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分量を増やすアドバイス欲しいです。の返信(元記事)

ふじたかなめ様、t様。アドバイスありがとうございました。
読んで頂いた盗賊兄弟の話は三話目位の予定で作っていました。中途半端な部分を載せてしまって申し訳ないです。
今はお二人に頂いたアドバイスを見返しながら一話目から書き直しております。
話の流れと話数は以下で進めたいと思ってました。
1〜4、で取り除いた方が良さそうな箇所。
途中でこんな場面も入れた方が良さそう。等もご意見頂けると嬉しいです。

1
獣にめちゃくちゃにされる少女。
2
精神が崩壊した少女に、前世の記憶が蘇る。
3
獅子男の隙をついた猫女が男を殺害。
制御を失った獣達に追われながら逃走。
時間稼ぎor通路の狭さで猫女は脱出不可。
盗掘口から少女だけ脱出。
4
盗賊に拾われて売られる。

途中経過ですが下記が一話目です

「....ぅぅ......ぅ....ぅ」

石造の壁と鉄格子、淀んだ空気が漂よう牢獄で、#真闇祖__ダークエルフ__#の少女の嗚咽が響く。
ペタ、じゃらりと、石床の上を鎖で繋がれた二足の裸足で逃げ惑う少女を、のそりをした足取りで追い立てるは、一匹の獅子の魔獣だった。
少女とは対称的に獅子の足音は静かな物。
グルルルル...
腹を空かせた獣の唸り声が重なる。

「クロロぉ、クロロ、もういやぁぁぁ、やだぁ...やだよぉ...」
「で、殿下....」
逃げ場のない牢獄、一辺の壁を背に、少女は鉄格子の向こうへ震える声で呼んだ。
格子の向こうには大小の影が二つ。
少女にクロロと呼ばれた#猫獣人__バトティス__#の女が、びくともせぬ格子を両の手で掴みながら、悲痛な声をあげる。

「ひひひ、まだまだいい声で鳴きますねぇ」
女の後ろでは少女と女の様子を眺め、腕を組みながら石の通路に背中を預ける#獅子獣人__セクメティ__#の男が笑っている。

女は青褪めた顔に多少血色を戻し、行きよい良く立ち上がると背後の男に詰め寄った。
「ライアン!これ以上は殿下が!!今すぐお止めなさい!!!父王がご帰還されれば、貴方も只では済みませんよ!」
「あっはっはっはっは!....クロロさん、今の情勢で父王が本当に帰って来るとお思いですか?既にあの方はこの国を追放されている!今の王朝は御息女のベレニケ様、お母上のクレオゴーラ様の物。その方々のご指示で私はこうしてるのですよ?」
「そ、そんなのはあなたの方便です!あの方々はパトラ様のご幽閉を命じただけ!!こんな、こんな事は命じられてないでしょう!!!」
「ふふ、どの道パトラ様に奴隷紋を付けたのは姉君方です。神官である私が、#奴隷__フムト__#をどう扱おうが勝手でしょう」
「ライアン貴様!!王家の血を引くお方によくも!!!!」
女が男の首元の布に掴みかかる。

「....貴方も、既に王家の召使いでは無くなっている。#元王女__・__#が最低限、ここで生存出来る為だけに居る世話係です。このデウスの#王墓__ピラミッド__#から出る事も許されぬ身で、神官である私に無礼な言葉は謹んで頂きたい」
言いつつ、男の右の手甲に記された紋様が光った。
数瞬の間を置いて二人の居る通路、女の背後で魔法陣が瞬き、牢の中に居る獅子と同じ様な獅子の魔獣が姿を表した。

「...その世話係の私が、これ以上パトラ殿下の消耗を避けろと言っているのです!幾ら王家の血を持ってしても、あそこまで回復に魔力を消費されては死んでしまう!!!貴方の頭にはスカラベの糞でも詰まってるのですか!!!」
「...ぐはっ」

女は男を掴み上げていた首元を起点に、男を通路の壁に叩きつけてからニ歩引いて、背後に居た獅子を視界に収めた。
「.......、躾のなっていない雌猫の様だ」
ふんと、鼻息を荒く。多少よろめきながら男は佇まいを正す。

暫し、少女の啜り泣く声だけが響く。
牢の中に居る獣も、女が男の胸倉を掴み上げた時より、鉄格子の向こうに注意を向けたままだ。

男は自らの召喚した通路側の獣と、女を睨み付けて口を開いた。
「では、こうしましょう。貴女に私への誠意を見せて頂きます」
「誠意.....ですか?」
横で尾を揺らす獣に気を配りつつ、女は聞き返す。
男は一つ指を立て。
「そうです、私はこの#王墓__ピラミッド__#へ、ただペット達の餌やりに来た訳ではありません。ここの主へ、我らが#王__ファラオ__#からの密書も届けに来たのです」

女は餌、と言う単語に拳を握り込みながらも、二本目の指を立てた男へ続きを促す。
「貴方もここに来て暫く経つでしょう?最下層まで行くことがどれ程大変な事か....、わからない訳では無いはずだ」
「....では私に、最下層まで行くのを手伝えと?」
「はっはっは、それも大変惹かれる提案では有ります、が、違いますよ」
「.....?」
「ふふ、先程貴方が私へ乱暴を働いた事をお忘れですか?オーガ並の威力でしたからね、この痛みが続いては私が最下層へ密書を届けるのは難しいかも知れない」

