第4研究室 創作に関するQ&A 326P | トップへ戻る |
ワビスケさんからの質問
 ファンタジーキャラクターの名前の付け方
 
 はじめましてこんにちは。
 タイトルそのまんまですが、今ファンタジーを書こうと思っています。
 ファンタジーというと何故か一般的にキャラクターの名前が横文字の場合が多いですが、
 例に漏れず私もキャラクターに横文字の名前を付けたいと思っています。
(日本的な名前は現実感を伴ってしまうからです)

 色々調べてみると、ファンタジーに出てくる横文字のキャラは、
 実際に欧米人などでは付けないような不思議な横文字が多いです。

 みなさまはどうやって横文字のキャラの名前を付けているのでしょうか。
 ヒントがあれば教えてくださると助かります。


●答え●

鼠色の猫さんからの意見
 はじめまして、鼠色の猫と申します。
 さて、ファンタジーキャラクターの名前ですか。
 実は自分もかなり悩む方です。

 どうにも自分はキャラの名前であるとか組織の名前だとか、
 土地の名前だとかそういうものに対するセンスが絶望的に欠けているようで、厄介なものです。
 そんな自分ながら書く作品はファンタジーを題材としたものが多いので、
 自然とキャラ名は横文字になることが多いのですが、
 自分の場合は本当に語感やリズムで付けてしまったりということも多いです。
 ただ、それだと参考にならないと思いますので、

 その他の場合としてはネットで神話などを調べて、
 その辺りから名前を拝借・改変して使用ということが多いですね。
 ただしこうする場合、神話の統一をしないと元ネタがわかる人から見れば、
 ごった煮に思えて考えなしだと思われることもしばしば
(汗)

 あとは植物図鑑や動物図鑑、岩の名前や熱帯魚なんかの海外での名前などを、
 参考にしていることもあります。やはりそのまま付けるより多少は弄ってということになりますが。

 余談ですが、自分の作品のキャラクター名はやたらと三文字か二文字に偏っていることが多いです。
 ただでさえ横文字のキャラ名は覚えにくいのに、
 字数まで少ないと混同することも多いかもしれませんので、参考になれば。

 では、失礼します。


いわしさんからの意見
 はじめまして。
 小説を読んでいて、この名前ってキャラに合ってないな、と感じることがありますよね。

 その違和感の理由(の一つ)を示したのが、
 『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』(黒川伊保子著、新潮新書、2004年)です。
 
 音のイメージが重要なようです。
 
 カッコイイ男なら「S」や「K」で始まる名前、
 かわいい女なら「N」や「M」で始まる名前だと違和感が生じにくいようです。
 また、男性は濁音を好みます。(ガオガイガー、ガンダム、ジオン、ギャバン、ゴジラ等) 
 
 したがって、ヒーローなら、シャアやカーズ、
 ヒロインなら、ナコルル、メーテルみたいな名前が好まれるようです。
 バリエーションはいくらでもあります。さあ、一緒に悩みましょう!


Vedaさんからの意見
 はじめまして、ワビスケさん。
 ファンタジーは書きませんが、「名前の付け方」という題で吹っ飛んできたVedaです。

 さて、あくまでも個人的ではありますが、私なりの「不思議な名前の付け方」をお教えしたいと思います。

1.英語辞書を使う。
 一番近くにあり、ひょいひょいと気軽に調べられるのでお勧めです。
 そんなに名前が重要じゃないサブキャラクターなどに使うといいかもしれません。
(もちろんメインキャラクターでもお勧めです)
 単語(名前)の探し方は、普段英語でもあまり聞かないような、
 または日本語でもあまり使わないような単語を探すといいと思います。

 例えば私の場合、「ヴォテックス」という名前のキャラが居ました(現在は名前を変えました)
 どうでしょう? 普段聞かないような単語(または名前)で神秘性が出ませんか?
 ちなみに「ヴォテックス」は「旋風」という意味の「VORTEX」から取りました。
(そういえば、ヴォテックス(旋風)、ブラスト(突風)、フォール(逆風)という
 「風」3兄弟を作ったことがあったっけなぁ)
 
 または、「クィント」。こちらは「風変わりで面白い」「巧みな(物)」という意味でスペルは「QUAINT」です。
 なるべく分厚い英語辞書で(買うより図書館で調べたほうがお得です!)
 「Z」「X」「V」「Q」辺りを調べると結構いい名前になりそうな、
 でもめったに聞かないような単語がたくさん見つかりますよん。

