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海外ドラマの知識をベースに (No: 1)

スレ主 神田 投稿日時:

中学生の頃から警察系のアメリカの海外ドラマやロシアやフランスのマフィア系、警察系の映画(米)がずっと好きで見ていて好きな作品ならセリフを暗唱できるくらいの映画や海外ドラマのファンです。
海外ドラマのような仲間との関係や恋愛政治的な駆け引きをベースに、アクションのストーリー描きたいと思っているのですが、小説は5年以上前に数十冊読んだことがありません。
文章を書く仕事(広告系)をしているので文章表現や幅には多少の自信がありますが、小説を書くためにはやはり何百冊と小説を読むべきでしょうか?

わかりにくい質問で申し訳ありません。

カテゴリー: 文章・描写

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海外ドラマの知識をベースにの返信 (No: 2)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ある程度は読んだ方が良いです。

映像で知っている機具や見えるものの名称とかを知らなくて「あ?これなんて名称なの?」とかで困るそうです。

海外映画のノベライズや原作とかを首っ引きにして読むと、映像をどうやって言語化しているのか?とか映像化に当たって何を省いてしまっているのか?が見えますよ。

昔、映画だとしらず【ワンダーボーイズ】読んだことありますが、死ぬほど読みにくかった。

その数年後、映画を観て、「映画の方が分かりやすいし面白く仕上がっているわ!!と笑ったことがあります。

作中劇の小説内のシーンで凌辱されそうになり抵抗する女がキイチゴを潰すエピソードとか、明らかクトゥルフ神話を意識したエジプト女王の柩と近親相姦に絡めた物語(作中劇)とか、主人公の妻が活字中毒すぎて風呂場ではシャンプー―の成分表を読んで活字への飢えを満たしている(笑)とか

小説は内容濃すぎて、本編分かんなかったわ。
印象的で散文的で、映画では省かざるを得ない要素も多々あった気がする_(┐「ε:)_

スターウォーズのノベライズはアランDフォスターだけど、アラン作品にしてはパサパサした質感だったな。エクソシストのノベライズもアランだっけ?

砂の惑星は父が持っているけど読んでないから何も言えないっす。

海外ドラマの知識をベースにの返信 (No: 3)

投稿者 宮代 蓮 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

どうも宮代 蓮と申します。

結論から述べると、最初期は『2~3』冊であるべきだと思っています。
あと、“目的を明確にする”ことをお勧めします。

あれ? なんで具体的に書けるの? と思われたかもしれませんが、個人的にはこの数字がベストだと感じています。

文字数やページ数、学術書か否かにもよりますが、何にせよこの冊数だと思っています。

なぜ2~3冊なのか。これは“適度に知識を吸収し、自分の作品に出力できる”冊数だと思っているからです。
え? でも本は多く読まなきゃ良い作品、表現はつくれないでしょ!?

そこでまずは多くの本を読む、という点について崩します。

(執筆の)勉強を目的に多くの本を読むということは、多くの知識や表現を学べる……これは当然のことだと思いますが、“苦痛を伴う場合が多い”ことと、“全て吸収できるわけではない”、そして“忘れやすい”ということを忘れている方が多いと思います。

苦痛を伴うことは、いざ作品を書く時の体力と意欲をそぎますし、全ての、特に自分の作品のように強烈な愛着の無いものからの知識を全て覚えられるわけがありません。

読んだ本の冊数は多いに越したことはない、とよく言われますが、お金は多いにこしたことはないと言われるのと同じで、理想的な面が強いです。

けど、沢山の本を読めば知識がつくんでしょ!!!
私も素晴らしい表現がしたい!!! どうすれば多くの本を読めるか。

ずばり“目的を明確にする”ことです。

実際に筆をとり、書きたい作品を書き始めます。
もちろん語彙や知識は少ない、まっさらな状態です。こんなのでは、表現の幅が狭まるどころか、書けない場合が出るのは当たり前です。
そこで、さっき提言した“2~3冊”が出てくるのです。
この2~3冊はこれを防ぐための最低限の準備だったのです。
2~3冊はあなたの作品を小説としてのカタチをつくる最低限の知識を補助する冊数になります。
やがてつらつらと書いている内に、表現が微妙なり、この表現は気に入らないなどといった点が出てくると思います。

すかさずそれをよく覚えましょう!

