第4研究室 創作に関するQ&A 569P | トップへ戻る |
ルークさんからの質問
 魔法名の被りについて

 異世界ファンタジーを書こうと足掻いているルークです。

『使うかどうかは分からないけど、スレイヤーズにも伝勇伝にも魔法って出てくるし、
 とりあえず既存の作品とカブらない名前の魔法を考えよう』と、
 既存の作品にどんな魔法名があるか色々調べました。

 そうしたら、テイルズオブシリーズとスターオーシャンシリーズで、
 『イラプション』『アースクエイク』『エクスプロード』『メテオスオーム』『トラクタービーム』『ヒール』
 『アシッドレイン』『レイズテッド』等の魔法名の類がカブっている事に気づきました。

 トライエースの元がスーパーファミコン版ファンタジアを作った会社のチームという事で、
 類似点があっても融通が利くだけなのでしょうか?

 それとも、多少ならカブってもOKなんでしょうか? 
 白騎士物語でも『ファイアボール』『ヒール』『ダイダルウェーブ』などがテイルズと被っていますし……

 だったら『ヒール』くらいは自分も回復魔法として使いたいなー、と思っているのですが……
 どうなんでしょうかね?


●答え●

 『メラ』『ギラ』『ホイミ』はドラゴンクエストのオリジナルの魔法名なので自作で使うとアウト。
 『ファイア』『ヒール』『ポイズン』は、発生する現象や効果を
 単に外国語で言っているだけに過ぎないのでセーフです。
 

 また、著作権の存在しない、神話や伝説上の魔法や武器名も自由に使うことができます。
 ゲームに登場している魔法や武器、モンスター名などは、ほとんどが北欧神話を元にしています。
(トールハンマー・レーバテイン・フェンリルなど)

 ファンタジーを書かれるなら、北欧神話・ギリシャ神話などに精通しておくと有利です。


毛玉さんからの意見
 こんにちは、毛玉です。

 まず最初に少しよろしいでしょうか?

 ルークさん、最近スレ立てすぎじゃありませんか?
 もう少し。期間をおいてからか、ご自分で少し考えてみるべきだと思います。
 そんなこと言ったら創作掲示板の意味無いじゃんといわれたら、もうなんともなのですが。
 困ったら他人任せ、そのスタンスでは、将来が危ういですよ。

 もしかしたら、ルークさんの思考量が絶対的に多くて、
 相対的に質問量が増えているのかもしれません……が、やはりある程度の自重が必要かと。

 それでは、創作掲示板の本質を満たせなくて申し訳ありませんが、
 今回はここまでとさせていただきます。


ルークさんからの返信(質問者)
 毛玉さん、お返事ありがとうございます。

 最後の質問から三日程経っているし、もういいかな、と思っていたのですが、
 考えが甘かったみたいですね。

 最低でも一週間は間を開けるべきだったでしょうか……?

 考えて、自分じゃ答えが出ない質問のみを出したつもりでしたが……
 今考えてみると、過去の質問や既存作品の実際で片付けられるものだった気がします……

> 困ったら他人任せ、そのスタンスでは、将来が危ういですよ。

 仰るとおりです。ただ、どうしても一つだけ。
 以下は別のスレからのモドキ堂さんのコメントより抜粋ですが……

> 老婆心ながら、私も見ている感じではやりたいことがころころ変わっていて一貫性がないなぁ、
 と思っていました
> 途中で詰まって放棄したとかいう感じではなく、
 出だしからあっちこっちに手を伸ばしている印象があります。
> こんな調子じゃ一本書き上げるのも無理な気がします


 ここ最近、こうして質問し、皆さんからありがたい意見を頂いてきましたが、
 それだけじゃアマチュア志望だろうと作家としてダメなのかなぁと考えてます。

 書きたい事が『異世界ファンタジー』と決まっていても、色んな事をただ質問しているだけで、
 創作に繋がらないのではないか。
 考える事の順番が違うのではないか……その疑問が頭から離れません。


