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シヱルさんのランク: 2段 合計点: 4

シヱルさんの返信一覧

元記事:何を書いたら良いか分からないのと、燃え尽き症候群で困っています。

どうも、こんにちは。
一番合戦 仁こと竹牟礼 基です。

本当に困ったことになりました。
皆さんに知恵を、できれば力をお借りしたいのです。

「僕の異世界冒険記~白きエルフに花束を~」の執筆を終えて、燃え尽き症候群に陥ってしまいました。
第二稿を書き上げようと思った矢先に、書く気がガクッと失せてしまったのです。

師匠もアニメ版ポケモンの脚本家の二百回以上もあるコラムをすべて見ろと仰るし…。
「正直に言って先生を間違えたかなぁ」と今更ながらに思います。
その後母に、とある事情でスマホを取り上げられてしまい、電話番号を交換して居ないので、師匠と連絡が取れなくなるという踏んだり蹴ったり殴ったりな状況です(泣)

本来執筆とは、基本的に自分一人で行うものですが、メンター(教え導く人)が居ればとてもやりがいが有るものだとは思うのです。
何処かに良い場所は無いでしょうか?
できれば「我こそは!」と名乗り出てくださる方がいらっしゃれば、尚嬉しいのですが…(募集行為って板違いでしたっけ?だとしたら、ビシッと指摘して下さると助かります)。

上記の回答(募るべきは『導き手』ではなく『読者』さんです。)

投稿者 シヱル : 1 投稿日時:

こんばんは、シヱルです。
コラムの有用性や燃え尽き症候群のことは、他の方が応えてくれていらっしゃいますので、僕は少し違ったことを言いたいと思います。

ずばり言ってしまえば、執筆に必要なのは『導き手』より、デビューもしていない素人の作品を読んでくださるありがたい『読者』の方です。
あなたの師匠は少なくともあなたの作品を読んでくださっているのでしょう? ならば、大切にするべき『読者』です。師匠である前に、一読者さんなのです。
なので、その人の好みに合わせて書くのは、読者のことを考えて執筆するという良い訓練になるので、自らのスキルアップのためだと思い、その師匠さんが言ったことをまずは鵜呑みにするのが良いかと思います。そしてその師匠さんが「これ面白かったよ!」と言ってくれる作品を書けてこそ、その師匠さんの努力も報われると思いますよ。

とは言え、好みでない脚本家のコラムを読むのは苦痛だと思います。それは竹牟礼さんが感じたことだと思います。それは僕だってそうです。
で・す・が!
今まで僕は短期間を除いて男女七人の方々に、リアルであって読んでもらい意見を聞きましたが、一番思ったのはその人が「面白かった!」と言われたときの達成感ですね。これは書き上げたときの達成感とはまったくの別の嬉しさです。

だから、僕が思うのはその師匠さんのことを好ましい人物だとあなたが思っているのならば、その人が一生懸命にあなたの作品を読んでくださっているのに報いるような作品を書き上げると良いと思います。
そのためには、その師匠さんという一読者さんの好みに合わせて、自分から寄った作品を描くと良いかと思います。僕は七人の方々に合わせてみて思ったのは、自分とは全然違う感性を持っているので、自分だけでは出なかった表現やストーリーを思いついたりするものだと実感しています。

まあ、いきなり下読みしてくれる一読者の師匠さんを鵜呑みにせよというのは難しいと思いますので、とりあえず、コラムは置いておくとして、師匠さんの好きな映画とかアニメとかゲームとかを教えてもらって、ああ、こういうのが好きなのかぁという新しい感性を磨いていると、燃え尽き症候群なんていつの間にかなくなっていますよ。

ではでは、長くなってきましたのでこの辺りで。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 何を書いたら良いか分からないのと、燃え尽き症候群で困っています。

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元記事:話の筋を作りながら物語のテーマにぶち当たるまで思いつくままに書いていていいんでしょうか?& アスペルガーの作者がアスペルガーを題材にしていいんでしょうか

どうも竹牟礼です。
「一番合戦 仁」というペンネームでやっています。

紛らわしいのでこちらの名前にすることにしました。

以下長文失礼します。

一つ目の質問です。
僕には小説の師匠がおりまして、 人となりを簡単に説明しますと、 かつて11人体制のプロジェクトを組んで途中で頓挫したという経歴を持つ、そこそこ経験のある現役同人小説家です。
( 現在は神話系の話を書いてるそうです)
そんな彼の指導のもといつも書いているのですが、彼のアドバイスで「本当にこれでいいのか?」と思うものがありました。

別スレッドでも少し書きましたが、「テーマというものは物語の最後でぶち当たるものだからどんどん書き進め。 出来上がったものが面白くなくても話の筋はできているはずだ。 それをたたき台にして推敲すればいい」 というものでした。

