
 まあ、巧く書けないのならばその分、書くか私みたく研究してみれば良いでしょう。

 研究の方法は簡単なモノでは、「演役法」と「帰納法」の転換とかだ。
 「演役法」とは、基本的な事から発展させて全体を見る方法。
 「帰納法」とは逆に、全体(沢山ある実例など)から、基本を見る方法。

 起承転結の発展から物語をみる「演役法」から、
 既にある作品から起承転結の使い方を見る「帰納法」に考えを転換して見るわけです。
 帰納法的に起承転結を見ると、完全に起承転結が当てはまらない作品なども出てきます。
 それを自分なりに考えたりしてみて、使い方等を考えるのが最も簡単な研究だと思います。

 気が向いたらやってみると良いでしょう。


美央さんからの意見
 こんにちは。
 小説書き暦約半年、今まで一作品も完結させてない物凄いド素人の美央です。
 ちなみに、現在小学六年生です。

 アドバイス、というほどのものではありませんが、とりあえず、意見として。

> 前(小学6年)の時に書いたものがあり、読み返すと
> (笑)や(黒笑)(////)などと書いていましたが
> どこが、「あ、前のほうが・・・・・」と時折思ってしまいます


 昔、書いていた小説ですが、書けてたんですよね?
 たとえ、(笑)などが付いていても、書けてたんですよね?
 ならば、簡単なことですよ。
 
 その(笑)などの記号を、文章にすればいいんですから。

 他の皆さんが言っていますが、とにかく書いて下さい。
 起承転結や設定を十分に組んでいるのでしたら、書こうと思えば書けます。
 それでも書けないというなら、意欲が足りないだけだと思います。
 とりあえず、思い浮かんだことを書きましょう。
 改善したほうがいい点は、書き終わってから修正すればいいんです。
 
 あと、秀作を書こうと思って書けば、ああでもない、こうでもない、と悩みに悩んで悩みすぎて、
 最終的には、精神的に破壊されるか挫折の道に入ってしまいますよ。
 
 あまり力まずに、下手でもいい、これでも十分上手い、と開き直れば、案外すらすら書けるものです。


>やはり、ここまでやってもダメってことは
>小説を書く才能がないのでしょうか?


 え〜と、ちょっと質問です。
 「小説を書く才能」ってなんでしょうか?
 綺麗な文章を書くことですか?
 いいアイディアを思いつくことですか?
 最後まで諦めずに書ききることですか?
 発想力が豊かなことですか?
 いずれにせよ、生まれもった才能でもありますが、努力次第では補えます。
 才能がないなら、努力で補う。
 それだけです。

 ちょっとエラソーなこと言ってすいません。
 最後に、これは私の場合だけかもしれませんが、
 パソコンではなく、他の方法で執筆するという方法もあります。
 私は、パソコンでは小説を書くことができるのに、手書きでは全然筆が進みません。
 私だけかもしれないですが、自分に一番あった書き方をしてください。

 では、失礼します。


みずさんからの意見
 こんばんわ。 みずと申します。

 さて、文章が書けないということですけれど、
 内容を拝見するに、ストーリーが作れないと言うことではないようですね。

 でしたら、

・キャラクターを掘り下げる
・世界の設定を作りこむ
・思いついた場面だけを書く(台詞だけとかでも可)

 あたりの作業をしてみたらどうでしょうか。
 もしもいくつもアイディアが湧くなら、
 そういう時期なんだと割り切って、ストックを増やすというのもいいでしょう。

 もしくは、今はアウトプットよりもインプットの時期と割り切って、
 知識の範囲を広げるように読書をしたり、
 サイトを作ろうと思うなら、web関係やCGIとかの勉強をしたらどうでしょう。


