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かかかさんの投稿(スレッド)一覧

小説をイライラせずに読み、読ませる方法

投稿者 かかか 回答数 : 7 更新日時:

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カテゴリー: 文章・描写

1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですか

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カテゴリー: ストーリー

何も考えないで萌え恋愛小説が書きたい

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自分の考えたキャラクターを色々な場所で活躍させ、その過程で発生するキャラ同士の可愛いやり取りが見たいと思っています。 よくpi... 続きを読む >>

カテゴリー: 文章・描写

人知を超えた存在と人との関係を描くには

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カテゴリー: 文章・描写

キャラクターの性格をどちらにするか迷う時はどうすればいいですか

投稿者 かかか 回答数 : 7 更新日時:

主人公の性格を見栄っ張りにするかひょうきんにするかで悩んでいます。ジャンルは恋愛とファンタジーです。 一つ目の案は、一言で言え... 続きを読む >>

カテゴリー: キャラクター

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かかかさんの返信一覧

元記事:1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信の返信の返信

1.単語だけでは意味をなさない

仰ることを字義通りに受け取りますと、「単語」(二度仰っている)というレベルで考えるのは無理があるように思います。

単語単独では具体的なイメージは生じません。「猫」と書いたら猫をイメージはするでしょう。猫好きなら反応するかもしれません。しかし「猫」がどうなのかは分からない。

単語は文の中にあって、初めて具体的な意味を持ちます。例えば「猫が昼寝をしている。」なら、猫が具体化されます。しかし「猫はいなかった。」と書いたら、猫は描写されていなくて、猫好きはがっかりするでしょう。

さらに言えば、その文とても、1つだけで具体的な意味を持つわけではありません。「猫が昼寝をしている。そう思っていたのだが、実際には猫はいなかった。」と文を組み合わせる、つまり文章にしていくと各文の意味が明確になってきます。

そうなってようやく「猫」がどう描写されているかが分かるわけです。もっと申せば、文章が置かれている状況、例えば小説の文章か、新聞記事か、といったことも影響します。そうしたことを含めて「文脈」と呼んでいます。文脈というと文章だけの全体と受け取られることも多いため、コンテクストと呼ぶこともあります。

2.単語の意味はコンテクストで定まる

つまり、コンテクストがあって、ようやく単語の意味が定まるわけです。まず単語を書き出さないことには、文が1つとして出来上がらないことも事実ですが、先まで読んでようやく、最初の単語の意味が定まる。すると続く単語の意味も順次定まる。ですので、単語で目を引けるという考え方はリスクが大きいでしょう。

それでも、繰り返しですが、作者は文章を単語から書き出すんだし、読者もその単語を読み、次の単語を読み、と文章を追って行くわけではあります。最初の最初に最も伝えたい単語を置いたほうがいい。かつ、目を引くものがいい。

「猫」で書き出せば、猫好きの目を捉えやすいでしょう。しかし、猫の話なら「猫」で書き出すのか。有名な猫主人公の古典の書き出しで、「吾輩は猫である。名前はまだない。」というのがあります。

3.強調したいポイントを意識して書く

文法通りということはありますが、猫を強調するなら倒置して、「猫であるぞ、吾輩は。」とでもするべきか。どうもパッとしないように思います。冒頭の単語「吾輩」は効果を出しているといえそうです。

なぜなら面白いポイントは、やたら偉そうな猫ですから。自称が「吾輩」である点が、猫として面白いわけです。それなら「吾輩」で書き出したほうがよさそう。

4.読者にとって作品の最初の一文はタイトル

「吾輩は猫である」は作品タイトルでもありますね。Web小説が読まれる状況って、書店のラノベコーナーでどれかを手に取るのと似ています。書店では、多数のタイトル(さらにジャンル別の棚)から選んで、手に取り、冒頭から立ち読みしてみて、面白そうなら買うわけですよね。

Web小説でも、大手投稿サイトでは、多数のタイトルから興味をひかれたものを読みます。それでも膨大ですから、タグなどを頼りにジャンル、傾向を絞り込んでから探すことも多いでしょう。

そうして、気になるタイトルの小説ページに飛んで読み始めるわけですね。あらすじは読むかもしれません。そうなると、小説本文の最初の単語(あるいは最初の一文)は本当は最初の単語ではないと気が付きます。既に、少なくともタイトルは読んでいるわけです。