僕の作品のあらすじを以下に少しだけ説明させていただきます。

アスペルガー症候群を持つ主人公が七つの種族が治める異世界へワープし、謎の少女を暴漢から助ける。
事情をよく聞いてみると、彼女たちの種族は差別されていて、 村は差別主義者に焼かれて両親も焼き殺されたという。
お兄さんは破壊神の力に取り憑かれていて、各地に災いを振りまいてるという。
そのお兄さんを探しに 二人は旅に出る……、と言うお話です。

そ師匠の言う通り書いてみたのですが、やはり自分の作品が書いていても面白くないし、見ていても面白くないのです。
計画通り進んでいると言えば聞こえはいいですが違和感を禁じえません。
本当にこの書き方でいいのでしょうか?

二つ目の質問です。

(先に断っておきますが僕はアスペルガー症候群の当事者です)

先にも書きましたが アスペルガーの主人公が僕の小説に登場します。

軽々しく表現するべきじゃないことは重々承知しておりますが、ライトノベルの業界では「アスペルガー」という単語が出てきたことは過去一度もないでしょう。
一般文芸を見渡してもそうそうそんなタイトルは見つかりません。
( もしそんなテーマで売れてるのであれば 本に疎い人であっても誰の耳にも入っている筈です)
「発達障害×ファンタジー 」 というジャンルはまだまだ未開拓であり、うまく料理すれば僕にしか作れないとても面白いストーリーになるではないかと僕は分析しました。
いわば諸刃の剣です。
下手くそなものを書いて発表すれば確実に 身を滅ぼしかねないほどバッシングされます。
( 僕はよく知りませんが、筒井康隆のてんかん騒動とか)
少なくとも通常であれば素人や定型発達の人が扱う代物ではありません。

なのに、せっかく主人公は『アスペルガー症候群』という設定にしたのに設定自体を物語に絡めることができないのです。
それ単体でもかなり重い要素なのに、そこに破壊神、人種差別、 と重たくて暗い要素が加わり、作品全体がまとまってないような気がします。

そろそろ質問したいことのまとめへ移りましょう。

1.アスペルガーの作者がアスペルガーの 主人公を出していいのか?
また、アスペルガーの作者が、 実体験をもとにアスペルガー症候群を題材にしていいのか?

2. 「物語のテーマにぶち当たるまで話の筋を掴みながら場当たり的に書いていき出来上がったら推敲する」という書き方でも大丈夫なのか?

色々と書き連ねてきましたが、以上の2点について質問したいと思います。

どうぞお手柔らかによろしくお願いいたします。

補足: 僕は本気でかつて自分にも向けられた発達障害に対する差別や偏見を、他でもない自分のペンによってぶっ壊そうと思ってます。
ですからアスペルガー症候群という症名も バンバン出して行くつもりでいます。
カテゴリーエラー起こしてるのは重々承知です。
そうでなければこの世の中は変わりません。
いくら大人に読まれる内容の本をアスペルガーという題材で書いたとして、 理解するのは大人であり 10代20代に響きません。
そこで感化された大人がいくら動いたとしても、イジメはなくならないのです。
かといって療育の専門家が10代向けに書いた説教臭い教育本なんて、誰も読みはしない。
ならどのようにして彼らに訴えかけるべきか。
答えはただ一つ。
彼らが一番よく目にするライトノベルというジャンルに 発達障害というキーワードを以て一石を投じる必要があります。
僕がそのつもりで書いていることをご了承ください。

上記の回答(精神障害をテーマにする是非について。)

投稿者 シヱル : 3 人気回答! 投稿日時:

初めまして、シヱルと申します。

精神障害×ファンタジーとか、精神障害×SFとか、自分が何らかを患っていたら思いますよね。わかります。なぜなら、僕も双極性障害Ⅱ型が持病ですからね。

昔は躁うつ病と呼ばれたものです。まあ、アスペルガー(アメリカで大分診断の改定があったから、今は自閉症に全部まとめられたんでしたっけな?)だと診断されているのならば、最低限の精神病院なり心療内科なりで医師から言われたと思います。
もしかしたら、入院歴もあるかもしれませんね。僕は一回ありますよ。

で、まあ、どうして僕がこれだけ大っぴらに言っているかというと、僕はこの病気のことを普通に受けとめているからです。病院にちゃんと掛かっているのならば、精神病専門の精神科医やカウンセラー、看護師やPSW(精神保健福祉士)とかとか、さらには同じように精神科に来ている別の精神病を持っている方たちに、色んな体験談から何から何まで聞けると思うんですよね。僕はそうしてきましたし、そこでひとつの実感としてあるのは、病院側の人も患者側の人もそうですが、やっぱりね、偏見のある人とない人がいるんですよね。関わりがない人が読んだらおかしいと思うでしょうが、これが現実なんですよねぇ。病院側の人はさっさと辞めていくのでいいのですが、問題は患者側の人の偏見ですね。
特に自分に対しての偏見です。

