>むしろ現段階で質問攻めにしてもらえるのはとても助かります。
そう言われると真に受けて調子に乗る連投魔あまくさですが、そちらから特に何か無ければレスはお気遣いなく。
>要はめちゃくちゃリアルな体感型のマインクラフトのようなものです。素材となるブロック(イメージの最小単位)は運営から提供されていて、いったん完成した建築物は誰がどこからどう見ようが同じものです。
なるほど、そういうことならよく理解できます。
1)開発・運営側によって世界観が作り込まれている。
もしくは、
2)ベースとしてのワールドタイプと、素材のブロックが提供されていて、ユーザーはそれを組み合わせて独自の世界観を作り上げていくことができる。
このどちらかならイメージしやすいです。スレ主様の構想では2の方が近い感じでしょうか。テンプレが用意されていることで共通性が確保され、それを組み合わせることで自由度とユーザー同士の相互性が広がるみたいな。で、素材はポリゴンではなくて、超リアルなフルダイブ型なんですね。
面白いかもしれないという気がしてきました。
>仮想空間上を移動するのに、何で乗り物や時間が必要なのか
それは絶対必要だと思います! むしろ必要ないという発想がなかった(笑
>「つまり、データの転送速度っていうシステム上の都合を、物理学と身体感覚に翻訳してるってわけ。そっちのほうがより自然に理解できるから。とくに私たちほど詳しくない、一般人にとってはね」
物語的には戦車や馬車の方が絵になるというのが真実(だと思う)かと考えますが、そういうもっともらしい理由付けがあるのもいいですね。ガンダムの「ミノフスキー粒子」、まどマギの「第二次性徴期の少女の希望と絶望の相転移」。後者はもっともらしい口から出まかせの傑作です(笑
>並列処理パターンについては正直詳しいことは考えていませんが、
これに関しては、まだよく解りません。
フルダイブ型仮想現実って、ぶっちゃけ何らかの装置によって脳に干渉し、誤作動を起こさせて幻を見せるんだと思うんですよ。つまり実世界にしても仮想世界にしても、それを体感するキャラの単一視点が存在するわけで。だからそこに並列処理を持ち込むと、視点がダブるって状態になるんじゃないかと思います。そういう状態は(作中の)技術論としては可能としても、体験するキャラはかなり面食らうんじゃないかなと。
それって考えようによっては、VRよりAR(拡張現実)に近いかなあ。あれって現実世界に仮想空間をダブらせるんですよね。
そういうイメージなら、大野さんがあげていらっしゃる『電脳コイル』が面白いかもしれません。ARの進化形みたいな世界観が実に巧みに描かれていて、一見の価値はあります。
あまくさ様
>ベースとしてのワールドタイプと、素材のブロックが提供されていて、ユーザーはそれを組み合わせて独自の世界観を作り上げていくことができる。
まさにそんな感じです。改めて考えると、完全にマインクラフトですね。
並列処理パターンについては、私も分かっていないです。なら最初から言うなという話ですが…。
原理に関する屁理屈はいくらでも捏ねられるのですが、おっしゃる通りキャラクターの体感がまったく想像がつかないというのが、書く側としても読む側としても最大のネックかなと思っています。
それでもまだちょっと未練があるのは、そもそもシリーズの構想が「仮想空間が現実を侵食する」という発想からスタートしたからで、言われてみるとたしかにVRではなくARですね。もう少しだけ悩んでみようと思います。
いろいろ質問していただいてありがとうございます。
引っかかりそうなポイントを押さえたり、理解を深める助けになりました。