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ナクサさんの投稿(スレッド)一覧

魔法の設定

投稿者 ナクサ 回答数 : 8 更新日時:

 ファンタジー作品を書かれている方に質問です。  皆さんの作品には、魔法・魔術か、類似する設定は存在しますか?  存在するのであ... 続きを読む >>

カテゴリー: 設定(世界観)

ナクサさんの返信一覧

元記事:魔法の設定の返信

魔法に限らず、設定じゃなくてまず物語が先にある。
だから、例えば「勇者が魔王を倒そうとする話」という物語で、その内容は「魔王は悪いヤツなわけではなく、自分勝手すぎる人間を放置してたら世界が滅びると考えて人間に敵対行動をしている」という物語の設定があって、
だから、「世界は魔力で構成されていて、魔力を使いすぎると世界が崩壊する」つまり「魔力とは世界を構成する力のことで魔法とは世界を作り上げる法則のことで、魔術とはその枝葉部分を人間が扱っているだけのものである」と、魔法の設定を作ることができる。

この例は自分がかなり前に書いた設定をかいつまんだものだけど、この例の場合、「魔法の設定」は「魔王の行動理由」のためにあるもので、物語の進行を補足するためのもの。
なので、はっきり言って それ以外はどうでもいい わけで、適当に呪文となえて発動してどーのこうのとよくある魔法の設定をしてます。
ただ、この魔法の設定において大事なのは「魔力は世界を構成する力」ってとこなので、魔力を蓄えられる電池的な魔石は消費したあと 消え去る という描写は強調したし、一部の規格外の怪物は周囲の無機物から強引に魔力吸収する奥の手を持ってる、といった設定も作りました。

別に私の表現や演出が正しいとか上手いとかって話じゃないのだけど、このように「作者がやりたいこと」に対して強調すべき演出を用意したり、伝わりやすい設定にしたり、ということを意識してます。
「作者がやりたいこと」とは最終的には小説を書き上げることなので、その小説で書きたいこと、伝えたいこと、それらをまとめた「物語」がまず先にある。
その物語が伝わりやすくなるように、設定を作る。

上記の回答(魔法の設定の返信の返信)

スレ主 ナクサ : 1 投稿日時:

 サタン様、ご回答ありがとうございます。
 参考にさせていただきます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 魔法の設定

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元記事:魔法の設定の返信

 おそらくは、執筆小説の「その中」において、「魔法・魔術」を扱うのには、どういった設定のもとで、「世界観」を作ってゆけばよいのか、それを問題にしておられるのではないか、と思いました。

 ところで、この「現実世界」を統べてはいる(と、される)いわゆる「物理法則」が、とりあえず「現実世界の世界観」なのだ、と考えたならば、「それの実体」は、なんだと思われますか? 
 「物理法則」と呼ばれている「枠組み」を、もしも仮に「世界観」だと考えたのなら、それは明確に、ある種の「哲学」から導き出されてきた、いわば「哲学の子」なんですね。
 どんな「哲学」なのかというと、それが「2つ」あるんです。
 かの有名な、いわゆる「ヘレニズム(課程を重ねて「論理」を積みあげる)」と「ヘブライズム(この世界は「造物主」によって創られた)」という、つまるところ要するに、「(近代)西洋」を造った「2大思想」なんですね。

 そうなっている原因は、要するに世界観を造っているのが「人間の培ってきた思想」だから、なんですよ。
 それゆえに「魔法・魔術」を、いわゆる「世界観」に組みいれる方法として挙げられるのは、まずは「思想・哲学」に触れておくことです。

 わたしは、「中国風の幻想小説」を書いた経験があるのですが、「中国哲学」を読んできていたので、それほどの苦労もしないですみました。

上記の回答(魔法の設定の返信の返信)

スレ主 ナクサ : 2 投稿日時:

 スイゲツ様、ご回答ありがとうございます。
 申し訳ないのですが、私の説明不足によって誤解を招いてしまった様です。
 私は単純に、私以外の人が考える魔法に触れてみたかったのです。
 ですが、スイゲツ様のご回答はとても勉強になりました。
 ありがとうございます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 魔法の設定

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