 この疑問さえ解消すれば、当分の間ここにスレッドを立てないと誓います。
 どうか、どうか、今一度力をお貸し下さい。


オペラ座さんからの意見
 私は別にスレの乱立はさして気にする必要はないかと。
 あくまで調べて、その上でわからない疑問を質問にするならですが。

 魔法の被りについては、多少なら問題ないと思いますよ。

 というより、魔法の王道は基本的に英語でちゃんとした意味がありますからね。
 そもそも被ってるというより、引用してるにすぎません。

 勝手に英語の中で響きのいい物や、意味に合ったものを魔法名として扱っているだけですから。

・アースクエイク=earthquake=地震
・レイズテッド=Raise Departed=死者を引き上げる
・トラクタービーム=tractor beam=人工重力


 簡単に調べただけなんで違ったらすいません。
 
 魔法が本当の意味で被るとまずいのは、その作品オリジナルの物と被った時だと思いますよ。

 例えばドラクエの回復魔法や移動魔法。
 FFシリーズの各種魔法などですね。


H.Kikuchiさんからの意見
 H.Kikuchiです。最近あなたの質問が目立ちますね。
 どうやら、あなたはいまだに「他の作品とかぶりたくない」という考えを持っているようですね。
 どのような質問を見てもそのように思えます。では、ここでざっくりと言ってしまいましょう。

 かぶらないものを考えるものは不可能と考えてください。

 人は本質的に社会的動物であり、
 ゆえにある概念に対して共通のイメージを持っていることは容易に考えられます。
 共通のイメージをもってして連想されるものは限定的、あるいは均質的なもので、
 まったく別の観念が生まれることは期待できません。

 また、ほかの人とは違うものにしようと思えば、そう思う人たちの出発点が同じになるので、
 逆に縛られた観念から抜け出すことができないというパラドクスが発生するのです。
 これを打開するには、自分にしかない切り出し方で(まったく新しい出発点から)攻めるしかありません。


 でも、それも容易ではなく、たいていは無意識のうちに大衆的な考えに行き着いてしまいます。
 
 つまり、大衆にはないものを大衆に訴えかけるのは極めて難しいことなのです。

 特に、魔法名は古くから実在する言葉がもとになっていることが多く、
 名前が似たり、同じになってしまうのは仕方ないことなのです。
 どの言語からの連想かは別にして、発想の仕方はほとんどの場合同じなのです。

 どうしてもいやというのならば、「いろはにほへと」で炎の魔法にするとか(それでもありそうだが)、
 非連想方式にするしかないでしょう。異端の名前なので、注目はされるかもしれません。
 
 そもそも、細かい世界観や設定の決め方については、
 他人に質問しても有効な回答が得られる可能性は低く、本来は自分一人で考えるべきものです。


 ここは相談用掲示板とはいえ、何でも質問しようという考えはやめてほしいです。
 
 自分がある考えを持ったとして、それが正しいか正しくないかは、
 一度自分で試してみてから考えるというのはダメですかね?


 たとえほかの人がダメと言っていても、自分にはふさわしい考えかもしれません。
 踏みとどまることは悪いことではありませんが、
 一つの考えを持ち続けて実行に移してみれば、考え方も変わるでしょう。
 逆に、踏みとどまって質問するだけでは、いつまでたっても自分の考えを固定することができなくなり、
 自分の思う作品が作れないままです。

 本来、小説の執筆にルールはないのです。それは著者一人一人が自分で決めるのです。
 そのルールを他人に決めてもらおうという考えは捨てましょう。


 せいぜい共通してあるのは、日本語というルールだけです。
 盗作は著作権法というルールにより罰せられるので、執筆とはまた別の領域です。
 あなたは今、この「別の領域」について質問しています。
 今後は質問する前に、その内容がふさわしいか自分で確かめてください。


スクさんからの意見
 ルークさん、こんばんは。はじめして。
 私はルークさんのこれまでのお考えの経緯を知りませんので、話半分に聞いて欲しいのですが、

> 書きたい事が『異世界ファンタジー』と決まっていても、色んな事をただ質問しているだけで、
 創作に繋がらないのではないか。考える事の順番が違うのではないか

 そうだろうなと思います。
 「誰かに見てもらうために書く」という意識は大切なことですが、

 ルークさんは、少し他人の目や意見を気にし過ぎているのでは?と感じました。

 ルークさんは、なぜ小説を書こうと思ったのですか?
 自分の中に書きたいお話があったのではないのですか?
 それとも、お話を書くことで誰かと交流したかったのですか?
 もちろんそれでもいいんですよ。趣味で書いている人は皆そうですから^^
 
