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睡眠さんのランク: 初段 合計点: 0

睡眠さんの返信一覧

元記事:「20世期前半ヨーロッパ」のことがわかるおすすめの資料を教えてください。の返信

NHKスペシャル『映像の世紀』『新・映像の世紀』

これは圧巻です。NHKオンデマンド(有料)で視聴できると思いますが、Youtubeでもけっこう視られてしまうようです。

20世紀前半と一口に言っても、2つの世界大戦が起こった時代です。対戦の前・間・後で劇的に違いますよ。20世紀初頭は19世紀の続き、第2次世界大戦後(1945年~。ここもまだ20世紀前半です)は現代のはじまりです。

20世紀前半はヒトラーに代表されるファシズムが世界を席巻した時代ですが、それよりもむしろ国際金融資本と共産主義の出現が重要です。この2つが世界の様相をまったく変えてしまい、現在に至ります。
また中東に膨大な石油が眠っていることが発見されたのも20世紀前半で、人類史上空前のエネルギー革命を引き起こしました。これが無ければ現在の私たちの生活も無かったのは確実。商品経済・金融・工業化・コンピューター・原子力。これらを生み出したパワーの源泉です。

20世紀前半は間違いなく人類の歴史上で最大の激動期。だからヒトラーみたいな極端な人物が擡頭し、世界大戦が2度も起こったんです。
一筋縄でいく時代ではありません。

『映像の世紀』
第1集 20世紀の幕開け
~カメラは歴史の断片をとらえ始めた~
第2集 大量殺戮の完成
~塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見た~
第3集 それはマンハッタンから始まった
~噴き出した大衆社会の欲望が時代を動かした~
第4集 ヒトラーの野望
~人々は民族の復興を掲げたナチス・ドイツに未来を託した~
第5集 世界は地獄を見た
~無差別爆撃、ホロコースト、そして原爆~
第6集 独立の旗の下に
~祖国統一に向けて、アジアは苦難の道を歩んだ~
第7集 勝者の世界分割
~東西の冷戦はヤルタ会談から始まった~
第8集 恐怖の中の平和
~東西の首脳は最終兵器・核を背負って対峙した~
第9集 ベトナムの衝撃
~アメリカ社会が揺らぎ始めた~
第10集 民族の悲劇果てしなく
~絶え間ない戦火、さまよう民の慟哭があった~
第11集 JAPAN
~世界が見た明治・大正・昭和~

『新・映像の世紀』
第1集 第一次世界大戦・百年の悲劇はここから始まった
第2集 超大国アメリカの出現・グレートファミリー 新たな支配者
第3集 第二次世界大戦・時代は独裁者を求めた
第4集 冷戦・世界は秘密と嘘に覆われた
第5集 激動の1960年代・若者の反乱が世界に連鎖した
第6集 21世紀の潮流・あなたのワンカットが世界を変える

上記の回答(「20世期前半ヨーロッパ」のことがわかるおすすめの資料を教えてください。の返信の返信)

投稿者 睡眠 : 0 投稿日時:

映像で見るというのも十分な資料になりそうですね。
NHKの番組という考えは思いつかなかったので目から鱗です。

ありがとうございました。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「20世期前半ヨーロッパ」のことがわかるおすすめの資料を教えてください。

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元記事:『幼女戦記』

なお『幼女戦記』は20世紀前半(世界大戦時代)のヨーロッパをけっこうリアルに再現しています。
史実との大きな違いは、魔導士が存在してテクノトジー化されていることと、「もし第1次世界大戦を経過せずに第2次世界大戦が起こったら」という思考実験をやっているところです。しかし、それ以外はけっこう正確な知識に基づいているようです。
あの作品、原作を読むと作者が軍事オタクなのがわかります。ミリオタの方はたいてい資料に強いので、わりと信頼できそうですよ。

上記の回答(『幼女戦記』の返信)

投稿者 睡眠 : 0 投稿日時:

すみません、間違った場所に返信してしまったかもしれないので変な返信があれば無視してください…。

幼女戦記は名前だけ知っていましたが、そんなに世界観設定が充実しているとは知りませんでした。
かなりの長編というイメージがあるので、余裕がある時になりそうではありますが、機会があれば読んでみたいと思います。

ありがとうございました。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「20世期前半ヨーロッパ」のことがわかるおすすめの資料を教えてください。

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元記事:「20世期前半ヨーロッパ」のことがわかるおすすめの資料を教えてください。の返信

NHKスペシャル『映像の世紀』『新・映像の世紀』

これは圧巻です。NHKオンデマンド(有料)で視聴できると思いますが、Youtubeでもけっこう視られてしまうようです。

20世紀前半と一口に言っても、2つの世界大戦が起こった時代です。対戦の前・間・後で劇的に違いますよ。20世紀初頭は19世紀の続き、第2次世界大戦後(1945年~。ここもまだ20世紀前半です)は現代のはじまりです。

20世紀前半はヒトラーに代表されるファシズムが世界を席巻した時代ですが、それよりもむしろ国際金融資本と共産主義の出現が重要です。この2つが世界の様相をまったく変えてしまい、現在に至ります。
また中東に膨大な石油が眠っていることが発見されたのも20世紀前半で、人類史上空前のエネルギー革命を引き起こしました。これが無ければ現在の私たちの生活も無かったのは確実。商品経済・金融・工業化・コンピューター・原子力。これらを生み出したパワーの源泉です。

