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小説のなかで行間を空けることについての返信

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小説のなかで行間を空けることについて(元記事)

ミステリー大賞を応募したいのですが、章をつけたいとして、数字をつけて行間をあけていいのでしょうか。
また、相手が宇宙人などの特別な存在である場合、わかりやすい表現として、その宇宙人と主人公の会話は二行あけるとか、独特のやりかたでやってもいいのでしょうか。
また江戸川乱歩賞を受賞した『猿丸幻視行』のように、古文を交えたりして一ページ丸々使ってしまうのはいいのでしょうか.『このミステリー大賞」に応募したいのですが、聞くことはできないんです。

小説のなかで行間を空けることについての返信

投稿者 大野知人 投稿日時: : 2

本当に意味があるならやれば良い、と思います。
そもそも、質問者さんもわかっていらっしゃる通り、挙げられている表現はすべて『通常の文法・文章表現からは外れたもの』です。

順接的に、通常しない表現である以上『読みにくい』わけです。
なので、質問文内でおっしゃられている『相手が特別な存在であることをわかりやすくする』という目的に照らしてみると、『よほど文章がうまくないとむしろ逆効果である』ト言えるでしょう。

基本的に文章の読みにくさは、読者の没入感を損ね、かつ作品そのものへの興味を損ねます。ひとは理解しづらいものを嫌がる傾向にありますからね。

そのうえでなお、あえてそういった『外れた』表現を使うのであれば、『なんかオシャレそうだから使ってみた』とかでは無く、明確に『なにが』『どうして』 『
どのように』不気味であることを分かりやすくするのかが作者の中で明確でないと、ただのわかりにくいだけの文章になってしまいます。

1ページまとめて古文にする、というのもそう。表現として活かし切るためには、該当部分以外の文章でまず読者を引き離さないだけの余力をもったうえで、読後に『成る程、あそこであえて古文表現をするのには確かに理由があったんだな。これは上手い』と読者が納得できるだけの、作中での必然性が必要になります。

最後に、そういった飛び道具を使わない範疇での『不気味さ』や『差別化』の方法をいくつか紹介します。

まずは、『文章に使う語彙を変えること』
日本語は豊富な同義語の語彙を持ちますから、大抵の人には無意識に使わないようにしている語彙というものがあります。
そこを意識して使ってみると、案外読者は違和感を覚えるものです。

次に『過剰に丁寧な敬語』。ときおり言われる話ですが、何にでも『ございます』だの『いたします』だのをつけるのはおかしい、という話題があります。
実際、文法を紐解けば、『その動詞は単体で敬語形があるんだから、いたしたりござったりしないよー』ってものも多いんです。
逆説的に言えば、オーバーに尊敬・謙譲表現を付け加えても、一応は読めるということでもあります。
一方でどうしようもなくへりくだっているので、読者は違和感を覚えるでしょう。

参考になったかはわかりませんが、私からの回答は以上とさせていただきます。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説のなかで行間を空けることについて

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