元記事:自分が感情移入できないと物語も書けない?
とあるテレビの特番で、「ONE PIECE」の作者尾田栄一郎さんがこう言っていました。
「泣くシーンを書く場合、自分が泣けないと読者も泣かすことができない」
これって、小説でも同じことが言えるのでしょうか?
自分が感動したと思う場面
自分が胸熱と思うバトルシーン
自分が笑えると思うやり取り
自分の心に突き刺さる台詞
等等
そうやって、自分の心が動くシチュエーションを小説に書いていってこそ、読者の心を動かしたり笑わせたりするのでしょうか?
とはいえ、自分の価値観や感性が読者と同じなのかと聞かれると、なんおとも言えませんが......
よろしくお願いします
上記の回答(自分が感情移入できないと物語も書けない?の返信)
投稿者 silica : 0 投稿日時:
おそらく、自分で意図的に作るシーンは、そうでしょう。恐らく、作品に対する感動やらなんやらは、それまでの経過からの結果によって形作られるはずですし、それを一番よく知っているのは自分でしょう。それ故に、判定が一番緩いはずですので、その一番緩い人の心すら動かせないものに、誰が心を動かされると言うのでしょう。
ですが、それは意図的に提示した部分の話です。実際のところ、読者は作者の意図せざるところでも感動しますので、一概にそうとは言えません。他の誰かが、その人自身をかえりみて、何かを思うことがあるかもしれません。でも、それは作者にとっては分からないことです。
結論としては、何がしかの感動などを意図的に与えたいと思うなら、自分を泣かせて見せるのは最低限ではないかと思います。
尤も、ある程度他の人の思考パターンを予測して話を作れるならその限りではないですが……
カテゴリー : ストーリー スレッド: 自分が感情移入できないと物語も書けない?
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