個人的にピックアップした語なので、他の雑多な活字よりもよく脳裏に焼き付くと思います。そして次に、その表現を探す旅に出るのです。つまり、出会うまで本を読むということです。
何の目的もなく、ただ知識が手に入ったらいいなぁ~~と、沢山の本を見るよりも遥かに効率的に、表現や知識を吸収できるようになるはずです。
なぜなら明確に、何が欲しいのかあなたは知っているからです!!! あとはそれを拾い上げるだけ。そうして手に入れたものは、テキトーに拾った表現よりも強烈に記憶に残ります。

これがさっき述べた“目的を明確にする”ということです。

本を多く読みたい! と思っているなら、という体で話しましたが。

乱文、長文、いまさらのレス失礼しました。
どうか創作活動が上手くいきますよう、お祈り申し上げます。

海外ドラマの知識をベースにの返信 (No: 4)

投稿者 サタン : 0 No: 1の返信

投稿日時:

そりゃある程度は読んでいたほうが良い。
というのも、表現方法というのは絵には絵が得意な表現があるし映像には映像が得意な文章には文章が得意な表現がある。
好きなものが主に映像であると、映像的なイメージを持って話を構成してしまうけど、それは文字に起こしたとき「映像だからわかりやすく面白い表現だった」というものがわからないまま映像イメージを文字にしてしまう、文章が得意な表現に変換できない、変換するという発想さえ持てないので、イメージを完全に文字に起こせたとしても首をひねる結果になるだろうと思う。
だから、映像と文章の変換を知る意味で小説はある程度読んでいたほうが良いと思う。

ちなみにここで言う「文章の表現」というのは何も言葉の選び方とか美しく読みやすい文章とかそういう話ではなくて、物語や文章自体の構成の話でしかない。
ぶっちゃけ文章自体は下手でもいいと思うし、仕事で文章を書いてるならそれで十分な素養は培っていると思う。
結局のとこ文章って作者が言いたいことをどのようにまとめるか、ってのが上手さになるから、語彙が豊富だとか比喩表現の引き出しが多彩とか、そういうのは武器にはなるけどもともとの攻撃力にはならないっていうか。
文章が上手い人、読ませる文章を書く人って構成力が凄いからね。

だから、そういう文章力的な意味で言えば、別にそんな本読んでる必要はないと思う。
ただ、繰り返しになるけど、映像には映像の、文章には文章の得意分野があって、書きたいことに対してどういうアプローチをしているかってのは映像と文章とで違うから、じゃあこの映像を文章で表現するにはどうすればよいかっていう理解は必要だし、それが出来ないのなら出来るようになるまで小説を読んだほうが良いと思う。

例えばアクションを書きたいようだけど、文章は「動き」を書くのが苦手だから派手なアクションというのが読者に伝わりにくい。それはどうするか。どう表現すれば派手さが伝わるか。読者が退屈しないか。
絵や映像が一番得意なところが、小説は一番苦手。
小説はどちらかと言うと「静」の描写が得意だから、映像の画的には動きのないつまらない場面でもキャラクターの心理状態とかを書いていくことで面白くできる。
だから、派手なアクションシーンを想定していても、それとは別に心理的な駆け引きをメインに置いてアクションだけどアクションには頼らないシーン構成をする。爆発とか銃声とかはキャラの心理や状況の描写に使いリンクさせることで派手さを演出するとか。
もちろんこれは私が適当に考えた答えの1つであって、正解ではないよ。
自分でそういう答えを出せるのか、って話ね。

こういう考えが持てるのであれば、文章的には仕事で使ってるくらいで全然問題ないし、であれば、なんとなくだけど割とすぐ書けるようになると思う。

海外ドラマの知識をベースにの返信 (No: 5)

投稿者 あまくさ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

Q.小説を書くためには小説を読むべきか?