 ただ、もしそうであるとしたら、
 この掲示板で皆さんから答えてもらうことで目的が果たされ、
 満たされてしまっていたのかもしれませんね。

> この疑問さえ解消すれば、当分の間ここにスレッドを立てないと誓います。

 べつに悪いことをしたわけではないんですから、そんなに悲壮な決意をすることはないと思いますよ!
 でも、本気で創作がしたいのなら、独りで頑張ってみるほうが良いと思います。

 もしプロを目指すつもりがあるなら、人の意見に簡単に左右されるようではいけません。
 それとも趣味で書くと割り切っているのなら、
 名称の被りくらい気にせずに自由に書いたら良いと思います。


 作者の譲れないこだわりを感じさせてくれる作品は、魅力がありますよね。
 「皆がこう考えているから」ではなく、自分が「こうしたいから」というこだわりを、
 ルークさんも見つけられるといいですね。

 創作、楽しんで(苦しんで^^)ください!


七@さんからの意見
 こんばんはです。七@と申します。

 ちょっと気になったので、少しだけ。

> 書きたい事が『異世界ファンタジー』と決まっていても、色んな事をただ質問しているだけで、
 創作に繋がらないのではないか。考える事の順番が違うのではないか……


 ええと。ルークさんは今まで一度もお話を書いた事はないのでしょうか? 二次でも?

 まずは短くてもいいからお話を書く方が先だと思います。

 書いてみたいキャラはいますか? シュチュエーションは? 萌えは? あるいは燃えは?
 テイルズがお好きなようですので、二次創作ではどうでしょう?
 これらを基に書いてみてはいかがでしょうか。

 舞台だけ用意したって、考えたお話と合わなければ意味がありません。
 主人公と世界観と物語は密接してます。
 決める順番は人それぞれですが、この三つはほぼ同時進行で決まっていきます。

 アマチュアが失敗する多くの例として、
 世界観や設定を凝りすぎて肝心のお話が書けない人が多いそうですよ。


 まずは、書いてみてください。
 書かなければこれまで答えてくださった方々の真意がわからないと思います。
 皆様、経験を基にレスされていらっしゃるので、まずは経験しましょう。どれだけ苦しくて楽しいかを。
 十枚書くだけでも違ってきます。
 
 とりあえず質問の内容にも触れておきます。
 
 魔法の名前よりも、ご自分が書かれる世界での魔法理論を構築する方が重要だと思います。
 公募ではこの理論にオリジナリティがあるかどうかを見られます。


 魔法が物語上、重要であるなら、の話ですが。

 スレイヤーズも魔法理論で魔王を倒しています。
 つまり魔法が物語の核であるからこそ、主人公のリナが魔道士でなければならないんです。
 彼女が魔道士だから、魔法理論を理解しているし、
 魔法の事がわからないガウリィや読者に使用方法を説明でき、
 さらに最後の最後でその魔法理論を基としたひらめきがあった。

 主人公と世界とストーリーが密接してますね。

 単純に名前だけ決めてもお話は作れません。

 魔法がなくったってファンタジーは書けます。
 ゲームと小説は違いますので。
 それにゲームを小説化したものでも技名や魔法名が書いてあるのはまれだったりしますよ。

 頑張ってください。


サッパーさんからの意見
 ルークさんの質問を見ていますと、枝葉の部分で悩みすぎな気がします。
 地名にしても魔法名にしても、そこまで思い悩む必要のある要素ではありませんよ。

 火の魔法だから「ファイア」、毒の魔法だから「ポイズン」で、
 もう少し捻るならば応用して矢のように放たれる火だから「ファイアアロー」、
 霧のように放たれる毒だから「ポイズンミスト」とか、そんな安直な英語名でも良いのです。
 