 ちなみに過去のものがよく見えるのは、今の自分にない「勢い」を感じるからでしょう。

 人間、気力の波はあるものです。
 悪い波のときにあがくのも、いい波が来るまでじっと待つのも、
 どちらも間違いではないと思います。
 まぁ、時を待ちたくてもあがかざるを得ない場合もありますが、
 これは待っても問題ない種類のものでしょう。

 それに、「才能がないのでは?」といいますが、
 何らかの結果を出した人だけが「才能がある」と証明されただけで、
 いままで結果を出していない人には才能がない、という事は証明できないんです。

 過去に書いたものとして小学生のときのものが出てくるということは、中学生くらいですか?
 数週間や数ヶ月程度のスランプであきらめる必要などありませんよ。
 実際、数年単位のスランプを経て、創作に戻ってくる人もいますので。
 あきらめないまでも、距離を置いて、他の可能性を探してみるのもいいかもしれません。
 どうするかは夢見空さんの自由です。


安眠妨害禁止区域在住の猫さんからの意見
 皆さん、才能なんてないとか言っていますが、実際才能というものはあります。
 努力しても埋まらないものは確かにあります。
 
 小説を書こうと考えて一年、書き始めて半年、
 処女作を構成スタートから二ヵ月で推敲を含めて書き上げてしまう。
 それがもう賞を取ってもおかしくないレベルの人間という人もいます。
 その人はまともに小説を読み始めて、一年でもあります。
 しかしながら、そういう人間だけを出版社が求めているわけではありません。

 少なくとも8年間以上、努力を続けている人はその人と同格にはいます。
 でも本人はそれをそこまで気にしてはいません。
 だって、最終的には自分のペースでやればいいんですからね。
 相当に努力しても勝てない。ではなく相当に努力しているから同格なのです。

 凡才は天才に勝つことは難しいかも知れません。それでも負けないことは出来ます。


 私的に見て貴方に必要なのは「自分の作品を見て、評価してくれる人」だと思います。
 ネットでも良いので友人に、過去の作品を見せて評価を貰いましょう。
 ボロボロの酷評でも、嘘だからの褒め言葉でも沢山貰ってみましょう。
 それでも書けないならスッパリ忘れて数ヶ月は別のことをしてみましょう。
 気づいたら書けるようになっています。

 年齢は分かりませんが、自分をコントロールするのは難しいです。
 締め切りとかないと私は無理だと断言できます。
 だから他人に見せて、その評価を貰うことを餌にしちゃえばいんです。
 そうすれば出来るようになりますから。


サイラスさんからの意見
 このままだと、就職できずにフリーター化しそうなサイラスです。

> 小説を書く才能がないのでしょうか?
 
 答えは、それは自分では判断できないかと思います。
 というのも、たいてい、才能をきちんと自覚できるのは、他者の評価があってこそかと思います。
 この文章だけでは、わかりませんが、友人等にみてもらうなどして、判断しても遅くはないかと思います。

>みなさんに聞きたいのは、文章が書けない時はどうしているのか

 まず書けない時は、書かない。
 無理にやると、きつくなるし、文章も自分でもわかるくらいいびつになった経験をしたからです。
 ただ、僕の場合、それでも、ほぼ無意識にネタを考えたりしています。
 ある意味、自分にとって習慣(天職)なのかもしれません。
 
 それ踏まえて、僕は、空さんを見て思ったことは、僕と似ている思った一方、
 自分のスタイルが確立できてないな、と思いました。
 
 僕と似ていると言うのは、自分では、書きたいことこう書きたいというのは、
 頭ではわかっているが、いざ、文章を書くと書けない、あるいは、歪になるなることが多く、
 去年のこのサイトの企画参加に間に合わなかった経験があるからです。
 自分では、締め切りに間に合わすこと、多くの枚数書くことに慣れていないのが原因だと考えています。
 その経験があるからかもしれませんが、
 空さんには、自分のスタイルを確立するだけの経験がないと思いました。