5.本文冒頭はタイトルの続き

そのタイトルでイメージがある程度できて、それから本文の最初の単語、一文を読む。つまり、本文を読みだすときに、既にある程度の文脈は発生しているわけです。一時期、やたら長いタイトルが流行ったのも、そのことと無関係ではないように思います。あらすじ(と称する宣伝的な紹介文章)を読んでいると、文脈はもう少し明確化してくる。

それあっての本文の書き出し部分になります。本文部分だけで考えてはならず、作品タイトルから続いて自然な一語、一文で書き出すべきであるわけです。派手かいいとか、劇的がいいとか考え出すと罠にはまります。

大事なのは自然な書き出しであることで、何がどう自然なのかは作品タイトルからスムーズにつながることでしょう。ないしは(どんでん返しとして)正反対にして意外性で目を引き付ける。

簡潔に結論を言い換えますと、読者がどうやって自分の作品にたどり着くか、よく想像してみれば、書き出しはどうすべきかはおのずと分かるようになってくる、ということになります。

上記の回答(1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信の返信の返信の返信)

スレ主 かかか : 0 投稿日時:

ありがとうございます。
単語ではなく文章のレベルで考えること、タイトルや紹介文を含めて作品だということですね。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですか

この書き込みに返信する >>

元記事:1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信

お考えのことは、そういうジャンル(ジャンル転換するジャンル)があるのではなく、いろんなジャンルで用いられる演出法の一種です。おおむね、インパクトを増すために用いられるんじゃないかと思います。以下、多少説明してみます。

1.どんでん返しは正反対にする手法

挙げていらっしゃる作品以外にも「蒼穹のファフナー」なんてありますね。第1話冒頭では平和でのどかな島の暮らしが描かれたと思ったら、その島は正体不明の敵に対処するための移動要塞で、村人は戦闘要員だったと、見えている状況が激変します。

「どんでん返し」は、語義的には「正反対にひっくり返すこと」ですが、広義には「意外な展開」でもあります。主にクライマックスで用いられます。例えば、正義の味方のリーダーと思われていたキャラが、実は悪党の黒幕だったとかです。

よく使われる手法ですよね。読者の予想通りの結末(や充分想定内の冒頭等々)を用意しても、あまり喜ばれない。長く続いたシリーズなどでは別ですが(一部の時代劇など)、通常は読者が期待するのは予想外でありながら、納得いく展開~結末です。あまくささんがNo: 3で挙げていらっしゃる「読者の予想は裏切れ。しかし期待は裏切るな。」の鉄則は大事です。

2.冒頭ではツカミを作る

冒頭(例えば第1話)では、ツカミが大事、とよく言われます。尻上がりに面白くなるんだ、と作者が考えて物語作りしても、面白くなるところまで読み進めてもらわないと意味がありません。だから最初に読者の目を引くイベントを入れておく。例えば推理物では「冒頭で死体を転がしておけ」というコツがよく言われています。

出だしからパッと緊張感を高めてやるわけですね。すると読者は、盛り上がりを感じて、出だしにしてこれなら先が期待できると思えるわけです。しかし、イベントの種類、規模、性質等次第な面もあります。推理物の主題が殺人事件の解決ではなく、「失くした100円が見つからないのはなぜか」だと、華やかな出だしにはしにくいでしょう。

3.どんでん返しが作るのは落差の大きさ

ではどうするか、となります。盛り上がりがどうして盛り上がりなのか考えてみると、落差であることに気が付きます。例えば、いったん不幸のどん底に突き落とされて、なんとか這い上がって元通り、も立派なハッピーエンドですよね。元通りで何が嬉しいんだ、とはなりません。落とした1万円札を見つけて物凄く嬉しかった、みたいな経験は誰にでもあるんじゃないでしょうか。

落差だと考えてみると、最初はテンションを低くすればいいわけです。出だしでテンションを下げている有名作品が例えば「涼宮ハルヒの憂鬱」です。一人称主人公キョンのかったるい話で始まります。クリスマスを子どもの頃から信じていなかったどうこう、ですね。そういう駄弁りメインの小説かと思ったら、行動上の主人公のハルヒが登場し、人間には興味がない、宇宙人・未来人・超能力者は自分のところに来いとか言い出す(そして、ハルヒが気づかないまま、望み通りになっていく)。

