元記事:簡単に出来ません。
最近(?)、主人公がラノベ作家(あるいはもどき)という設定のラノベ原作のアニメが放送されたのですが、私的に許せない事があります。
それは、文字通りライトノベルが軽く見られる様な描写がある事です。
例えば、劇中で10話分くらいを一気に投稿サイトにあげて、「いつ書いたの?」「今書いた」とか、「33話NEW!」「34話NEW!」「35話NEW!」みたいに、もの凄い勢いでアップし続けたり、分厚い原稿の束の新作1本を一から書いてたった一晩で仕上げる様な事をしたりという、「この人(原作者)は本当に作家なのか?」と思える様な事を平気でする事です。
「小説って、そんな簡単にホイホイ書ける様なもんじゃありません!」
一体、この作中のキャラクターは、どれくらいの速度で原稿(作品)を書いているんですかと。
私は、賞の応募をするのに締め切りに迫られて、1日で最高(応募規定のA4で)27枚書いた事がありますが、それだって火事場の馬鹿力みたいなものであり、こんな無茶がいつも出来る訳ではもちろんありません。
それを、いとも簡単に次々と書き上げて行く作中のキャラクター達には、とても腹が立ちます。
原稿をまるで、判で押すみたいに量産していく様は、ラノベ自体が簡単に出来るかの様な誤解を招きかねないと危惧します。
今は乱発によって、ただでさえラノベ自体が軽く見られているのに、何も知らない人からみたら、
「な~んだ、やっぱりラノベって簡単に出来るんだ」
などと誤解されて、軽蔑というか侮蔑の目で見られかねないと思います。
そんなに簡単にオリジナルで面白い作品が書けたら、苦労しません。
こういう、自分で自分の首を絞めるというか、自らラノベを貶(おとし)める様な、誤解を招く内容で作る事は、プロならやめて欲しいと思いますが、いかがでしょう。
私は、「小説ってそんなに簡単に書けるもんじゃないんだよ」と言う事が、ラノベやアニメのファンの方々に言いたいだけなのですが、考え過ぎでしょうか。
上記の回答(簡単に出来ません。の返信)
投稿者 読専 : 0 投稿日時:
もしかすると、とあるシリーズの鎌池和馬先生をモデルにしたのかもしれませんよ。あの御方はかなりの速筆らしく、wikiに多くの逸話が上記されていますので見てみると良いです。
カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 簡単に出来ません。
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