 解決策としては、文章を紙に書いて、それをPCにコピーしてみてはどうでしょう。
 もしかしたら、あなたは紙に書くことで文章、作品を作る人間なのかもしれません。

 もうひとつは、今、自分の持っている文章力で、作品を作り上げること。

 どうも、空さん、自分の憧れに囚われ、自分に無理を強いていると思います。
 まずは、どんな不恰好でもいいので作ってみてください。
 そのうえで、自分の文章とそのサイトの文章を比較して、研究してください。
(ただのサイトのマネやデットコピー化しないように気をつけてください。)

 では。


銀 朗月さんからの意見
 初めまして、シロガネと申します。
 私も書けませんよ、ちっとも。
 小学生の方がまだ文章力がある、作者の程度が知れるような文章を書いています。

 打開策として、プロの作品をひたすらに写しレトリックを覚えまくっています。

 ブログを持っているので、さりげなくその表現を流用したりして一度使い、確実に自分のものにしますね。
 あとプロの比喩を使って場面を描く、これも割と定着しますよ。

 才能?
 鬼が笑いすぎて腹膜炎起こすくらい、私の才能は欠如しています。
 でも執筆は楽しいので、書き続けたいと思っています。
 才能なんて持っている人間の方が少ないのですから、気楽にいきましょう。


峰しずくさんからの意見
 こんにちは。

 ふと思ったのですが、小6の時に書かれた文章を、
 今の自分なりに、書きなおしてみたらいかがでしょうか?

 たとえば、(笑)などと書いてある部分。
 これを「今の自分ならどんな風に表現するだろう?」とか、考え、工夫しながら。
 
 プロットは次々できあがるタイプの方のようですので、もしかしたら、
 「小説とはこうあらねばならない」とか、肩肘張りすぎているのかもしれません。

 
 ええ、そりゃあ、プロの作品はカッコイイですよ。
 きれいな文章や、巧みな比喩にうならされることもあるでしょう。
 でも、そんなものクソくらえです。
 思いつく日常的な語彙だけを使ったって、頭の中にイメージした情景の描写はできるはずです。
 複雑怪奇な比喩や非日常的な語彙のために、
 わけのわからないことになっている小説だって、たくさんありますよ。

 頭の中に描いている場面を、まずは稚拙でいいから書いてみる。
 そして、文章とその場面を比べてみて、足らないものを書き足してみる。
 めいっぱい書き足した後に、余計なもの(重複しているものや、書く必要のないもの)を削ってみる。
 もっと簡単な表現はないか、もっとわかりやすい表現はないかを探してみる。
 というような作業工程を踏まれればいいと思います。

 一番いいのは、書き上げたものを誰かに読んでもらうことなんですけどね。
 その上で、批評をもらうのではなくて、その人なりに、書きなおしてもらえたらよりベター。
 書き直してもらった部分が秀逸なら参考にさせてもらい、作者のニュアンスが伝わっていない、
 まるで勘違いした書き直しが戻ってきたら、
 自分の表現方法がマズくて相手に伝わらなかったんだと反省して、一から書き直す。


 書いていくうちに、あなたなりのスタイルが見つかるはずです。
 それが、自分らしい文章です。


ゴゴさんからの意見
 んー、「とにかく何でもいいから書いてみれ」って意見が多いようですが……
 ドツボにハマると、それすらできないんですよね。
 高望みとかそう言った事ではなく、とにかくPC前で思考停止してしまう。
 俺もやりたい事はあるしセリフも浮かんでたりするけど、何か知らんけど掛けないって事が良くあります。

 で、一つ思ったんですが、冷めちゃったんじゃないでしょうか?