キョンの語りの「サンタクロース」が暗示となっているといえなくもありません。が、それだけで奇矯なハルヒの出現は予想できないですよね。もし冒頭がハルヒの奇矯な台詞で始まったら、目を引く効果はそれほど高くなさそうです。下げてあるから落差が出て、「この先はどうなるのか?」という興味を抱かせることに成功していそうです。
(もちろん、ハルヒの台詞までで飽きて放り出した人も少なくなかったとも推察できる。)

「100円を探す推理物」であれば、その100円がないために主人公が困るという下げを入れる手があります。親から「お前、釣銭から100円くすねただろ」と決めつけられるとか、100円足りないばっかりに、喉から手が出るほど欲しいもの(真夏のアイスキャンディ―とか)が買えないとかです。

4.ホラーでのセオリー的な手法

そういうテンション操作は二段構えもあります。ホラーでよく使われるテクが、いかにも幽霊が出そうな状況を作り(テンション上げ)、わざと幽霊を出現させず(下げ、いったん上がっただけに大きく下がる)、作中キャラがいったんホッとしたところで(読者/観客も同調して緩む)、幽霊が突如、意外な方向から出現する(下げ切ったところからマックスまで上げで落差最大)、というものです。

5.どんでん返しは意外性の演出の一つ

テンションだけがそういう効果を出せるわけではなく、落差を意外性と枠を広げてみれば、仰るようなジャンルの転換もあるでしょう。ハルヒの例でも、駄弁り系かと思ったら、超常現象系に切り替えてもいるわけですよね。意外性の大きさとしては、テンション操作以外に、ジャンルの切り替えも効いています。

ハルヒ以降、特にアマチュア作品で冒頭からダレた一人称主人公の語りを入れる傾向が強くなったように感じます。「そういうテンプレだ」「ダレてると受ける」といった考えだったようです。しかし間違った解釈で、実際に効果を出しているポイントは上記で申し上げた通りです。

「途中からジャンルを変えるタイプ」というジャンルもありません。一種の演出法ですから、どんなジャンルでも使われるテクです。話しの流れとして、途中までは偽装であり、一気にテンションを高める、意外性を大きくして目を引き付ける狙いであるわけです。

それを第1話で行うなら、冒頭のツカミを作るテクですし、中盤で行うならダレて来た流れをいったん引き締める狙い、終盤ならクライマックスの効果を高めるセオリー的なものになります。

6.お考えの2タイプについて

このうち、気にしておられるのは冒頭のツカミでしょうか。そうだとしますと、お考えのことは、

> 「途中からジャンルを変えるタイプなら片方をありがちなものにする」
→冒頭のイベント・シーンがいまいち目を引きにくいなら、いったん下げを入れる。

> 「驚きを入れるタイプなら最初から異色なことをする」
→目を引く冒頭イベント・シーンを思いつけたなら、奇をてらわず、そのまま提示する。

ということになります。

7.どんでん返しの弊害

目を引くイベントを思いつけたら、さらに効果を高めるため、どんでん返しを盛り込みたくなるかもしれません。しかし、それは慎重であるべきです。どんでん返しには、やってはならないことがありまして、それは「どんでん返しに次ぐどんでん返し」です(上級者は除く)。

単独で目を引くイベント・シーンが思いつけた場合、しばしばどんでん返しの要素が既に入っています。ですので、さらに下げる出だしにすると、上げに入る時点でどんでん返しが生じます。そして、ツカミのイベント本体でもどんでん返しが生じる。

そうなると、読者は「また事態がひっくり返るのか?」と用心します。言い換えれば、「いつになったら話が見えるのか?」「どれがオチなんだ?」というイライラ感です。上記で例にしたホラー物の二段構えも繰り返すとマズい手法です。二度目は読者/観客に「またか」と思われ、三度目だと笑いだす人まで出かねません。

8.結論再掲:要はインパクト次第

長くなりましたので結論を簡潔に繰り返しますと、冒頭のイベントやシーンが、

・インパクトが足りないと思ったら、下げてから上げてみる。
・目を引けると思ったら、そのまま出してみる。

となります。

9.補足:まどマギの事例

まどマギ(2011年~)なんですけど、あれ以降、やたら深刻な魔法少女ものが連発されたように感じます。シビアにすればいいんだろう、と思われたのかなと思います。

私見ですが、まどマギは一発芸ではなかったかなと思います。魔法少女ものは既にジャンル化し(さらに衰退もしていた)、「魔法少女はこういうもの」というイメージがありました。そのイメージを利用して、例えばパロディで笑いを取る作品「大魔法峠」(2001~2007年)がありました。