2.マイナーな言語から取る。
 フランス語、スペイン語、イタリア語などをもじっても面白いかもしれませんが、もっとマイナーな。
 例えばタイ語やインドネシア語辺りの単語はもっと神秘性が出ます。
 例えば、インドネシア語で「1、2、3・・・・」は
「サトゥ、ドゥア、ティンガ、ンパ、リマ、アナン、トゥジュ、デラパン、センビラン、スプル」
 こちらはウィキペディアなどに載っているレベルなので、コストや手間は皆無といってもいいでしょう。


 ただ、一つ意見を申し上げるようで大変申し訳ないのですが……
 「不思議な横文字の名前」というのは、いろいろな意味でキャラに感情移入しにくい。
 または、名前がなかなか覚えられないという事態が発生しないとも限りません。
 こちらは私の経験ですが、以前一生懸命考えたキャラクターの特別な名前を、
 友人に評価してもらったところ、
「なんか覚えにくいし、発音もなんだかポテトチップスみたい」
 と一蹴されました(苦笑)

 上記のような、「トゥジュ」ぐらいなら覚えてくれそうですが、
 「バナカファラッタ(Bannakaffalatta)」とか「シャトリウルソウラペロー」なんて名前を付けられても……
(※どちらとも実在する、ある作品らの重要登場人物です)

 まあ、
「なんて名前?」
「バナカファラッタ・シャトリウルソウラペロー」
「何?」
「はは、長いでしょ?僕の名前、だからバナ≠チて呼んでいいよ」
 というのも読者の興味を引く一つの手だと私は思います。(いつか自分も使いたい)

 それでは、長文大変失礼しました……


飛車丸さんからの意見
 そんなわけで、感覚、でしょうか。

 文字の硬さ、文字の響き、名前の硬さ、名前の響き、そういった要素もあるわけですが、
 まずはそういうのを度外視で適当に感覚で付けたりします。
 で、それから微調整したり大幅に変更したり無かったことにしたりして、暫定的な名前が決まる、と。


 さらにプロットを練るうちに、セリフで名前を呼ぶ状況や、地の文に記載する場面が出てくるわけですが、
 そこでその名前が合っているかどうかを思い描いたりして、文章に馴染んでいれば決定。
 意図しない浮き方になるなら、練り直しも視野にいれますね。

 なんていうか、名前だけで考えるものではなく、作品全体を通して見るものじゃなかろうかと。
 
 ですので、重要なのはやはり感性だと思うのです。
 名前の響きや硬さ、作品との融和性などは、知識ではなく感覚で語られるものですから。
「そんなセンスねえよ……」とは思わないでください。

 感性なんていくらでも磨けます。

 つまるところは「どれだけのモノと接してきたか」なのです。
 なんとなく綺麗、なんとなく強そう、なんとなくかっこいい、
 なんとなく危うい、なんとなくなんとなくなんとなく――
 そうして感じてきた積み重ねが、センス、なのです。

 そして何より、これを磨かないことには、
 他の人からどんなに有効なアドバイスを受けても、全てが意味の無いものになってしまいます。
 また、文字の響きや硬さなど、読者の感性に訴える部分でも、どうしても弱くなってしまうわけです。

 結論:「とにかく本を読む」

 なんか殆どの質問に、猿のように繰り返して書いてますが、つまりはそれだけ重要であるとゆーことです。
 自分の中に無いものは出せませんから。


Sohmaさんからの意見
 連想で名前をよくつけます、Sohmaです。
 ちなみに、Sohmaというのは自分が好きなゲーム「白詰草話(Shirotsumesohwa)」
 から自分が尊敬するSS作家「白詰草」と重なる部分を抜いて「sohwa」にし、
 wをひっくり返してmにしたらこうなりました。

 名前をつけるのは苦労します。そんな時、よそから拝借するのはよくある話ですよね。
 自分としては、きちんと元ねたがあって、その元ネタどおりなキャラがいいと思っています。
 そして、その元ネタの出展をどこにすべきか、これもセンスのうちだと思います。


 たとえば自分はロボット物を書いていますが自分側の機体名は草花の名前から取っています。
 ゼフィランサス、ロゼッタ、ラヴィオラ(パンジーのことです)、
 フォステリアナ(実在はしない花ですが)などなど。
 この場合、花言葉というネタも入れると花言葉に詳しい読者から「この作者は考えてるな」と思われます。