 書きたいモノの構想を練りすぎて、書き始めようとした時には情熱が無くなっている。
 そんな状況ではありませんか?
 俺はそれで4,5回構想をオジャンにしましたから。
 もし仮にそうだとしたら、まあとりあえず放置するしか無いですね。
 で、次のアイディアを待つon更にプロットを練りこむ。
 前者なら当然、現在の案はパーになります。後者だと、ドツボにハマってるとプロットさえ進まなくなる。

 唯一有効な手段があるとするなら……その作品を妄想するに至ったキッカケを思いだす、です。
 

 ……日本語変ですか?変ですね。
 例えば俺は、厨房の時にバンプの音楽を聞いて、カッコ良くて、何か知らないけど妄想始めました。
 ドタマン中で、大きな樹と、主人公とヒロインと〜とかそう言ったファンタジックな妄想を全開させたんです。
 それから3,4年経ちますが、その時妄想したアイディア(世界観)は今も持続して使い続けています。
 ちょっと作品のアイディアが詰まったら、再びバンプの曲を聴くんです。
 すると様々な妄想がまた膨らみ始め、新しいアイディア、現在のアイディアの昇華が得られます。
 
 「原点」ってヤツには、それだけのパワーがあると思うんですよ。

 他の方の意件を否定するとかそう言ったつもりは一切無いんですが、
 気分転換とかで他の作品やら何やらに走るよりは、「原点」をもう一回、
 できるならもう何回でも体験するのが一番だと俺は思います。
 確証はありませんが、あなたの創作意欲は初期状態に戻り、
 それでいて現在の構成が付いてくるような形になるかと思います。

 スポーツ選手と似てますね。体を動かしたら休んで筋肉を元の安らいだ状態に戻す。
 ンで、超回復で筋肉量が少しだけ底上げされる。
 まあ、「努力」を必要とする事柄は大体、上達方法も似たり寄ったりですから。

 ……なんかスランプの話から技量向上の話になってきたな。
 文章力厨房レベルの俺が言えた事じゃないか……

 まあ役に立たないかもしれませんが、とりあえず原点回帰してみましょう。
 日本語下手クソで申し訳無い。


わむさんからの意見
 初めまして、わむと申します。
 私にも身に覚えがあります。夢見さんに一つ言えることですが
 まず肩の力を抜いて作品を書くことだと思います。

 あまり力を入れすぎると、逆に書けなくなることがあります。
 最初は上手く書こうと考えず、自分の書きたいように書いた方がいいと思います。


 短くなりましたが
 これで失礼します。夢見さんが良い作品を作れることを願っています。


虚無さんからの意見
 夢見さんがいくつか知りませんが、書くための努力をしてるでしょうか。
 書けないんです、書けないんですって嘆くことは誰でもできます。
 そういう意味では、夢見さんはきっと『才能がない』んでしょう。
 では、『才能がある』というのは具体的になんなのでしょう。
 苦もなく文章が紡げることでしょうか。
 自分はそんなものを『才能』とは思いません。おそらく到達点でしょう。

 ならば、『才能』とは何でしょうか。
 ここでの明言は避けますが、『才能』は構築できるものだと思っています。
 人間は、生まれたときは皆同じはずです。もちろん、『適性』はあると思いますが、
 何もせずに人を超越することはできません。
 自分もちょうど今書けない状況にいます。1日1文でも2文でも書けたらいいと思って書いています。
 それは今が当たり前だと思っているからなのですけれど。

 勉強しない人の成績がよくならないのに似ています。何をするべきかは自分で考えてみてください。
 それでは。


808さんからの意見
 こんにちは。
 「文章が書けません」
 という身も蓋もない表題に、何事かと思って覗いてみました。

 さて、才能云々の話は置いておいて、具体的な対応策をば。
 これは僕個人がやっていることなので、あなたにとっても有効なものかどうかはわかりません。
 第一、僕自身にとってもいつでも有効であるわけでもありませんしね。

 プロット(あらすじ)は書き起こせても本文が書けないという症状から考えるに、
 わかりにくい言い方で申し訳ないのですが、今のあなたの状態は、
 
 自分の持っている文体のリズムが狂っている状態だと思われます。

 この症状、自分の文体が固まっていない人や、
 文体を変えようとしている人などによくあらわれるものです。
(たぶん。きちんと調べたわけではありませんが)