 むしろ、「ガガモゲレーレ」という名前で火の魔法とかにされるより、
 作者も読者も解り易くて良いでしょう。


 あるいは具体的な魔法名は設定しないという方法もあります。
 『呪文を唱えると、アーサーの腕から敵に向かって火の矢が放たれた』
 でも、状況は解ります。


 しかし、

> 『使うかどうかは分からないけど、スレイヤーズにも伝勇伝にも魔法って出てくるし、
 とりあえず既存の作品とカブらない名前の魔法を考えよう』


 という部分は良くありません。

 魔法要素を使うと決めたなら魔法の名前や魔法のシステムを真剣に考えるし、
 使わないならば魔法の事はキッパリ忘れてその他の設定や本編に取り掛かるべきです。


 魔法要素があるかないかというのは、
 ファンタジー作品ならば話の根幹に関わる可能性の高い重要なものです。
 それを『使うかどうかは分からないけど、とりあえず』といった考えでは、
 その他の設定もなおざりになってしまうのではないでしょうか。

 悩むべきは町や魔法の名前ではなく、その町や魔法がどういった性質のものかです。

 『湖畔の町』であるなら、それがどういった歴史を持ったどういう町なのかを考え、
 『火の魔法』なら、どういう使い勝手なのかを考えるべきであって、
 名前自体にそこまでの重要性はありません。

 名前の響き等から想像を広げるという事もあるので、名前なんかどうでも良いという訳ではないです。
 でも、名前ばかりに拘っていても先に進めないでしょうし、
 名前だけ立派な薄っぺらい中身になる危険性もあります。

 ネーミングセンスそれ自体の話は設定の話とは別問題で、
 こればかりは感性や好き嫌いの部分も大きいので、
 様々なものの名前と向き合いながら、自分なりに磨くしかないと思います。


毛玉さんからの意見
 再度レスを。

 すみませんね、少し攻撃的な口調だったかもしれません。
 あと言っておきますが、ここの住民も当然ながら、ルークさんと同じ作家志望ですよ。

 そして、その人達からの意見が全て正しいというのは間違いです。
 
 全ての人には個人個人の価値観があり、それらを全て受け入れる必要もありません。
(あえて言うのなら、これも毛玉の個人的な価値観であり、受け入れる姿勢は必要ありません)
〔というのも毛玉の個人的な(ry〕×∞

 意見を集めまくるのも結構。参考にするしないはまぁその質問者の判断にゆだねられるワケですね。

 このネット上での質問というのは、世の中の一般論を問うだけの行為であって、
 それ以上の新しい視線での展開は望めません。
 レーベルがいう「新しい才能の発見」に、その行為は適応してません、という事です。

> 書きたい事が『異世界ファンタジー』と決まっていても、色んな事をただ質問しているだけで、
 創作に繋がらないのではないか。考える事の順番が違うのではないか……

 え、その通りだと思いますが。
 質問しているだけでは、創作にはつながりませんよ。

 前記しましたが、ここの掲示板に書かれることは、一般論の集合体です。
 つまり、一般論はどう料理しようと同じそれ(一般論)であって、
 自らの手を意識的に加えない限りもそれに同じ(一般論のまま)です。
 質問は、創作に影響を及ぼします。
 良い方にも悪い方にも。

 ただ、分からないことがあればすぐ「なんで」「どうして」というのはあまりにお粗末。

 ルークさんが私の先輩あるいはタメあるいは後輩なのかは察しかねます。
 しかし、その分からない事があったらすぐ訊く、その姿勢はあまりに幼児性に満ちています。

 分からない事があったら質問して皆様のご意見を聞く。
 そんなスタンスではオリジナリティーなるものが生まれるハズもなく。つまりはそういう事です。


 それでは、引き続き、創作頑張ってください!