どうも質問内容を読んでいると、特に一つ目の質問に「アスペルガーの主人公を出してもいいのか? またアスペルガーの作者が、実体験をもとにアスペルガー症候群を題材にしていいのか?」とありますが…そもそもの疑問なのは、どうしてそんな風に思うのかですね。あ、もちろん、他の方の記事も読みましたしその返信も読んでいて、だいたいはわかっているつもりですが、僕からしたら貴方自身が『アスペルガーの主人公』に対しての偏見…いや、情熱がないように感じられます。

と言いますのは持論ですいませんが、書きたければ自然と書いてしまうものですよ。どんなに難しい題材だろうが、テーマだろうがなんだろうが、「これが書きたいから小説を書いているんじゃあ!」と思っていることって、勝手に滲み出てくるものなんですよね。だから、そこまで悩まずとも書きたくなったら、あるいは書ける水準の情熱が湧いてきたら勝手に書きだしているものなので、そこまで悩まなくてもよいかと思いますよ。

で、これだけではなんのアドバイスにもならないので、これまた実体験で恐縮ですがひとつのやり方を書き込んでおきますね。

冒頭に書いたように、僕は双極性障害者です。精神障害者です。そして小説を書いています。ゆえに! 当然のようにこの二つを合体させたものを書きたくなるじゃないですかぁ。ねえ、竹牟礼さんもアスペルガー症候群を持った小説家志望者でしょう。なら、当然自分のことを広く知ってほしいという承認欲求も含まれますよね。
わかります。
んで、僕もそれ(精神病×ラノベ)をして…失敗しました。

で、下読みをしてくれた友人たちは各々に感想として「純文学を書いた方が良い。むしろ、君の純文学を読んでみたい」でした。

純・文・学!
ハードル高ぇよ!!

と、その度に拒否してきたのですが、近年になって自分が書きたい題材が、どうやら純文学の方が合っているのだと理解し、最近できた下読みしてくれる新しい友人にまた「純文学書いてみてよ」と言われて、これだけ言われるなら一回ぐらい書くかと思い、書き散らして「ほら、やっぱり合わないでしょ。だから、イヤだったのに」とか言おうと思っていたら、あれだけ筆が重かった(タイピング速度が遅かった)遅筆の僕が、あっという間に一冊分の投稿できる長さの純文学を書けてしまったのです。

で、ここからが本題なのですがね。
それが書けたあと、「やっぱりさ、SFとかファンタジーとかさ、書きたいんだよね」と言ってどこにも出さないことを前提に好き勝手に書いてみたら、いま下読みしてくれている友人(小説が苦手な上に、SFが苦手な人)が、「面白い!」と絶賛してくれています。むしろ、どこかに出した方がいいというレベルで。

ゆえに、実体験としてテーマに「精神障害」を書きたいのならば、まずは純文学でそれを実践するとよいと僕は思いますよ。

と言うのも、フィクション設定をすべて排することによって見えてくる自分が書きたいことと実はここまで書けることということが見えてくるので、設定で行き詰まるとかいう人には、まずは自分の身の回りのことを純文学として書いて整理整頓してみたらいいとアドバイスしたいですね。
僕がそうだったので。

あ、ちなみに友人からの感想であれなんですが、芥川賞作品の『コンビニ人間』は明らかに主人公が自閉症だと自閉症持ちの旦那さんを持っている友人が言っていました。けれど作中にひと言も「自閉症」だと書いてなかったそうです。ちゃんと自分で確認していないので恐縮なのですが、それでも主人公に共感したり、こんな風に見えたり感じたりするのかぁ、とか感心しながらも「面白かった!」と言っていましたよ。

そう、結論を言ってしまえば、「面白かった!」と言われたらそれが正解です。面白くないものは、全部不正解だと思ってもいいレベルに「面白かった!」という笑顔を得たなら、それ以上の作者としての喜びがありましょうか。

と言うことで、長くなってしまいましたが結論を。
書きたい題材ならば、滲み出てくるものである。そして一度、フィクション設定を排した純文学にて己の書きたいものを浮き彫りにさせること。そして自分が好ましいと思う下読みをしてくれるような希有な友人の意見は絶対だと思うこと。もちろん、的外れもありますが、そこは喧嘩してください。ですが、友人を「これ面白かった!」と笑顔にさせた作品こそ、本物だと思いますよ。少なくとも僕は。

ではでは、長文失礼しました。
お互いに新たなジャンルの開拓に切磋琢磨しましょう!

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 話の筋を作りながら物語のテーマにぶち当たるまで思いつくままに書いていていいんでしょうか?& アスペルガーの作者がアスペルガーを題材にしていいんでしょうか

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