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自分が感情移入できないと物語も書けない?の返信

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自分が感情移入できないと物語も書けない?(元記事)

とあるテレビの特番で、「ONE PIECE」の作者尾田栄一郎さんがこう言っていました。

「泣くシーンを書く場合、自分が泣けないと読者も泣かすことができない」

これって、小説でも同じことが言えるのでしょうか?

自分が感動したと思う場面
自分が胸熱と思うバトルシーン
自分が笑えると思うやり取り
自分の心に突き刺さる台詞
等等

そうやって、自分の心が動くシチュエーションを小説に書いていってこそ、読者の心を動かしたり笑わせたりするのでしょうか?

とはいえ、自分の価値観や感性が読者と同じなのかと聞かれると、なんおとも言えませんが......

よろしくお願いします

自分が感情移入できないと物語も書けない?の返信

投稿者 大野知人 投稿日時: : 1

 A.無い。

 っていうかね、尾田さんの言っていることは事実だとは思うけど、多分うまたろうさんの解釈は間違ってる。

 例えば、多分虚淵玄がキュウべぇの『わけがわからないよ』と言う台詞にどこまで共感できるか、と聞かれれば多分そこまででもない。
 ガンダムの富野監督がアムロの『親父にもぶたれたことないのに!』に共感してそれを作ったか、と言えばそうでもない。

 小説って言うのは読者の感情や情動に訴えやすい形で、つまり『やや大げさに』表現をしたりするものだから、そもそもからして『文中の実情』と『読者が文章から読み取ること』が同じである訳ではないし、そんな必要は無い。

 その上で、尾田栄一郎が何を言いたかったかって話をするなら。素直に、『自分がどういう物語を読みたいか』考えて、それを読者に分かりやすい形で書けばいい、ってこと。
 うまたろうさん自身が気付いている通り、読者の感性とあなたの感性が同じである訳は無い。
 だから、『書いたもの』自体は読者の感性に合わせなくちゃならないし、『一般的な読者の感性』みたいなのは、大雑把に分析できるから、合わせることが出来る。
 でも、『書こうとするもの』はうまたろうさんの感性で、『どういうシーンで心動かされるか』考えて、ポイントをまとめ上げなきゃいけない。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 自分が感情移入できないと物語も書けない?

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