まどマギにせよ、大魔法峠にせよ、既存の魔法少女ジャンルを用いたからこそということは意識する必要があります。言い換えれば、確立したジャンルを利用しないと、そういうこと(意外な魔法少女像を作る等)はできないということです。

例えば、まどマギでもこうしているから、という考えは一般的には通用しない。意外性、作品の方向性の切り替えの事例として参考にする際には充分留意されるべきかと思います。

上記の回答(1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信の返信)

スレ主 かかか : 0 投稿日時:

詳しい回答ありがとうございます。

> 冒頭のイベント・シーンがいまいち目を引きにくいなら、いったん下げを入れる。
> 目を引く冒頭イベント・シーンを思いつけたなら、奇をてらわず、そのまま提示する。

こちらが特に参考になると感じました。また、どんでん返しの類を何度もやらないということも、確かにと思いました。

既存のジャンルをもちいるものとしては他にハリーポッターシリーズが思い浮かびますね。
空飛ぶ箒を使ってスポーツするのはなかなか思いつくことじゃないですから。

例外は多いですけど、例えばウェブで小説を書く場合、やはり一番最初にインパクトのある単語とかがないとダメでしょうか?

ハルヒの場合、冒頭の語りが許されたのは冊子だったからで、web小説なら最初はその小説のテーマのうちで動きのある部分、例えば戦闘や破壊、破産のあるシーンや、ギャグ的な単語を入れればより多くの人に読んでもらえる、ということはありますか?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですか

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元記事:1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信

>>したがって、「途中からジャンルを変えるタイプなら片方をありがちなものにする」「驚きを入れるタイプなら最初から異色なことをする」

を、質問者さんは実行しようと思っている

聞きたい意見

①このアイデア良いと思う?
②カプ厨のハピエン厨である自分は途中に下手に不穏な設定を入れて読者を困惑させたくないけど、そう取られる危険性がある?
③俯瞰してみればジャンル的にそんなに奇抜なものではないかも?
④なんか変な落とし穴にハマらないかな

で、ええんかな?
A①まあいけると思う
A②短編を何作か描いて全部ハッピーエンドにしておけばいいと思う。【この作者は完結まで書きぬく根性があります。ハッピーエンド派です】って自己紹介になるから。
悪役令嬢なザマァものとか。
A③うん、珍しくはないよ
A④2個くらい知っています
―――――――――――――――――
①③
推理小説用語でレッドへリングという技法らしい。

真実の中に「やたら目立つ誤情報」をまぜて真実に気付かせにくくする感じ。
火サスとかで、いかにも犯人っぽい容疑者が【犯人は私です】とか遺書を残して自殺したように見せかける「お約束展開」みたいなの。

 なろうでSF書いている人もこれ系が多い。ファンタジ-に見せかけてSFオチとか。
例示された作品全てを知っているわけでは無いですが【あ、そーゆーオチか~】となって見るの止めた作品があります。
進撃の巨人とかもやや「それ系」だと思う。
―――――――――――――――――――――
④突き詰めていくと【三角関係で、主人公と当て馬っぽい方がくっついてしまったラブコメ】系です。

1、サブヒロインや擬装用シナリオの方が読者に「うけ」てしまい、真実が提示された瞬間ガッカリされる。
【ドラゴンクエスト・ユアストーリー】なんかも後半10分で「誰も喜ばない真実」が提示され炎上。
客のニーズを考えず、独りよがりな真実を提示するのは難

2、あと、読者に沿うか自分のシナリオに沿うかの二択を目せまられるのも難。

・・・・まぁ、何だかんだ自分のシナリオ通りに〆ちゃうのがおススメ。ちゃんとそこまでに布石や矛盾、謎をバラまいておきましょう。

上記の回答(1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信の返信)

スレ主 かかか : 0 投稿日時:

ありがとうございます。
作者をハッピーエンドを描く人だと思わせるのは効果的ですね。やってみようと思います。
レッドヘリングというのですね。
世界観の仕組みなど、「誰も喜ばない真実」を利用するのはやめたほうがいいということですね。承知しました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですか

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元記事:1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信