二階堂さんからの意見
 私は被らないように努力することは大事だと思います。
 
 結果的に被るのが仕方ないだけで、
 新人であれば極力新しいものを書こうとする意気込みは持つべきでしょう。

 どう頑張っても最終的には被るのだから、というのは一種の思考停止に陥る可能性があります。

 魔法名の被りに関しては他の方の意見と大差ないのでそちらを参考に。
 ただひとつ付け加えるなら、魔法名を被らないよう努力する前にそもそも魔法である必要があるのか、
 あるいは魔法名を付ける必要はあるのか、
 といった所を考えたほうがより独創的な作品になりやすいかと思います。

 応援してます、では。


ルークさんからの返信(質問者)
> どうやら、あなたはいまだに「他の作品とかぶりたくない」という考えを持っているようですね。

 オリジナルを書くぞ! と意気込んでいるので、多少は思ってしまっていますね。

 ただ、100%のオリジナルを書こうとは思ってません。以前H.Kikuchiさんに、

『小説を書くという文化はかなり昔からあり、それゆえパターンはいくらでもあります。
 どんなにオリジナリティがあると自分で思ったところで、数ある作品のどれかに似てしまうのです。
 考え方を改めてください。「他の人が書いていないものを書こう」ではなく、
 「自分が書けるもの、かつ自分だからこそ書けるものを書こう」としてください』


 と指摘されていますので。

 今は『自分が書けるものといったら、やっぱり好きなテイルズとかのファンタジーだな』と思い、
 色々模索している最中なのです。

 そして、上記に挙げた様に、100%のオリジナルを書こうとはしていません。

 振った剣から力場を飛ばす魔神剣っぽい攻撃に『疾走剣』と名づけたり、
 溶岩を噴き出すテイルズの『ヴォルカニックレイ』という魔法に酷似した
 『ラヴァガイザー』という魔法を思いついたりしていますが、効果が酷似していても気にしません。

 自分で思いついた『エナジーヒール』という回復魔法が、
 スターオーシャンの『フェアリーヒール』に語感が似ていても気にしません。

 『ダイの大冒険』のメドローアの様な一作だけのオリジナルではなく、
 複数の作品で使われている似たような設定なので、効果や語感が酷似していても、
 使う時は使うつもりです。

 これらの名称が今後商業作品で出てきても、
 先に思いついたのは自分だという自負の元に使おうと考えていますが、
 何かマズイでしょうかね……? 自分、小説は趣味でネットに書いているのですが。

 この様に、気にしているのはネーミングくらいで、100%のオリジナルは求めていません。

> それでは、引き続き、創作頑張ってください!

 はい、頑張ります。思いつかない事が一杯あってまだまだ先は長いですが。
(単にインプットが足りないだけかもしれませんが)

 加えて広汎性発達障害なんですよね……私の場合(人によって症状が異なるらしいです)は
 人との会話が苦手、人の話が聞けない(聞いた話が頭に残り辛くて明確な返事を返せない)、
 人の気持ちが理解し辛いという、話せない・聞けない・解らないの三重苦です。

 人との会話が苦手=キャラ同士の会話自体思いつきにくい、
 人の気持ちが理解し辛い=『このキャラはこういう場面だったらどう喋り、どう行動するだろうか』
 というのがイメージ出来ず、二次創作だろうと満足に書けず、そもそもキャラ自体作りにくい……
 と、小説書きとして結構致命的なんじゃないかと……
 まあ、だからと言って諦める気はありませんけどね。


野崎昭彦さんからの意見
 王道、ありきたり、なんでもいい。まずは舞台を整えてみせろ。

 いきなり、すみません。『野崎昭彦』と申します。

 はっきり言うと、『魔法の名前なんてカブって当然』です。

 地震を起こすから『アースクエイク』、爆発するから『エクスプロード』、回復するから『ヒール』、
 酸の雨を降らす『アシッドレイン』、炎の球で『ファイアボール』、大津波を起こす『ダイダルウェーブ』……
 どれもよく見かける魔法ですね。
 おや、手元の資料には『メテオスウォーム』という、隕石を落とす強力な攻撃魔法まで載っていました。

 一方、『トラクタービーム』はSFやスペオペに出てくる宇宙船を引き寄せるビームですね。
 宇宙船同士が接弦する時や宇宙港に入港する時なんかに使われます。
 映画の『スターウォーズ』でも主人公たちの乗った宇宙船がトラクタービームで引っ張られ、
 帝国の宇宙要塞に強制入港させられるシーンがありましたね。