 敵側は家庭科で使った食品成分表から野菜を中心に持ってきました。
 このときに、意図的な読み違いや連想をすることで名前にオリジナリティが生まれてきます。
 たとえばキクラゲは漢字で「木耳」ですが英語では「muer」です(たぶん中国語)。
 これを「ミュアール」と読むとファンタジーっぽくないですか?
 さらに食品成分表を見るとキクラゲには「しろきくらげ」「あらげきくらげ」があります。

 Shiro muer→シャイロ・ミュアール
 Arage muer→アレイジ・ミュアール
 
 ミュアール兄弟の出来上がりです。
 薬膳に使われるシャイロは薬剤師、裏が白いアレイジの方は腹黒、と言う風な味付けもできます。
 
 このように、元ネタがあればその元ネタに合わせた設定も生まれるのでキャラに厚みが……
 つきませんかね?


 もう一つファンタジーの名前の元ネタにしやすいのがPC関連です。
 CPUにはコードネームがあり、そのコードネームを使わせてもらおう、と言うものです。
 たいていの場合出展が地名なので著作権に触れないのもいいのではないでしょうか。

 たとえばIntelの名作Pentium-MはBanias、Dothanと二種類あります。
 PentiumMでは発表した作品にIntelの魔の手が伸びますのでPen-M、
「ペネム」とすれば「バニアス・ペネム」「ドーサン・ペネム」とつけられます。
 廉価版CeleronM、CeleMなら「バニアス・セレーム」とつけられます。
 PentiumMのほうが熱を出しにくいので「クール」というキャラ付けもできますね。
 爆熱で名を馳せたWillametteやPrescotは「熱しやすい」となってもいいかもしれません。

 AMDのAthlon系統ならCorvette、Palomino、Mustang、Thoroughbred、Barton、Thortonがあります。
 DuronはSpitfire、Camaro、Morgan、Appaloosa。
 最後のアパルーサは後年「Applebred」と言う名で売られていたために
 「りんごパン」と言う愛称があるので、好物をりんごパンにしたりと、こちらもいろいろ遊べます。

 自作オタなのでついつい熱くなってしまいましたが、
 上記の情報はWikipediaにも乗っているので目を通してみてください。
 何かしらヒント、アイデアはあるはずです。

 このほかにもPC業界には「Wintel同盟」等、
 ラノベにも使えそうな名前が転がっているので是非使ってみてください。
 自分のような自作オタが喜びます。

 ついでに言うと家電業界にもこの手のコードネームはあり、
 自分は当初「東芝のHDDレコーダーのコードネームを使う」と決めて調べたところ、
 「フリーダム、ジャスティス、プロヴィデンス、ストライク、ハイペリオン」とどこかで聞いた名前がいっぱい。
 
 元ネタにするコードネームに元ネタがあった場合やばいので、
 元ネタに対するリサーチは十分にした方がよさそうです。



卯月珪華さんからの意見
 酒飲まないとか言ってたくせに着々とチューハイの魅力に取り付かれつつあるうづきです、こんにちは。
 まだ桃しか飲んでないけど他のもいつかは(こら)。

 名前ですか…私は語感で決めますね。
 こう、自分で音にして、語感がいいなと思うとそのまま決定。
 統一感とか全然ありません、ほぼ直感(笑)。
 欧米風とか考えたことありません。というか私がそういう名前を好まないというのもあるんですけどね。
 たまに名前に制約を作ると、それに見合った名前にしますけどね。
 たとえば「○行の文字を絶対いれる」という制約を作って、名前を考えたりとか。

 ただ、あまり長すぎる名前だと妙に安っぽく感じるんで、3文字4文字ぐらいにしております。
 多くて5文字、6文字ぐらいです。
 王族関係だったらミドルネームっぽいのつけたりするんですけどね。

 とどのつまりは自分のフィーリングです。
 ネーミングセンスがどうとか考えずにつけてもOKかと思います。


Urzaさんからの意見
 人名ならば、お勧めのサイトを。先頭のtはずしてあります。
ttp://nekhet.ddo.jp/

 六百冊近い参考文献を元に、各国の王族のリストや、人名の各国語での対称表なんかがあります。
 たとえば、
[英]John(ジョン)
[独]Hans(ハンス)、Johann(ヨーハン)、Johannes(ヨハンネス)
[仏]Jean(ジャン)
 ・・・・等と。
 まだまだ続いています。
 参考になれば幸いです。