20世紀前半は間違いなく人類の歴史上で最大の激動期。だからヒトラーみたいな極端な人物が擡頭し、世界大戦が2度も起こったんです。
一筋縄でいく時代ではありません。

『映像の世紀』
第1集 20世紀の幕開け
~カメラは歴史の断片をとらえ始めた~
第2集 大量殺戮の完成
~塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見た~
第3集 それはマンハッタンから始まった
~噴き出した大衆社会の欲望が時代を動かした~
第4集 ヒトラーの野望
~人々は民族の復興を掲げたナチス・ドイツに未来を託した~
第5集 世界は地獄を見た
~無差別爆撃、ホロコースト、そして原爆~
第6集 独立の旗の下に
~祖国統一に向けて、アジアは苦難の道を歩んだ~
第7集 勝者の世界分割
~東西の冷戦はヤルタ会談から始まった~
第8集 恐怖の中の平和
~東西の首脳は最終兵器・核を背負って対峙した~
第9集 ベトナムの衝撃
~アメリカ社会が揺らぎ始めた~
第10集 民族の悲劇果てしなく
~絶え間ない戦火、さまよう民の慟哭があった~
第11集 JAPAN
~世界が見た明治・大正・昭和~

『新・映像の世紀』
第1集 第一次世界大戦・百年の悲劇はここから始まった
第2集 超大国アメリカの出現・グレートファミリー 新たな支配者
第3集 第二次世界大戦・時代は独裁者を求めた
第4集 冷戦・世界は秘密と嘘に覆われた
第5集 激動の1960年代・若者の反乱が世界に連鎖した
第6集 21世紀の潮流・あなたのワンカットが世界を変える

上記の回答(「20世期前半ヨーロッパ」のことがわかるおすすめの資料を教えてください。の返信の返信)

投稿者 睡眠 : 0 投稿日時:

映像で見るというのも十分な資料になりそうですね。
NHKの番組という考えは思いつかなかったので目から鱗です。

教えていただきありがとうございました。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「20世期前半ヨーロッパ」のことがわかるおすすめの資料を教えてください。

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元記事:「20世期前半ヨーロッパ」のことがわかるおすすめの資料を教えてください。の返信

 ドラコンと申します。ご質問の件につきお答えします。

 まずこのサイトのハウツー本の創作資料コーナーをご覧になりましたか。

 https://www.raitonoveru.jp/siryou/a4.html

 長らく更新が行われていませんが、一通り役立つ資料が紹介されています。まだでしたら、眼を通されることをお勧めします。
 
 古い本も多いので、新品が入手できない場合もあるかと存じます。その場合は、楽天やAmazonで古本を検索されてはいかがでしょうか。
 
 私が読んだもので、「20世紀前半のヨーロッパ」に近いものではあれば、以下の通りです。

『特命全権大使米欧回覧実記』(岩波文庫、久米邦武編、田中彰校注、全5巻)
 19世紀末(1871年~1873年)の板倉使節団の視察記録。日本を欧米列強と並ぶ国にするための視察なので、各国(1巻はアメリカ、ヨーロッパは2巻以降)の政治、経済、産業、交通、通信について一通り記述されている。漢文訓読体に近い文語文で、改行も少なく、はっきり言って非常に読みにくい。よって、巻頭の目録、巻末の解説を先に目を通すことを勧める。また、挿絵付きなので、ビジュアル面から、この時代の欧米についてイメージを持ちやすい。そして、読みにくいとはいえ、西洋近代文明をどう日本語に訳したかを知るには、格好の1冊。

 以下は、このサイトの創作資料コーナーに私が投稿したものです。

『ハプスブルク家の食卓』
 https://www.raitonoveru.jp/siryou/papusu.html

『ハプスブルク家のお菓子―プリンセスたちが愛した極上のレシピ』
 https://www.raitonoveru.jp/siryou/okasi.html
 
 この両書は姉妹編なので、書評としては共通です。オーストリア帝国事実上最後の皇帝フランツ・ヨーゼフとその妃エリザベートの食生活は、時期的にも睡眠さんのご構想の参考になる1つかと存じます。『ハプスブルク家の食卓』のほうには、厨房や食器にページを割いています。氷を使っての食品保存法や食卓クロス類、食卓クロスに関連して、皇帝の下着やシーツ類の洗濯・管理について記述されています。

『大津事件――ロシア皇太子大津遭難』
 https://www.raitonoveru.jp/siryou/ootu.html
 
 これも、1891年と19世紀末のことで、日本でのことではありますが、皇太子が公式に外国を訪問する場合の仕方が、迎える側も含めて、詳しく書かれています。

上記の回答(「20世期前半ヨーロッパ」のことがわかるおすすめの資料を教えてください。の返信の返信)

投稿者 睡眠 : 0 投稿日時:

・特命全権大使米欧回覧実記
・ハプスブルク家の食卓
・ハプスブルク家のお菓子―プリンセスたちが愛した極上のレシピ
・大津事件――ロシア皇太子大津遭難

資料本を四冊もお勧めして頂きありがとうございました。
また、ハウツー本の創作資料コーナーも教えてくださってありがとうございます。
恥ずかしながら知りませんでした。

どれも少し難しそうですが、なんとか頑張って読んでみようと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「20世期前半ヨーロッパ」のことがわかるおすすめの資料を教えてください。

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