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宮代 蓮さんのランク: 初段 合計点: 0

宮代 蓮さんの返信一覧

元記事:海外ドラマの知識をベースに

中学生の頃から警察系のアメリカの海外ドラマやロシアやフランスのマフィア系、警察系の映画(米)がずっと好きで見ていて好きな作品ならセリフを暗唱できるくらいの映画や海外ドラマのファンです。
海外ドラマのような仲間との関係や恋愛政治的な駆け引きをベースに、アクションのストーリー描きたいと思っているのですが、小説は5年以上前に数十冊読んだことがありません。
文章を書く仕事(広告系)をしているので文章表現や幅には多少の自信がありますが、小説を書くためにはやはり何百冊と小説を読むべきでしょうか?

わかりにくい質問で申し訳ありません。

上記の回答(海外ドラマの知識をベースにの返信)

投稿者 宮代 蓮 : 0 投稿日時:

どうも宮代 蓮と申します。

結論から述べると、最初期は『2~3』冊であるべきだと思っています。
あと、“目的を明確にする”ことをお勧めします。

あれ? なんで具体的に書けるの? と思われたかもしれませんが、個人的にはこの数字がベストだと感じています。

文字数やページ数、学術書か否かにもよりますが、何にせよこの冊数だと思っています。

なぜ2~3冊なのか。これは“適度に知識を吸収し、自分の作品に出力できる”冊数だと思っているからです。
え? でも本は多く読まなきゃ良い作品、表現はつくれないでしょ!?

そこでまずは多くの本を読む、という点について崩します。

(執筆の)勉強を目的に多くの本を読むということは、多くの知識や表現を学べる……これは当然のことだと思いますが、“苦痛を伴う場合が多い”ことと、“全て吸収できるわけではない”、そして“忘れやすい”ということを忘れている方が多いと思います。

苦痛を伴うことは、いざ作品を書く時の体力と意欲をそぎますし、全ての、特に自分の作品のように強烈な愛着の無いものからの知識を全て覚えられるわけがありません。

読んだ本の冊数は多いに越したことはない、とよく言われますが、お金は多いにこしたことはないと言われるのと同じで、理想的な面が強いです。

けど、沢山の本を読めば知識がつくんでしょ!!!
私も素晴らしい表現がしたい!!! どうすれば多くの本を読めるか。

ずばり“目的を明確にする”ことです。

実際に筆をとり、書きたい作品を書き始めます。
もちろん語彙や知識は少ない、まっさらな状態です。こんなのでは、表現の幅が狭まるどころか、書けない場合が出るのは当たり前です。
そこで、さっき提言した“2~3冊”が出てくるのです。
この2~3冊はこれを防ぐための最低限の準備だったのです。
2~3冊はあなたの作品を小説としてのカタチをつくる最低限の知識を補助する冊数になります。
やがてつらつらと書いている内に、表現が微妙なり、この表現は気に入らないなどといった点が出てくると思います。

すかさずそれをよく覚えましょう!

個人的にピックアップした語なので、他の雑多な活字よりもよく脳裏に焼き付くと思います。そして次に、その表現を探す旅に出るのです。つまり、出会うまで本を読むということです。
何の目的もなく、ただ知識が手に入ったらいいなぁ~~と、沢山の本を見るよりも遥かに効率的に、表現や知識を吸収できるようになるはずです。
なぜなら明確に、何が欲しいのかあなたは知っているからです!!! あとはそれを拾い上げるだけ。そうして手に入れたものは、テキトーに拾った表現よりも強烈に記憶に残ります。

これがさっき述べた“目的を明確にする”ということです。

本を多く読みたい! と思っているなら、という体で話しましたが。

乱文、長文、いまさらのレス失礼しました。
どうか創作活動が上手くいきますよう、お祈り申し上げます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 海外ドラマの知識をベースに

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元記事:意外性とテンプレのどちらを取るか

拙作の一番最初のエピソードで検討している展開の、ラノベという媒体的な面での是非について悩んでいます。

この第一話においては「普通の男子高校生」の一人称視点から始まり、謎の転校生と、その前後彼の学校で起きている連続殺人、及びその犯人である怪人の目撃情報について触れます。

オチに関しましては、端的に言えばこの現主人公は所謂「信頼できない語り手」であり、犯人である怪人の正体は彼でした。
メタ的にも正体が発覚した後は、真の主役である件の転校生にあっさり退治され、視点もそれからは転校生の方になります。
どうでもいい話ですがこの旧主役の変貌する怪人は「蜘蛛みたい」と描写し、スパイダーマンと見せかけてショッカーの蜘蛛男という意味合いも込めた物です。

近々アニメ化される某漫画作品で見た手法を拙作にも取り入れてみたいという考えから採用した一方、一度読者に自分と同一視してもらった主役を突然突き放して退場させる事は、漫画でするのとは訳が違うのではないかと思った所です。
読者が離れてしまわないか心配です。

上記の回答(意外性とテンプレのどちらを取るかの返信)

投稿者 宮代 蓮 : 0 投稿日時:

 初めまして~タフトと申します。
 
 どんでん返しと言うと、シュタゲやカオチャなどのノベルゲームを思い出しますね……。
 
 それはさておき、スレ主様の「主役を突き放し退場させる」という点について自分の考えを述べます。

 この「主役を突き放し退場させる」ということについてですが、これは“アリ”だと思います。けど、待ってください。これには少し条件があるように思えます。

 スレ主様のおっしゃるその“主役”についての視点が存在する以上、そのキャラはただの“やられキャラ”でも“モブキャラ”でもありません。歴とした作品の“立役者”です。つまり、中枢、メインなわけです。

 そういう中心人物は、やられるにしても「何かしらの傷跡であったり記録」を作品に残しているべきだと私は思います。

 個人的な主人公及び中心人物における“最低限のルール”は、「読者が感情移入できる」「物語の根幹で、大きな影響を及ぼしている」「信念をもって行動し、それに一貫性がある」です。他に挙げるとなると枚挙に暇がないですが……ここで挙げたルールを守っていれば、何をしてもいいと思っています(……素人目線ですが)。

 ですので、主役が退場した後、真主役及びその仲間の考え方や行動、彼らを取り巻く物語に、死んでもなお大きな影響を及ぼしている。という事でしたら、そういった「どんでん返し」は良いと思います。

 ダメなのは、やっつけて終わり。特に真主人公の思うところもなく、死んだ彼は結局“空気”。物語の“テーマ”だったり“根幹”になんの影響も及ぼさずに、はいおしまいとかそういう曖昧な終わり方です。

 そして、大前提としてこういった「どんでん返し」に“伏線”は必須です。無いと、ゴミ以下の存在に成り下がるので気を付けましょう。

 また余談ですが、シュタゲなどの「どんでん返し」作品は、これらが守られていると思います。

 ダラダラと長くなってしまったので、要点をまとめます!

 ①主役退場は全然オッケー!けど、ちょっと待って。

 ②退場する人物にしろ、中心人物を“空気”にしてはいけない。

 ③真主役及びその仲間は、中心人物の死によって何かしら影響を受けるべき。

 ④伏線はぜったいにはって!

 です!
 長文、乱文失礼しました。
 
 

 

カテゴリー : ストーリー スレッド: 意外性とテンプレのどちらを取るか

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