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自分が感情移入できないと物語も書けない? (No: 1)

スレ主 ぐーたろー 投稿日時:

とあるテレビの特番で、「ONE PIECE」の作者尾田栄一郎さんがこう言っていました。

「泣くシーンを書く場合、自分が泣けないと読者も泣かすことができない」

これって、小説でも同じことが言えるのでしょうか?

自分が感動したと思う場面
自分が胸熱と思うバトルシーン
自分が笑えると思うやり取り
自分の心に突き刺さる台詞
等等

そうやって、自分の心が動くシチュエーションを小説に書いていってこそ、読者の心を動かしたり笑わせたりするのでしょうか?

とはいえ、自分の価値観や感性が読者と同じなのかと聞かれると、なんおとも言えませんが......

よろしくお願いします

カテゴリー: ストーリー

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自分が感情移入できないと物語も書けない?の返信 (No: 2)

投稿者 大野知人 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

 A.無い。

 っていうかね、尾田さんの言っていることは事実だとは思うけど、多分うまたろうさんの解釈は間違ってる。

 例えば、多分虚淵玄がキュウべぇの『わけがわからないよ』と言う台詞にどこまで共感できるか、と聞かれれば多分そこまででもない。
 ガンダムの富野監督がアムロの『親父にもぶたれたことないのに!』に共感してそれを作ったか、と言えばそうでもない。

 小説って言うのは読者の感情や情動に訴えやすい形で、つまり『やや大げさに』表現をしたりするものだから、そもそもからして『文中の実情』と『読者が文章から読み取ること』が同じである訳ではないし、そんな必要は無い。

 その上で、尾田栄一郎が何を言いたかったかって話をするなら。素直に、『自分がどういう物語を読みたいか』考えて、それを読者に分かりやすい形で書けばいい、ってこと。
 うまたろうさん自身が気付いている通り、読者の感性とあなたの感性が同じである訳は無い。
 だから、『書いたもの』自体は読者の感性に合わせなくちゃならないし、『一般的な読者の感性』みたいなのは、大雑把に分析できるから、合わせることが出来る。
 でも、『書こうとするもの』はうまたろうさんの感性で、『どういうシーンで心動かされるか』考えて、ポイントをまとめ上げなきゃいけない。

自分が感情移入できないと物語も書けない?の返信 (No: 3)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

悲しいという感情を作者がまったく持ち合わせていなかったら、悲しいシーンは書けないでしょうね。なので、

自分がどんなときに泣くのかを良く分析し、理解していれば、読者を泣かすことができる。

とは思います。しかし、

「自分が泣けないと読者も泣かすことができない」

という意見は、尾田さんの真意は別として、あまり額面通りには受け取らない方がよいと思いますよ。まあ、あの人の作品は本当に作者の感情を全力でたたき込んでいる感じはしますが。そういうタイプの作者としての実感なんだろうなとは思います。

しかし。

注意してほしいのは、作者の感情移入と読者の感情移入は別物だということです。「ONE PIECE」のような作品を書くためには作者自身の感情の振幅が大きいことは不可欠ではあるでしょうが、同時に自分の感情を客観視できることも不可欠です。それでなければ単なる独りよがりになってしまうのがオチでしょう。

小説でもマンガでも、泣かせるシーンを作り上げる基本は、そこに至るストーリーの流れです。「ONE PIECE」だって、ストーリーによってキャラの感情をじっくりと溜めに溜めてから、それを正念場で大爆発させるように描かれていると思いませんか? そういうストーリー的な部分にも注目することをお勧めします。

自分が感情移入できないと物語も書けない?の返信 (No: 4)

投稿者 手塚満 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

そのレベルの原則論ですと、小説もコミックも同じでしょう(さらにアニメでも実写でも)。以下も「フィクションの創作ではどうか」ということにしまして、小説か否かは特に区別しないことにします。

結論を先に申せば、「そんなことを言う人もいる」レベルで受け取り、今は気にしないほうがいい、ということになります。以下、少し説明してみます。

0.面倒くさい余談(飛ばして大丈夫)

そのことの説明の前に、ご質問文で気になる点を少し。

> 自分の価値観や感性が読者と同じなのかと聞かれると

「読者」と十把一絡げに考える、あるいは代表的、平均的な読者みたいな捉え方をするのであれば、危険です。これは「読者の心を動かしたり笑わせたり」も同様です。読者個々人の好み、価値観、それらを形成する人生経験等は多様です。

ですので、ある読者が大好きな作品、シーン、題材等は、別のある読者は大嫌い、なんて普通です。小説は作者1人に読者複数です。ある読者はスレ主さんと好みが似ているでしょうし、別の読者は正反対だったりするでしょう。漫然と「自分と読者」みたいな対比をするのは危険です。