 さて、どうしてそんな症状になってしまったか、その理由をあなたは既に書いています。

>いろんな小説(アニメ小説含み)を読んだり、
 私的に文章がとても綺麗で、こんな風に書いてみたい!
 というサイト様もみつけました。
 もちろん、こちらのサイト様の意見を参考にしてみました。


 おそらく、他の方の文体の影響を受けてしまって、
 あなたの持っていた文体のリズムが崩れてしまっているのでしょう。
 個人的には、ぶっちゃけ、よくあるパターンです。

 それで、対応策はというと、
1、自分の過去の作品を読み返す。
2、過去に自分が影響を受けた作品を読み返す

(1、2は精読でなくて構いません。とにかくたくさん読んで言葉のリズム、感覚を取り戻すようにしてください)
3、それでもダメなら、活字からしばらく離れる。

 何人かの方が仰っているように、ツールを変えるのも手です。
(PCから手書きに変えると、当然文章を書くリズムは変化します)

 以上は、以前のリズムに戻すためのリハビリ。
 以下は、新しい文体に変えてしまうためのレッスン。
 自分の文体を変えてしまいたい場合はこちら。

4、あなたが真似したいと思う文章を何度も読みまくる。その際、声に出して読むとさらに良い
(リズムを口と耳とで身体に染み込ませることが重要なのです)。
5、気力、体力があれば、その文章を丸写し。

 これで、新しい文体のリズムを身体に叩き込んでください。
 考えながら書いてちゃ、また煮詰まる可能性が高いです。
 あなたの日常会話に影響が出てしまうくらい、徹底的に叩き込んでください。

 文章を書く作業は、かなりの割合で職人的です。
 反復作業で身につけることが、どうしても必要になります。
(ただし、本を読まずとも日常生活の中で身につけてしまっている人もいます。
 そういう人は、訓練をしなくともある程度文章が書けてしまうことがあります。
 そういう人のことを知ってしまうと、
「自分は才能がないのかな……」
 とか思うこともあるかもしれません。
 けれど、日常生活だけで文章能力を得てしまった人は、大抵の場合、柔軟性が非常に低い。
 文章について意識したことがないために、自分が用いている文体以外の可能性を持たないのです)。

 ちなみに、個人的経験を言いますと、
 一つの文体をしっかり身につけると、次の文体を身につけるのは遥かに楽になりますし、
 新しい文体を考えることも出来るようになります。



追伸
 以下、論理的なお遊戯です。
 暇なら読んでみてくださいな。

 前提:才能の有無を見抜くのは、才能の働きである。
(才能のない者は、そもそも才能の有無を見抜くことができない)。

1:「才能のない者が、自分に才能のないことを見抜く」
 前提に反する。

2:「才能のない者が、自分に才能のあることを見抜く」
 前提に反する。さらに矛盾である。

3:「才能のある者が、自分に才能がないことを見抜く」
 矛盾である。

4:「才能のある者が、自分に才能があることを見抜く」
 真である。


 というわけで、論理的に正しいことを言っている可能性があるのは
 「自分には才能がある」
 という言葉だけで、あとはみーんな、ただの勘違いってことになります。
(1は、結果的に正しいだけです。しかもその正しさを知ることができません)
 というわけで、

 「自分には才能がない」ということは、
 絶対に知ることができないんです。
 思い込み以上のものではありえないんです。


 いや、前提が覆されたら、成り立たない論理ですけどね。

 でも、ま、どうせ思い込むんなら、
「自分は天才だー! まだ発展途上なだけだー!」
 って思い込んだほうが、エネルギーが沸きますよ。
 発展途上の天才って天才なのですか? という突っ込みはおいといて。

 そんなわけで、ま、頑張って書いてくださいな。
 僕も頑張りますよん。イェイ。

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