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音読と音読筆写 比率の返信

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音読と音読筆写 比率(元記事)

音読だけ、もしくは音読しながら書き写しをする音読筆写は何対何の比率ですか。

ネット上で、島田雅彦さんが小説家になるならば、
朗読や書き写しが1番良いと書いているのですが、
1万時間修行の法則をラノベ研究所で読みまして、この質問です。よろしくお願いします。

音読と音読筆写 比率の返信

投稿者 サタン 投稿日時: : 1

書き写すことは、賛否はあるけどそれなりに効果的な方法だと思います。
ただこれは、イラストで言えば模写に近いというよりトレスに近い練習方法です。
トレースしまくってバランスを手に覚えさせれば、そのうち描けるようになりますよね。
これは、そういう話です。
小説を書き写せば一冊の小説を書き上げる感覚がなんとなく把握できるので、一度はやってみると良いと思います。
でも、だからってずっとそれを続けることが修行になるとは思えません。

音読も書き写しも、これは結局のとこ「単に読むだけ・流し読みするだけではダメだよね、ちゃんと考えて読もうよ」って事に通じてます。
音読、つまり声に出すことで口でアウトプットしながら読むことになるので、文章を理解しながら読むことになるし、自分で口にし耳でも受け取るので書いてある事をちゃんと把握しながら読むことができ、すなわち「ちゃんと考えて」読むことが出来ます。
書き写しも同じく文章としてアウトプットしながら読むことになるので、文章の構造や流れやセンスを肌で感じながら、それを理解して読むことができます。
そういうことを推奨しています。

例えば、イラストのトレスも同じで、単に描き写せば良い話ではなくて、完成品のイラストを下敷きにあえてアタリを取ったり衣服で隠れてる部分を描いたり、また見えない部分を陰影や髪の流れなどでどう描写してるのかを「ちゃんと考えて」トレスすることで学習になります。

誰かに言われてそれが正しいとするモノは「創作」じゃないので、練習方法も訓練自体も、自分が納得できるようにやりましょう。
「音読するのが良い」というのも、彼個人がそう感じて提案してるに過ぎない事だし、「書き写し」は度々言われることだけど、これも実践した個人の感想でしかありません。
ちなみに私個人の提案では「漫画を小説に起こす練習」が面白かったです。漫画と小説じゃ表現方法が違うからソコを工夫するのが面白い。

1万時間というのも、なんだっけ、確か心理学系の話の調査から来てる話だっけか?
普通に上手いだけのアマチュアはいくら本人が趣味だと公言してても、練習時間はせいぜい週に3・4時間。
一方プロは日に6時間以上だった、みたいな話じゃなかったっけ。けっこううろ覚えだけども。
それを練習はじめた日からプロになったと言える日まで計算して平均するとプロは1万時間ほどがラインでした、という調査結果だったような。
ようするに1万時間って時間は一つの目安にはなろうけど、あんま意味ない数字で、ごくごく当たり前の話「日々の積み重ねが大事です」という事でしかありません。

つまるとこ、「ちゃんと考えて読もうよ」「積み重ねが大事だよ」と、当たり前の事を言ってるだけです。
正直「比率」の意味するところがわからなかったので単に「書き写し」の個人的見解という回答になってますが、本はちゃんと考えて読んで、執筆を積み重ねましょう、というそんだけなので、比率も何もないと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 音読と音読筆写 比率

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