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1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信の返信(元記事)

詳しい回答ありがとうございます。

> 冒頭のイベント・シーンがいまいち目を引きにくいなら、いったん下げを入れる。
> 目を引く冒頭イベント・シーンを思いつけたなら、奇をてらわず、そのまま提示する。

こちらが特に参考になると感じました。また、どんでん返しの類を何度もやらないということも、確かにと思いました。

既存のジャンルをもちいるものとしては他にハリーポッターシリーズが思い浮かびますね。
空飛ぶ箒を使ってスポーツするのはなかなか思いつくことじゃないですから。

例外は多いですけど、例えばウェブで小説を書く場合、やはり一番最初にインパクトのある単語とかがないとダメでしょうか?

ハルヒの場合、冒頭の語りが許されたのは冊子だったからで、web小説なら最初はその小説のテーマのうちで動きのある部分、例えば戦闘や破壊、破産のあるシーンや、ギャグ的な単語を入れればより多くの人に読んでもらえる、ということはありますか?

1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信の返信の返信

投稿者 手塚満 投稿日時: : 1

1.単語だけでは意味をなさない

仰ることを字義通りに受け取りますと、「単語」(二度仰っている)というレベルで考えるのは無理があるように思います。

単語単独では具体的なイメージは生じません。「猫」と書いたら猫をイメージはするでしょう。猫好きなら反応するかもしれません。しかし「猫」がどうなのかは分からない。

単語は文の中にあって、初めて具体的な意味を持ちます。例えば「猫が昼寝をしている。」なら、猫が具体化されます。しかし「猫はいなかった。」と書いたら、猫は描写されていなくて、猫好きはがっかりするでしょう。

さらに言えば、その文とても、1つだけで具体的な意味を持つわけではありません。「猫が昼寝をしている。そう思っていたのだが、実際には猫はいなかった。」と文を組み合わせる、つまり文章にしていくと各文の意味が明確になってきます。

そうなってようやく「猫」がどう描写されているかが分かるわけです。もっと申せば、文章が置かれている状況、例えば小説の文章か、新聞記事か、といったことも影響します。そうしたことを含めて「文脈」と呼んでいます。文脈というと文章だけの全体と受け取られることも多いため、コンテクストと呼ぶこともあります。

2.単語の意味はコンテクストで定まる

つまり、コンテクストがあって、ようやく単語の意味が定まるわけです。まず単語を書き出さないことには、文が1つとして出来上がらないことも事実ですが、先まで読んでようやく、最初の単語の意味が定まる。すると続く単語の意味も順次定まる。ですので、単語で目を引けるという考え方はリスクが大きいでしょう。

それでも、繰り返しですが、作者は文章を単語から書き出すんだし、読者もその単語を読み、次の単語を読み、と文章を追って行くわけではあります。最初の最初に最も伝えたい単語を置いたほうがいい。かつ、目を引くものがいい。

「猫」で書き出せば、猫好きの目を捉えやすいでしょう。しかし、猫の話なら「猫」で書き出すのか。有名な猫主人公の古典の書き出しで、「吾輩は猫である。名前はまだない。」というのがあります。

3.強調したいポイントを意識して書く

文法通りということはありますが、猫を強調するなら倒置して、「猫であるぞ、吾輩は。」とでもするべきか。どうもパッとしないように思います。冒頭の単語「吾輩」は効果を出しているといえそうです。

なぜなら面白いポイントは、やたら偉そうな猫ですから。自称が「吾輩」である点が、猫として面白いわけです。それなら「吾輩」で書き出したほうがよさそう。

4.読者にとって作品の最初の一文はタイトル

「吾輩は猫である」は作品タイトルでもありますね。Web小説が読まれる状況って、書店のラノベコーナーでどれかを手に取るのと似ています。書店では、多数のタイトル(さらにジャンル別の棚)から選んで、手に取り、冒頭から立ち読みしてみて、面白そうなら買うわけですよね。

Web小説でも、大手投稿サイトでは、多数のタイトルから興味をひかれたものを読みます。それでも膨大ですから、タグなどを頼りにジャンル、傾向を絞り込んでから探すことも多いでしょう。

そうして、気になるタイトルの小説ページに飛んで読み始めるわけですね。あらすじは読むかもしれません。そうなると、小説本文の最初の単語(あるいは最初の一文)は本当は最初の単語ではないと気が付きます。既に、少なくともタイトルは読んでいるわけです。

5.本文冒頭はタイトルの続き

そのタイトルでイメージがある程度できて、それから本文の最初の単語、一文を読む。つまり、本文を読みだすときに、既にある程度の文脈は発生しているわけです。一時期、やたら長いタイトルが流行ったのも、そのことと無関係ではないように思います。あらすじ(と称する宣伝的な紹介文章)を読んでいると、文脈はもう少し明確化してくる。

それあっての本文の書き出し部分になります。本文部分だけで考えてはならず、作品タイトルから続いて自然な一語、一文で書き出すべきであるわけです。派手かいいとか、劇的がいいとか考え出すと罠にはまります。

大事なのは自然な書き出しであることで、何がどう自然なのかは作品タイトルからスムーズにつながることでしょう。ないしは(どんでん返しとして)正反対にして意外性で目を引き付ける。

簡潔に結論を言い換えますと、読者がどうやって自分の作品にたどり着くか、よく想像してみれば、書き出しはどうすべきかはおのずと分かるようになってくる、ということになります。

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