 と、ルークさんが挙げられた魔法の名前は殆どが極めて一般的なものです。
 カブるだのなんだのという次元の話ではありません。

 ひょっとして、ルークさんは創作の資料をあまり集めていないのでしょうか?
 一次にせよ二次にせよ、創作にはそれなりの資料が必要です。
 本だろうとネットだろうと関係ありません。資料を集めてください。
 そうすれば、少なくともカブりに関して不安を感じる必要はなくなります。
 そして資料を活用できるようになれば、おのずと「ルークさんらしい」物語が書けるようになるはずです。

 では、創作頑張ってください。そして、できれば次は鍛錬室で会いましょう。
 それでは、失礼します。


さめざめさんからの意見
 他の方が言われてる通り、ぶっちゃけ魔法名なんてどうでもいいんです。
 ルークさんの創作に対する姿勢についても、他の方が指摘されているので、
 それに関してとやかく言うつもりもありません。

 ただ、カブるカブらない以前に、ルークさんの認識の問題として、
 ネーミングという事の意味を理解されていないように感じます。

 最初にあげられてるテイルズの魔法に関しても、何故カブっても問題ないかと言うと、
 別にテイルズ固有のオリジナルの言語でも何でもないからです。
 英語を直訳してるだけだからです。


 日本語で言えば「地震」「爆発」「治癒」とか言うのをそのまま魔法名にしてるだけであって、
 いずれも日本語として一般的に使われている単語です。
 これら単語を使ったからと言ってパクリ呼ばわりされる事なんてありませんよね?

 ルークさんは語感と見た目だけで、名前で決めているのではないでしょうか?

 ヴァルカニック=噴火 レイ=光線
 エナジー=精神 フェアリー=妖精 ヒール=治癒

 それぞれ意味があります。
 ルークさんがつけられた「ラヴァガイザー」や「エナジーヒール」はちゃんと意味を考えたのでしょうか?

 別に語感や見た目でつけるのが悪いと言ってる訳ではありません。
 ただ単語に意味があることを知った上で名前をつけてるのと、
 知らないのに語感だけで決めてしまっているのでは全く違います。
 自分の無知さを読者に晒すことになってしまいます。

 あと、メドローアはドラクエのオリジナルです。
 複数作で使われてると言っても、あくまでドラクエ関連のシリーズ内での話です。
 安易に使ってはいけません。

 ルークさんは、一度それぞれの単語の意味を調べてみる事をお薦めします。

 別に難しい事はありません。
 特にテイルズなんかは、辞書引けば簡単に意味を調べられるものばかりです。


モドキ堂さんからの意見
 他の方が言った気がしますけど、書き始めてもいない、プロットも固まっていないのに、
 あれやこれやと気を逸らしすぎていると言いたいのです。

 何もしていないくせに、悩んでいるぶらないでください。
 それは書き始めるつもりがないだけです。

 また、やりたいことはある的なことをおっしゃっていますが、
 全体を通して『異世界ファンタジー』を書きたいとしか言っていません。
 つまりルークさんは『異世界ファンタジー』以外の何も考えていないということでしょう。

 『異世界ファンタジー』というジャンルだけで、
 登場人物も設定も大筋もないのに、書き上げられるはずがないでしょう。

 つまりルークさんは何も考えていないのです。


ルークさんからの返信(質問者)
 モドキ堂さん、お返事ありがとうございます。

 んーー、何も考えていない、って事は無いと思いますが……

 私は今ブレーンストーミング(ここでも紹介されてますね)というのをやっているつもりでして、
 頭に浮かんだ事を片っ端からメモしています。

 ここでのスレッドに挙げた地名だったり技名(魔法名)だったり。


モドキ堂さんからの意見
 だからそれが何も考えていないと言っているのですよ。
 それらはあくまで物語を盛り上げる脇役的な部分であり、普通はあとから詰めていく部分です。