アクアマリンさんからの意見
 こんにちは、アクアマリンと申します。
 ファンタジーを書くときは、キャラの性格や立場を決めてから「それっぽい名前」を考えるとよいと思います。(魔法使いっぽい名前、辺境の町に暮らす少女っぽい名前、悪役っぽい名前などなど)

 あとは、キャラ同士の名前の響きあいに気をつけます。
 特に恋人同士だったり、兄弟姉妹だったりする場合、響きあいはかなり大切なんじゃないかと思います。
(個人的にですが)
 それでは、少しでも参考になればと思います。お邪魔しました。


グレー・デ・ルイスさんからの意見
 最近英語のわかる日本人が増えてきたので、
 私は英語以外の言語からとることが多いです。
 辞書買うのがめんどいので変換サイトを使ったりしてます。

 例えば、昔書いていたファンタジーだと、
 ブランク:白
 ノイル:黒(本当の発音はノワールのはず)
 ヴェルデ:緑
 ルージュ:赤
 で、メインキャラ四人が全員色の名前だったり。

 あと、漫画ですが現在書いている昆虫擬人化ものは、もとの虫の名前から少しもじってますね。
 (これは完全ファンタジーではなくややSF色が入りますが)

クレス:ヘラクレスヘラクレス
カフサス:コーカサスオオカブト
ルゥリー:ルリボシカミキリ
ノック:ノコギリクワガタ
ヒラリー:ヒラタクワガタ

 とかです。


Dr.ウニボンさんからの意見
 どうも悩んでしまう場合は以下のようなツールもあります。

・ランダムネーム生成機
ttp://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se427306.html (hは抜いてあります)

・命名イマジネーションツール
ttp://www.vector.co.jp/soft/win95/amuse/se402252.html

 他、Vectorで「名前」で検索した結果、(姓名判断ソフトから、『女の子の名前辞典』まで様々)。
ttp://search.vector.co.jp/search?query=%83l%81%5B%83%80%83%81%83C%83J%81%5B


石野 叡洸さんからの意見
 キリスト教が世界観の基礎にあるのに登場人物皆日本語名。
 こんばんは、脳内世界が混沌と化してきた叡洸です。


 俺はノリで決めちゃうことが大半なんですが、
(まで始まる名前……ま、まま、マルジェラとかどうよ!? みたいなw)
 
 ttp://www.geocities.jp/mt_erech_ave/home.html

 詰まったときには、こういった外国人の名前一覧サイトみたいなのを見てます。
 つづりまで載ってるのでかなり親切便利ですよ。
 ……たまに文字化けするのがご愛嬌ですが。


雷さんからの意見
 さてさて西洋風かつファンタジックな名前の付け方。
 具体例を出して行きましょうか。

 たとえばヴェルディーナ。つづりはVerdinaです。
 フランス語で「緑」という意味のvertのtを有声化してdにし、さらに-inaを付けて女性名にしました。

 つづいてアスヴァール。Asvar。
 こちらもフランスの文語であるazure「青・紺」を転訛したものです。
 zを無声化してsにし、さらにuをより古風なDにしたうえで語末を調整しました。

 セルス。Celus。
 イギリス紋章学において「赤」ないし「緋」を指すgulesを組みなおしたものです。
 uとeの位置を入れ替え、さらにgをc化しました。
 ちなみにvertやazureも、gulesと同じ紋章学に使われる色名です。


 僕は、アルファベットの交換を多用します。

 zとs、tとdのような無声・有声の対立は常に念頭に置いています。
 uとwとv、cとgのように同起源の音は交換しやすいです。
 pをf、bをvに摩擦音化することも多いですね。

 そうして文字や音を組み替えていきながら、しだいに語感を調整していきます。

 自分なりの法則ができると、ローソンがルヴセインになったりデイリーヤマザキがディリアメースになったり、
 いくらでも「それっぽい」名前が作れるようになりますよ。

 少しでも参考にしていただければ幸いです。


ペットボトムさんからの意見
 僕は動物や植物、恐竜や古生物の学名をアナグラムしたり、
 母音だけを差し替えたりしたものを多用しますね。
 例えば、前に書いた(正確には書こうとした)小説のロボットの名前を例に挙げると、
 絶滅した有袋類の名前で、