A.読むべきです。

Q.何百冊と読むべきか?

A.必要な冊数については、現状と目的にもよるので一概に言えません。

   *   *   *

まず、逆を考えてみてください。
小説には精通しているけれど広告をまったく知らない人が、「広告文」と称してやたら文学的な文章を書いてきたら、「それじゃダメだ」と思うんじゃないでしょうか?
小説と広告の文章はまったく別物なので、たとえスレ主様が文章のプロであっても、小説をほとんど読まずに小説を書くことは現実的にはほぼ不可能です。

ただ。

スレ主様の場合、5年以上前に数十冊くらいは小説を読んだことがあるとのこと。飲み込みの良い方なら、その程度でも一応の下地にはなっている可能性があります。

   *   *   *

◎小説にあって広告文にはない(または、ほとんどないか、あっても異質)要素。

1)ストーリー
2)キャラクター
3)小説的な設定とアイデア
4)動きの描写
5)会話
6)心理描写
7)情景描写

これらのうちの多くは映画からも得ることができるでしょうが、それを文章によって表現する方法は小説を読まないとわからないはずです。
文章力だけの問題ではありません。

例えばちょっとした会話一つ書くにも、

~は、
「~~~」
と言った。

とだけ書いていればよいわけではありません。これだけだと長めの会話パートでは「言った」「言った」とやたらに続いてしまいます。
大したことじゃないと思います?
でも、これをやってしまうと相当稚拙な印象を読者に与えるし、リズムが悪くて読みにくくもなります。
そういうことをどう避けるかという、基本的にはちょっとしたことの積み重ねなんですよ、小説の文章術って。しかし、そのちょっとしたことが、けっこう難しかったりもするんです。

まあ、広告にもショート・コントみたいなのがありますから、上のような呼吸は理解されているかもしれませんが。
あくまで、何を書くかによって文章力だけでは対応できないことが多いという一例です。そして、小説的な対応を総合的に身につけるためには、やはり小説を読むのが最も手っ取り早いです。

当然ですよね?

◎何冊くらい読むのが適当か?

石田衣良氏いわく、最低1000冊は読めとか言うとりますがね(笑
経験値は高いに越したことはないので、そのくらい読んでいればそれだけプラスにはなるでしょう。

ただ、何度も言うように読むべき冊数なんて決まっているものでもないです。重要なのは目的ですから。

その目的について書きます。

一つは、上記のように小説の表現を体得するためです。しかし、それだけのために1000冊読む必要はないと思いますね。勘の良い人なら2~3冊で事足りてしまう可能性もあります。普通でも10~20冊くらいで十分かと。

にもかかわらず数をこなした方がよい理由は、実は明確です。

数100~1000冊くらい読む目的は、

1)ジャンルと想定読者対象を把握する。

2)先例を知り尽くす。

この二つです。

でですね。

この二つが目的であれば、優秀な指導者がいるか、優秀なガイド本などを所有しているかした場合には、読むべき小説の数は大幅に数を減らせます。
しかし自分一人、手探りの状態で取り組むとしたら、まず小説にはどんなジャンルがあって、自分に向いているのはどのあたりかなどの大まかな地図みたいなものを頭の中に作るところから始めざるを得ないので、それだと実際に1000冊くらいは読む羽目になると思います。

個人的には石田氏みたいに大仰なことを言わずに、「オマエみたいな小説を書きたいなら、これとこれを読んどきな」って教えりゃいいじゃんと思いますけどね。
彼の姿勢は、「甘えるな、タダで教えてもらえると思うな、教わらずに盗め」主義なんじゃないかと。

でも、それって古くね?

まあ。
それはそれで真実だと思ってしまう自分も、一方で居ることは居るのですが。

しかし、その方法がすべてだとも思いません。

情報は広く共有し集合知を活性化させる方が、めぐりめぐって自分にとっての得にもなるんじゃないか、という考え方を採用したいと今は思っています。

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