パチリ
男が指を鳴らす。
牢の中の獣は、待ちわびたと言わんばかりに、少女へと歩み始める。
「!!!?だから辞めなさいといっt「ですから」...」
「この私の痛みに対する謝罪として、、、貴女は私に、股を開きなさい」
男はその顔に劣情を浮かべてそう言った。

ーーーーーーーー

ーーー音ーーーー
グチュ
獅子が少女の腕を食いちぎる。
ーー痛みーーーこの獣のお腹が一杯になるまで、私はずっと食べられる。
これで、3度目。
獣は這い逃げる少女をゆっくりと追い回す。
「やだ、やだやだやだぁぁぁぁぁ!!」
「あーはっはっはっは!」
「クロロぉ、クロロぉ...た、助けっ.....や゛ぁぁぁぁぁ」
少女が牢の格子を掴み助けを乞う、その足に喰らいつく獣。
少女と獣の閉じ込められた牢の隣の牢では、臓物の咀嚼音とはまた違った音がこだましている。
「お、お嬢様....ぐっ..」
叫ぶ少女に苛立ったのか、獣は少女の足首に牙を立て.....黙れ、と言う様に少女を床に叩きつける。
「あがっ..ぁ..」
グル....
獣は前二足の間にある少女の腹部を、その足先の爪で裂く。
「あ...あぎ....」
こぼれ出る臓物、新鮮な匂いを一嗅ぎし、齧りつく。
「や゛....や゛ぁぁぁぁぁあ....」
少女は先程喰われてなお、既に治りかけ、骨と肉。神経などを露出させながら再生されつつある手を、獣の頭へやり押し返す。
グチャ....グチャリ...
そんなものは気にならぬと言う様に、獣は喰らっては再生をし続ける、減らない餌を喰らい続ける。
「.....、あ゛ぁぁ、あああああ゛ぁぁあああ!」
少女はいくら押し退けても退かせぬ獣の顔に拳を入れはじめる。
ぽす....ぽす、非力な打音と臓物の咀嚼音が牢に木霊する。
グルル....
獣はその拳も数度ほどは気にならなかった様子。だが痛みに慣れ始め、半狂乱の少女に鼻柱を叩かれる続けるのは我慢ならぬ、と。忌々しげに顔をどかした。
「....はぁ、はぁ、はぁ....」
少女は途切れる痛み、多少は和らぐ痛みにうめきながら、荒い呼吸をくりかえす。
ぐるる...
静かに食事を続けさせろ、獣は唸る。
「や、やめてぇ、もう痛くしないで...」

数秒、破けた腹の傷が治った少女。
先ほどから続く攻防に嫌気が差して来た獣は、
この獲物のどこに噛み付けば、静かに臓物を食せるのか考えた。
ガルルル..。
「ひっ....」
間を置いて再度、獣は数歩分離れていた距離を縮め始める。
格子を背に、少女は立ちあがり行き場のない絶望に飲まれ行く。
「助けて...たすけて....あ」
獣が少女に飛びかかり、その巨大な爪で少女の頭部を切り裂こうと振るう。
バギンっ!
避けようとかがみ込む少女、ずる、と獣の巨体に押される形で床に潰された。
避けられた獣の爪が、鉄の格子をひしゃげさせる。
グル...
だが少女の体は獣に組み敷かれる。
ポタと、少女の頬に臓物の臭気と獣の涎が垂れ落ちた。
獣は次に齧り付く場所を定め、その顎を開ける。
「あ、あああ.....」
少女の頭蓋を挟みこみ、徐々に閉じられる顎。
「あ゛ぁあああああああ....」
自らの口腔の中、喧しくなる声へ苛立ちながら、獣はこれでまた暫く、静かに食事にありつけると。
少女の頭蓋へ食い込んだ牙に力を込めた。

分量を増やすアドバイス欲しいです。の返信の返信

投稿者 t 投稿日時: : 1

こんにちは、中途半端な部分を載せてしまって申し訳ないについてですが、あれは参考文だったのでこちらとしては何も思ってないので心配しないでください。むしろ参考文も何もないところで聞かれても答え辛いため、参考文があって助かりました。

それから、「1〜4、で取り除いた方が良さそうな箇所。途中でこんな場面も入れた方が良さそう。等もご意見頂けると嬉しいです」についてになりますが。
例えば多くの読者に読んでもらいたいか、あるいは売り物を目指したいかで作品の方向性に違いがでてきたりします、それはそれで読者を考えて書かないあるいは書けないことがでてきて取捨選択しないといけません。今回はそういったこだわりというか作品の狙いが書かれていないので、作者様の好きなように書いて小説を楽しむのが正解になります。
ここで終わると突き放したみたいに思われるかもしれないので念のため書いておくと。

1~3は、シンプルに亡国の姫が逃亡に失敗して、そして4に繋がったを書けばいんじゃないかなと思ったりしましたが。もしこれを採用するなら今書いてある1~3を新たに作り直さないといけないと思うので、まぁやっぱりそんなめんどくさいことはしなくても自分の好きなように書くのが一番いいと思います。
ではでは小説楽しんでください応援しております。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 分量を増やすアドバイス欲しいです。

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