元記事:プロローグの書き方についての返信
>プロローグってなんだと思い調べてみたところ「物語の概要」や「舞台の説明」と知りました。
それは、その人はそう解釈しているだけです。プロローグに明確な定義なんてないですよ。
スレ主様の考えていらっしゃる導入部には仕掛けがあるようなので、その仕掛けを具体的にどう機能させるかを考える方が有益かと思います。
* * *
ご質問の趣旨からは外れてしまうかもしれませんが、少し興味を持ちました。
>本来迎えるべきだったシナリオを制作者の都合で変えられてしまった
>主人公自身の手で本来の物語を書く
この「制作者」と「主人公」は別の人物ですか?
つまり、「制作者」にストーリーを捻じ曲げられてしまったその作品内のキャラクターが、自分で筋書きを元にもどそうとするという、メタっぽい構想なのでしょうか?
わりと面白いんじゃないかと思いました。
で、イントロをどうするかということですが、
>しかし、この後の本編では小説とは全く関係のないストーリーが進みます。
これが気にならないでもありません。
書き方の工夫次第だとは思いますが、冒頭から本編に入って急に話が変わると読者は戸惑ってしまう可能性があります
>そして後半になってようやく「本編に登場するキャラクターは本来迎えるべきだったシナリオを制作者の都合で変えられてしまった」といった事実が明らかになります。
とのこと。
ヘタをすると、読者は後半まで物語の方向性が把握できないまま読み進めることになってしまうかもしれません。(繰り返しますが、読者の興味を上手く繋ぎとめる工夫を考えていらっしゃるならよいのですが)
そういうことを気にする方が、「プロローグ」なんて空疎な言葉にとらわれるより大切なんじゃないかな、という気が。
でも構想は面白そうなので、応援したいと思います。
上記の回答(プロローグの書き方についての返信の返信)
スレ主 沼太郎 : 0 投稿日時:
回答ありがとうございます。
確かに、少し小説の形式を気にしすぎていたかもしれません。
特に私が書こうとしているのは、文学小説などではなくラノベなので、どうすれば面白いかを考えた方が良さそうですね。
話は変わりますが、私のストーリーに興味を持ってくれてありがとうございます。
仰る通り「主人公」と「制作者」は別の存在です。
現状では2部構成で考えていまして、第2部からはメタ的な存在が出てきます。
今回の質問にはあまり関係ないと思って省いたのですが、せっかくなので本編について軽く説明させて下さい。
自己満足によるものなので無視してもらって構わないです。
本作は、なろう系ではわりと王道な"ゲーム転生モノ"のテンプレートを利用するつもりです。
ただ、「ゲーム世界に転生して幸せに暮らしました」というオチは、
現実で生きる私達に救いがなくてキライなので最後は元の世界に帰します。
本編についてですが、例のプロローグの後は、ある程度ゲーム転生モノのテンプレートに乗っかっていきます。
いきなりプロローグと全く関係のない話が始まり、読者が困惑するかもしれませんが、テンプレートに乗っかれば上手く引き込めないかなと考えています。
第一部では、
主人公がヒロインに惚れます。
ヒロインを助けるために頑張ります。
大まかな流れはこのような感じです。
第二部では、
メタ的な存在が主人公に接触します。
ゲーム世界からの退去命令をくらいます。
ヒロインとの関係に区切りをつけます。
現実に戻った主人公は本来の物語を書き始めます。
「なぜ主人公が物語を書くのか」は、このゲームが生まれるまでの背景で理由づけしたいと考えてます。
長文失礼致しました。
カテゴリー : ストーリー スレッド: プロローグの書き方について
この書き込みに返信する >>