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方向性の決め方について (No: 1)
スレ主 雪夜刹莉 投稿日時:
方向性の決め方ってどういう風にしたら良いのでしょうか?
なお、方向性を決めたあとから物語を作るのか物語を決めてから方向性を決めるかならどちらがやり易いでしょうか
皆様の意見をお聞かせいただければ幸いです
カテゴリー: その他
この質問に返信する!人気回答!方向性の決め方についての返信 (No: 2)
投稿日時:
これは、「方向性」という具体的な何かが存在するわけではないので、作者それぞれな部分が大きいかと思います。
というのも、そもそも「方向性」についてどういう認識で言ってるのか、という時点で議論がすれ違うことも多いからですね。
ここでは大雑把な「どういう話なのか?」という、その物語の目標、目的、そういうのを指して「方向性」と答えてみたいと思います。
まず、基本的には「方向性」はどんなタイミングで決めても問題なく、やりやすさで言っても、やはり人それぞれとしか言いようがないでしょう。
ただ、ここでは「どういう話なのか?」を指して「方向性」と答えますから、物語が決まってりゃ、つまり「どういう話なのか」が決まってりゃ自動的に方向性は定まってるハズです。
逆に、方向性を決めてから、と言っても「どういう話なのか?」を決めてからと言ってるも同然なので、これも方向性を決めたと同時に自動的に物語はできてるハズです。
でも、何に悩んでるのかはなんとなくわかります。
たぶん、「方向性」を「次の作品は学園でドタバタするコメディを書こう!」とか、ものすごい漠然と考えてるんじゃないかなと思います。
こう考えると、確かに方向性を決めただけで物語ができるわけはないでしょう。
でも、もっと具体的な方向性を考えたらどうか?
例えば、「主人公が誤解からヒロインに追い掛け回される話を書こう!」という方向性を決めたなら、もうこの時点で物語の概要ができてますよね。
主人公の誤解がキーになるなら、この誤解で物語をころがして、ヒロインに追い掛け回され、誤解が解けたところで話は終わり。
で、
「主人公が誤解からヒロインに追い掛け回される話」という一文を、「方向性」と言えば「方向性から考える」と答えるし、この一文は「物語だ」と言えば「物語から考える」と答えます。
どういう方法にしろ、私の場合は、一番最初にこういう「物語を凝縮した一行の文」を作ることから始まります。
その一文が作れるなら、方向性から頭を捻って「学園コメディだから主人公とヒロインが何かする話がいいな、どんな風にしよう?」と考えることもあるし、物語性から「追われる話がいいか、協力する話がいいか、どうしようかな?」と考えることもあります。
方向性の決め方についての返信 (No: 3)
投稿日時:
こんばんは、なるほど私もよく分かりませんでした。
方向性・物語はどこを目標にしているかで質が変わってきます。
書いた小説はネット連載に投稿するのか、仲間内で読めればいいだけなのか、あるいは新人賞に送るなど。
目標=方向性ではないの? いい疑問です。
私にも分からないのですが、今回のケースでは方向性の後ろに物語とあるので
目標と、方向性・物語は別と考えます。
>>方向性の決め方ってどういう風にしたら良いのでしょうか?
目標を基準に考えます。
読者を意識して書かれていない小説と、新人賞に送る小説では、想定している読者数の桁が違います。そこから方向性・物語に求められる強度を予想します。
いつも自分の最高傑作って大変じゃないですか。
賢く書こうってことです。
>>方向性を決めたあとから物語を作るのか物語を決めてから方向性を決めるかならどちらがやり易いでしょうか
方向性・物語のどちらから手をつけたとしても、物語と方向性はエンドレスリピートの関係になってしまいます。
途中で物語が分からなくなったら、方向性から物語を考えます。
方向性が分からなくなったら、物語から方向性を考えます。
そうしているうちに、ますます物語や方向性が分からなくなっていったり。
もっと良い物語や方向性を思いつくので、物語と方向性は初期の構想からどんどん成長していきます。終わりがありません。
なので最初の目標や締め切りが大切になってくるのではないかと。
そんなことを考えつつ…………。