なんとなく、短編以外だとラノベでやるには難しいと思うし、そういったラノベもあまり見ない気がするけど……。

アニメ・漫画をソースにして語ると、物語が一区切りつくタイミングで一枚絵をドーン! ってやる描き方が多い気はしてます。
あとは『がっこうぐらし!』みたいに視点変更か。これも、一枚絵ドーンですけど。

ラノベでやる場合、一目見てハッキリと『これは異常事態だ!』ってなる描写をぶっこむのが難しいんじゃないかと考えます。
ただ、できないってことは全然なくてちまちました伏線(あるある設定だけど、違う意味にもとれるような奴とか)をあらかじめ用意しておいて、そのうえで視点人物の動きを調整してやれば、書けると思うっす。

正直言って、とても見てみたいです。頑張ってください。

上記の回答(1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信の返信)

スレ主 かかか : 0 投稿日時:

ありがとうございます。
自分もこれはライトノベルでは珍しい試みだとは思うのですが、やるとすれば確かに視点の変更が鍵になりそうですね。
考えてみます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですか

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元記事:1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信

うまくやる分には効果的な手法だと思います。しかし、注意点がいくつかあります。

序盤の展開をA、流れを変える新展開をBとしますね。

注意点は以下かと。

1)Aがありきたりだと、Bまで読んでもらえない。

2)Aが面白くても、Aの好きな読者はBで失望するかもしれない。

3)逆にBが好きな読者は、一般的にAが面白くても好みに合わず、1と同様にBまで読んでくれない可能性がある。

ただでさえ序盤にウリ(つかみ)を仕込むのは難しいのに、A・B両方に違うウリを盛り込まなければならず、しかもその二つのウリの片方が読者の嗜好に合わずに喧嘩してしまうおそれがあります。それを避ける配慮も必要で、難易度はかなり高いかと。

しかし、スレ主様が例示されているようにいくつかの成功例もあります。それらの作品では上記の1・2・3にどう対処しているかを確認しながら見直してみるのがよいかと。

私的には、あげていらっしゃる何作かのうち『まどマギ』以外は知らないのですが。

まどマギの第3話はけっこう有名になっていて、確かにそこにB点が作られていたなと私も思います。

1については、定跡的ながら「謎の転校生」などの手法を盛り込み、イヌカレー演出のユニークな魔女描写などで興味をつないでいます。

ちなみに、あの第3話については脚本家が「序盤の3話までに視聴者をつかめれば後はついてきてくれる」という見解を明言しています。
しかし、「2話あたりまでで視るのをやめようかと思った」という声もチラホラ聞こえるんですね。
つまり作り手がかなり意図的に、序盤ではギリギリ第3話まで引き付けられればいいと考えていたことが分かります。第3話に爆弾を仕掛けているということが前提です。

2・3についても、脚本家の談話が参考になります。

それによると、今の読者・視聴者は、頭の中にストーリーのデータベースができているような気がする、と言うんですね。無意識に、この展開なら先はこうなるだろうと推測しながら見ていると。
だから、どこかでその予想をはずしてやると「あれっ?」と思い、「この先も見ておかないとマズイかもしれないぞ」と。そう感じさせるのがコツなんじゃないかと思いながらあの第3話を作ったとのことです。

まどマギのAパートには穏やかな日常描写もありますが、「謎の転校生」や魔女描写などで1話から不穏で妖しいムードもちゃんと演出されていたことに注目。けしてAは日常、Bから急にホラーという単純な作りではありません。AもBもホラーであることには変わりはなく、そこで視聴者の嗜好に齟齬が生じることはありません。
ただ、同じホラーでもAはややありきたり、Bでは定跡をはずす展開で視聴者を驚かせるということを仕組んでいます。そしてB点を境にして、Aの「あまり動きのないホラー展開」が、「どんどん加速していくホラー展開」に変化する感じでした。

エンタメの鉄則に、

◎読者の予想は裏切れ。しかし期待は裏切るな。

というものがあります。

途中で流れを変える仕掛けで失敗しがちなのは、読者の予想を裏切ることに気を取られすぎて、期待まで裏切ってしまうからだと思われます。
そこが注意点かと。

上記の回答(1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信の返信)

スレ主 かかか : 1 投稿日時:

ありがとうございます。
つまり読者に分かるように布石を配置してジャンルを明示する
そしてジャンルの質を変えるという方法で、期待は裏切らない
こういうことでいいでしょうか。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですか

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