1.感動したまま書くと独りよがりになりがち

面倒くさい前置きをお詫びしまして、ご質問について。結論から申せば、

> 尾田栄一郎さんがこう言っていました。
> 「泣くシーンを書く場合、自分が泣けないと読者も泣かすことができない」

については、尾田さんがそうしている、という尾田さん個人の方法論だと割り切るべきです。参考にしてもいい。しかし我々作家志望者全般に対する基本的なアドバイスと捉えるべきではありません。

尾田さんの言を少し具体的なイメージにしてみます。主人公が泣くとして、自分(作者)としてはアホ臭すぎて泣くに泣けないシーン、台詞にしかならないとしたら、確かに読者を泣かせることは難しいでしょう。「なぜこれで泣けるか分からない」ようでは、泣ける要素があるはずがない。

では、構成を工夫し、シーンや台詞を練りに練って、自分も感動して泣くほどとなり、涙しながら書いて行ったら、読者も泣いてくれるか。残念ながら非常にリスキーだと思います。感動してしまっているからです。言い換えれば感情が高ぶっている。そういうときは自分を疑えなくなります。

つまり、感動しちゃうと感動しない可能性を考えられなくなる、気づけなくなるんですね。そのため独善的となり他人に伝わらないものになります。興奮している人の話って、その人に何か大きなことがあったと察せはしても、何があったかは分かりにくいものです。だから「まず落ち着け。何があったんだ?」みたいなテンプレなことを言わねばならなかったりします。

2.感動ではなく感動した経験で書く

感動しても、他の人に伝えたいなら落ち着かないといけないわけですね。その意味で尾田さんの言を自分なりに言い換えるなら、

「泣くシーンを書く場合、自分が前に泣いたことがあるものでないと、読者も泣かすことができない」

となりましょうか。もう少し具体的に申せば、

1. 自分(作者が)泣くほど感動する。
2. 感動したことを反芻しつつ、感動の感情が鎮まるのを待つ。
3. それでも感動したことを飽きるまで反芻する。
4. 感動はなくなり、感動した記憶のみ残ったら、それを元にどう伝えるか考える。

くらいの段取りになります。「前にこれで泣いたけど、今となっては飽きてアホ臭い」くらいになってから、ようやく作品に取り入れられるということです。

3.断片的な言辞から学ぶのはリスキー

ご質問からは副次的なことになりますが、有名作家がテレビ番組(特にバラエティ系)で言ったことを、そのまま受け取るのは危険です。なぜなら、

1. 相手は天才的かトップレベルの熟練者なので我々には真似すら難しい。
2. 視聴者を感動させるよう計算された話になってることが多い(たいてい台本あり)。
3. 個人的な経験談であり、その個人としても創作手法の断片でしかない。

等々があるからです。ある作家/創作指導者が1冊の本にまとめたことを、1冊まるごと一貫して系統的に受け取るなら、まだ大丈夫でしょう。しかし、断片的なものを分かったつもりになるのは危険です。断片的な説明でも大事な教示やヒントになるのは、上級者の世界です(なぜなら、その断片を取り巻けるものを、もう持っている人たちから)。

守破離でいえば、我々志望者は最初の「守」(たった1人の師、1つの流儀から学ぶ)ですよね。基本的なことで学ぶことが、まだまだたくさんある。あっちこっちから集めてきたバラバラの知識をまとめ上げる力はまだない。なにせ1つの流儀すら身に着いてないんですから。

ですので、あちこちで見聞きしたことに影響されるのは危険です。それができはじめるのが「破」(他の流儀、いろいろな上級者からも学ぶ)のレベルでしょう。お示しのような断片的なものですと、そろそろ「離」(自分の流儀を確立する)に行けそうな人でないと参考にはできなさそうです。

自分が感情移入できないと物語も書けない?の返信 (No: 5)

投稿者 読むせん : 1 No: 1の返信

投稿日時:

あー・・・・・(-_-;)たぶんやけど、じぶん理解力低いやろ?

ワンピースの作者の凄いところは基本【理解できないと描かない】事。

なんか「こうしたら泣くんじゃね?」とか「分かんないけど男の娘が流行っているし組み込むべ」とかが無い。

「ツンデレ」とか「男の娘」キャラの良さが自分なりに理解できて初めて「ツンデレ」や「男の娘」キャラを明確に描く。

ーーーーーーーーーーーーーーー
「良さは理解できないしクソだと思うけど流行っているから描くンゴwww」がほとんど無いねん。
 だから流行に乗り遅れまくるけど、いざ描くとなれば本質は押さえてくる。

感情移入ではなく「理解」が無いと泣かせられないって事

自分が感情移入できないと物語も書けない?の返信 (No: 6)

投稿者 silica : 0 No: 1の返信

投稿日時:

おそらく、自分で意図的に作るシーンは、そうでしょう。恐らく、作品に対する感動やらなんやらは、それまでの経過からの結果によって形作られるはずですし、それを一番よく知っているのは自分でしょう。それ故に、判定が一番緩いはずですので、その一番緩い人の心すら動かせないものに、誰が心を動かされると言うのでしょう。

ですが、それは意図的に提示した部分の話です。実際のところ、読者は作者の意図せざるところでも感動しますので、一概にそうとは言えません。他の誰かが、その人自身をかえりみて、何かを思うことがあるかもしれません。でも、それは作者にとっては分からないことです。
 
結論としては、何がしかの感動などを意図的に与えたいと思うなら、自分を泣かせて見せるのは最低限ではないかと思います。

尤も、ある程度他の人の思考パターンを予測して話を作れるならその限りではないですが……

自分が感情移入できないと物語も書けない?の返信 (No: 7)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

はっきり言ってしまえば、尾田栄一郎さんがそういうタイプの漫画家だってだけ。
感情を込めて描くから自分の感情を高ぶらせる手段の一つとして、「自分が泣けるくらいに」ってことじゃないのかな。
同じことをコメディやバトルシーンに置き換えても同じ話なんだろうけど、でもそうすっと、ドフラミンゴみたいなキャラクターを描くとき作者はあんな感じで他者を見下してたりするんですかね?ってトコで何かおかしな話になってくるんじゃないかな。
例えばワンピには無いと思うけど、猟奇的なシリアルキラーを描く場合は、作者も人を殺したくてたまらなくて殺人の楽しみを理解している、という話になっちゃわない?

でも、個人的にはそれも真実だと思っていて、要するに尾田栄一郎さんはそういうタイプの漫画家だから、彼にはダークな話が書けないと思うのよね。
少年漫画だから人死には描かないと単行本で語ってたけど(エースや白髭は死んだが)、そういう理由もあろうけど、それ以前に、おそらく尾田栄一郎さんは自分に理解できないものは描けないんだと思うよ。
最近訃報によって未完が決定した漫画ベルセルクみたいなダークファンタジーは、彼には逆立ちしても描けないと思う。
どっちが上位とかいうディスじゃなくてタイプの違いの話ね。

だから、尾田栄一郎さんはそうだ、というだけ。
恋愛したことないから恋愛が書けないって言う人たまにいるけど、そういう人はたぶん自分も尾田栄一郎と同じタイプだって誤解しちゃうかもしれんけど、これはあくまで「自分を高ぶらせる手段の一つとして」だから、誤解しちゃう人は書けないものの理由付けにしてるだけね。
だって、そういうタイプの人ならそもそも理解できない恋愛要素を入れようと思わないもの。

とはいえ。
>そうやって、自分の心が動くシチュエーションを小説に書いていってこそ、読者の心を動かしたり笑わせたりするのでしょうか?
そりゃ、基本的に創作って自己表現だから、自分を表現するものよ。
ラノベや漫画はそこにエンタメ性が入るために、自己以外の王道や流行などを考えてるだけであって。
ぶっちゃけ、物語ってある程度のテンプレートがあるから、感動も熱血もある程度形があって、別にゼロから凄いものを生み出さなくてもいいんだよ。
というか、書いても書いても微妙なのしか書けないって人の特徴は、まさに「ゼロから生み出そうとしてる」って人。

まず型として感動を与えやすい物語の形ってのがあって、そこに自分が感動したり心が動いた物事を当てはめて、読者層を考えて整形して、プロットにする。
だから私の場合は、読者と同じ視線になって私の自己表現を理解してもらって共感を与え、その共感が「感動を与えやすい物語の形」によって、私の自己表現に感動したという形に持っていってる。
感動自体は私がどうこうしてるわけじゃなく、一種のシステムかなって思ってますね。
刺さる言葉ってのも結構やりかたがあるんで。そういうセリフにはセンスも必要だろうけど、やり方覚えりゃ、頭ひねって考え抜けば超えられる程度のものですね。

ちなみに笑いの場合は、この「型」が、汎用的な型がほぼほぼ存在しなくて、あっても飽きられ済みな弱いものしかないので、自分で作ることになる。
なので、感動より笑いのほうが難しいです。自分なりのシステムを作らんといかん。

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タイトル:自分が感情移入できないと物語も書けない? 投稿者: ぐーたろー

とあるテレビの特番で、「ONE PIECE」の作者尾田栄一郎さんがこう言っていました。

「泣くシーンを書く場合、自分が泣けないと読者も泣かすことができない」

これって、小説でも同じことが言えるのでしょうか?

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等等

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とはいえ、自分の価値観や感性が読者と同じなのかと聞かれると、なんおとも言えませんが......

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