 「この物語はこういうものにしたい、こういうことをやりたい」
 という一番大事な部分が全くないのですから。



なしさんからの意見
 「名前」で個性を追求しないほうがいいです。
 平凡な名前の方が意味は理解しやすいから。

「このキャラはなぜそういう行動を取るか?」

 に重点を置いてみてはどうでしょうか。

 例えば「お恵みをください」って看板を首からぶら下げてる浮浪者を見て、
 あるキャラは浮浪者を蹴り飛ばす。
 別のキャラは100円玉を放り投げる。
 また別のキャラは屈んで浮浪者の手をとり、温かい言葉を掛ける。

 蹴飛ばした奴は単に「汚らしい」と思ったのではないか。なぜ?
 別のキャラはまあ「気にはする」が「関わりたくない」とも思った。なぜ?
 また別のキャラは「あまりにも可哀想だ」と思ってそうした。なぜ?

 そういう方向性で攻めるのが良いのではないでしょうか。


歌子さんからの意見
 モドキ堂さんが「何も考えていない」と言ったのは、物語の「筋」を考えていない、という事です。

 あなたの考えている地名や技名は、言ってしまえば至極どうでもいい事です。
 地名が適当だろうと、技名が他と同じようなものになろうと、物語さえしっかりしていればいいのです。
 
 地名や技名をどんなに考えようが、物語そのものを考えていなければ、
 それは作品作りにおいて「何も考えていない」のと同じ事です。



さめざめさんからの意見
 いろんな方にお小言を言われ、うんざりされているかと思われますが、
 どうにもルークさんは根本的な部分を履き違えてらっしゃるようなので、
 皆さんキツい物言いをされてしまうのです。

>例えば、剣から衝撃波の類を飛ばす攻撃を小説で使おうと思って、それに『疾走剣』と名付けました。

 ルークさんの回答の中から一つあげますが、
 「剣から衝撃波を飛ばす『疾走剣』」は重要じゃないんです。

 大事なのは剣から衝撃波を飛ばして敵にダメージを与える描写を、文章でどう描くのか、
 「剣から衝撃波を飛ばす『疾走剣』」を、
 誰が、いつ、どこで、何に対して、何のために、どのように使うのか。

 「剣から衝撃波を飛ばす『疾走剣』」を使う場面は、
 物語全体の中で、重要なシーンなのかそうでないのか、その辺りが重要なんです。


 使う舞台も、使う脚本も、使う配役も決まっていないのに、小道具だけ考えても仕方がないんです。
 それらが出来て、初めてその小道具が必要か否か、
 どのような使い方が出来るのかが見えてくるんです。

 逆に、その辺りがしっかり出来ているのなら、技の名前が「疾走剣」でも、ただの「衝撃波」でも、
 ちょっともじっただけの「真迅剣」でも構わないんです。


野崎昭彦さんからの意見
 『野崎昭彦』です。こんばんは。

 うーん、私自身、言っておいて実感がないのですが、作家一人ひとりの個性というのは、
 表現にせよ、特徴にせよ、趣味・趣向、読書量、知識量などに依存してくると思うのですよ。
 まあ、ひっくるめて「人生の一部」なんて言うことも出来るかもしれませんが。

 で、当然、資料を活用する方法や、創作に役立てる資料の選び方にしても、
 その人独自の方針があってもいいのではないかと思うのです。
 それに、資料から得た知識をどうやって処理し、自分が作ろうとする世界に取り込むか、と
 いう点でも個性は出ると思います。

 また、これまでに読んだ本や、観た映画、遊んだゲームなどの影響を受けた部分は、
 人によって異なります。
 そうした影響を自分の作品にどう生かすか、というのも一つ、自分の個性なんじゃないかと思います。

 そうした個性が出ている作品が、「あの人らしい」作品と評価されるのではないか、と私は思います。
 なので、ルークさんの資料の集め方、読み方、利用の仕方にも、
 当然ルークさんの個性が出てくるはずです。
 
 「ルークさんらしい」物語が書けるようになる、というのは、そういう、
 ルークさんの個性が反映された物語が書けるようになる、と言いたかったんです。

 本当にわかりづらい説明ですみません。

 以上、まるっきり盗用するのではなく、ストーリーを考える上での参考にする程度であれば、
 ビデオゲームの攻略本でも立派な資料だと考える野崎でした。長文、失礼しました。

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