ボルヒエナ Borhyaena
 BをVに変換
ヴォルヒエナ Vorhyaena
 といった感じ。

 あと、最近はアイヌ語や琉球語とかも調べてます。大変不思議な響きの言語です。
 日本的な名前は現実感を伴うと思っているようですが、そうとも限らないのではないでしょうか?
 例えば、日本古来から伝わるファンタジーである「かぐや姫」のかぐやなどは、
 結構ファンタジックな雰囲気を持った名前であるように思います。

 世界にはいろんな言語がありますので、
 それらを組み替えて遊んでみると面白い名前が浮かぶかもしれません。



沈丁花さんからの意見
 こんばんは〜

 僕は、ネイティブ・アメリカンやアイヌ、沖縄のウチナーグチを調べてきて気に入ったものをそのまま、
 もしくは1〜3文字程度代えて使ってます。
 アラブ系の言葉も面白いかと思うのですが、
 発音記号が読めないので図書館に置いてある辞書のアラブ系言語の発音がわかりません。
 片仮名でルビがついたヤツが入ってくれるとありがたいんですけどね。
 もっともそれだと、本場の発音とは少し違ってしまうらしいのですが。


すーやんさんからの意見
 意見がかぶっていたら申し訳ないです。

 私は、実際にある名前を神話や伝説から拝借することが多いです。
 理由は、実在する名前のほうが響きが自然で気持ちいいからです。
 

 あと、名前の意味にこだわりたいというのもあります。
 神様の名前にはそれぞれ由来がありますので、それを調べてキャラクターに合うものを当てはめます。
 自己満と言えばそれまでですが、キャラ作りの一端だと思って楽しみつつ選んでます。
 あと、実際に世界のどこかで口にされていた神様や英雄の名ならば、
 安っぽくなくてよろしいと自分で思いこめるのもよろしいかと(笑)

 具体的には、辞書を引いてみるといろいろ出てきますよ。
 
 有名な神様だと、別名や名前の変化系が幾つもあったりして、意外とバリエーション豊かになります。
 また、カタカナでの名前の表記が訳者によって様々なのも逆に使えます。
 
 例えばケルト神話の英雄Cu Chulainn。
 クーフリン、ク・ホリン、クー・ハラン、クークリンなど色々な表記が存在しますので、
 こういう人は非常に便利であります。

 リーダーズ英和辞典は、正確な発音記号と、
 日本で一般に流布している読み方の両方が載っている点などでお薦めです。
 ただしあくまでも英和辞典なので神話の項だけ探すことができないのと、
 たまに説明が間違っていることが難点ですが…。

 長くなりました、これにて。


ケンタッキーさんからの意見
 ぼくはラテン語などの今あまり使われていない言語を使う。
 ちなみに敵キャラに力を(無駄に)入れているぼくはある事に気が付きました。
 カッコよく見える悪役として、名前の英語表記の際にこういうアルファベットが入るのがいいです。

1.G
2.V
3.X
4.Z

 "V"oldemort.
 Darth "V"ader.
 "Z"orc.

 その気になればいくらでもいえる。
 味方でもかっこよくすれば
 Evangelion
 にも使える。

 またファイアーエムブレムを例としてみると(ゲームですが)
 マルスは神話の戦いの神。
 のように色々と神々を使っても有名ではない神話なら以外とばれません。
 とうぜんギリシャ神話などの有名神話はだめですが。


第八代将軍さんからの意見
 はじめまして、第八代将軍と申します。

 私もファンタジーを書いていますが、実は私の場合、このような問題で困ったことはありません。
 僭越ながら、私が実践している(または過去やっていた)方法をご紹介します。

1.海外メーカーのファンタジーRPGのデフォルトキャラの名前をパクる

 例として古いゲームになりますが、ウィザードリィーというのがあります。
 このゲームのデフォルトキャラの名前は、普通では考えつかないような珍名の宝庫です。
 これを使わない手はありません。
 今では同様のゲームがあるかわかりませんが、探してみると何か見つかるかもしれません。


2.漢字の語句をそのままカタカナ読みにする(多少アレンジ必要)。

例 「社外勤務」→シャガイ・キンム
   「違反切符」→イハン・キップ
   「自動配信」→ジドゥハ・イシン
   「模型雑誌」→モケー・イ・ザッシ
   「人事課」→ジン・ジッカ

 こんなふうに、珍妙な名前が簡単にたくさん作れます。
 ご参考になれば幸い。
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